セグメントの作成

これらのビデオをみて、さらに学習します。

セグメントは、行動およびプロファイルの特性に基づいて顧客をグループ化するものです。属性データを選択し、データに条件を設定することで作成されます。

重要

  • セグメントの作成に使用する基本オブジェクトを選択する必要があります。 

    • 基本オブジェクトを選択するときは、最初にマスター・エンティティが表示され、次にその他のデータ・オブジェクトが表示されます。
    • 「インスタンス管理」 ユーザー・ロールでは、選択できないようにする基本オブジェクトに対して「非表示」非表示アイテムの表示アイコンのイメージをクリックして、使用可能な基本オブジェクトのリストを管理できます。
    • 非表示の基本オブジェクトを表示するには、ドロップダウン・メニューにマウスのポインタを重ねて、「非表示基本オブジェクトの表示」非表示アイテムの表示アイコンのイメージをクリックします。そうすると、オプションをクリックして再度選択できるようになります。
    • 「非表示基本オブジェクトの表示」アイコンのイメージ

    • データ・オブジェクトがデータ・モデルで非表示になっている場合、基本オブジェクトとして選択できません。データの可視性の管理についてさらに学習します。
    • 「セグメント」で使用可能なセグメントのリストは、同じ基本オブジェクトを選択して作成されたセグメントのみになります。
    • 選択した基本オブジェクトに属する属性からパーソナライズ属性を選択できます。パーソナライズに使用できる属性についてさらに学習します。
    • セグメントの基本オブジェクトは、「セグメント」ページの「基本オブジェクト」列に表示できます。
  • 文字列配列データ型の属性を含むセグメントを作成することはできません。データ型についてさらに学習します。

  • データ・モデルで非表示のオブジェクトおよび属性にアクセスしたり、検索することはできません。ただし、セグメントにデータ・オブジェクトを追加する場合、非表示のデータ・オブジェクトを、セグメントの作成に使用される基本オブジェクトにリンクするパスに含めることができます。セグメンテーションの非表示データ・モデル・アイテムについてさらに学習します。

  • セグメンテーション・キャンバスでアイテムを非表示にできます。これは、データ・モデルのアイテムの表示には影響しません。セグメンテーション・キャンバスのアイテムの非表示およびセグメンテーション・キャンバスの非表示アイテムの表示についてさらに学習します。

  • タイムスタンプ・データを使用して条件を作成する場合、選択した時間はローカル・タイムゾーンに基づきます。たとえば、カリフォルニアにいる場合に「01/01/2021 12:00:00 PM」を選択すると、Oracle Unityではローカル・タイムゾーンに基づいてこの入力が解釈されます。問合せは太平洋タイムゾーンに基づき、セグメンテーション・キャンバスで条件を参照すると、「01/01/2021 12:00:00 PM PDT」と表示されます。同じ条件を参照するニューヨークの別のユーザーには、「01/01/2021 3:00:00 PM EDT」と表示されます。

  • セグメンテーション・キャンバスのロード中に、「保存」ボタンと「テンプレートとして保存」ボタンの表示に遅延がある場合があります。

  • セグメンテーション・キャンバスで条件を構成するときに、日本語文字のバリアントを正規化できます。

新規セグメントの作成

セグメントの作成を開始するには、名前を選択し、摘要を入力して、セグメントの詳細を構成します。

新規セグメントを作成するには:

  1. 右下隅にあるOracleアイコンアプリケーション・ナビゲーション・ボタンのイメージ。Oracle Unityの様々な部分へのアクセスに使用します。をクリックして、ナビゲーション・メニューを開きます。
  2. 「セグメント」を選択します。
  3. 右上隅で、「作成」をクリックします。「新規セグメントの作成」ダイアログが表示されます。セグメントの詳細を入力します。
  4. 「新規セグメントの作成」ダイアログのイメージ

  5. 一意の名前を入力します名前は1文字以上、最大128文字である必要があります。アンダースコア(_)とハイフン(-)以外の特殊文字は使用できません。先頭の文字にスペースは使用できません。言語設定でサポートされているすべての言語の文字を使用できます。
  6. 摘要を入力します。このフィールドはオプションですが、作成するすべてのエンティティに対して摘要を追加することをお薦めします。これは、他のユーザーがOracle Unityを使用したり操作するときに、追加の情報を得るのに役立ちます。説明には最大512文字を使用でき、使用する文字に制限はありません。言語設定でサポートされているすべての言語の文字を使用できます。
  7. セグメントの作成に使用する基本オブジェクトを選択します。
  8. ふさわしいタグを入力して、キーワードでセグメントを整理します。
    • タグ名は30文字以下にする必要があります。アンダースコア(_)以外の特殊文字は使用できません。先頭の文字は英字である必要があります。言語設定でサポートされているすべての言語の文字を使用できます。
    • 1つのセグメントには最大5つのタグを追加できます。
    • 「セグメント」ページの「タグ」フィルタでタグを検索できます。
  9. お気に入りリストにセグメントを追加するには、このチェック・ボックスを選択します。
  10. 「続行」をクリックします。

セグメントの作成ページが表示されます。

セグメントの作成

セグメントの構築を開始するには、含める属性を選択します。

セグメントを構築するには:

  1. 「スマート・データ」「自分のデータ」の各セクションからデータを選択します。「自分のデータ」には、データ・モデルのデータ・オブジェクトおよび属性があります。「スマート・データ」には、集計データ(「インテリジェント属性」および「データ・エンリッチメント」)、「お気に入り」としてタグ付けされたセグメント、および作成済のその他のセグメントとセグメント・テンプレート(「セグメント」)があります。属性またはデータ・オブジェクト名を入力して、必要に応じて検索フィールドを使用します。
  2. セグメント・キャンバスに追加できる項目のイメージ

    • お気に入り: お気に入りとしてタグ付けした属性(「自分の属性」)およびセグメント(「自分のセグメント」)のリスト。
      • 属性をお気に入りとしてタグ付けするには、アイテムの「アクション」メニュー(アクション・メニュー・ボタンのイメージカスタム・データ・オブジェクトを編集する場合に使用します。)をクリックし、「お気に入りに追加」をクリックします。
      • セグメントをお気に入りとしてタグ付けするには、セグメント名の横にある「お気に入り」お気に入りセグメント・アイコンのイメージをクリックします。
      • 自分のユーザー・アカウントで「お気に入り」としてタグ付けしたアイテムのみが表示されます。他のユーザーが選択したお気に入りは表示されません。
      • 使用可能なお気に入りセグメントのリストは、セグメントを作成するために選択した基本オブジェクトに基づいています。以前にセグメントをお気に入りとしてタグ付けしたが、現在作成しているセグメントの基本オブジェクトに属していない場合、そのアイテムはお気に入りリストで使用できません。
    • インテリジェント属性: 複数の属性からデータを集計します。例としては、平均発注金額最も頻繁に購入される製品カテゴリEメール・エンゲージメント・スコアなどがあります。インテリジェント属性は、属するマスター・エンティティ・データ・オブジェクトによって分類されます。
    • セグメント: セグメントは次のカテゴリに分類されます。API (外部セグメント)を介して作成されたセグメントもここにリストされます。
    •  
      • 自分のセグメント: 自分が作成または編集した最近のセグメント。
      • 別のセグメント: 他のユーザーによって作成および編集されたセグメント。
      • テンプレート「テンプレート」セグメント・テンプレート・アイコンのイメージでタグ付けされたセグメント・テンプレートのリスト。

      最近作成および変更された20個のセグメントがリストされます。セグメントがリストに表示されない場合は、検索フィールドを使用して検索語を入力し、[Enter]を押します。Oracle Unityでは、既存のすべてのセグメントの検索が実行されます。セグメント名またはセグメントに追加されたタグで検索できます。

    • パーソナライズ属性: 基本オブジェクトからセグメントに対してパーソナライズ属性を追加または削除するには、属性にマウスのポインタを重ね、パーソナライズパーソナライズ属性アイコンのイメージ。をクリックします。パーソナライズ属性の管理についてさらに学習します。
  3. 追加する項目をセグメント・キャンバスに移動するには、「追加」追加ボタンのイメージ。セグメント・キャンバスに項目を追加する場合に使用します。をクリックします。必要なすべての項目を含めて1つのグループを作成します。セグメントに属性を追加すると、Oracle Unityでは、デフォルトで最短パスが選択されて、その属性のデータ・オブジェクトとセグメントの作成用に選択された基本オブジェクトがリンクされます。
  4. セグメント・キャンバスへの項目の追加のイメージ

  5. 演算子のドロップダウン・リストを使用して、グループ内の個々の条件をどのように組み合せるかを選択します。グループ内の条件をリンクすることもできます。条件グループについてさらに学習します。
  6. セグメントの囲みの「いずれか」/「または」演算子のイメージ

    • グループ内のいずれかの条件を満たす顧客をセグメントに追加するには、「いずれか」を選択します。
    • グループ内のすべての条件を満たす顧客をセグメントに追加するには、「すべて」を選択します。
    : 次の条件をグループに追加します。
    • カリフォルニアに住んでいる顧客。

    • 前月に少なくとも1回購入した顧客。

    「いずれか」を選択した場合、このセグメントでは、カリフォルニアに住んでいるか、前月に購入を行った顧客がターゲットとなります。これらの顧客は、一方の条件を満たす場合もあれば、両方の条件を満たす場合もあります。「すべて」を選択した場合、このセグメントでは、カリフォルニアに住んでいて、かつ、前月に購入を行った顧客がターゲットとなります。これらの顧客は、両方の条件を満たす必要があります。

  7. 条件フィールドおよび演算子を入力して、セグメント内の基準を定義します。
  8. 属性の条件フィールドおよび演算子のイメージ

  9. グループの条件を作成したら、個々の条件グループについて摘要を追加できます。摘要を追加するには、グループ摘要グループ摘要アイコンのイメージをクリックします。摘要には最大256文字を使用できます。言語設定でサポートされているすべての言語の文字を使用できます。現在の摘要を表示するには、グループ摘要グループ摘要アイコンのイメージにマウスのポインタを重ねます。
  10. グループ摘要ウィンドウのイメージ

    現在のグループ摘要のイメージ

  11. セグメントの構成が完了したら、完了したセグメントまたはセグメント・テンプレートとして保存します。

次のステップ

セグメンテーションの機能

パーソナライズ属性の管理

セグメントおよびテンプレートの保存

さらに学ぶ

セグメンテーションの演算子

セグメントの管理

インテリジェント属性

キャンペーンの作成

エクスポート・ジョブの作成

キャンペーン・パーソナライズ

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