Oracle CX Salesへのデータのエクスポートの設定

Oracle UnityのセグメントをOracle CX Salesにエクスポートするには、次の手順を実行する必要があります。

  1. CX Salesの宛先の作成

  2. CX Salesでのフィールド・マッピングの設定

  3. CX Salesのキャンペーンの作成

必要に応じて、データのエクスポートに関するOracle CX Salesのトラブルシューティングのヒントを確認してください。

CX Salesキャンペーンを実行すると、外部データ・ローダー・クライアントを使用してデータがCX Salesに自動的にインポートされます。

外部データ・ローダー・クライアントの詳細は、Oracle CX Salesヘルプ・センターのCX SalesおよびB2Bサービスのインポート管理とエクスポート管理の理解に関するトピックを参照してください。

CX Salesの宛先の作成

CX Salesの宛先を作成して、データのエクスポート先を構成する必要があります。

CX Salesの宛先を作成するには:

  1. 右下隅にあるOracleアイコンアプリケーション・ナビゲーション・ボタンのイメージ。Oracle Unityの様々な部分へのアクセスに使用します。をクリックして、ナビゲーション・メニューを開きます。
  2. 「宛先」を選択します。
  3. 右上隅の「宛先の作成」をクリックします。

ステップ1: 宛先詳細の定義

ジョブ詳細セクションでは、宛先のタイプおよびOracle Unityでの表示方法を定義できます。

宛先の情報を入力します。

  • タイプ: ドロップダウン・リストを使用して「CX Sales」を選択します。
  • 宛先タイプ・ドロップダウン・メニューのイメージ

  • 名前: 名前を入力します。名前は1文字以上50文字以内である必要があります。文字(a–zおよびA–Z)、数字(0–9)、アンダースコア(_)、ハイフン(-)およびスペースのみを使用してください。先頭の文字にスペースは使用できません。

  • 宛先ID: 入力した宛先名から自動入力される一意のシステム識別子。宛先を作成した後はこの値を変更できません。

  • 摘要: 摘要を入力します。このフィールドはオプションですが、作成するすべてのエンティティに対して摘要を追加することをお薦めします。これは、他のユーザーがOracle Unityを使用したり操作するときに、追加の情報を得るのに役立ちます。説明には最大512文字を使用でき、使用する文字に制限はありません。言語設定でサポートされているすべての言語の文字を使用できます。

ジョブ詳細セクションのイメージ

ステップ2: 認証設定の構成

Oracle Unityが必要なデータにアクセスできるようにする情報を入力します。

  • URL: CX SalesインスタンスのベースURLをhttps://<CX Sales host name>の形式で入力します。
  • ユーザー名: URLにアクセスするためのユーザー名を入力します。
  • パスワード: URLにアクセスするためのパスワードを入力します。

すべての詳細を入力したら、「接続の検証」をクリックして、Oracle Unityが宛先にアクセスできることを確認します。

認証セクションのイメージ

接続に問題がある場合は、入力したベースURLとログイン資格証明が正しいことを確認してください。

フィールド・マッピング・セクション

このセクションは完了しないでください。ステップ3: 新しい宛先の保存および公開に進みます。

Oracle Unityのパーソナライズ属性とCX Salesの属性のフィールド・マッピングは、次のタスクCX Salesでのフィールド・マッピングの設定で構成します。

ステップ3: 新しい宛先の保存および公開

宛先の定義が終了したら、ページ上部までスクロールし、「保存」または「保存してクローズ」をクリックします。

宛先を作成したら、変更を公開する必要があります。

CX Salesでのフィールド・マッピングの設定

エクスポートするセグメントを作成して、セグメントのパーソナライズ属性を構成したら、Oracle Unityのパーソナライズ属性をCX Salesの属性にマップする必要があります。

  • 複数のOracle Unityセグメントから1つのCX Salesオブジェクトへのマッピングのマスター・リストを1つのファイルに作成できます。Oracle Unityの各キャンペーンでは、この1つのマッピング・ファイルから適切なマッピングが使用されます。

  • Oracle Unityの1つのパーソナライズ属性をCX Salesの複数の属性にマップできます。たとえば、Oracle UnityEmailパーソナライズ属性を複数のCX Salesの属性にマップできます。

CX Salesでフィールド・マッピングを設定するには:

  1. CX Salesにログインします。

  2. ナビゲーション・メニューを開き、「ツール」を開き、インポート管理を選択します。

  3. CX Salesのナビゲーション・メニューのイメージ

  4. 「インポート・オブジェクト」タブをクリックします。

  5. 「インポート・オブジェクト」タブのイメージ

  6. 「表示名」入力フィールドで、セグメントのエクスポート先のCX Salesオブジェクトを検索します。

  7. 「表示名」入力フィールドのイメージ

  8. オブジェクト名をクリックして選択します。「マッピングの管理: [オブジェクト名]」画面がオープンします。

  9. 右上にある「インポート・マッピングの作成」をクリックします。「インポート・マッピングの編集」画面がオープンします。

  10. 「インポート・マッピングの作成」ボタンのイメージ

  11. 「ファイル・インポート・マッピング」フィールドに、ファイルの名前を入力します。オプションで、摘要を入力します。

  12. 「ファイル・インポート・マッピング」および「摘要」フィールドのイメージ

  13. 「ソース・ファイル」セクションで「列の追加」をクリックします。

  14. 「列の追加」ボタンのイメージ

  15. 「列ヘッダー」入力フィールドに、Oracle Unityパーソナライズ属性の正確な名前を入力します。

  16. 「列ヘッダー」フィールドのイメージ

  17. 「ターゲット属性」セクションで、Oracle Unityパーソナライズ属性にマップするCX Salesの属性を検索します。

  18. ノート: Oracle UnitySourceCustomerIDのパーソナライズ属性をマップするには、CX Salesの「パーティ番号」属性を使用します。

    「ターゲット属性」検索フィールドのイメージ

  19. 「ターゲット属性」をクリックして「属性表示名」フィールドにドラッグします。

  20. ターゲット属性のイメージ

    UnityおよびCX Salesの属性マッピングのイメージ

  21. 必要なすべてのOracle Unityパーソナライズ属性およびCX Salesの属性をマップするまで、マッピングの追加を続けます。

  22. 完了したら、「保存してクローズ」をクリックします。

CX Salesのキャンペーンの作成

CX Salesでマッピングを設定した後、キャンペーンを作成し、CX Salesのマッピング・ファイルを選択できます。

キャンペーンを作成するには:

  1. 右下隅にあるOracleアイコンアプリケーション・ナビゲーション・ボタンのイメージ。Oracle Unityの様々な部分へのアクセスに使用します。をクリックして、ナビゲーション・メニューを開きます。
  2. 「キャンペーン」を選択します。
  3. 右上隅で、「キャンペーンの作成」をクリックします。

「キャンペーンの作成」ページが表示されます。

ステップ1: キャンペーン詳細の定義

「キャンペーン詳細」セクションでは、Oracle Unityでのキャンペーンの表示方法を定義できます。また、エクスポートするセグメントを選択することも必要になります。

キャンペーン詳細を定義するには:

  1. キャンペーンの詳細を入力します。
  2. 「キャンペーン詳細」セクションのイメージ

    • 名前: 名前を入力します。名前は1文字以上30文字以内である必要があります。文字(a–zおよびA–Z)、数字(0–9)、アンダースコア(_)、ハイフン(-)およびスペースのみを使用してください。先頭の文字にスペースは使用できません。

    • キャンペーンID: キャンペーンの一意のシステム識別子。キャンペーンを作成した後はこの値を変更できません。

      • キャンペーン名に英語の文字が使用されている場合、「キャンペーンID」フィールドは、入力したキャンペーン名から自動入力されます。この値は、キャンペーンが作成されるまで変更できます。
      • キャンペーン名に、言語設定でサポートされている別の言語の文字が使用されている場合、「キャンペーンID」フィールドは空白のままになります。英字を使用して名前を入力する必要があります。
    • 摘要: 摘要を入力します。このフィールドはオプションですが、作成するすべてのエンティティに対して摘要を追加することをお薦めします。これは、他のユーザーがOracle Unityを使用したり操作するときに、追加の情報を得るのに役立ちます。説明には最大512文字を使用でき、使用する文字に制限はありません。言語設定でサポートされているすべての言語の文字を使用できます。

  3. 「続行」をクリックします。

ステップ2: 宛先の選択

前に作成したCX Salesの宛先を選択します。

宛先を選択するには:

  1. CX Salesの宛先を選択します。
  2. 「接続の検証」をクリックして、Oracle Unityが宛先にアクセスできることを確認します。
  3. 「宛先」セクションのイメージ

  4. 接続を確認したら、「続行」をクリックします。

ステップ3: セグメントの選択

CX Salesにエクスポートするセグメントを選択します。

セグメントを選択するには: 

  1. セグメントのドロップダウン・リストを開くか、セグメント名で検索してセグメントを選択します。セグメントのパーソナライズ属性のリストが表示されます。
  2. 「セグメント」セクションのイメージ

  3. 「CX Salesのデータ・オブジェクト」については、ドロップダウン・リストを使用してエクスポート先のオブジェクトを選択します。
  4. 「CX Salesのデータ・オブジェクト」フィールドのイメージ

  5. 「CX Salesのファイル・インポート・マッピング」で、Oracle Unityパーソナライズ属性をCX Salesの属性にマップするための適切なマッピング・ファイルを選択します。
  6. 「CX Salesのファイル・インポート・マッピング」フィールドのイメージ

  7. 「続行」をクリックします。

ステップ4: スケジュールおよび通知

キャンペーンのスケジュールおよび通知の設定を構成することが必要です。

「スケジュールと通知」セクションのイメージ

キャンペーンをスケジュールし、通知設定を定義するには:

  1. キャンペーンのスケジュールを構成します。
    • 定期的にキャンペーン・ジョブを自動実行するには、「繰返し」をクリックします。
    • 必要に応じてキャンペーン・ジョブを実行するには、「オンデマンド」をクリックします。
  2. 定期的なキャンペーン・ジョブについては、実行する「頻度」「開始時間」および「日」を選択します。
  3. 「通知」のフィールドに、キャンペーン・ジョブが実行されたときに通知する対象となる人のEメール・アドレスを入力します。複数のEメールを指定する場合は、カンマで区切ります。
  4. キャンペーン・ジョブが失敗した場合にのみ通知されるようにするには、チェック・ボックス「失敗時のみ通知」を選択します。

ステップ5: キャンペーンの保存および公開

キャンペーンを保存した後、実行する前に変更を公開する必要があります。

キャンペーンを保存および公開するには:

  1. ページ上部にスクロールして、「保存」または「保存してクローズ」をクリックします。
  2. 変更の公開のステップに従います。

さらに学ぶ

Oracle CX Salesからのデータのインポートの設定

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