SLP のアーキテクチャー
このセクションでは、SLP の基本的な処理を示し、SLP の管理で使用されるエージェントとプロセスについて説明します。
SLP は、次のサービスを自動的に行い、構成はほとんどあるいはまったく必要ありません。
クライアントアプリケーションがサービスへのアクセスに必要な情報を要求する
プリンタ、ファイルサーバー、ビデオカメラ、HTTP サーバーなどのネットワークのハードウェアデバイスやソフトウェアサーバーにサービスを通知する
プライマリサーバーの障害からの管理された回復
また、SLP の動作を管理、調整するために、必要に応じて次のことを実行できます。
サービスとユーザーを論理グループや機能グループから構成されるスコープに編成する
SLP のロギングを有効にして、ネットワーク上の SLP 動作のモニターとトラブルシューティングを行う
SLP のタイミングパラメータを調整して、パフォーマンスの向上とスケーラビリティーの拡張を行う
SLP がマルチキャストルーティングに対応していないネットワークに配置されている場合、マルチキャストメッセージの送信や処理を行わないように SLP を構成する
SLP のディレクトリエージェントを配置して、スケーラビリティーとパフォーマンスを改善する