文書連番
各ビジネス文書またはビジネス・イベントを一意に識別するために、文書連番を割り当てることができます。たとえば、購買オーダーに対して生成される請求書に文書連番を割り当てることができます。
ただし、番号の割当を開始するには、該当するビジネス文書またはビジネス・イベントに対して文書連番オプションを有効にする必要があります。文書連番は、完了したトランザクションまたは失敗したトランザクションの追跡に役立ちます。
3つの異なるモードで文書連番を設定できます。
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自動
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手動
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ギャップレス
自動連番
自動文書連番を使用すると、文書が生成されたときに各文書に一意の番号が自動的に割り当てられます。この一意の番号はデータベースに格納されます。連番の初期値を設定できます。その後、採番は作成日時を基準にして順番に行われます。初期値を指定しなかった場合は、デフォルトの初期値が1に設定されます。
ただし、自動連番は欠番なしではないため、採番順序に欠番がある場合があります。
手動連番
手動連番モードを使用すると、文書が生成される前に各文書に一意の番号を割り当てることができます。手動連番では、数字が順番に並んでいなくても、トランザクションが完了していなくてもかまいません。したがって、連番を入力するときに、番号をスキップまたは省略できます。ただし、ユーザーが番号を割り当てるたびに、アプリケーションでその一意性が検証されます。
ギャップレス連番
ギャップレス連番は自動連番と似ています。各文書に対して一意の番号を自動的に生成しますが、正常に生成された文書のみを処理します。不完全な文書または問題のある文書には連番は割り当てられません。したがって、連番は、正常に生成されたすべての文書に対して保持されます。
さらに、トランザクション日検証オプションを適用して、ギャップレス文書連番を制御できます。このオプションを有効にすると、特定の文書のトランザクション日がチェックされ、文書を時系列順に保持するように連番が割り当てられます。連番とトランザクション日は、新しい文書連番が古い文書に割り当てられたり、古い文書連番が新しい文書に割り当てられることを防ぐために、時系列で相互に関連付けられます。