付加フレックスフィールドの概要
属性をビジネス・オブジェクト・エンティティに追加したり、その検証を定義したりするには、付加フレックスフィールドを使用します。
アプリケーションで使用できるすべてのビジネス・オブジェクト・エンティティは、付加フレックスフィールドに対応しています。 ただし、付加フレックスフィールドの構成はオプションのタスクです。
コンテキスト
付加フレックスフィールドには、コンテキスト依存性を提供するコンテキスト・セグメントを1つしか設定できません。 同じ基礎データベース列を、異なるコンテキストの異なるセグメントで使用できます。
たとえば、次の属性を使用する「寸法」コンテキストを定義できます。
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高さのATTRIBUTE1列
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幅のATTRIBUTE2列
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奥行のATTRIBUTE3列
さらに、同じ列を次の他の属性に使用する「測定」コンテキストを定義することもできます。
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重量のATTRIBUTE1列
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容量のATTRIBUTE2列
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密度のATTRIBUTE3列
セグメントとコンテキスト
次の表に、様々なタイプの付加フレックスフィールド・セグメントを示します。
セグメント・タイプ |
ランタイムの表示 |
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グローバル・セグメント |
常に使用可能 |
コンテキスト・セグメント |
どのコンテキスト依存セグメントを表示するかを決定する |
コンテキスト依存セグメント |
コンテキスト・セグメントの値に応じて表示される |
![図には、コンテキスト・セグメントがどのように属性のカテゴリ(レジスタ、バッテリまたはキャパシタ)として機能するかを示す例が含まれています。 グローバル・セグメントはいつでも使用できます。 ただし、コンテキスト依存セグメントは、コンテキストに応じて使用可能になります。](images/fnd_flex_ex1dff_01_20037798.png)
アプリケーション開発では、構成に使用できるセグメントの数が決定されます。 実装時に、以下を決定しながらフレックスフィールドを構成します。
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使用可能なセグメントを使用して追加する属性
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コンテキスト値
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各コンテキストの属性の組合せ
値セット
各グローバル・セグメントおよびコンテキスト依存セグメントについて、そのセグメントに許可する値を構成します。 それに基づいて、エンド・ユーザーが入力する値が検証されます。これにはセグメント間の相互依存検証も含まれます。
保護された付加フレックスフィールド・データ
アプリケーション開発者は、付加フレックスフィールド内の一部のデータ構成に保護のマークを付け、それらが編集不可であることを示すことができます。