表とピボット・テーブルの挿入

挿入できる行および列の最大数は、使用しているExcelのバージョンによって異なります。ワークシートのサイズ制限の詳細は、Microsoft Excelのドキュメントを参照してください。

  表またはピボット・テーブルを挿入するには:

  1. 表またはピボット・テーブルを開始するExcelワークシート、PowerPointスライドまたはWordページの場所にカーソルを合せます。

  2. Oracle BI EEのプレゼンテーション・カタログで、表またはピボット・テーブルを右クリックします。

  3. 次のいずれかを選択します:

    • 「挿入」 - 選択した表ビューまたはピボット・テーブル・ビューが、BIアンサーで定義されたフォーマットで挿入されます。図35および図36を参照してください。

      BIアンサーで表またはピボット・テーブルに対してプロンプトが定義されている場合は、「プロンプト・セレクタ」・ダイアログ・ボックスが表示され、表示するデータを選択できます(それ以外の場合は、表またはピボット・テーブルが直接挿入されます)。最初の挿入後、Oracle BI EEのリボンの「プロンプトの編集」アイコンをクリックして、プロンプトを編集できます。詳細は、プロンプトの操作を参照してください。

      表またはピボット・テーブルに対してページ・プロンプト(BIアンサーのビュー・プロンプト)が定義されている場合は、Oracle BI EEのリボンの「ページ・プロンプトの編集」をクリックして編集することもできます。ページ・プロンプトの操作を参照してください。

      注意:

      図 35. BIアンサーのフォーマットで表として挿入される表ビュー

      フォーマットされた表として表示されるデータです。

      図 36. BIアンサーのフォーマットでピボット・テーブルとして挿入されるピボット・テーブル

      ピボット・テーブルとして挿入される表です。

      Smart Viewクライアントでは、表はグリッド形式で表示されます。

    • 「Excel表として挿入」(表ビューのみ) - 選択した表ビューはExcel表として挿入されます。ページ・プロンプト・エッジおよびセクション・エッジの列(存在する場合)は、ドロップダウン見出しとして表上部に移動されます。Excelの操作を使用してフィルタ処理、式の定義、ソートおよび他のExcelタスクを実行する場合は、このオプションを選択します。

      表ビューがExcel表として挿入されると、BIアンサーで定義されたプロンプトは使用できません。

      選択した表はワークシートに挿入されます。図37を参照してください。

      図 37. Excel表として挿入される表ビューの部分

      リストとして挿入された表で、ドロップダウンの見出しから結果をフィルタリングできます。
    • 「Excelピボットとして挿入」(ピボット・テーブル・ビューのみ) - 選択したピボット・テーブル・ビューはExcelピボット・テーブルとして挿入されます。ページ・エッジおよびセクション・エッジの列(存在する場合)は、レポート・フィルタ領域にマップされ、メジャー・エッジの列は値領域に移動されます。集約、ピボット、ドリル、ソート、フィルタ処理などの詳細な分析を実行する場合は、このオプションを選択します。

      選択した表またはピボット・テーブルがワークシートに挿入されます。図38を参照してください。

      注意:

      • ピボット・テーブル・ビューがExcelピボット・テーブルとして挿入されると、BIアンサーで定義されたプロンプトは使用できません。

      • Excelピボット・テーブル・ビューを使用する場合、サポートされるのは、数値データ型のメジャー列を含むビューのみです。

      • Excelワークシートごとに使用できるExcelピボット・テーブルは、1つのみです。また、Excelピボット・テーブル・ビューは、常に新しいワークシートに挿入されます。データ・ソース接続が1つの場合も複数の場合も、これが既定の動作です。

      図 38. Excelピボット・テーブルとして挿入されるピボット・テーブル

      Excelピボット・テーブルとして挿入される表です。

ビューの編集の説明に従って、表およびピボット・テーブルを編集できます。