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Oracle® Enterprise Data Qualityインストレーションおよびアップグレード・ガイド
リリース11g R1 (11.1.1.7)
E51452-01
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4 EDQインストーラの実行

この章では、Linux、UNIXおよびWindowsにEDQをインストールする方法について、次の内容で説明します。

4.1 LinuxおよびUNIXでのインストーラの起動

LinuxまたはUNIXシステムで、.shインストール・ファイルを使用してインストール・プログラムを起動するには、次の手順を実行します。

  1. EDQインストール・ユーザーとしてターゲット・システムにログインします。第2.2.3項「ユーザー・アカウントの選択」を参照してください。

  2. インストール・ディレクトリ/opt/edq_install/edq/Disk1に移動します。


    注意:

    続行する前に、ログインに使用したユーザーに関して、このディレクトリ内のすべてのファイルが実行権限を持つことを確認してください。


  3. 次のコマンドを入力してインストールを開始します。

    ./runInstaller -jreLoc JDK_HOME

  4. JDK_HOMEディレクトリを入力し、[Enter]を押します。

    EDQ OUIプログラムが表示されます。

  5. 第4.3項「インストールの完了」に進んで、インストールを完了します。

4.2 Windowsでのインストーラの起動

Windowsプラットフォームで.exeファイルを使用してインストール・プログラムを起動するには、次の手順を実行します。

  1. EDQインストール・ユーザーとしてターゲットのWindowsシステムにログインします。第2.2.3項「ユーザー・アカウントの選択」を参照してください。

  2. MS-DOSコマンド・プロンプト(cmd.exe)を探して、それを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。

  3. インストール・ディレクトリC:\edq_install\edq\Disk1に移動します。

  4. 次のコマンドを入力してインストールを開始します。

    setup.exe -jreLoc JDK_HOME


    注意:

    デフォルトのインストール・ディレクトリC:\Program Files\Java\jdk1.7.0_25のように、JDK_HOMEディレクトリに空白が含まれている場合は、次のディレクトリ構文を使用する必要があります。

    C:\Progra~1\Java\jdk1.7.0_25

    詳細は、『Oracle Fusion Middlewareリリース・ノート11gリリース1 (11.1.1) for Microsoft Windows』を参照してください。


    EDQ OUIプログラムが表示されます。

  5. 第4.3項「インストールの完了」に進んで、インストールを完了します。

4.3 インストールの完了

表4-1「インストール・プログラムの実行」の手順に従ってインストールを完了します。いくつかの画面は、表に記載されている特定の状況でのみ表示されます。

インストール画面の表示については、付録A「インストール画面」を参照してください。

表4-1 インストール・プログラムの実行

画面 手順および必要な操作

ようこそ


「次へ」をクリックし、インストールを続行します。

「終了」をクリックすると、いつでもインストールを取り消すことができます。

ソフトウェア更新のインストール


Oracle Identity Managementをインストールする前にソフトウェアの更新を指定し、インストールします。

My Oracle Supportで更新を検索するには、「My Oracle Supportで更新を検索」を選択し、ユーザー名およびパスワードを指定して、「更新の検索」をクリックします。検索する前に、「プロキシ設定」をクリックしてプロキシ・サーバーの設定を変更し、「接続のテスト」をクリックして資格証明をテストできます。

コンピュータに保存した更新を検索するには、「ローカル・ディレクトリで更新を検索」を選択し、ディレクトリを指定して、「更新の検索」をクリックします。

ソフトウェアを更新しない場合は、「ソフトウェア更新のスキップ」を選択し、「次へ」をクリックしてインストールを続行します。

インストール・タイプの選択


デフォルトの「WebLogic Serverのインストール」はこれがインストール済のアプリケーション・サーバーの場合に使用し、「他のプラットフォームのインストール」はアプリケーション・サーバーがTomcatまたはWebSphereの場合に選択します。

「次へ」をクリックして続行します。

前提条件のチェック


「次へ」をクリックして続行します。

インストール場所


Middlewareホーム・ディレクトリを指定します(これは、EDQ、WebLogic Serverなど、ターゲット・システムにインストールされたすべてのFusion Middleware製品の集中サポート・ディレクトリとして機能します)。

製品がインストールされて使用されるEDQのホーム・ディレクトリを指定します。たとえば、Oracle_EDQ1となります。

EDQが指定ディレクトリに存在する場合、「はい」を選択して既存のインストールをアップグレードするか、「いいえ」を選択して別のEDQインスタンスを作成できます。

「次へ」をクリックして続行します。

インストール・サマリー


インストール」をクリックして続行します。

インストールの進行状況


インストール・プログラムの進行状況が100%に達したら、「次へ」をクリックして続行します。

インストール完了


「終了」をクリックしてインストール・プログラムを終了します。


4.4 次のステップ

第5項「EDQのインストール後の構成」に進んで、引き続きインストール後のタスクを行います。