Oracle Solaris 11.2 への更新

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更新: 2014 年 7 月
 
 

11 11/11 を実行中のシステムをリリースリポジトリを使用して Oracle Solaris 11.2 に更新する方法

Oracle Solaris 11.2 への更新は、特定のシステムパッケージを最初に更新して、残りのシステムパッケージの更新が正常に行われるようにする必要があるため、複数の段階から成るプロセスです。

  1. 管理者になります。

    詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

  2. 更新のライセンスを確認します。
    # pkg update --license|less
  3. ライセンス条件に同意する場合は、システムパッケージを更新します。

    このコマンドによって新しいブート環境が作成されます。

    # pkg update --accept

    注 -  ホストされている Oracle のパッケージリポジトリに直接接続できないシステムでは、Oracle Solaris 11.1 Pre-Upgrade Repository Image をダウンロードします。このイメージには、Oracle Solaris 11.2 への更新前に更新する必要があるパッケージが含まれています。詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solaris11/downloads/index.htmこのページを参照してください。ISO イメージには、リポジトリを構築して Oracle Solaris 11.2 に更新するために必要な段階を示す README ファイルが含まれています。
  4. 更新されたブート環境を使用してリブートします。
    # reboot
  5. SPARC のみ: ゾーンごとに、ldomsmanager パッケージを削除します。

    1 つまたは複数のゾーンがインストールされている SPARC ベースのシステムでは、追加の手順を実行する必要があります。システムにインストールされているゾーンごとに、次のように pkg:/system/ldoms/ldomsmanager パッケージを削除します。

    # for z in `zoneadm list`; do zlogin $z pkg uninstall ldomsmanager; done
  6. IPS パッケージを更新します。
    # pkg update pkg:/package/pkg
  7. 更新のライセンスを確認します。
    # pkg update --license|less
  8. ライセンス条件に同意する場合は、残りのパッケージを更新します。
    # pkg update --accept
  9. 更新されたブート環境を使用してリブートします。
    # init 6