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コアMIBは、アプリケーションの基本的な側面を構成および管理するためのグループを定義します。これらのMIBグループには、マシン、サーバー、ネットワーク、ロード・バランシングを管理するオブジェクトが含まれます。
コアMIBは、Oracle Tuxedoアプリケーションを形成する基本的なオブジェクトを定義します。これが、アプリケーションの操作と構成を制御する主な情報リポジトリです。アプリケーションがアクティブな場合、コアMIBにはアプリケーションのランタイム・アクティビティに関連するグループが含まれます。この情報を使用すると、アプリケーションの動作をモニターすることができます。
  tuxTBridgeTblグループには、アプリケーションを構成する論理マシン間の接続性に関する実行時の特性を表すオブジェクトが含まれます。このオブジェクトの値は、接続のステータスおよび統計値を表します。
  この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じて、またはマスター・マシンで-cオプションを使用してアクセスすることができます。表の索引はtuxTBridgeLmidとtuxTBridgeNetworkGrpNoで構成されます。Tuxedo 6.4では、SETリクエストはDEFAULTNETネットワーク・グループに対してしか使用できないので、すべてのSETリクエストではSNMP索引のtuxTBridgeNetworkGrpNoに0を使用する必要があります。 
  DisplayStringの形式: LMID1[,LMID2]
LMID1
LMID2
  INTEGER {active(1), inactive(2), suspended(3), pending(4)} 
GET:{active(1)|inactive(2)|suspended(3)|pending(4)}
GET操作は、選択したtuxTBridgeTblインスタンスの実行時情報を検索します。論理マシン識別子を1つしか持たないtuxTBridgeLmidオブジェクト値は、アプリケーションの他のマシンに対するLMID1からのすべてのアクティブな接続と一致します。この場合、取得した各レコードには、接続先のLMIDが書き込まれて拡張されたtuxTBridgeLmidオブジェクト値が含まれます。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTBridgeStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
inactive(2)
tuxTBridgeLmidオブジェクトで指定した2つのLMIDおよび接続元の論理マシンにアクセス可能な場合のみです。
suspended(3)
pending(4)
SET: {active(1)|inactive(2)|suspended(3)|pending(4)}
SET操作は、選択したtuxTBridgeTblオブジェクトの実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTBridgeStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
active(1)
tuxTBridgeTblインスタンスをアクティブにします。マシンを1つしか指定しなかった場合、どちらかのマシンがアクティブでない場合、および接続元のマシンにアクセスできない場合、この操作は異常終了します。pending(4)状態では、接続要求が成功したか失敗したかは判別されません。ただし、接続が未処理でも、BRIDGEは他のイベントやデータの処理を継続します。状態の変更は、状態がinactive(2)またはinactive(3)である場合のみ可能です。正常に終了すると、インスタンスの状態はactive(1)またはpending(4)になります。
inactive(2)
tuxTBridgeTblオブジェクトを非アクティブにします。この操作は、マシンを1つしか指定しなかった場合、および2つのマシンが接続されていない場合は異常終了します。状態の変更は、active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)になります。
suspended(3)
tuxTBridgeSuspTimeパラメータに設定することで、tuxTBridgeTblオブジェクトを中断します。状態の変更は、active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はsuspended(3)になります。  | 注: | 報告される統計は接続元の論理マシンからのものなので、この統計をリセットすると、同じ接続の接続先の論理マシンによって報告される統計と同期がとれなくなります。 | 
pending(4)
tuxTBridgeTblインスタンスをアクティブにします。論理マシンを1つしか指定しなかった場合、どちらかのマシンがアクティブでない場合、および接続元のマシンにアクセスできない場合、この操作は異常終了します。pending(4)状態では、接続リクエストが成功したか失敗したかは判別されません。ただし、接続リクエストが未処理でも、BRIDGEは他のイベントやデータの処理を継続します。状態の変更は、状態がinactive(2)またはinactive(3)である場合のみ可能です。正常に終了すると、インスタンスの状態はpending(4)になります。
  tuxTBridgeLmidでtime(2)システム呼出しから返される1970年1月1日の00:00:00 UTCから現在までの時間(単位は秒)。このオブジェクトを使用して、次のtuxTBridgeオブジェクト値からの経過時間を算出することができます。
  この接続の保留の残り時間(単位は秒)。この時間が経過すると、接続のtuxTBridgeStateは自動的にinactive(2)に変わり、通常のアプリケーション・トラフィックによってアクティブにできます。 
接続先の論理マシンから接続元の論理マシンに送信されたバイト数。
接続元の論理マシンから接続先の論理マシンに送信されたバイト数。
接続先の論理マシンから接続元の論理マシンに送信されたメッセージの数。
接続元の論理マシンから接続先の論理マシンに送信されたメッセージの数。
  INTEGER {none(1), 40-bit(2), 128-bit(3), not-available(4)}
  このリンクの現在の暗号化レベル。tuxTBridgeCurEncryptBits値は、リンクの確立時にマシン間で調整されます。数値で暗号化キーの長さ(ビット単位)を指定します。
  論理ネットワーク・グループ番号。接続元と接続先の両方のtuxTBridgeLmidマシンの識別子が同じネットワーク・グループにある場合、tuxTBridgeTblはネットワーク・グループごとの関連フィールドのすべてのインスタンスを表します。
  tuxTclientTblグループには、アプリケーション内のアクティブなクライアントの実行時の特性を表すオブジェクトが含まれます。このオブジェクト値により、実行中のアプリケーション内のクライアントのアクティビティを識別して追跡できます。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。
  INTEGER { active(1), suspended(2), dead(3) }
GET: {active(1)|suspended(2)|dead(3)}
GET操作は、選択したtuxTclientTblインスタンスの実行時情報を検索します。クライアント情報は、ローカルの掲示板表にしか記録されません。したがって、パフォーマンスを最大にするには、クライアントのステータスの照会にはできるかぎりキー・フィールドを使用する必要があります。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTclientStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。 
active(1)
tuxTclientTblインスタンスの状態はアクティブです。active(1)状態は、クライアントがビジーかアイドルかを示すものではありません。tuxTclientCurConvオブジェクトまたはtuxTclientCurReqオブジェクトの取得値が0でない場合は、クライアントがビジーであることを示します。
suspended(2)
tuxTclientTblインスタンスの状態がアクティブで、次のサービス・リクエスト(tpcall(3)またはtpacall(3))の実行および新たな会話の開始(tpconnect(3))が中断されていることを示します。詳細は、後述のSET suspended(2)を参照してください。
dead(3)
tuxTclientTblインスタンスが掲示板ではアクティブと識別されているにもかかわらず、異常終了が原因で現在は実行されていないことを示します。この状態が保持されるのは、クライアントのローカルBBLが異常終了を検知し、クライアントの掲示板のリソースをクリーンアップするまでです。
SET: {active(1)|suspended(2)|dead(3)}
SET操作は、選択したtuxTclientTblオブジェクトの実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTclientStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
active(1)
suspended(2)状態のtuxTclientTblインスタンスをアクティブにします。状態の変更は、suspended(2)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。
suspended(2)
tuxTclientTblインスタンスを中断し、サービス・リクエスト(tpcall(3)またはtpacall(3))、会話の開始(tpconnect(3))、トランザクションの開始(tpbegin(3))、および新たなリクエストのキューへの登録(tpenqueue(3))が実行できないようにします。トランザクション内のクライアントはこれらの呼出しを実行できますが、現在のトランザクションを中止またはコミットすると中断されます。これらのルーチンを呼び出すとTPESYSTEMエラーが返され、エラーを示すシステム・ログ・メッセージが生成されます。状態の変更は、active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はsuspended(2)になります。
dead(3)
tuxTclientTblインスタンスを強制終了の形で非アクティブにします。状態の変更は、オブジェクトがactive(1)またはsuspended(2)状態の場合にのみ可能です。クライアントを非アクティブにする方法としては、まずクライアントを中断してから、状態をdead(3)に設定して強制終了の形で非アクティブにすることをお薦めします。正常に終了すると、オブジェクトの状態はdead(3)になります。 | 注: | ワークステーション・ハンドラ( tuxTclientWsh == yes(1))の状態はdead(3)に設定できません。プラットフォームやシグナルの制約により、システムがクライアントをkillできない場合があります。この場合、ネイティブ・クライアントは次回のATMIへのアクセス時に異常終了の形で終了し、ワークステーション・クライアントからWSHへの接続はただちに切断されます。 | 
クライアント識別子。このフィールドのデータは、等号比較の場合を除いて、エンド・ユーザーが直接解釈することはできません。
クライアント識別子。このフィールドのデータは、等号比較の場合を除いて、エンド・ユーザーが直接解釈することはできません。
クライアント識別子。このフィールドのデータは、等号比較の場合を除いて、エンド・ユーザーが直接解釈することはできません。
  tpinit(3)実行時にTPINIT構造体のcltname要素を使用してクライアントに関連付けられるクライアント名。
  このクライアントが、ATMI呼出しで最後にシステムと対話してから経過したおおよその時間(単位は秒)。この値の誤差は、tuxTdomainScanUnit (tuxTdomainグループを参照)の秒数以内です。キー・フィールドとして指定した場合、正の値であればアイドル時間が指定値以上のすべてのクライアントが一致し、負の値であればアイドル時間が指定値以下のすべてのクライアントが一致します。0のときは、すべてのクライアントが一致します。 
  クライアントのプロセス識別子。ワークステーション・クライアントの場合、この識別子はクライアントの接続に使用しているワークステーション・ハンドラを示します。GET操作で負の値を指定すると、呼出し側のプロセスのクライアント情報を検索できます。呼出し側のプロセスがクライアントでない場合はエラーが返されます。
  クライアントが関連付けられたサーバー・グループ。この情報は、tpinit(3)実行時にTPINIT構造体のgrpname要素を使用して設定できます。 
  tpinit(3)実行時にTPINIT構造体のusrname要素を使用してクライアントに関連付けられるユーザー名。
  このオブジェクトがyesに設定されている場合、指定したクライアントはリモート・ワークステーションからアプリケーションにログインしています。
  ワークステーション・ハンドラ。このオブジェクトがyesに設定されている場合、指定したクライアントはワークステーション・ハンドラ・プロセスです。 
  このクライアントがワークステーション・クライアントである場合(tuxTclientWsc == yes(1))は、関連付けられたワークステーション・ハンドラ(WSH)のクライアント識別子が返されます。それ以外の場合は、長さ0の文字列が返されます。
  クライアントを実行しているマシンのTuxedoシステム・プロトコルのメジャー・リリース番号。この値は、同じマシンのtuxTmachineSWreleaseとは異なる場合があります。/WSクライアントの場合(tuxTclientWsc == yes(1))、アプリケーションへのアクセスに使用するアプリケーション管理のマシンのメジャー・リリースがこの値とは異なる場合があります。
  ワークステーション・クライアントのTuxedoシステム/WSプロトコルのバージョン番号。この値は、ワークステーション・プロトコルを更新するたびに変更されます。このオブジェクトが/WS以外のクライアントに関連付けられている場合(tuxTclientWsc == no(2))は、値として0が返されます。
  このクライアントがtpconnect(3)を使用して開始した会話の数。 
  このクライアントがtpdequeue(3)を使用してキューからの取出し操作を開始した回数。 
  このクライアントがtpenqueue(3)を使用してキューへの登録操作を開始した回数。 
  このクライアントがtppost(3)を使用して開始したポストの数。 
  このクライアントがtpcall(3)またはtpacall(3)を使用して開始したリクエストの数。 
  このクライアントがtpsubscribe(3)を使用して行ったサブスクリプションの数。 
  INTEGER { complete(1) | logged(2) }
  このクライアントのTP_COMMIT_CONTROL特性の設定。この特性の詳細は、TuxedoシステムATMI関数tpscmt(3)の説明を参照してください。
  このクライアントがtpconnect(3)を使用して開始し、現在もアクティブな会話の数。 
  このクライアントがtpcall(3)またはtpacall(3)を使用して開始し、現在もアクティブなリクエストの数。 
  ローカル・ホストでtime(2)システム呼出しから返される、1970年1月1日00:00:00 UTCから現在までの時間(単位は秒)。このオブジェクトを使用して、tuxTclientTimeStartオブジェクト値からの経過時間を算出することができます。 
最後に開始されたサービス・リクエストまたはこのクライアントから開始された会話のサーバー・グループ番号。
  DisplayString (SIZE(1..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
  ワークステーション・クライアントである場合、この属性はクライアントのネットワーク・アドレスを示します。ネットワーク・アドレスに表示不能な文字が含まれている場合は、tuxTmachineNaddrオブジェクトで説明されているように"0x..."ネットワーク・アドレス形式に変換されます。ワークステーション以外のクライアントの場合、tuxTclientNaddr値には長さ0の文字列が関連付けられます。
| 注: | システムがこの情報を提供する能力は、使用するトランスポート・プロバイダによって決まります。プロバイダがこの情報を提供できない場合は、ワークステーション・クライアントにアドレスを関連付けることができないこともあります。 | 
  INTEGER { dipin(1) | signal(2) | ignore(3) }
  このクライアントの通知特性の設定。詳細は、tuxTdomainグループのこのオブジェクトに関する説明を参照してください。
このクライアントのキューに登録され、処理待ちになっている非請求メッセージの数。
クライアントの応答キューに対するUNIXシステムのメッセージ・キューの識別子。
| 注: | UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトの値は返されないことがあります。 | 
このクライアントが現時点で待っている応答がタイムアウトするまでの残り時間(単位は秒)。タイムアウトは、トランザクション・タイムアウトまたはブロック・タイムアウトです。
  クライアントがアプリケーションに参加した時点までの経過時間(単位は秒)。time(2)システム呼出しから返される1970年1月1日の00:00:00 UTCから起算されます。
このクライアントの現在のトランザクション・レベル。 値が0の場合は、クライアントが現在トランザクションに関与していないことを示します。
  tuxTconnTableグループには、アプリケーション内のアクティブな会話の実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。このMIBグループのオブジェクトはすべてローカル・オブジェクトです。つまり、これらのオブジェクトの値はTuxedoエージェントが実行されているローカル・ホストにのみ対応します。このためユーザーは、これらの値が関連する各ノードでTuxedoエージェントのインスタンスを実行する必要があります。この表の索引は、tuxTconnSerNoです。
GET:
GET操作は、選択したtuxTconnTableインスタンスの実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTconnStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
SET:
会話の開始側によって呼び出され、会話の従属側によって処理される会話型サービスのサービス名。
クライアント識別子。このフィールドのデータは、等号比較の場合を除いて、エンド・ユーザーが直接解釈することはできません。
会話の開始側のサーバー・グループ番号。開始側がクライアントである場合は、このオブジェクトの値として30,000が返されます。
会話の開始側を実行している場所、または開始側がアプリケーションにアクセスしている場所を示す(/WSクライアントの場合)論理マシン識別子。
会話の従属側のサーバー・グループ番号。開始側がクライアントである場合は、このオブジェクトの値として30,000が返されます。
会話の従属側を実行している場所、または従属側がアプリケーションにアクセスしている場所を示す(/WSクライアントの場合)論理マシン識別子。
  The tuxTdeviceグループには、次のオブジェクトとグループ(表)が含まれます。
  DisplayString (SIZE(2..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大64バイト)
  このオブジェクトの値によって、tuxTdeviceTblが構成および実行時の情報を返すデバイスが決定されます。
  このオブジェクトのデフォルト値は、現在のドメインのTUXCONFIGファイルです。
  tuxTdeviceTblグループには、Tuxedoシステムのデバイス・リストの格納に使用されるrawディスク・スライスまたはUNIXシステム・ファイルの構成および実行時オブジェクトを表すオブジェクトが格納されます。このグループを使用すると、rawディスク・スライスまたはUNIXシステム・ファイル内のデバイス・リスト・エントリを作成および削除することが可能です。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。この表に新しい行を作成するには、少なくともtuxTdevSizeの値を指定してSETリクエストを送信する必要があります。この表の索引は、tuxTdevCfgDevおよびtuxTdevIndexです。
  デバイスが存在する論理マシンの識別子。このオブジェクトは、構成済の(少なくとも1つのtuxTmachineTableインスタンスが存在する)アプリケーションでは、そのアプリケーションが起動されていても起動されていなくてもキー・フィールドとして使用できます。SET操作では、起動されたアプリケーションにアクセスする際にこのオブジェクトがキー・フィールドとして必要になります。構成済でないアプリケーションでtuxTdeviceTbl表にアクセスする場合、このオブジェクトは指定されていても無視されます。 
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
Tuxedoシステムのファイル・システムが格納されている、または格納するためのファイルやデバイスの絶対パス名。
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
  tuxTdevCfgDevで指定されたTuxedoシステムのVTOC内で、このtuxTdeviceの使用が始まるスペースでのオフセット(ブロック単位)。
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
デバイス・リスト・エントリに使用されるディスク領域のサイズ(ページ数)。
| 注: | このオブジェクトは、行の作成と組み合せてのみ作成できます。 | 
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
  tuxTdevCfgDevが指すデバイス・リスト内のtuxTdeviceのデバイス索引。tuxTdevIndexの値は、Tuxedoシステムのファイル・システムの特定のデバイスに関係のあるオブジェクト値を取得または設定する場合にかぎり、識別子として使用できます。
  INTEGER { valid(1) | invalid(2) | re-init(3) } 
GET: {valid(1)}
GET操作は、選択したtuxTdeviceTblインスタンスの実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTdevStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
valid(1)
tuxTdevCfgDevで指定されたTuxedoシステムのファイル・システムが存在し、有効なデバイス・リストを含んでいます。tuxTdeviceは、そのファイル・システム内の有効なデバイスで、デバイス索引はtuxTdevIndexです。
SET: {invalid(2)|re-init(3)}
SET操作は、選択したtuxTdeviceTblインスタンスの情報の更新、または指定したオブジェクトの追加を実行します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTdevStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
invalid(2)
tuxTdeviceTblインスタンスを削除します。状態の変更はvalid(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(2)になります。tuxTdevIndex 0は特別で、最後に削除する必要があります。
re-init(3)
  tuxTdomainグループには、Tuxedo SNMPエージェントが現在接続しているドメインのグローバルなアプリケーション特性を表すオブジェクトが含まれます。このオブジェクト値は、Tuxedoアプリケーションの識別、カスタマイズ、サイズの指定、セキュリティ保護、チューニングに使用します。次で示すオブジェクト値の多くは、このMIBで示す他のグループでアプリケーションのデフォルト値として使用します。 
  tuxTdomainグループのインスタンスは、アプリケーションごとに厳密に1つだけです。
Tuxedoシステムの掲示板の既知のアドレスに対する数値キー。単一プロセッサ環境では、このキーにより掲示板の名前が指定されます。マルチプロセッサ環境またはLAN環境では、このキーによりDBBLのメッセージ・キューが指定されます。また、このキーは、既知のアドレスのほか、アプリケーション全体の掲示板などのリソース名の基準としても使用されます。
  DisplayStringの形式: LMID1[,LMID2]
LMID1
LMID2
  マスター識別子(LMID1)は、非アクティブなアプリケーションのローカル・マシンに対応している必要があります。single-machine(1)モードのアプリケーション(次のtuxTdomainModelを参照)は、マスター論理マシン識別子のみを設定できます。アクティブなmulti-machine(2)アプリケーション(次のtuxTdomainModelを参照)のtuxTdomainMaster値に対する変更のセマンティクスは次のようになります。
  現在のアクティブなマスターLMIDをA、現在のバックアップ・マスターLMIDをB、セカンダリLMIDをC、D、...と仮定し、次のシナリオでは実行中のmulti-machine(2)モードのアプリケーションにおけるtuxTdomainMasterオブジェクトに対して許可される変更のセマンティクスを定義します。
A,B -> B,A - AからBへのマスター移行。A,B -> A,C - バックアップ・マスターLMIDの指定をCに変更。
マスター移行には、通常移行とパーティション移行があります。通常移行は、マスター・マシンがアクティブでアクセス可能な場合に実行されます。それ以外の場合にパーティション移行が実行されます。ネットワーク接続を新しく確立または再確立すると常に、接続している2つのサイトが、マスター・マシンの配置されている共通のビューを共有することが検証されます。共有されていない場合は接続が拒否され、適切なログ・メッセージが生成されます。
  アクティブなアプリケーションにおけるマスター・マシンとバックアップ・マシンのTuxedoシステム・リリース番号は、必ずそのアプリケーションでアクティブな他のマシンすべてのリリース番号以上である必要があります。マスター・マシンとバックアップ・マシンは同じリリース番号でなければなりません。tuxTdomainMasterオブジェクトを変更する際にも、この関係が維持される必要があります。
  INTEGER { single-machine(1) | multi-machine(2) }
single-machine(1)
multi-machine(2)
  INTEGER { active(1) | inactive(2) | forcible-inactive(3) }
GET: {active(1)|inactive(2)}
GET操作は、tuxTdomainグループの構成情報および実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTdomainStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
inactive(2)
SET: active(1)|inactive(2)|forcible-inactive(3)
SET操作は、tuxTdomainグループの構成情報および実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTdomainStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。 
active(1)
inactive(2)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。
inactive(2)
active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)になります。アプリケーションの完全な停止を実行するには、まずすべてのグループを非アクティブにする必要があります。(tuxTgroupStateを参照してください。)この状態遷移は、アプリケーション・サーバーまたはクライアントがまだドメインにアタッチされている場合には失敗します。実行中のクライアントまたはアプリケーション・サーバーを無視するには、次の説明に従ってforcible-inactive(3)に設定します。
forcible-inactive(3)
active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)になります。この状態遷移の後でサービスの処理に利用するには、クライアントを再起動する必要があります。
  tuxTmachineTableグループで新しく構成したオブジェクトのデフォルト値。 
| 注: | このオブジェクトを変更しても、アクティブな、または構成済の tuxTmachineTableインスタンスには影響しません。 | 
  tuxTmachineTableグループで新しく構成したオブジェクトのデフォルト値。 
| 注: | このオブジェクトを変更しても、アクティブな、または構成済の tuxTmachineTableインスタンスには影響しません。 | 
  tuxTmachineTableグループで新しく構成したオブジェクトのデフォルト値。 
| 注: | このオブジェクトを変更しても、アクティブな、または構成済の tuxTmachineTableインスタンスには影響しません。 | 
  属性のアクセス・マスク。tuxTdomainMaskで指定したユーザー・タイプとアクセス・モードの組合せは、TM_MIB(5)で定義されているグループとオブジェクトのすべての組合せに使用できるわけではありません。たとえば、0003と設定した場合は、管理者およびオペレータ以外のユーザーに対する更新が禁止されます。このオブジェクトの値は、8進数(0から0777)で指定する必要があります。
  tuxTmachineTableグループで新しく構成したオブジェクトのデフォルト値。 
| 注: | このオブジェクトを変更しても、アクティブな、または構成済の tuxTmachineTableインスタンスには影響しません。 | 
  tuxTmachineTableグループで新しく構成したオブジェクトのデフォルト値。 
| 注: | このオブジェクトを変更しても、アクティブな、または構成済の tuxTmachineTableインスタンスには影響しません。 | 
  tuxTmachineTableグループで新しく構成したオブジェクトのデフォルト値。 
| 注: | このオブジェクトを変更しても、アクティブな、または構成済の tuxTmachineTableインスタンスには影響しません。 | 
掲示板のバッファ・サブタイプ表に対応するバッファ・サブタイプの最大数。
掲示板のバッファ・タイプ表に対応するバッファ・タイプの最大数。
  掲示板のルーティング表に対応するルーティング表エントリの最大数。tuxTroutingTableグループ・オブジェクトごとに、エントリが1つずつ必要です。実行時に表を拡張できるようにするには、追加のエントリを割り当てる必要があります。
掲示板のサーバー・グループ表に対応するサーバー・グループの最大数。
  掲示板の範囲基準表に対応するルーティング基準範囲表エントリの最大数。tuxTroutingRangesの設定に含まれる範囲ごとに1つのエントリが必要です。これに加え、tuxTroutingTableグループ・オブジェクトごとに1つの追加エントリが必要です。実行時に表を拡張できるようにするには、追加のエントリを割り当てる必要があります。 
  掲示板の文字列プールに登録できる最大文字列プール領域。tuxTroutingRanges値に指定された文字列とcarrayは文字列プールに格納されます。実行時に表を拡張できるようにするには、追加の領域を割り当てる必要があります。 
  掲示板のサーバー表に対応するサーバーの最大数。システムで提供される管理サーバーにこのオブジェクトを設定するとき、考慮する必要があります。各Tuxedoシステム・サイトの管理者が1つのサーバーを追加します。また、サーバー・グループのいずれかにTMSが指定されている場合には(tuxTgroupTMSnameを参照)、サーバー・グループとともに起動され、tuxTdomainMaxServersを設定する際に考慮に入れる必要があります。 
掲示板のサーバー表に対応するサービスの最大数。システムで提供され管理目的でサービスを提供するサーバーにこのオブジェクトを設定するとき、考慮する必要があります。各Tuxedoシステム・サイトの管理者がおよそ5つのサービスを追加します。/WS、/Q、/DMなど他の管理コンポーネントも管理サービスを追加できるので、それを考慮に入れる必要があります。
  ACL権限のチェックに使用できるグループ識別子の最大数。定義可能なグループ識別子の最大数は、tuxTdomainMaxACLgroups - 1です。 
  INTEGER { complete(1) | logged(2) }
  Tuxedoアプリケーションのすべてのクライアント・プロセスおよびサーバー・プロセスのTP_COMMIT_CONTROL特性の初期設定。logged(2)の場合、TP_COMMIT_CONTROL特性はTP_CMT_LOGGEDに初期化され、それ以外の場合はTP_CMT_COMPLETEに初期化されます。この特性の設定の詳細は、TuxedoシステムATMI関数tpscmt(3)の説明を参照してください。
| 注: | このオブジェクトを実行時に変更しても、アクティブなクライアントやサーバーには反映されません。 | 
yes(1)
no(2)
| 注: | このオブジェクトを実行時に変更しても、アクティブなクライアントやサーバーには反映されません。 | 
  INTEGER { dipin(1) | signal(2) | ignore(3) }
  クライアント・プロセスに対して送出される非請求メッセージに使用する通知検出方式のデフォルト設定。このデフォルト値は、適切なtpinit(3)フラグ値を使用して、クライアントごとにオーバーライドできます。非請求メッセージが検出されると、tpsetunsol(3)関数で指定されたアプリケーション定義の非請求メッセージ処理ルーチンを使用して、アプリケーションからメッセージを使用できるようになります。
dipin(1)
dipin(1)の値は、ディップ・イン・ベースの通知検出を使用することを指定します。これは、システムがクライアント・プロセスのかわりとしてのみ、ATMI呼出し内で通知メッセージを検出することを意味します。特定のATMI呼出しでの検出ポイントは、システムによって定義されるものではありません。したがって、システムによるブロッキング呼出しがディップイン検出によって割り込みされることはありません。dipin(1)は、デフォルトの通知検出方式です。
signal(2)
signal(2)の値は、シグナル・ベースの通知検出を使用することを指定します。これは、通知メッセージが使用可能になった後で、システムがターゲットのクライアント・プロセスにシグナルを送信することを意味します。システムは、この通知方式を選択するクライアントにかわって、シグナル検出ルーチンをインストールします。
ignore(3)
ignore(3)の値は、デフォルトで通知メッセージがアプリケーション・クライアントによって無視されることを指定します。これは、tpinit(3)時に通知をリクエストしたクライアントのみが非請求メッセージを受信するアプリケーションに適しています。
| 注: | このオブジェクトを実行時に変更しても、アクティブなクライアントには反映されません。クライアント・プロセスのシグナル処理はすべて、アプリケーション・プロセスではなく管理システム・プロセスによって実行されます。したがって、 signal(2)メソッドを使用して通知できるのは、同じUNIXシステムのユーザー識別子で実行されているクライアントに対してだけです。 | 
  INTEGER { fastpath(1) | protected(2) | fastpath-no-override(3) | protected-no-override(4) }
アプリケーション・プロセス内で、Tuxedoのシステム・ライブラリから内部表へのアクセスを実現するデフォルト・モード。
fastpath(1)
protected(2)
fastpath-no-override(3)またはprotected-no-override(4)
| 注: | 実行中のアプリケーションの tuxTdomainSystemAccessに対する更新は、新しく起動されたクライアントと、新しく構成されたtuxTsrvrTblオブジェクトにのみ影響します。 | 
  INTEGER { lan(1) | migrate(2) | accstats(3) | lan-migrate(4) | lan-accstats(5) | migrate-accstats(6) | lan-migrate-accstats(7) | none(8) }
有効なアプリケーション・オプションのカンマ区切りリスト。次に、有効なオプションを定義します。
lan(1)
migrate(2)
accstats(3)
| 注: | アクティブなアプリケーションでは、accstats(3)のみを設定またはリセットできます。 | 
  INTEGER { sigusr1(1) | sigusr2(2) }
  シグナル・ベース方式の通知に使用するシグナル(前述のtuxTdomainNotifyを参照)。
アプリケーション・セキュリティのタイプ。形式は次のとおりです。
NONE
APP_PW
USER_AUTH
ACL
MANDATORY_ACL
なし
APP_PW
USER_AUTH
ACL
ACLにした場合はUSER_AUTHと似ていますが、サービス名、キュー名、イベント名に対してアクセス制御のチェックも行うことを示します。名前にACLが関連付けられていなければ、アクセス権が付与されているとみなされます。
MANDATORY_ACL
app_password
  システムに関与する各クライアントに対して呼び出されるアプリケーション認証サービス。tuxTdomainSecurityオブジェクトがNONEまたはAPP-PWに設定されている場合、tuxTdomainAuthsvc値は無視されます。
  システムによる定期スキャンの間の時間間隔(秒単位)。定期スキャンは、サービス・リクエスト内で古いトランザクションやタイムアウトしたブロッキング呼出しを検出するために使用されます。tuxTdomainBBLQuery、tuxTdomainBlockTime、tuxTdomainDBBLWait、tuxTdomainSanityScanの各オブジェクトは、この値の倍数です。SET操作においてこのオブジェクト値として0を渡すと、オブジェクトがデフォルト値にリセットされます。 
  tuxTdomainScanUnitオブジェクトの乗数。登録されたBBLに対するDBBLステータス・チェックの間隔を示します。DBBLは、すべてのBBLの状態がtuxTdomainBBLQueryで指定した期間内に報告されるようにします。BBLからの報告がない場合、DBBLはそのBBLにメッセージを送信し、状態を照会します。応答がない場合、BBLは分断されます。SET操作においてこのオブジェクト値として0を渡すと、オブジェクトがデフォルト値にリセットされます。tuxTdomainBBLQuery値は、tuxTdomainSanityScanの値の2倍以上に設定する必要があります。
  tuxTdomainScanUnitオブジェクトの乗数。ATMIのブロッキング呼出しがタイムアウトする前にブロックする最短時間を示します。SET操作においてこのオブジェクト値として0を渡すと、オブジェクトがデフォルト値にリセットされます。 
  tuxTdomainScanUnitオブジェクトの乗数。DBBLがタイムアウトする前にBBLからの応答を待機する最長時間を示します。SET操作においてこのオブジェクト値として0を渡すと、オブジェクトがデフォルト値にリセットされます。 
  tuxTdomainScanUnitオブジェクトの乗数。システムの基本的な正常性チェックの間の時間間隔を示します。正常性チェックには、BBLステータス・チェック・イン(multi-machine(2)モードの場合のみ)だけでなく、ローカル・マシンで実行しているクライアントまたはサーバーの各BBLによって行われるクライアントまたはサーバーの実行可能状態のチェックも含まれます。SET操作においてこのオブジェクト値として0を渡すと、オブジェクトがデフォルト値にリセットされます。 
Tuxedo掲示板のアクティブ・オブジェクト・マップ表で同時に対応できるCORBAオブジェクトのデフォルトの最大数。
掲示板のインタフェース表に対応するインタフェースの最大数を指定します。指定しない場合、デフォルト値は100です。
  インタフェースのすべてのインスタンスは、掲示板のインタフェース表で同じスロットを専有し再利用します。たとえば、サーバーSVR1がインタフェースIF1とIF2を通知し、SVR2がIF2とIF3、SVR3がIF3IF4をそれぞれ通知する場合、tuxMaxInterfacesを計算する際のインタフェース数は6つではなく4つです。
有効な署名のタイムスタンプがローカル・マシンのクロックより進んでいてもいい秒数。
掲示板のインタフェース表で現在使用されているインタフェース・エントリの数。
掲示板のインタフェース表で使用されるインタフェース・エントリの上限数。
有効な署名のタイムスタンプがローカル・マシンのクロックより遅れてもいい秒数。
  yesに設定されている場合、このドメインのどのアプリケーション・サービスにも、暗号化された入力メッセージ・バッファが必要です。
  yesに設定されている場合、このドメインのどのアプリケーション・サービスでも、その入力メッセージ・バッファに有効なデジタル署名が必要です。
  tuxTgroupTableグループは、特定のサーバー・グループに関係のあるアプリケーション特性を表すオブジェクトを含みます。このオブジェクト値は、グループの識別、ロケーション、DTPに関する情報を表します。
  この表の索引はtuxTgroupNoです。新しい行を作成するには、既存ではないインスタンスに対して、少なくともtuxTgroupNameとtuxTgroupLMIDの値を指定するSETリクエストを発行する必要があります。
  サーバー・グループの論理名。グループ名は、tuxTgroupTableグループのすべてのグループ名および、tuxTmachineTableグループのtuxTgroupLMIDの値と重複しない一意の名前である必要があります。サーバー・グループ名にはアスタリスク(*)、カンマ(,)、コロン(:)は使用できません。
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
  DisplayStringの形式: LMID1[,LMID2]
LMID1
LMID2
  セカンダリLMIDは、サーバー・グループを移行できるマシンを示します(tuxTdomainOptionsオブジェクトでMIGRATEオプションを指定する場合)。GET操作で指定される単一のLMIDは、プライマリLMIDまたはセカンダリLMIDに一致します。アクティブなグループのロケーションは、tuxTgroupCurLMIDオブジェクトで得られます。tuxTgroupLMIDオブジェクトで指定した論理マシン識別子はあらかじめ構成されている必要があります。 
| 注: | アクティブなオブジェクトでこのオブジェクトを変更すると、グループのバックアップLMID指定のみを変更できます。 | 
INTEGER { active(1) | inactive(2) | migrating(3) | invalid(4) | 
re-active(5) | suspend-services(6) | resume-services(7)}GET: {active(1)|inactive(2)|migrating(3)}
GET操作は、選択したtuxTgroupTableオブジェクトの構成情報および実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTgroupStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
tuxTgroupTableオブジェクト(TMSまたはアプリケーション・サーバー)。tuxTgroupTMSnameオブジェクトに長さが0ではない値が設定されているサーバー・グループは、そのグループに関連付けられたTMSがアクティブであればグループ自体もアクティブとみなされます。それ以外の場合は、グループ内のいずれかのサーバーがアクティブであればアクティブとみなされます。
inactive(2)
migrating(3)
tuxTgroupTableオブジェクト。セカンダリ論理マシンとは、tuxTgroupLMIDに登録された論理マシンのうち、tuxTgroupCurLMIDに該当しない論理マシンです。
SET: {active(1)|inactive(2)|migrating(3)|invalid(4)|re-active(5) |suspend-services(6)|resume-services(7)}
SET操作は、選択したtuxTgroupTableオブジェクトの構成情報および実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTgroupStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
active(1)
tuxTgroupTableオブジェクトをアクティブにします。状態の変更は、nactive(2)またはmigrating(3)状態でのみ可能です。グループの現在の状態がinactive(2)で、プライマリ論理マシンがアクティブな場合、TMSとアプリケーション・サーバーはプライマリ論理マシンで起動されます。それ以外の場合、セカンダリ論理マシンがアクティブであれば、TMSとアプリケーション・サーバーはセカンダリ論理マシン上で起動されます。どちらのマシンもアクティブでない場合、リクエストは実行されません。グループの現在の状態がmigrating(3)の場合、アクティブなセカンダリ論理マシン(tuxTgroupLMIDリストでtuxTgroupCurLMIDの代替マシンとして指定されたマシン)がアクティブであれば、TMSとアプリケーション・サーバーの起動に使用されます。これ以外の場合はリクエストは実行されません。正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。
inactive(2)
tuxTgroupTableインスタンスを非アクティブにします。MSとアプリケーション・サーバーも非アクティブになります。状態の変更は、active(1)またはmigrating(3)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)になります。
migrating(3)
tuxTgroupCurLMID)のtuxTgroupTableオブジェクトを非アクティブにし、グループがセカンダリ論理マシンに移行できるようにします。状態の変更は、active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はmigrating(3)になります。
invalid(4)
re-active(5)
suspend-services(6)
SET操作は、グループがactive(1)である場合にのみ実行可能です。この操作を実行すると、グループの状態はactive(1)のままとなりますが、そのアプリケーション・サービスはすべて中断状態になります。
resume-services(7)
active(1)である場合にのみ実行可能です。この操作を実行すると、グループの状態はactive(1)のままとなります。
  サーバー・グループを実行している現在の論理マシン。tuxTgroupCurLMID値は、非アクティブなサーバー・グループでは返されません。
  TMSではなく長さが0ではない値がtuxTgroupTMSnameオブジェクトに指定されている場合、tuxTgroupCloseInfo値は、リソース・マネージャへのアクセスを停止するためにリソース・マネージャ依存の情報が必要であることを示します。それ以外の場合、このオブジェクトの値は無視されます。
  tuxTgroupCloseInfo値の形式は、基底のリソース・マネージャのベンダーごとに異なります。ベンダー固有の情報の先頭には、rm_name:、つまりトランザクション・インタフェース(XAインタフェース)の公開名とコロン(:)が付きます。
このオブジェクトの値が長さ0の文字列の場合、このグループのリソース・マネージャ(指定されている場合)がリソースへのアクセスをクローズする際にアプリケーション固有の情報は必要ありません。
| 注: | このオブジェクトを実行時に変更しても、グループのアクティブなサーバーには反映されません。 | 
  TMSではなく長さが0ではない値がtuxTgroupTMSnameオブジェクトに指定されている場合、tuxTgroupOpenInfo値は、リソース・マネージャへのアクセスを開始するためにリソース・マネージャ依存の情報が必要であることを示します。それ以外の場合、このオブジェクトの値は無視されます。
  tuxTgroupOpenInfo値の形式は、基底のリソース・マネージャのベンダーごとに異なります。ベンダー固有の情報の先頭には、rm_name:、つまりトランザクション・インタフェース(XAインタフェース)の公開名とコロン(:)が付きます。 
  tuxTgroupOpenInfoの値が長さ0の文字列の場合、このグループのリソース・マネージャ(指定されている場合)がリソースへのアクセスをオープンする際にアプリケーション固有の情報は必要ありません。 
| 注: | このオブジェクトを実行時に変更しても、グループのアクティブなサーバーには反映されません。 | 
  tuxTgroupTMSnameオブジェクトに長さが0でない値を指定した場合、tuxTgroupTMScount値は関連付けられたグループ用に起動するトランザクション・マネージャ・サーバーの数を示します。それ以外の場合、このオブジェクトの値は無視されます。 
  DisplayString (SIZE(0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
  このグループに関連付けられているトランザクション・マネージャ・サーバーのa.out。分散トランザクション(tpbegin(3)で開始し、tpcommit(3)またはtpabort(3)で終了する、複数のリソース・マネージャやマシンの間で処理されるトランザクション)に参加するサーバーを持つグループ・エントリに対しては、この属性を必ず指定する必要があります。
  値TMSは、非XAインタフェースを使用することを示すために予約されています。TMS以外の空でない値を指定した場合は、このオブジェクトのプライマリおよびセカンダリ論理マシンに関連付けられたマシンに対してtuxTmachineTlogDeviceを指定する必要があります。
各TMサーバーに対して一意のサーバー識別子が自動的に選択され、サーバーは何回でも再起動することができます。
INTEGER { yes(1) | no(2)}  yesに設定されている場合、このグループのどのアプリケーション・サービスにも、暗号化された入力メッセージ・バッファが必要です。
INTEGER { yes(1) | no(2)}  yesに設定されている場合、このドメインのどのアプリケーション・サービスでも、その入力メッセージ・バッファに有効なデジタル署名が必要です。
  tuxTmachineTableグループは、特定のマシンに関係のあるアプリケーション特性を表すオブジェクトを含みます。このオブジェクトの値は、マシンの特性、マシンごとのサイズ、統計値、カスタマイズ・オプション、UNIXシステムのファイル名などを表します。このグループは、アプリケーションに構成済の非アクティブなマシンでも、構成済のアクティブなマシンでも使用できます。
  この表の索引はtuxTmachinePmidです。新しい行を作成するには、既存ではない行に対して、少なくともtuxTmachineLmid、tuxTmachineTuxDir、tuxTmachineTuxConfig、tuxTmachineAppDirの値を指定するSETリクエストを発行する必要があります。複数マシンのTuxedoアプリケーションの場合、tuxTmachineNaddr、tuxTmachineNlsAddr、tuxTmachineBridgeを指定する必要があります。
  物理マシン識別子。この識別子は、指定したシステムでuname -nコマンドを実行した場合に返されるUNIXシステムのノード名と一致している必要があります。Windows NTシステムの場合、この識別子はネーム・サーバーに構成されている名前とコンピュータ名に一致する必要があります。
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
  DisplayString (SIZE (2..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
  バイナリ形式のTuxedoシステムの構成ファイルが置かれているマシン上のファイルまたはデバイスの絶対パス名。管理者は、マスター・マシンのtuxTmachineTuxConfig値が示すファイルを1つのみ保持する必要があります。このファイルに格納される情報は、他のtuxTmachineTableオブジェクトがアクティブな状態になると、それらのオブジェクトに自動的に伝播されます。環境でのtuxTmachineTuxConfig値の使用方法については、tuxTmachineEnvFileを参照してください。 
  DisplayString (SIZE(2..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
  このマシンでTuxedoシステム・ソフトウェアが見つかるディレクトリの絶対パス名。環境でのtuxTmachineTuxDir値の使用方法については、後述のtuxTmachineEnvFileを参照してください。 
  DisplayString (SIZE (2..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
  アプリケーション・ディレクトリの絶対パス名のリスト(個々のディレクトリの区切りにはコロンを使用)。1番目のディレクトリは、このマシン上で起動されるすべてのアプリケーションと管理サーバーのカレント・ディレクトリとして使用されます。アプリケーション・サーバーを立ち上げる際には、リストに含まれるすべてのディレクトリが検索されます。環境でのtuxTmachineAppDir値の使用方法については、後述のtuxTmachineEnvFileを参照してください。
INTEGER { active(1) | inactive(2) | partitioned(3) | invalid(4) | 
re-activate(5) | cleaning(7) }GET: {active(1)|inactive(2)|partitioned(3)}
GET操作は、選択したtuxTmachineTableインスタンスの構成情報および実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTmachineStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
inactive(2)
partitioned(3)
SET: {active(1)|inactive(2)|invalid(4)|re-activate(5)|cleaning(7)}
SET操作は、選択したtuxTmachineTableインスタンスの構成情報および実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTmachineStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
active(1)
tuxTmachineTableインスタンスをアクティブにします。必要な管理サーバー(DBBL、BBL、BRIDGEなど)は指定したサイトで開始され、そのサイトで実行されるように構成されたアプリケーション・サーバーも開始されます。状態の変更は、inactive(2)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。
inactive(2)
tuxTmachineTableインスタンスを非アクティブにします。必要な管理サーバー(BBL、BRIDGEなど)は指定したサイトで停止し、そのサイトで実行されているアプリケーション・サーバーも停止します。状態の変更は、マシンの状態がactive(1)で、指定したマシンの他のアプリケーション・リソースがアクティブでない場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)になります。
invalid(4)
tuxTmachineTableインスタンスを削除します。状態の変更は、inactive(2)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(4)になります。
re-activate(5)
tuxTmachineTableインスタンスをアクティブにします。必要な管理サーバー(DBBL、BBL、BRIDGEなど)は指定したサイトで開始されます。状態の変更は、active(1)またはinactive(2)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。
cleaning(7)
tuxTmachineTableインスタンスがactive(1)状態またはpartitioned(3)状態にある場合にのみ可能です。分断されていないマシンに対する操作が正常に終了した場合、状態は変更されません。分断されているマシンに対する操作が正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)になります。 | 注: | inactive(2)への状態の変更は、マスター・マシン以外のマシンに対してのみ実行できます。マスター・サイトの管理プロセスは、 tuxTdomainグループを使用して非アクティブに変更します。 | 
  このマシンのTuxedoアプリケーションの管理者のUNIXシステム・ユーザー識別子。tmboot(1)、tmshutdown(1)、tmadmin(1)などの管理コマンドは、このマシンで指定されたユーザーとして実行する必要があります。このマシン上のアプリケーションや管理サーバーは、このユーザーとして起動されます。
| 注: | UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。 | 
  このマシンのTuxedoアプリケーションの管理者のUNIXシステム・グループ識別子。tmboot(1)、tmshutdown(1)、tmadmin(1)などの管理コマンドは、このマシンで指定されたグループの一部として実行する必要があります。このマシン上のアプリケーションや管理サーバーは、このグループの一部として起動されます。
| 注: | UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。 | 
  DisplayString (SIZE(2..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
このマシンで実行されているクライアントおよびサーバーの環境ファイル。
このマシン上に作成する共有メモリー掲示板に関連付けるUNIXシステム・パーミッション。システムおよびアプリケーションのメッセージ・キューに対するデフォルトのUNIXシステム・パーミッションです。
| 注: | アクティブなオブジェクトでこのオブジェクトを変更しても、実行中のサーバーやクライアントには反映されません。 | 
| 注: | UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。 | 
  DisplayString (SIZE(0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
  このマシン上のuserlog(3)ファイルの絶対パス名の接頭辞。userlog(3)ファイルの名前は、tuxTmachineUlogPfxオブジェクト値に文字列mmddyyを付加することにより作成されます。mmddyyは、メッセージが生成された月、日、年を表します。このマシン上で実行しているクライアントやサーバーが生成するアプリケーションやシステムのuserlog(3)メッセージは、すべてこのファイルに書き込まれます。 
| 注: | アクティブなオブジェクトでこのオブジェクトを変更しても、実行中のサーバーやクライアントには反映されません。 | 
  マシン・タイプ。tuxTmachineType値は、類似のデータ表現を持つクラスにマシンを分類するために使用します。同じタイプのマシン間における通信では、データのエンコードは行われません。このオブジェクトにはどのような文字列値でも使用でき、その値は比較のためにのみ使用されます。アプリケーションが異種マシンのネットワークにまたがる場合や、コンパイラが異なる構造体表現を生成する場合は、別のtuxTmachineTypeオブジェクトを設定する必要があります。tuxTmachineTypeのデフォルト値は長さ0の文字列です。これは、tuxTmachineTypeオブジェクト値として長さ0の文字列を持つすべてのマシンと一致します。
このマシン上の掲示板に同時にアクセスできるクライアントとサーバーの最大数。BBLやtmadminなどのシステム管理プロセスは、この数値で考慮する必要はありませんが、すべてのアプリケーション・サーバーおよびクライアントとTMSサーバーは考慮する必要があります。アプリケーションがこのサイトでワークステーション・リスナーを起動する場合には、リスナーと、起動できるワークステーション・ハンドラの潜在的な数との両方を考慮する必要があります。
このマシン上のクライアントとサーバーが同時に参加できる会話の最大数。
このマシンが同時に関与できるグローバル・トランザクションの最大数。
  このマシンでワークステーション・クライアント用に予約されているアクセサ・エントリの数。ここで指定する値は、tuxTmachineMaxAccessersオブジェクトで指定したアクセッサのスロットの総数に含まれます。ワークステーション・クライアントからシステムへのアクセスは、Tuxedoシステムに組み込まれている代理プロセス、つまりワークステーション・ハンドラによって多重化されるため、このパラメータを適切に設定すると、IPCリソースを節約できます。この値をtuxTmachineMaxAccessersより大きい値に設定した場合、エラーになります。 
  tuxTdomainSecurityがacl(4)またはmandatory-acl(5)に設定されている場合のキャッシュ内のACL用エントリ数。このパラメータを適切に設定すると、共有メモリー上のリソースを節約しながら、ACLをチェックするためのディスク・アクセスの回数を減らすことができます。
  DisplayString (SIZE (0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大64バイト)
  このマシンのDTPトランザクション・ログを保持するTuxedoシステムのファイル・システムを含むデバイス(rawスライス)またはUNIXシステム・ファイル。DTPトランザクション・ログはTuxedoシステムのVTOC表としてデバイス上に格納されます。このデバイスまたはファイルは、このマシンのtuxTmachineTuxConfigオブジェクトに指定されたものと同じでかまいません。 
  このマシンのDTPトランザクション・ログの名前。同じtuxTmachineTlogDeviceに複数のDTPトランザクション・ログがある場合、それぞれの名前は一意でなければなりません。tuxTmachineTlogNameは、DTPトランザクション・ログ表が作成されるtuxTmachineTlogDevice上のどの表名とも異なっている必要があります。 
  このマシンのDTPトランザクション・ログのサイズ(ページ単位)。tuxTmachineTlogSizeオブジェクトの値に対しては、tuxTmachineTlogDeviceオブジェクトで指定したTuxedoシステムのファイル・システムの空き容量に基づく制約が適用されます。 
  この論理マシンに配置されるBRIDGEプロセスがネットワーク・アクセスに使用するデバイスの名前。tuxTmachineBridgeの値は、ネットワーク対応のアプリケーションにTLIベースのTuxedoシステム・バイナリを通じて参加する際に必要になります。このオブジェクト値は、ソケット・ベースのTuxedoシステム・バイナリには必要ありません。
  DisplayString (SIZE (0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
  論理マシンに配置されるBRIDGEプロセスがそのリスニング・アドレスとして使用する、完全なネットワーク・アドレスを指定します。BRIDGEのリスニング用アドレスは、アプリケーションに参加している他のブリッジ・プロセスの通信手段となります。論理マシンがネットワーク・アプリケーションに参加する場合、つまりtuxTdomainOptionsオブジェクトでLANオプションを指定した場合は、このオブジェクトを設定する必要があります。
  DisplayStringの形式が0xhex-digitsまたは\\xhex-digitsの場合、偶数の有効な16進数を含める必要があります。このような形式の文字列は、指定された文字列の16進数表現を含む文字配列に内部変換されます。
  DisplayString (SIZE(0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
  この論理マシンが示すノードでネットワークにサービスを提供するtlisten(1)プロセスが使用するネットワーク・アドレス。このネットワーク・アドレスは、tuxTmachineNaddrオブジェクトで指定した形式と同じ形式になります。 
  論理マシンがネットワーク・アプリケーションに参加する場合、つまりtuxTdomainOptionsオブジェクト値でLANオプションが設定されている場合には、このオブジェクトを設定する必要があります。 
  リモート・トラフィックおよび必要に応じてローカル・トラフィックの圧縮が発生するメッセージ・サイズのしきい値。remoteとlocalには、負の数でない数値、またはマシンに設定された最大のlong値に動的に変換されるMAXLONGという文字列を設定できます。remote値のみを設定した場合、localはデフォルトでMAXLONGになります。
このマシンのロード・バランシングの間に評価されるリモート・サービスに追加するサービス負荷。
  このマシンで、チケット入手前のユーザー・レベル・セマフォ・アクセスに対して使用するスピン・カウント。デフォルト値は、各マシンのTuxedoシステムのバイナリに組み込まれています。チューニングの目的で、tuxTmachineSpinCountを使用すると実行時にこれらのデフォルトをオーバーライドできます。tuxTmachineSpinCountを0にリセットすると、スピン・カウントをサイトの組込みのデフォルト値にリセットすることができます。
  INTEGER { master(1)| backup(2)| other(3) }
master(1)
backup(2)
other(3)
このマシンのTuxedoシステム・プロトコルのマイナー・リリース番号。
  このマシンのTuxedoシステム・プロトコルのメジャー・リリース番号。この値は、同じマシンのtuxTmachineSWreleaseとは異なる場合があります。
BRIDGEプロセスで送信されるのを待つメッセージに対して割り当てられる領域の上限を指定します。最小値は100000です。
掲示板のアクティブ・オブジェクト・マップ表で同時に対応できるCORBAオブジェクトの最大数。
  yesに設定されている場合、このマシンのどのアプリケーション・サービスにも、暗号化された入力メッセージ・バッファが必要です。
  yesに設定されている場合、このマシンのどのアプリケーション・サービスでも、その入力メッセージ・バッファに有効なデジタル署名が必要です。
  tuxTmachineActiveグループには、マシンがアクティブ(つまり、マシン上でアプリケーションの一部のコンポーネントがアクティブ)な場合にローカル・マシン上の実行時統計を表すオブジェクトが含まれます。このグループのオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。 
現在このマシンに直接、またはワークステーション・ハンドラ経由でアクセスしているクライアントとサーバーの数。
現在このマシンにログインしているネイティブ・クライアントおよびワークステーション・クライアントの数。
| 注: | tuxTdomainLoadBalanceオブジェクトがno(2)、またはtuxTdomainModelオブジェクトがmulti-machine(2)の場合、FML32 NULL値(0)が返されます。 | 
現在このマシンにログインしているワークステーション・クライアントの数。
このマシンに直接、またはワークステーション・ハンドラ経由でアクセスするクライアントとサーバーの最大数。
このマシンにログインするネイティブ・クライアントおよびワークステーション・クライアントの最大数。
このマシンに参加リソースが存在するアクティブな会話の最大数。
現在このマシンにログインするワークステーション・クライアントの最大数。
  このマシンから実行されたtpacall(3)操作またはtpcall(3)操作の数。 
  このマシンから実行されたtpsubscribe(3)操作の数。 
  このマシンから開始(tpbegin(3))されたトランザクションの数。 
  このマシンから異常終了(tpabort(3))されたトランザクションの数。 
  このマシンからコミット(tpcommit(3))されたトランザクションの数。 
マシンのバイナリの失効期日。バイナリがTuxedoシステム・マスター・バイナリでない場合は長さ0の文字列になります。
マシンにライセンスされたユーザーの最大数。バイナリがTuxedoシステム・マスター・バイナリでない場合は-1になります。
マシンのバイナリのシリアル番号。バイナリがTuxedoシステム・マスター・バイナリでない場合は長さ0の文字列になります。
このマシンのバイナリのソフトウェア・リリース。バイナリがTuxedoシステム・マスター・バイナリでない場合は長さ0の文字列になります。
「ヒット」した(エントリがキャッシュ内に存在していた) ACLキャッシュへのアクセスの数。
このマシンで実行しているサーバーがキューから取り出して正常に処理したサービス負荷の合計。このオブジェクトはlongの最大値を超えると0に戻って再スタートします。長時間実行しているアプリケーションでは、この値が一巡していることがありますので注意してください。
このマシンで実行しているクライアントまたはサーバーがキューに登録したサービス負荷の合計。このオブジェクトはlongの最大値を超えると0に戻って再スタートします。長時間実行しているアプリケーションでは、この値が一巡していることがありますので注意してください。
このマシンの掲示板のオブジェクト表で使用しているエントリの数。
このマシンの掲示板のオブジェクト表で使用しているエントリの上限数。
  tuxTmsgTableグループには、Tuxedoシステム管理UNIXシステム・メッセージ・キューの実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。tuxTmsgIdは、この表の索引です。
| 注: | UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。 | 
GET: active(1)
GET操作は、選択したtuxTmsgTableオブジェクトの実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTmsgStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
SET:
  ローカル・ホストでtime(2)システム呼出しから返される、1970年1月1日00:00:00 UTCから現在までの時間(単位は秒)。
  キューに関連付けられたmsqid_ds構造体のメンバーを最後に変更したmsgctl(2)操作の時間。 
  tuxTqueueTableグループには、アプリケーション内のキューの実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。このオブジェクト値により、実行中のアプリケーションでサーバーに割り当てられたTuxedoシステムのリクエスト・キューを識別できます。また、それぞれのキュー・オブジェクトに関連付けられたアプリケーションの作業負荷に関する統計値も記録できます。この表の索引はtuxTqueueRqAddrです。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。 
  リクエスト・キューのシンボリック・アドレス。tuxTsrvrRqAddrオブジェクト値を持つサーバーは、複数サーバー単一キュー(MSSQ)セットにまとめられます。tuxTqueueTableオブジェクトで返されるオブジェクト値は、このシンボリックなキュー・アドレスに関連付けられたすべてのアクティブなサーバーに適用されます。 
  INTEGER { active(1)| migrating(2)| suspended(3)| partitioned(4) } 
GET: {active(1)|migrating(2)|suspended(3)|partitioned(4)}
GET操作は、選択したtuxTqueueTableインスタンスの実行時情報を検索します。tuxTqueueTableグループは、構成情報を直接示すわけではありません。ここで説明した構成関連のオブジェクトは、関連のあるtuxTsrvrTblインスタンスの一部として設定する必要があります。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTqueueStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
migrating(2)
suspended(3)
partitioned(4)
SET:
SET操作は、選択したtuxTqueueTableオブジェクトの実行時情報を更新します。状態の変更は、tuxTqueueTableオブジェクトの情報の更新時にのみ可能です。既存のtuxTqueueTableオブジェクトの変更は、オブジェクトがactive(1)状態にある場合にのみ可能です。 
| 注: | UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。 | 
このキューがアクティブな間のキューの長さの合計。この合計値には、キュー上ですでにアクティブでなくなっているサーバーによって登録および処理されたリクエストも含まれます。キューに新たなリクエストが割り当てられるたびに、リクエストがキューに登録される直前にそのキューの長さ分ずつ合計値がインクリメントされます。
| 注: | tuxTdomainLoadBalanceオブジェクトがno(2)、またはtuxTdomainModelオブジェクトがmulti-machine(2)の場合、tuxTqueueTotNqueuedは返されません。同じ構成で、このオブジェクトの更新は無視されます。したがって、このオブジェクトが返されるとき、tuxTqueueSourceはローカル・ホストと同じ値です。 | 
このキューがアクティブな間にキューに登録された負荷の合計。この合計値には、キュー上ですでにアクティブでなくなっているサーバーによって登録および処理されたリクエストも含まれます。キューに新たなリクエストが割り当てられるたびに、リクエストがキューに登録される直前にそのキュー上の負荷分ずつ合計値がインクリメントされます。
| 注: | tuxTdomainLoadBalanceオブジェクトがno(2)、またはtuxTdomainModelオブジェクトがmulti-machine(2)の場合、tuxTqueueTotWkQueuedは返されません。同じ構成で、このオブジェクトの更新は無視されます。したがって、このオブジェクトが返されるとき、tuxTqueueSourceはローカル・ホストと同じ値です。 | 
  tuxTqueueSourceの論理マシンから現在このキューに登録されているリクエストの数。この値は、リクエストがキューに登録されるとインクリメントされ、サーバーがキューからリクエストを取り出すとデクリメントされます。 
| 注: | tuxTdomainLoadBalanceオブジェクトがno(2)、またはtuxTdomainModelオブジェクトがmulti-machine(2)の場合、tuxTqueueNqueuedは返されません。したがって、このオブジェクトが返されるとき、tuxTqueueSourceはローカル・ホストと同じ値です。 | 
  tuxTqueueSourceの論理マシンから現在このキューに登録されている負荷。tuxTdomainModelオブジェクトがsingle-machine(1)に設定され、tuxTdomainLoadBalanceオブジェクトがyes(1)に設定されている場合、tuxTqueueWkQueuedはこのキューに登録されているアプリケーション全体の負荷を表します。一方、tuxTdomainModelがmulti-machine(2)に設定され、tuxTdomainLoadBalanceがyes(1)に設定されている場合、tuxTqueueWkQueuedは最近の期間にtuxTqueueSourceローカル・マシンからこのキューに登録された負荷を表します。tuxTqueueWkQueued値は、ロード・バランシングのために使用されます。新しく起動されたサーバーと区別するために、tuxTqueueWkQueuedはBBLによって定期的に各マシンで消去されます。
  tuxTroutingTableグループには、アプリケーションのルーティング指定の構成特性を表すオブジェクトが含まれます。オブジェクトの値は、フィールド値、バッファ・タイプ、ルーティング定義に関連してアプリケーション・データ依存のルーティング基準を識別します。この表は、Tuxedo 8.0以上のアプリケーションのファクトリ・ベース・ルーティング用の構成オブジェクトも表します。オブジェクトtuxRoutingFieldType (Tuxedo 8.0以上)が有効なのは、ファクトリ・ベース・ルーティングに対してのみです。オブジェクトtuxTroutingBufTypeは、サービス・ベース・ルーティングに対してのみ有効です。
  この表の索引は、tuxTroutingName、tuxRoutingType、tuxInternalIdxの各オブジェクトで構成されます。
  オブジェクトtuxRoutingFieldTypeは、ファクトリ・ベース・ルーティングに対してのみ有効であり、Tuxedo 8.0以上のアプリケーションでのみサポートされます。
  オブジェクトtuxTroutingBufTypeは、ファクトリ・ベース・ルーティングに対してのみ有効です。
  SETリクエストで索引を指定するときは、tuxInternalIdxが索引として使用されます。
  ファクトリ・ベース・ルーティングの場合、tuxInternalIdxは常に「-」の値をとる必要があります。 
  サービス・ベース・ルーティングの場合、tuxInternalIdxはtuxTroutingBufTypeの最初の30文字と等しくなります。
  この表で新しい行を作成するには、既存ではない行に対して、tuxRoutingTypeに適用できるすべてのオブジェクトの値を指定するSETリクエストを発行する必要があります。 
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
  このルーティング・エントリで有効なデータ・バッファのタイプとサブタイプのリスト。最大で32のタイプとサブタイプの組合せを使用できます。タイプは、FML、VIEW、X_C_TYPE、またはX_COMMONのいずれかに制限されています。FMLに対してはサブタイプを指定できず、VIEW、X_C_TYPE、X_COMMONにはサブタイプを指定する必要があります(*は使用できません)。サブタイプの名前には、セミコロン(;)、コロン(:)、カンマ(,)、アスタリスク(*)は使用できません。タイプとサブタイプのペアのうち、重複するものは同じルーティング基準名として指定できません。タイプとサブタイプのペアが一意な場合、複数のルーティング・エントリは同じ基準名を持つことができます。単一のルーティング・エントリに複数のバッファ・タイプが指定される場合、各バッファ・タイプに対するルーティング・フィールドのデータ型は同じでなければなりません。 
| 注: | このオブジェクトは、サービス・ベース・ルーティングにのみ適用できます。 | 
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
サービス・ベース・ルーティングの場合: このフィールドは、FMLフィールド表(FLDTBLDIRおよびFIELDTBLS環境を使用する)、またはFMLビュー表(VIEWDIRおよびVIEWFILES環境を使用する)でそれぞれ指定されるFMLバッファまたはビュー・フィールド名とみなされます。この情報を利用して、メッセージの送信中にデータ依存のルーティングに関連するフィールド値が取得されます。
ファクトリ・ベース・ルーティングの場合: これはNVListパラメータで次のように指定されるフィールドとみなされます。
  PortableServer::POA::create_reference_with_criteria
対象となるのは、このファクトリ・ルーティング基準が関連付けられているインタフェースです。詳細は、Tuxedo 8.0以上のドキュメントを参照してください。
ルーティング基準の範囲と、関連付けられるサーバー・グループは、次のとおりです。
criterion:range:grouprange:value|lower-upper| *lower:valueupper:valuevalue: MIN | MAX |numeric|string
group:string| *numeric: [+ | -]digits[.digits][e | E[ | + | - ]digitdigit: 0-9digits:digit[digit]
  lowerはupperより小さい値に設定してください。文字列として指定するグループには、有効なtuxTgroupNameを指定する必要があります。
  INTEGER { valid(1) | unknown(2) | invalid(3) } 
GET: valid(1)
GET操作は、選択したtuxTroutingTableインスタンスの構成情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTroutingStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
valid(1)
tuxTroutingTableインスタンスは定義済です。valid(1)がこのグループの唯一の有効な状態です。ルーティング条件は、アクティブになることはありません。構成によってサービス名と関連付けられ、実行時にデータ依存ルーティングを提供するために使用されます。
SET: invalid(3)
SET操作は、選択したtuxTroutingTableインスタンスの構成情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTroutingStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
invalid(3)
  INTEGER { service(1) |factory(2) }
service(1)
factory(2)
| 注: | ルーティング・タイプは、この表に定義される他のオブジェクトの有効性と、使用可能な値に影響します。 | 
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ設定できます。 | 
  INTEGER { short(1) |long(2) |float(3) |double(4) |char(5) |string(6) }
  このオブジェクトは、このルーティング基準が定義されているtuxTroutingFieldのタイプを指定します。その値は、ファクトリ・ベース・ルーティングでのみ有効です。
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
  このオブジェクトは、索引のサイズを小さくするために、tuxTroutingBufType (サービス・ベース・ルーティングの場合)またはtuxTroutingField (ファクトリ・ベース・ルーティングの場合)のかわりにこの表の索引として使用されます。サービス・ベース・ルーティングの場合のその値(tuxRoutingType = service(1))は、tuxTroutingBufTypeの最初の30文字と等しくなります。 
  ファクトリ・ベース・ルーティングのエントリの場合(tuxRoutingType = factory(2))、値は常にtuxTroutingFieldです。
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
  tuxTsrvrTblグループには、アプリケーション内のサービスの構成特性と実行時属性が含まれます。このオブジェクト値によって、構成済のサーバーを識別したり、各サーバー・オブジェクトに関連する統計やリソースを実行時に追跡したりできます。
  この表の索引はオブジェクトtuxTsrvrGrpNoおよびtuxTsrvrIdによって提供されます。表に新しい行を作成するには、既存ではないインスタンスに対して、少なくともtuxTsrvrGrpとtuxTsrvrNameの値を指定するSETリクエストを発行する必要があります。 
サーバー・グループの論理名。サーバー・グループ名にはアスタリスク(*)、カンマ(,)、コロン(:)は使用できません。
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
  サーバーの実行可能ファイルの名前。tuxTsrvrNameによって識別されるサーバーは、このサーバーのサーバー・グループのtuxTgroupLMIDオブジェクトによって識別されるマシン上で実行されます。相対パス名を指定すると、実行ファイルの検索が、最初tuxTmachineAppDirで実行されてから、tuxTmachineTuxDir/bin、/bin、/usr/bin、<path>の順番で実行されます。なお、<path>はマシン環境ファイルで最初に現れるPATH=行の値です。アクティブなサーバーに返されるオブジェクト値は、常にフル・パス名になることに注意してください。
INTEGER { active(1) |inactive(2) |migrating(3) |cleaning(4) |
restarting(5) |suspended(6) | partitioned(7) |dead(8) | invalid(10) }GET: active(1)|inactive(2)|migrating(3)|cleaning(4)|restarting(5)|
suspended(6)|partitioned(7)|dead(8)
GET操作は、選択したtuxTsrvrTblインスタンスの構成情報および実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTsrvrStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
tuxTsrvrTblインスタンスは、定義済でアクティブ状態です。active(1)状態は、サーバーがビジーかアイドルかを示すものではありません。長さが0でないtuxTsrvrCurServiceオブジェクトを持ったアクティブ・サーバーは、ビジー・サーバーつまりサービス・リクエストを処理中のサーバーとして解釈されます。
inactive(2)
migrating(3)
tuxTsrvrTblインスタンスが定義済で、現時点でセカンダリ論理マシンへの移行状態にあります。セカンダリ論理マシンとは、tuxTgroupLMIDに登録された論理マシンのうち、tuxTgroupCurLMIDオブジェクトに該当しない論理マシンです。
cleaning(4)
tuxTsrvrTblインスタンスは定義済で、異常終了が発生したためシステムによってクリーンアップされている状態です。再起動可能なサーバーは、tuxTsrvrGraceの時間内にtuxTsrvrMaxgenの起動/再起動時間を超えるとこの状態に移行します。 
restarting(5)
suspended(6)
partitioned(7)
dead(8)
tuxTsrvrTblインスタンスが定義され、掲示板ではアクティブと識別されているにもかかわらず、異常終了が原因で現在は実行されていないことを示します。この状態が保持されるのは、サーバーのローカルBBLが異常終了を検知して処理を実行する(restarting(5)|cleaning(4))までです。
SET: {active(1)|inactive(2)|dead(8)|invalid(10)}
SET操作は、選択したtuxTsrvrTblインスタンスの構成情報および実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTsrvrStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
active(1)
tuxTsrvrTblインスタンスをアクティブにします。状態の変更は、サーバーがinactive(2)状態の場合にのみ可能です。(migrating(3)状態のサーバーは、tuxTgroupStateをactive(1)に設定して再起動する必要があります。)正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。
inactive(2)
dead(8)
tuxTsrvrTblインスタンスを非アクティブ化します。デフォルトでは、SIGTERMシグナルによってサーバーの順序立てた停止が開始され、サーバーは再起動可能であっても非アクティブになります。サーバーが1つのサービスを長時間にわたって処理している場合、またはSIGTERMシグナルが無効になっている場合は、SIGKILLが使用でき、システムはそれを異常終了として処理します。状態の変更は、サーバーがactive(1)またはsuspended(6)状態の場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)、cleaning(4)、またはrestarting(5)になります。
invalid(10)
tuxTsrvrTblインスタンスを削除します。状態の変更は、サーバーがinactive(2)状態の場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(10)になります。
  ベース・サーバー識別子。tuxTsrvrMaxオブジェクト値が1のサーバーの場合、このオブジェクトは常にtuxTsrvrIdと同じになります。一方、tuxTsrvrMax値が1より大きいサーバーの場合、このオブジェクトは同一の環境設定を持つサーバーの集まりが同一のベース・サーバー識別子であることを示します。 
  サーバーをアクティブにする際に渡すコマンド行オプション。詳細は、servopts(5)のマニュアル・ページを参照してください。
| 注: | このオブジェクトを実行時に変更しても、実行中のサーバーには反映されません。 | 
  DisplayString (SIZE(0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
  サーバー固有の環境ファイル。このファイルを使用して環境を変更する方法の詳細は、tuxTmachineEnvFileを参照してください。 
| 注: | このオブジェクトを実行時に変更しても、実行中のサーバーには反映されません。 | 
  tuxTsrvrMaxgenオブジェクトの制限が適用される期間を示します(単位は秒)。tuxTsrvrGrace値は、再起動が可能なサーバーに対してのみ、つまりtuxTsrvrRestartオブジェクトがyes(1)に設定されている場合にのみ有効です。再起動しているサーバーがtuxTsrvrMaxgen制限値を超えても、tuxTsrvrGraceの期限が切れている場合は、システムは現在の世代(tuxTsrvrGeneration)を1にリセットし、初期起動時間(tuxTsrvrTimeStart)を現在の時刻にリセットします。このオブジェクトの値を0に設定すると、サーバーは常に再起動されます。 
  リクエスト・キューを共有しているサーバー(tuxTsrvrRqAddrの値が等しい)では、このオブジェクトの値も等しくなければなりません。等しくない場合、アクティブにされた最初のサーバーが、キューのすべてのサーバーとの間で実行時の値の関連付けを確立します。 
| 注: | このオブジェクトを実行時に変更すると、実行中のサーバーと、リクエスト・キューを共有しているアクティブな他のサーバーすべてに反映されます。ただし、変更されるのは選択したサーバーの構成パラメータのみです。したがってアプリケーションの動作は、キューを共有するすべてのサーバーがこのオブジェクトで同じ値を持つように管理者が指定していないかぎり、今後アクティブ化するときの起動の順序に依存します。 | 
  指定された猶予期間(tuxTsrvrGrace)において、再起動可能なサーバー(tuxTsrvrRestart == yes(1))に許可された最大の世代数。サーバーを最初にアクティブにする動作を1つの世代としてカウントし、その後の再起動もそれぞれ1つの世代としてカウントします。最大世代数を超えた後の処理については、前述のtuxTsrvrGraceに関する説明を参照してください。
  リクエスト・キューを共有しているサーバー(tuxTsrvrRqAddrの値が等しい)では、このオブジェクトの値も等しくなければなりません。等しくない場合、アクティブにされた最初のサーバーが、キューのすべてのサーバーとの間で実行時の値の関連付けを確立します。 
| 注: | このオブジェクトを実行時に変更すると、実行中のサーバーと、リクエスト・キューを共有しているアクティブな他のサーバーすべてに反映されます。ただし、変更されるのは選択したサーバーの構成パラメータのみです。したがってアプリケーションの動作は、キューを共有するすべてのサーバーがこのオブジェクトで同じ値を持つように管理者が指定していないかぎり、今後アクティブ化するときの起動の順序に依存します。 | 
  起動するサーバーのオカレンスの最大数。最初に、tmboot(1)がサーバーのtuxTsrvrMinオブジェクトを起動します。その他のオブジェクトは、特定サーバーIDを起動して個別に起動するか、自動生成によって起動します(会話型サーバーの場合のみ)。このオブジェクトを実行時に変更すると、同一の構成を持つサーバーのうち実行中のサーバー(前述のtuxTsrvrBaseSrvIdを参照)と、サーバーの構成定義に反映されます。 
  tmboot(1)によって起動するサーバーのオカレンスの最小数。tuxTsrvrRqAddrが指定されており、tuxTsrvrMinが1より大きい場合、そのサーバーはMSSQセットを形成します。サーバー識別子は、tuxTsrvrId + tuxTsrvrMax - 1までのtuxTsrvrIdとなります。各サーバーには、すべて同一のシーケンス番号とその他のサーバー・パラメータが付けられます。 
| 注: | このオブジェクトを実行時に変更しても、実行中のサーバーには反映されません。 | 
  DisplayString (SIZE(0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
システムによるアプリケーション・サーバーの再起動と同時に実行するアプリケーション指定のコマンド。このコマンドは、実行可能ファイルでなければなりません。
  リクエスト・キューを共有しているサーバー(tuxTsrvrRqAddrの値が等しい)では、このオブジェクトの値も等しくなければなりません。等しくない場合、アクティブにされた最初のサーバーが、キューのすべてのサーバーとの間で実行時の値の関連付けを確立します。
| 注: | このオブジェクトを実行時に変更すると、実行中のサーバーと、リクエスト・キューを共有しているアクティブな他のサーバーすべてに反映されます。ただし、変更されるのは選択したサーバーの構成パラメータのみです。したがってアプリケーションの動作は、キューを共有するすべてのサーバーがこのオブジェクトで同じ値を持つように管理者が指定していないかぎり、今後アクティブ化するときの起動の順序に依存します。 | 
  再起動可能(yes(1))または再起動不可能(no(2))なサーバー。このサーバー・グループに対してサーバー移行が指定された場合(tuxTdomainOptions = migrate(2)および代替サイトによるtuxTgroupLMID)には、このオブジェクトをyes(1)に設定する必要があります。
  リクエスト・キューを共有しているサーバー(tuxTsrvrRqAddrの値が等しい)では、このオブジェクトの値も等しくなければなりません。等しくない場合、アクティブにされた最初のサーバーが、キューのすべてのサーバーとの間で実行時の値の関連付けを確立します。
| 注: | このオブジェクトを実行時に変更すると、実行中のサーバーと、リクエスト・キューを共有しているアクティブな他のサーバーすべてに反映されます。ただし、変更されるのは選択したサーバーの構成パラメータのみです。したがってアプリケーションの動作は、キューを共有するすべてのサーバーがこのオブジェクトで同じ値を持つように管理者が指定していないかぎり、今後アクティブ化するときの起動の順序に依存します。 | 
  このサーバーを、他のサーバーに関連していつ起動(tmboot(1))または停止(tmshutdown(1))するかを指定します。2つのサーバーに同じシーケンス番号を指定すると、tmboot(1)がそれらのサーバーを並行して起動することができ、tmshutdown(1)がそれらを並行して停止できます。tuxTsrvrSequenceオブジェクトを指定しないか、無効な値を指定してtuxTsrvrTblインスタンスを追加すると、10,000以上で、かつその他の自動的に選択されたデフォルト値よりも大きい値が作成されます。サーバーは、tmboot(1)によってシーケンス番号の昇順で起動され、tmshutdown(1)によって降順で停止されます。このオブジェクトを実行時に変更すると、tmboot(1)とtmshutdown(1)にのみ反映され、実行中のサーバーが以降のtmshutdown(1)の呼出しによって停止される順序に影響します。 
  INTEGER { fastpath(1) | protected(2) } 
  Tuxedoシステム・ライブラリが、このサーバー・プロセス内でTuxedoシステムの内部表にアクセスするために使用するモード。このオブジェクトの詳細は、tuxTdomainSystemAccessを参照してください。
| 注: | このオブジェクトを実行時に変更しても、実行中のサーバーには反映されません。 | 
  会話型サーバー(yes(1))またはリクエスト/レスポンス型サーバー(no(2))を指定します。 
  サーバーに個別の応答キューを割り当てるかどうかを指定します
(tuxTsrvrReplyQ == yes(1))。応答を受け取るMSSQサーバーでは、このオブジェクトをyes(1)に設定する必要があります。 
  サーバーの応答キューに対するUNIXシステムの権限。個別の応答キューが割り当てられない場合(tuxTsrvrReplyQ == no(2))、このオブジェクトは無視されます。tuxTsrvrRpPerm値は、0 0001から0777までの8進数の文字列表現です。 
| 注: | UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。 | 
  サーバーのリクエスト・キューのシンボリック・アドレス。複数のサーバーに対して同じtuxTsrvrRqAddrオブジェクト値を指定すると、複数サーバー単一キュー(MSSQ)セットを定義できます。tuxTsrvrRqAddrオブジェクト値が同じサーバーは、同じサーバー・グループに属している必要があります。
  サーバーの応答キューに対するUNIXシステムの権限。tuxTsrvrRqPerm値は、0 0001から0777までの8進数の文字列表現です。
| 注: | UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。 | 
  サーバーの世代。サーバーを最初にtmboot(1)で起動した場合や、SNMPエージェントでアクティブにした場合、その世代は1に設定されます。サーバーが異常終了して再起動されるごとに世代がインクリメントされます。なお、tuxTsrvrMaxgenを超え、tuxTsrvrGraceの期限が切れると、サーバーが再起動されて世代が1にリセットされます。 
サーバーのUNIXシステム・プロセス識別子。各サーバーが別のマシンに存在し、プロセスIDが重複するような場合、この値は一意になりません。
| 注: | UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。 | 
  サーバーの応答キューに対するUNIXシステムのメッセージ・キューの識別子。個別の応答キューが割り当てられない場合(tuxTsrvrReplyQ == no(2))、tuxTsrvrRqid値はtuxTsrvrRqId値と同じになります。
| 注: | UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。 | 
  サーバーの応答キューに対するUNIXシステムのメッセージ・キューの識別子。個別の応答キューが割り当てられない場合(tuxTsrvrReplyQ == no(2))、tuxTsrvrRpId値はtuxTsrvrRpid値と同じになります。
| 注: | UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。 | 
  現在の時間(単位は秒)。ローカル・ホストでtime(2)システム呼出しから返される1970年1月1日の00:00:00 UTCから、このサーバーが最後に起動または再起動された時点までの時間です。 
  ローカル・ホストでtime(2)システム呼出しから返される1970年1月1日の00:00:00 UTCから、このサーバーが初めて起動された時点までの時間(単位は秒)。サーバーを再起動してもこの値はリセットされませんが、tuxTsrvrMaxgenを超え、tuxTsrvrGraceの期限が切れると、このオブジェクトは再起動された時間にリセットされます。 
  最初のサーバーの起動時に開始されるサーバー・ディスパッチ・スレッドの数。このオブジェクトは、サーバーがbuildserver -tコマンドを使用して構築された場合にのみ有効です。
  tuxTsrvrMaxDispatchThreadsが1より大きいときに使用される個別のディスパッチャ・スレッドは、tuxTsrvrMinDispatchThreadsの値の一部としてはカウントされません。tuxTsrvrMinDispatchThreadsの値はtuxTsrvrMaxDispatchThreadsの値以下でなければなりません。このオブジェクトが指定されない場合、デフォルトは0です。
  個々のサーバー・プロセスで生成可能な、同時にディスパッチされるスレッドの最大数を指定します。このオブジェクトは、サーバーがbuildserver -tコマンドを使用して構築された場合にのみ有効です。
  tuxTsrvrMaxDispatchThreadsが1より大きい場合、個別のディスパッチャ・スレッドが使用され、パラメータで指定した数には含まれません。tuxTsrvrMinDispatchThreadsの値はtuxTsrvrMaxDispatchThreadsの値以下でなければなりません。このオブジェクトが指定されない場合、デフォルトは1です。
  このオブジェクトを指定しないか、指定した値が0の場合、オペレーティング・システムのデフォルトが使用されます。このオプションは、 tuxTsrvrMaxDispatchThreadsに1より大きい値が指定された場合にのみ、サーバーに影響します。
  tuxTsrvrTblExtグループは、tuxTsrvrTblの拡張版です。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。
  このサーバーがtpconnect(3)を使用して開始した会話の数。 
  このサーバーがtpdequeue(3)を使用してキューからの取出し操作を開始した回数。 
  このサーバーがtpenqueue(3)を使用してキューへの登録操作を開始した回数。 
  このサーバーがtppost(3)を使用して開始したポストの数。 
  このサーバーがtpcall(3)またはtpacall(3)を使用して開始したリクエストの数。 
  このサーバーがtpsubscribe(3)を使用して行ったサブスクリプションの数。 
このサーバーが最後に起動または再起動されて以降に開始されたトランザクションの数。
このサーバーが最後に起動または再起動されて以降に停止されたトランザクションの数。
このサーバーが最後に起動または再起動されて以降にコミットされたトランザクションの数。
  このサーバーが完了した総リクエスト数。会話型サーバーの場合(tuxTsrvrConv == yes(1))、tuxTsrvrTotReqC値は完了した着信会話数を示します。tuxTsrvrTotReqC値は実行時の値で、サーバーの再起動時には保持されますが、サーバーを停止すると失われます。
  このサーバーが完了した負荷。会話型サーバーの場合(tuxTsrvrConv == yes(1))、tuxTsrvrTotWorkL値は完了した着信会話の負荷を示します。tuxTsrvrTotWorkL値は実行時の値で、サーバーの再起動時には保持されますが、サーバーを停止すると失われます。 
要求元のクライアントまたはサーバーの論理マシン。リクエスト元のクライアントまたはサーバーとは、サーバーが現在実行しているサービスをリクエストしたプロセスです。
要求元のクライアントまたはサーバーのUNIXシステム・プロセス識別子。
| 注: | UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。 | 
  INTEGER { yes(1) | no(2) | null(3) }
yes(1)
no(2)
  INTEGER { complete(1) | logged(2) } 
  このサーバーのTP_COMMIT_CONTROL特性の設定。この特性の詳細は、TuxedoシステムATMI関数tpscmt(3)の説明を参照してください。
  このサーバーがtpconnect(3)を使用して開始し、現在もアクティブな会話の数。
  このサーバーがtpcall(3)またはtpacall(3)を使用して開始し、現在もアクティブなリクエストの数。 
サーバーが現在処理中のサービスがある場合、そのサービスの名前。
  ローカル・ホストで1970年1月1日の00:00:00 UTCから現在までの時間(単位は秒)。このオブジェクトを使用して、tuxTsrvrTimeStartおよびtuxTsrvrTimeRestartオブジェクト値からの経過時間を算出することができます。
  最後に開始されたサービス・リクエストまたはこのサーバーから開始された会話のサーバー・グループ番号(tuxTgroupNo)。
  このサーバーが現在のサービス・リクエストを処理するために残っている時間がある場合に、その時間(単位は秒)。アクティブなサービスに対して0を指定すると、タイムアウト処理は行われません。詳細は、tuxTsvcTimeOutを参照してください。 
このサーバーが現時点で待っている応答がタイムアウトするまでの残り時間(単位は秒)。タイムアウトは、トランザクション・タイムアウトまたはブロック・タイムアウトです。
このサーバーの現在のトランザクション・レベル。 値が0の場合は、サーバーが現在トランザクションに関与していないことを示します。
  INTEGER { active(1) | inactive(2) | migrating(3) | cleaning(4) | restarting(5) | suspended(6) | partitioned(7) | dead(8) }
このサーバーが属するグループの名前。このオブジェクトは、判読性の目的でのみ含まれています。
このサーバーの掲示板のオブジェクト表で使用しているエントリの数。
このサーバーに対するアクティブなサービス・ディスパッチ・スレッドの現在の数。
このサーバーを最後に再起動して以降に、このサーバーに対して作成できるアクティブなサービス・ディスパッチ・スレッドの最大数。アイドル状態のサービス・スレッドのキャッシュを制御するパラメータを指定している場合、ここで指定する数とサービス呼出しの数が異なる場合があります。
このサーバーを最後に再起動して以降に、このサーバーに対して作成されたアクティブなサービス・ディスパッチ・スレッドの総数。
  tuxTsvcTblグループには、アプリケーション内のサービスの構成特性を表すオブジェクトが含まれます。このオブジェクト値によって、構成済のサーバーを識別します。tuxTsvcTblオブジェクトは、tuxTsvcGrpグループの一部として個別に構成されていないサービスに、起動時の構成オブジェクトを提供します。
  この表の索引はtuxTsvcNameです。このグループのオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。この表に新しい行を作成するには、表の既存ではない行に対してSETリクエストを発行する必要があります。
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。 | 
  INTEGER { app(1) | callable(2) | system(3) | unknown(4) }
app(1)
callable(2)
system(3)
  INTEGER { active(1) | inactive(2) | invalid(3) } 
GET: {active(1)|inactive(2)} 
GET操作は、選択したtuxTsvcTblインスタンスの構成情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTsvcStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
inactive(2)
SET: invalid(3)
SET操作は、選択したtuxTsvcTblインスタンスの構成情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTsvcStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
invalid(3)
tuxTsvcTblインスタンスを削除します。状態の変更は、サービスがinactive(2)状態の場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(3)になります。
yes(1)
no(2)
| 注: | このオブジェクトを実行時に更新しても、アクティブな tuxTsvcGrpオブジェクトには反映されません。 | 
  このtuxTsvcTblオブジェクトは、システムに対する負荷を設定します。サービスの負荷は、ロード・バランシングのために使用します。つまり、すでに負荷が大きいキューは、新規のリクエストではあまり選択されません。サービスの負荷は、tuxTdomainLoadBalanceがyes(1)に設定されている場合にのみ有効です。 
| 注: | このオブジェクトを実行時に更新しても、アクティブな tuxTsvcGrpオブジェクトには反映されません。 | 
  このtuxTsvcTblオブジェクトは、指定された優先度でキューから取り出されます。複数のサービス・リクエストがサービス・キューで待機している場合、優先度の高いリクエストから処理されます。 
| 注: | このオブジェクトを実行時に更新しても、アクティブな tuxTsvcGrpオブジェクトには反映されません。 | 
  このサービス名に対するリクエストを処理する際の時間制限(単位は秒)。このサービスのサービス・リクエストを処理するサーバーは、リクエストの処理が指定した時間制限値を超えると異常終了(kill -9)します。このオブジェクトを0に設定すると、サービスは異常終了しません。 
| 注: | このオブジェクトを実行時に更新しても、アクティブな tuxTsvcGrpオブジェクトには反映されません。 | 
  このtuxTsvcTblオブジェクト用に自動的に開始されたトランザクションのトランザクション・タイムアウト値(単位は秒)。サービスのtuxTsvcAutoTranオブジェクト値がyes(1)である場合に、トランザクション・モードでないリクエストを受信すると、トランザクションが自動的に開始されます。
| 注: | このオブジェクトを実行時に更新しても、アクティブな tuxTsvcGrpオブジェクトには反映されません。 | 
  type1[:subtype1[,subtype2 . . . ]][;type2[:subtype3[,. . . ]]] . . .
  このサービスで受信されるデータ・バッファのタイプとサブタイプのリスト。最大で32のタイプとサブタイプの組合せを使用できます。Tuxedoシステムで提供されるデータ・バッファのタイプは、FML (FMLバッファの場合)、VIEW、X_C_TYPE、X_COMMON (FMLビューの場合)、STRING (NULL終了文字列配列の場合)、CARRAYまたはX_OCTET (転送中にエンコードもデコードもされない文字列配列の場合)です。これらのタイプのうち、VIEW、X_C_TYPE、X_COMMONのみにサブタイプがあります。VIEWサブタイプは、サービスが想定する特定のVIEWの名前を提供します。アプリケーションのタイプとサブタイプも追加できます(tuxtypes(5)を参照)。サブタイプがあるバッファ・タイプの場合、サブタイプに「*」を指定すると、関連するバッファ・タイプのすべてのサブタイプをサービスが受け取るように指定できます。
  1つのサービスは、固定数のバッファ・タイプ、つまりそのバッファ・タイプ・スイッチ(tuxtypes(5)を参照)で見つかるタイプしか解釈できません。tuxTsvcBufType値がALLに設定されている場合、そのサービスはバッファ・タイプ・スイッチで見つかるすべてのバッファ・タイプを受け取ります。
タイプ名の長さは8文字以下、サブタイプ名の長さは16文字以下です。タイプ名とサブタイプ名にセミコロン(;)、コロン(:)、カンマ(,)、アスタリスク(*)は使用できません。
| 注: | tuxTsvcBufType値は、このサービス名を持つアプリケーション・サービスのインスタンスごとにサポートする必要があるバッファ・タイプを表します。このオブジェクトの値はサービスの起動時に処理されるので、このオブジェクトに対する更新が可能なのは、同じサービス名でアクティブなtuxTsvcGrpオブジェクトがないときのみです。 | 
  このtuxTsvcTblオブジェクトは、指定されたルーティング基準名を保持します。このオブジェクトをアクティブに変更すると、関連するすべてのtuxTsvcGrpオブジェクトに反映されます。
  yesに設定されている場合、このグループのどのアプリケーション・サービスにも、暗号化された入力メッセージ・バッファが必要です。
  yesに設定されている場合、このドメインのどのアプリケーション・サービスでも、その入力メッセージ・バッファに有効なデジタル署名が必要です。
  tuxTsvcGrpグループには、アプリケーション内のサービスやグループの構成特性と実行時属性が含まれます。このオブジェクト値によって、構成済のサービスやグループを識別したり、各オブジェクトに関連する統計やリソースを実行時に追跡したりできます。 
  tuxTsvcTblとtuxTsvcGrpのどちらも、アプリケーション内のサービス名に対するアクティブ化時のオブジェクト値を定義します。サーバーを初めてアクティブにしたため、またはtpadvertise(3)を呼び出したために新たなサービスがアクティブ化(通知)されると、サービス開始時に使用するオブジェクト値は次の順序で決定されます。 
tuxTsvcGrpエントリが存在する場合、通知されたサービスの初期構成には、このオブジェクトで定義されたオブジェクトが使用されます。 tuxTsvcTblエントリが存在する場合、通知されたサービスの初期構成には、このオブジェクトで定義されたオブジェクトが使用されます。 tuxTsvcGrpエントリが見つかった場合、通知されたサービスの初期構成には、最初に見つかったオブジェクトが使用されます。 このグループのオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。
  この表に新しい行を作成するには、少なくともtuxTsvcGrpNameを指定するSETリクエストを発行する必要があります。SETでtuxTsvcGrpNameとtuxTsvcGrpSvcNameに指定される値の組合せは、既存の行とは一致していない必要があります。SETリクエストでtuxTsvcSrvrIdの値がゼロの場合、サービス・エントリは構成されますが、アクティブ化(通知)されません。tuxTsvcSrvrIdがゼロに設定されていない場合、tuxTsvcSrvrIdの値を使用してサービスがアクティブ化され、サーバー・インスタンスが識別されます。
サーバー・グループ名。サーバー・グループ名にアスタリスクは使用できません。
  INTEGER { active(1) | inactive(2) | invalid(3) } 
GET: active(1)|inactive(2)
GET操作は、選択したtuxTsvcGrpStateインスタンスの構成情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTsvcGrpStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
inactive(2)
SET: invalid(3)
SET操作は、対応するtuxTsvcGrpインスタンスを削除します。tuxTsvcGrpインスタンスを削除すると、このサービスを通知するグループの一部であるサーバー・インスタンスに対応した、関連のtuxTsvcSrvrインスタンスも削除されます。この遷移は、inactive(2)状態でのみ可能です。
  リクエストがまだトランザクション・モードでない場合に、このサービスに対するサービス・リクエスト・メッセージを受信すると、トランザクションが自動的に開始されます(yes(1)を指定した場合)。 
  このtuxTsvcGrpインスタンスは、システムに対する負荷を設定します。サービスの負荷は、ロード・バランシングのために使用します。つまり、すでに負荷が大きいキューは、新規のリクエストではあまり選択されません。 
  このtuxTsvcGrpオブジェクトは、指定された優先度でキューから取り出されます。複数のサービス・リクエストがサービス・キューで待機している場合、優先度の高いリクエストから処理されます。
  このサービス名に対するリクエストを処理する際の時間制限(単位は秒)。このサービスのサービス・リクエストを処理するサーバーは、リクエストの処理が指定した時間制限値を超えると異常終了(kill -9)します。このオブジェクトを0に設定すると、サービスは異常終了しません。
  このtuxTsvcGrpインスタンス用に自動的に開始されたトランザクションのトランザクション・タイムアウト値(単位は秒)。サービスのtuxTsvcGrpAutoTranオブジェクト値がyes(1)である場合に、トランザクション・モードでないリクエストを受信すると、トランザクションが自動的に開始されます。 
このサービスを提供するアクティブなサーバーを実行している現在の論理マシン。
  このサービスを提供するアクティブなサーバーのリクエスト・キューのシンボリック・アドレス。このオブジェクトの詳細は、tuxTsrvrRqAddrを参照してください。 
  サービスを一部に含むサーバーのID。ユーザーはこのオブジェクトの値を設定して、1つ以上のtuxTsvcGrpインスタンスをアクティブ化(通知)することもできます。このオブジェクトを設定するために指定する値は、tuxTsvcGrpの他のインスタンスのアクティブ化にも使用されます。
  このサービスのプロセス・リクエストに割り当てられた関連サーバー内の関数名。このオブジェクトを指定すると、tuxTsvcGrpインスタンスがアクティブ化(通知)されます。ユーザーはSNMP索引で対応するサーバー・インスタンスのサーバーID (tuxTsvcSrvrId)を指定する必要があります。このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
検索されたアクティブなインスタンス、またはアクティブ化(通知)されて以降に一時停止したインスタンスに関連して完了したサービス・リクエストの数。
| 注: | tuxTsvcSrvrNcompleted値は、tuxTdomainLoadBalanceがyes(1)に等しい場合にのみ返されます。 | 
  このサービスのキューに現時点で登録されているリクエストの数。tuxTsvcSrvrNqueuedの値は、リクエストがキューに登録されるとインクリメントされ、サーバーがキューからリクエストを取り出すとデクリメントされます。
| 注: | tuxTsvcSrvrNqueued値は、tuxTdomainModelがsingle-machine(1)に設定されていて、tuxTdomainLoadBalanceがyes(1)に設定されている場合にのみ返されます。 | 
  tuxTlistenTblグループには、分散アプリケーションのためのTuxedoリスナー・プロセスの実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。 
  INTEGER { inactive(2) | active(1) } 
GET: {active(1)|inactive(2)}
GET操作は、選択したtuxTlistenTblインスタンスの実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTlistenStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
inactive(2)
  tuxTranTblグループには、アプリケーション内のアクティブなトランザクションの実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。この表の行の索引はtuxTranIndx1、tuxTranIndx2、tuxTranIndx3、tuxTranIndx4、tuxTranIndx5の各オブジェクトから構成されます。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。 
トランザクションを調整するサーバー・グループの論理マシン識別子。
  tpsuspend(3)から返され、文字列表現にマップされるトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザーはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。 
  tx_info(3)から返され、文字列表現にマップされるトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザーはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。 
この数値は、この表に一意の索引を作成するためにのみ存在します。
この数値は、この表に一意の索引を作成するためにのみ存在します。
この数値は、この表に一意の索引を作成するためにのみ存在します。
この数値は、この表に一意の索引を作成するためにのみ存在します。
この数値は、この表に一意の索引を作成するためにのみ存在します。
  INTEGER { active(1) | abort-only(2) | aborted(3) | com-called(4) |ready(5) | decided(6) | suspended(7) } 
GET: active(1)|abort-only(2)|aborted(3)|com-called(4)|ready(5)|
decided(6)|suspended(7)
GET操作は、選択したtuxTranTblインスタンスの実行時情報を検索します。次に示す状態は、tuxTranStateオブジェクトの意味を示します。これら以外の状態は返されません。同一のグローバル・トランザクションに付属する別個のオブジェクトは、トランザクション識別子は同じですが状態は異なることがあります。一般的に、コーディネータ・サイトで示される状態(tuxTranCoordLmid)がトランザクションの本当の状態です。例外は、コーディネータ・サイト以外のサイトが、トランザクションの状態をabort-only(2)に遷移させる条件を通知した場合です。この遷移は、最終的にはコーディネータ・サイトに伝播され、トランザクションがロールバックされます。ただし、この変更がすぐにはコーディネータ・サイトに反映されないこともあります。
active(1)
abort-only(2)
aborted(3)
com-called(4)
ready(5)
decided(6)
suspended(7)
SET: aborted(3)
SET操作は、選択したtuxTranTblインスタンスの実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTranStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
aborted(3)
tuxTranTblインスタンスを中止します。状態の変更は、トランザクションがactive(1)状態、abort-only(2)状態、またはcom-called(4)状態の場合にのみ可能です。tuxTranGstateに対する変更を伴うことはできません。正常に終了すると、オブジェクトの状態はaborted(3)になります。 
  検索サイトでトランザクションがタイムアウトになるまでの残り時間(単位は秒)。tuxTranTimeOut値はトランザクション状態がactive(1)である場合にのみ返されます。 
検索サイトから返された情報により、トランザクション内の参加リソースとして識別されたグループの数。
  このオブジェクトに対応する最初のグループに固有のオブジェクト値(tuxTranGrpNoおよびtuxTranGstate)の索引。
  INTEGER { active(1) | aborted(2) | rd-only(3) | ready(4) | hcommit(5) | habort(6) | done(7) | pre-prepare(8) | post-abort(9) | post-commit(10) | unknown(11) )
GET: active(1)|aborted(2)|rd-only(3)|ready(4)|hcommit(5)|habort(6)
|done(7)
GET操作は、選択したtuxTranTblインスタンスの指定されたグループに関する実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTranGstatの意味を示します。これら以外の状態は返されません。同一のグローバル・トランザクションに付属する別個のオブジェクトは、トランザクション識別子は同じですが、個別のグループの状態は異なることがあります。一般的に、グループのサイトで示される状態が、トランザクションに参加しているグループの本当の状態です。例外は、コーディネータ・サイトがトランザクションを中止することを決定し、各参加リソース・グループの状態をaborted(2)に設定した場合です。この遷移はグループのサイトに伝播され、トランザクション内のグループの作業がロールバックされます。ただし、すぐには反映されないことがあります。
active(1)
aborted(2)
rd-only(3)
ready(4)
hcommit(5)
habort(6)
done(7)
pre-prepare(8)
xa_end (TMSUSPEND)を呼び出したTuxedoサーバーがトランザクション・グループに含まれており、コミット処理が開始されていることを示します。この状態は、xa_end (TMSUSPEND)を呼び出したすべてのサーバーがxa_end (TMSUCCESS)を呼び出してグループの状態が準備完了になるまで、またはターゲット・サーバーのいずれかがトランザクションをロールバックしてグループの状態がpost-abort(9)またはaborted(2)のいずれかになるまで続きます。 | 注: | この状態は、Tuxedo 8.0以上のアプリケーションでのみサポートされます。 | 
post-abort(9)
xa_end (TPFAIL)を呼び出したが、TMSがまだxa_rollback()を呼び出していないことを示します。この場合、xa_end (TMSUSPEND)を呼び出した他のTuxedoサーバーが、関連のCORBAオブジェクトをクリーンアップするための通知をTMSから受けています。 | 注: | この状態は、Tuxedo 8.0以上のアプリケーションでのみサポートされます。 | 
post-commit(10)
SET: hcommit(5)| habort(6)
SET操作は、選択したtuxTranTblインスタンス内で送信されたリクエストの最初のグループの実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTranGstateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。状態遷移は、グループのサイトを表すオブジェクト内で実行される場合にのみ可能です。
hcommit(5)
tuxTranGstateとtuxTranStateが準備完了で、指定したグループがコーディネータ・サイト上にない場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はhcommit(5)になります。
habort(6)
tuxTranGstateがactive(1)またはready(4)で、かつtuxTranStateがready(4)であり、指定したグループがコーディネータ・サイト上にない場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はhabort(6)になります。 
  tuxTulogTableグループには、アプリケーション内のユーザー・ログ(ULOG)ファイルの実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。この表の索引は、tuxTulogSerNoです。この表のオブジェクトに対して返される値は、MIBの制御グループtuxTulogCtrlによって制御されます。 
ユーザー・ログ・ファイルに記録されているユーザー・ログ・メッセージのテキスト全体。
  tpsuspend(3)から返されたトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザーはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。トランザクションに関連付けられていないメッセージでは、このオブジェクトの値として長さが0の文字列が検索されます。
  tx_info(3)から返されたトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザーはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。トランザクションに関連付けられていないメッセージでは、このオブジェクトの値として長さが0の文字列が検索されます。 
ユーザー・ログ・メッセージを生成したクライアントまたはサーバーのプロセス識別子。
メッセージがメッセージ・カタログから生成された場合は、そのカタログの名前。
メッセージがカタログから生成された場合は、そのカタログのメッセージ番号。
ユーザー・ログ・メッセージを生成したクライアントまたはサーバーのプロセス名。
  tuxTulogCtrlグループには、tuxTulogTableによって返されるユーザー・ログ(ULOG)メッセージを制御するオブジェクトが含まれます。
  tuxTulogTableに対してユーザー・ログ・ファイルが読み込まれた場所からマシンを修飾する論理マシンID。デフォルトでは、ULOGPFXに従ってローカル・ホストからULOGファイルが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトをnullに設定します。
  tuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージの接続元のマシンを修飾する物理マシン名。デフォルトでは、tuxTulogLmidCtrlで修飾されるULOGのすべてのホストからのメッセージが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトをnullに設定します。
  tuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージを修飾する日付値。デフォルト値は現在の日付です。修飾子の値をデフォルトに戻す場合には、このオブジェクトを0に設定します。
  tuxTulogTableにユーザー・ログ・メッセージがリストされるときの時間範囲の開始時刻。この数値は、- "hrs*10000 + mins*100 + secs"未満で計算されます。デフォルト値は0です。
  tuxTulogTableにユーザー・ログ・メッセージがリストされるときの時間範囲の終了時刻。この数値は、- "hrs*10000 + mins*100 + secs"未満で計算されます。デフォルトでは、最大値が考慮されます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトを0に設定します。
  tuxTulogTableにユーザー・ログ・メッセージがリストされるときの開始行番号。デフォルトでは、すべてのメッセージが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトを0に設定します。
  メッセージ本文に基づいてtuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージを修飾する正規表現。デフォルトでは、すべてのメッセージがリストされます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトをnullに設定します。
  tuxTulogTableに表示されるメッセージを修飾するtuxTpTranIdの値。デフォルトでは、すべてのメッセージが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、これをnullに設定します。 
  tuxTulogTableに表示されるメッセージを修飾するtuxTranXidの値。デフォルトでは、すべてのメッセージが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、これをnullに設定します。 
  tuxTulogTableに表示されるメッセージを修飾するソースのプロセスIDの値。デフォルトでは、任意にPIDのメッセージがリストされます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトを0に設定します。
  メッセージの重大度に基づいてtuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージを修飾する正規表現。デフォルトでは、どの重大度のメッセージもリストされます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトをnullに設定します。
  カタログ名に基づいてtuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージを修飾する正規表現。デフォルトでは、すべてのカタログのメッセージがリストされます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトをnullに設定します。
  tuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージを修飾するカタログでのメッセージ番号。デフォルトでは、すべてのメッセージが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトを0に設定します。
  メッセージを生成したプロセスの名前に基づいてtuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージを修飾する正規表現。デフォルトでは、すべてのメッセージが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトをnullに設定します。 
  tuxTnetGrpTblグループには、ネットワーク・グループのアプリケーション特性を表すオブジェクトが含まれます。ネットワーク・グループとはtuxTnetMapTbl表エントリのtuxTnetMapNaddrオブジェクトで定義されているネットワーク・アドレス上で通信できる論理マシンのIDのグループです。行を作成するには、tuxTnetGrpName、tuxTnetGrpNo、tuxTnetGrpPrioを指定したSETリクエストが必要です。この表の索引は、tuxTnetGrpNoで提供されます。
ネットワーク・グループの論理名。グループ名は表示可能な文字列で、シャープ(#)、カンマ(,)、コロン(:)、および改行文字は使用できません。このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
ネットワーク・グループのグループ識別子。このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
  INTEGER { valid(1) | invalid(2) }
  GETリクエストは、選択したtuxTnetGrpTblインスタンスの構成情報を検索します。次に示す状態は、返される値の意味を示します。
GET: valid(1)
SET: invalid(2)
このネットワーク・グループの優先度バンド。等しい優先度バンドを持つネットワーク・グループはすべて、並行して使用されます。
  tuxTnetMapTblのインスタンスが、tuxTmachineLmidを、tuxTnetGrpTblのインスタンスに関連付けます。この表の行によって、どの論理マシンがどのネットワーク・グループに属するかが識別されます。行を作成するには、少なくともtuxTnetMapNaddrを指定したSETリクエストが必要です。この表の索引は、tuxTnetMapGrpNoおよびtuxTnetMapLmidによって提供されます。
ネットワーク・グループの論理名。グループ名は表示可能な文字列で、シャープ(#)、カンマ(,)、コロン(:)、および改行文字は使用できません。
この論理ネットワーク・グループの識別子。このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
このネットワーク・マッピングの論理マシン名。このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
  INTEGER { valid(1) | invalid(2) }
  GETリクエストは、選択したtuxTnetMapTblインスタンスの構成情報を検索します。次に示す状態は、返されるtuxTnetMapStateの値の意味を示します。
GET: valid(1)
SET: invalid(2)
tuxTnetMapTblをアプリケーションから削除します。マッピングによりアクティブになっていたネットワーク・リンクは切断されます。この切断により、ネットワーク・リンクに関連付けられたtuxTBridgeTblインスタンスで状態変更が発生する場合があります。
  DisplayString (SIZE(1..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
  論理マシンに配置されるBRIDGEプロセスがそのリスニング・アドレスとして使用する、完全なネットワーク・アドレスを指定します。BRIDGEのリスニング・アドレスは、ネットワーク対応アプリケーションに参加している他のBRIDGEプロセスがアクセスする、つまりtuxTdomainOptionsの値がlan(1)である場合の手段です。文字列が0xhex-digitsまたは \\xhex-digits形式の場合、偶数個の有効な16進数を含める必要があります。このような形式は、指定した文字列の16進数表現を含む文字配列に内部変換されます。TCP/IPアドレスの場合は、//hostname:port形式か、 #.#.#.#:port形式が使用されます。
  INTEGER { none(1) | 40-bit(2) | 128-bit(3) | unknown(4) }
このマシンとのネットワーク・リンクを確立するときの暗号化の必要レベルを指定します。
none(1)
40-bit(2)および128-bit(3)
  デフォルト値はnone(1)です。このオブジェクトを変更しても、すでに確立しているネットワーク・リンクには影響しません。
  INTEGER {none(1) | 40-bit(2) | 128-bit(3) | unknown(4) }
暗号化は、ネットワーク・リンクを確立するときに指定したレベルまで調整が可能です。
none(1)
40-bit(2)および128-bit(3) 
  デフォルト値は128-bit(3)です。このオブジェクトを変更しても、すでに確立しているネットワーク・リンクには影響しません。
  tuxTserverCtxtTblグループには、アプリケーション内の個々のサーバー・ディスパッチ・コンテキストの構成特性と実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。このグループは、シングル・コンテキスト・サーバーとマルチコンテキスト・サーバーの両方に定義されます。シングル・コンテキスト・サーバーの場合、このグループのオブジェクト値がtuxTsrvrTblグループの一部として繰り返されます。このグループのオブジェクトは読取り専用です。
これらのオブジェクト値によって、各サーバー・ディスパッチ・コンテキストに関連する統計値やリソースを実行時に追跡することができます。
サーバー・グループの論理名。サーバー・グループ名にはアスタリスク(*)、カンマ(,)、コロン(:)は使用できません。
要求元のクライアントまたはサーバーの論理マシン。リクエスト元のクライアントまたはサーバーとは、サーバーが現在実行しているサービスをリクエストしたプロセスです。
要求元のクライアントまたはサーバーのUNIXシステム・プロセス識別子。
制限事項: UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、この属性は返されません。
  要求元のクライアントまたはサーバーが応答を要求しているか(yes(1))、いないか(no(2))を指定します。
  INTEGER { complete(1) | logged(2) }
このオブジェクトは、このサーバーのTP_COMMIT_CONTROL特性の設定です。
  この特性の詳細は、Oracle Tuxedo ATMI関数tpscmt(3c)の説明を参照してください。
  このサーバーがtpconnect()を使用して開始した会話のうち、現在もアクティブな会話の数。
  このサーバーがtpcall()または tpacall()を使用して開始したリクエストのうち、現在もアクティブなリクエストの数。
サーバーが現在処理中のサービスがある場合、そのサービスの名前。
このサーバーが現在のサービス・リクエストを処理するために残っている時間がある場合に、その時間(単位は秒)。アクティブなサービスに対して0を指定すると、タイムアウト処理は行われません。
  詳細は tuxTsvcTbl: tuxTsvcTimeOutを参照してください。
  最後に開始されたサービス・リクエストまたはこのサーバーから開始された会話のサーバー・グループ番号(tuxTgroupTable: tuxTgroupNo)。
このサーバーが現時点で待っている応答がタイムアウトするまでの残り時間(単位は秒)。タイムアウトは、トランザクション・タイムアウトまたはブロック・タイムアウトです。
このサーバーの現在のトランザクション・レベル。 値が0の場合は、サーバーが現在トランザクションに関与していないことを示します。
  Tuxedoイベント・フィルタを使用すると、モニター対象の各Tuxedoドメインに対して生成されるTuxedo通知のサブセットを定義できます。beaEventFiltersグループは、次のオブジェクトとグループ(表)で構成されます。
  INTEGER { sync(1) | dirty(2) }
  エージェントの起動時は、このオブジェクトの値は常にsync(1)です。SETリクエストによってbeaEvtFilterTableになんらかの変更が行われると、このオブジェクトの値はdirty(2)になり、beaEvtFilterTableに対する変更は有効になりません。beaEvtFilterTableに対する変更が有効になるのは、このオブジェクトの値をsync(1)に設定したときのみです。値をsync(1)に設定すると、前回の同期以降の変更はすべてイベント処理モジュールに適用されます。
  beaEvtFilterTableグループには、SNMPエージェントに定義されているすべてのイベント・フィルタを表すオブジェクトが含まれます。このオブジェクト値を使用して、SNMPトラップ通知として転送するイベントのコレクションが決定されます。
  beaEvtFilterTableにおける列オブジェクトは、Oracle SNMPエージェント構成ファイル(beamgr.conf)でのTMEVENT_FILTERエントリのフィールドに対応します。詳細は、Oracle SNMPエージェント管理ガイドで構成ファイルに関する説明を参照してください。
| 注: | この表に対する変更は、 beaEvtFilterStatusがsync(1)に設定されている場合にのみ適用されます。 | 
| 注: | このオブジェクトは、行の作成中にのみ SETできます。 | 
このフィルタをサポートするエージェントの論理エージェント名。MIBは問い合せたエージェントのイベント・フィルタしか返さないため、このオブジェクトはユーザーの便宜の目的でのみ用意されています。
正規表現によるイベント名表現。正規表現の書式については、『Oracle Tuxedo ATMI C言語関数リファレンス』のリファレンス・ページ「tpsubscribe(3c)」を参照してください。Tuxedoシステム・イベントをSNMPトラップとして転送する場合は、その名前がこの表現と一致しなければなりません。Tuxedoイベント名のリストについては、『Oracle Tuxedoファイル形式、データ記述、MIBおよびシステム・プロセス・リファレンス』のリファレンス・ページ「EVENTS(5)」を参照してください。このオブジェクトのデフォルトは、すべてのシステム・イベントです。
\.Sys.* すべてのシステム・イベントに一致します。(このイベント名表現がデフォルトです。)
\.SysServer.*
  値をNONEにすると、選択したエージェントによる転送からすべてのイベントがブロックされ、同じ論理エージェント名の他のフィルタ表エントリはオーバーライドされます。
イベント・フィルタ表現。各Tuxedoイベントには、イベントの関連情報を格納するFMLバッファが付いています。フィルタがある場合、バッファの内容は、このフィルタに関連して評価されます。フィルタはTRUEと評価される必要があり、評価されない場合にはイベントが転送されません。
  SNMPエージェントは、このオブジェクトをtpsubscribe()の引数として使用します。詳細は、『Oracle Tuxedo ATMI C言語関数リファレンス』のリファレンス・ページ「tpsubscribe(3c)」を参照してください。
  TA_EVENT_SEVERITY==’ERROR’ || TA_EVENT_SEVERITY==’WARN’
このフィルタは、重大度がERRORまたはWARNINGであるイベントを選択します。
  INTEGER { active(1) | inactive(2) | invalid(3) }
このオブジェクトは、イベント・フィルタ・インスタンスの現在の状態を示します。
GET {active(1)|inactive(2)}
GET操作は、選択したbeaEvtFilterTblインスタンスの構成情報および実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるbeaEvtFilterStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
inactive(2)
SET {active(1)|inactive(2)|invalid(3)}
SET操作は、選択したbeaEvtFilterTblインスタンスの構成情報および実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるbeaEvtFilterStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
active(1)
inactive(2)
invalid(3)
|       |