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付加フレックスフィールドの計画の考慮事項

構成するフレックスフィールドを特定したら、構成を計画します。 構成の影響を受ける、UIページや他のアーティファクトのリストを作成します。 フレックスフィールドを表示および構成するための適切なロールがあることを確認します。

「設定およびアクション」メニューを使用して、ページのフレックスフィールドを見つけることができます。 グローバル・ヘッダーのユーザー・イメージまたは名前をクリックしてこのメニューを開き、「フレックスフィールドの強調表示」を選択してページ上のフレックスフィールドを見つけます。 フレックスフィールドを構成したら、テスト・ユーザーおよび本番ユーザー用にデプロイすることを計画します。 フレックスフィールド・セグメントを追加および編集するために、フレックスフィールドの管理に使用できるツールとタスクをレビューします。

付加フレックスフィールドの計画には、次のタスクが含まれる場合があります。

  1. 既存のパラメータを特定します。

  2. 既存のコンテキスト値を特定し、そのコンテキスト値が導出されたものであるかどうかを特定します。

  3. ユーザー定義属性を特定し、付加フレックスフィールド・セグメント、セグメント・プロパティ、構成を計画します。

  4. 検証ルールを計画します。

  5. 初期値を計画します。

  6. Oracle Transactional Business Intelligenceオブジェクトへの属性マッピングを計画します。

既存の付加フレックスフィールド・パラメータの特定

一部の付加フレックスフィールドでは、付加フレックスフィールド・セグメントの初期値の指定に使用できるパラメータが提供されます。 このパラメータは、列値やセッション変数などの外部参照データです。 たとえば、フレックスフィールドにユーザーの電子メール・パラメータが入っている場合、顧客電子メール属性の初期値をこのパラメータから導出するように構成できます。

付加フレックスフィールドの「セグメントの作成」ページにある「導出値」フィールドで、使用可能なパラメータのリストを確認します。 いずれかのパラメータを使用して初期値を設定する場合は、付加フレックスフィールド・セグメントを追加するときに、「導出値」ドロップダウン・リストからそのパラメータを選択します。

コンテキスト値が導出されるかどうかの評価

付加フレックスフィールド・コンテキスト値は、外部参照から導出されるように事前構成されている場合があります。 たとえば、コンテキストが「婚姻状態」であれば、その値は従業員ビジネス・オブジェクトの属性から導出される可能性があります。 コンテキスト値が導出される場合、計画段階で導出値とそのソースを考慮に入れることが必要になる場合があります。

コンテキスト値が導出されるかどうかを判断するには、付加フレックスフィールドの編集タスクに移動して、そのフレックスフィールドに対する構成済コンテキスト値のリストを確認します。 コンテキスト・セグメント領域の導出値フィールドに、使用可能なパラメータのリストが表示されます。 コンテキスト値が事前構成されている場合は、Oracle Fusion Cloud Applicationsヘルプで、それらの値の使用に関する製品固有の情報を参照してください。

セグメント、セグメント・プロパティおよび構成の計画

付加フレックスフィールドのセグメントを決定するためにビジネス・オブジェクトで必要となる、ユーザー定義属性を特定します。 プロンプト、表示タイプ、初期値などのセグメント・プロパティを決定します。

付加フレックスフィールドの構成は、グローバル、コンテキストおよびコンテキスト依存セグメントにより決定されます。 ビジネス・オブジェクトの各インスタンスについて、属性を取得するグローバル・セグメントを計画します。 ビジネス・オブジェクトの特定のインスタンスに適用する状況の条件に依存するセグメントのコンテキストを計画します。 コンテキストに関係する属性を取得するためのコンテキスト依存セグメントを計画します。

付加フレックスフィールドで使用できるコンテキスト・セグメントは1つのみです。 コンテキスト・セグメントを使用できるユーザー定義属性のグループが複数ある場合は、会社のニーズや優先順位に基づいて1つのグループを選び、それ以外のユーザー定義属性はグローバル・セグメントとして追加する必要があります。

検証ルールの計画

各セグメントの検証ルールを定義して、それらのルールの値セットが存在しているかを確認します。存在していない場合は、作成する必要があります。 値セットを作成する必要がある場合は、フレックスフィールドの構成前、またはセグメントの作成時か編集時のいずれかで作成できます。

セグメントの検証ルールを決定するときは、次の質問を考慮します。

  • データ型は何か(文字、日付、日時または数字)。

  • セグメントにはデータ型および最大長以外の検証が必要か。

  • 文字タイプの値は数字に制限する必要があるか、または英字を許可するか。

  • 英字を自動的に大文字に変更する必要があるか。

  • 数値はゼロ埋込みをする必要があるか。

  • 数値の基数セパレータに続けることができる桁数はいくつか。 基本的な十進数システムでは、基数セパレータは小数点です。

  • 値は範囲内に収まる必要があるか。

  • 値は有効な値のリストから選択する必要があるか。 必要がある場合、次の質問を考慮します。

    • 有効な値のリストを取得するために既存のアプリケーション表を使用できますか。またはリストを作成する必要がありますか。

    • 既存の表を使用している場合、WHERE句を使用して値のリストを制限する必要がありますか。

    • 有効な値のリストは、別のフレックスフィールド・セグメントの値に依存していますか。

    • 有効な値のリストは、別のフレックスフィールド・セグメントの値のリストのサブセットですか。

初期値の計画

すべてのセグメントに対して、ユーザー定義属性の初期値に使用する定数値またはSQL文がある場合は、それらをリストします。

Oracle Transactional Business Intelligenceオブジェクトへのセグメントのマップ方法の計画

付加フレックスフィールドは、アドホック・レポートの作成を目的として、Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)に拡張できます。 レポート作成に使用できるようにする付加フレックスフィールド・セグメントを決定し、それに応じて「付加フレックスフィールドの管理」ページで「BI有効」チェック・ボックスを選択します。 BI対応セグメントをOTBIに拡張するプロセスを実行する必要があります。

レポート作成のニーズに応じて、別のコンテキストからの類似のコンテキスト依存属性を、OTBI内の同じ属性にマップできます。 たとえば、コンテキスト依存の付加フレックスフィールドの別のコンテキストに、「製品の色」属性を追跡するセグメントがあるとします。 セグメント・ラベルを使用して、セグメント・ラベルを定義し、それに応じてBIラベル・リストを更新することで、それらのコンテキスト依存属性をまとめてマップできます。