キャンペーン・パーソナライズ
キャンペーン・パーソナライズを使用すると、名前やEメール・アドレスなど、パーソナライズした変数を含むキャンペーンEメールを顧客に送信できます。Oracle Unityでセグメントを作成する場合は、Oracle Responsysなどのマーケティング・オーケストレーション・ツールにセグメントをエクスポートするときに、これらのパーソナライズされた変数を含めることができます。
次に、Oracle Unityでセグメントを作成するときに使用できるキャンペーン・パーソナライズの例をいくつか示します。
- 顧客の最近のオーダーの詳細。
- 顧客がオンライン・カートに最近追加した品目。
- 過去12か月間で顧客に最も人気のあるブランド。これは、インテリジェント属性によってサポートされます。インテリジェント属性についてさらに学習します。
パーソナライズ属性
Oracle Unityでのキャンペーン・パーソナライズは、パーソナライズ属性を使用して管理されます。パーソナライズ属性の管理についてさらに学習します。
パーソナライズ属性に一致する値が複数ある場合、エクスポートされたセグメントにはパーソナライズ属性の一意の値のみが含まれます。次の例では、First name、Last name、AgeおよびBrandのパーソナライズ属性が使用されています。顧客には10件の注文があり、3つの一意のブランドを購入しています。10件の注文で一意のブランドは3つのみであるため、Brand列に一意の各ブランド(Brand A、Brand BおよびBrand C)が含まれるセグメントを使用して3つの行のみがエクスポートされます。
First name | Last name | Age | Brand |
---|---|---|---|
Peter | Wells | 30 | Brand A |
Peter | Wells | 30 | Brand B |
Peter | Wells | 30 | Brand C |
静的パーソナライズ属性
Oracle Unityデータ・モデルに含まれないデータをセグメント・エクスポートに含める場合は、静的パーソナライズ属性を使用できます。静的属性に指定する名前は、エクスポートされたセグメント・データに追加される列名になります。静的属性に入力する値は、セグメントの各レコードに追加される静的情報になります。
例: 特定のキャンペーンのセグメントを作成し、エクスポートされたセグメント・データにキャンペーンIDのラベルを付けるとします。Campaign ID (列名)および値Winter2019-US-CA-34を使用して、静的パーソナライズ属性を作成します。セグメントのレコードがエクスポートされた表にはCampaign IDというラベルが付いた列が追加され、その列の各レコードには特定のキャンペーンID (Winter2019-US-CA-34)が追加されます。
First name | Last name | Campaign ID | |
---|---|---|---|
Mary | Jones | mary@email.com | Winter2019-US-CA-34 |
John | Smith | john@email.com | Winter2019-US-CA-34 |
Steven | Edwards | steve@email.com | Winter2019-US-CA-34 |