レポートの検索

各項目の実行状況をより把握するために、検索レポートのチャートの上にある検索ボタンのイメージをクリックし、レポート内の特定のディメンション値を検索するためのオプションを表示できます。

検索ボタンをクリックすると表示される検索レポート・ツールのイメージ

項目 名前 説明
1 検索ボタン 現在のレポート・データ内を検索するための検索オプションを表示する場合にクリックします。
2 含めるまたは除外 式に一致するデータを含めるか除外するかを選択します。
3 ディメンション・リスト レポートに現在含まれているディメンションのリストから、ディメンションを1つ選択します。レポートにディメンションを追加すると、そのディメンションがディメンション・リストに表示されます。
4 演算子 次のいずれかの演算子を選択できます。
  • 次と等しい
  • 次を含む
  • 次で始まる
  • 次で終わる
5 検索する1つ以上のディメンション値または一部の値を入力します。
6 OR演算子 複数のディメンション値文字列を入力する場合は、ORロジックが問合せに使用されます。
7 大/小文字の区別 ディメンション値を評価するのに使用される大/小文字の区別を切り替えることができます。デフォルトでは、検索で大/小文字は区別されません。
8 適用ボタン 検索基準に対して既存のレポート・データを問い合せるには、このボタンをクリックします。検索基準を満たす値が含まれる行のみが返されます。複数のディメンションを含むレポートに検索フィルタが適用されると、デフォルトの階層形式ではなく、フラット化された形式で検索結果が表示されます。
9 削除 検索問合せをクリアして階層ビューに戻るには、検索フィルタのクリアに使用するごみ箱アイコンのイメージをクリックします。

検索を使用する場合とセグメントを使用する場合

検索を使用すると、レポート内のディメンションのリストを、関心のある特定の行に絞り込むことができます。たとえば、ページ・アクティビティ・レポートにはサイトのすべてのページが含まれますが、キャリア・ページのパフォーマンスのみに分析を絞り込むとします。検索式を適用して、ページのリストを、サイトのキャリア・セクションのページのみに絞り込むことができます。検索を使用してもレポートのメジャーの計算方法は変わらず、単にディメンションのリストが絞り込まれ、目的のデータが検索できるようになります。また、検索式はレポートに保存できません。

レポートを実行するときに、セグメントを使用して、問合せが実行されるデータ・セットを絞り込むことができます。たとえば、ヨーロッパ内のユーザーのデータを含めるように、セグメントを追加できます。これにより、レポートが問い合せるデータ・セットが絞り込まれ、レポートに含まれるディメンション、およびメジャーの計算方法に影響を与えます。セグメントは、レポートに保存して他のレポートで再利用することもできます。

アドホックのデータ調査では、レポートの対象を一時的に絞り込むには検索を使用し、レポートで問い合せるデータ・セットを絞り込むにはセグメントを使用することをお薦めします。セグメントは、他のレポートで再利用するために保存できます。

ノート: ファネル分析レポートは検索できません。ただし、ファネルにセグメントを適用すると、セグメント別にコンバージョン率や終了の変化を確認して、改善が必要な領域をより把握できます。

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アナリティクス・レポートの概要

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