ロックボックスを介した入金処理実行レポート

ロックボックスを介した入金処理実行レポートは、ロックボックス伝送の結果をレビューする場合に使用します。

このレポートは、ロックボックス入金処理とともに使用されます。

選択するプロセス・パラメータ

ビジネス・ユニット

このロックボックス発行のビジネス・ユニット。ロックボックス内のすべての入金はこのビジネス・ユニットに属している必要があります。

インポート・プロセスID

以前のロックボックス発行の識別子。

新規伝送

  • はい: 新規銀行ファイルをインポートします。

  • いいえ: 既存のロックボックス伝送を再発行します。

伝送名

  • 「新規伝送」パラメータを「はい」に設定した場合、新規伝送名を入力します。

  • 「新規伝送」パラメータを「いいえ」に設定した場合、再発行するロックボックス伝送の名前を入力します。

インポートの発行

  • はい: 新規銀行ファイルをインポートします。データ・ファイル、管理ファイル、および新規銀行ファイルの伝送フォーマット情報も入力する必要があります。

  • いいえ: 既存のロックボックス伝送を再発行します。

データ・ファイル

インポートする銀行ファイル。ファイル拡張子を含める必要があります。例: /home/ar/lockbox/bofa9101.dat。

検証の発行

  • はい: 新規銀行ファイルを検証するか、以前にインポートした銀行ファイルを再検証します。

  • いいえ: 検証プロセスをスキップします。

ロックボックス

検証するロックボックスの番号。「検証の発行」パラメータを「はい」に設定し、ロックボックス番号が銀行ファイルに指定されていない場合、ロックボックス番号を入力する必要があります。

会計日

このロックボックス伝送の入金レコードとバッチ・レコードを一般会計に転記する場合に使用する会計日を入力します。「検証の発行」パラメータを「はい」に設定した場合、会計日を入力する必要があります。

  • ロックボックスの会計日を一定日として定義した場合、会計日を入力します。

  • ロックボックスの会計日を預入日またはインポート日として定義した場合、プロセスはそれらの日付のいずれかを会計日として使用します。

レポート・フォーマット

  • すべて: レポートの「検証」セクションに処理されたすべてのレコードを含めます。

  • 拒否のみ: 検証に失敗したレコードのみを含めます。

完了バッチのみ

  • はい: すべてのレコードが検証ステップに合格した場合にのみ、ロックボックス・バッチの入金を振り替えます。

  • いいえ: 他の入金が拒否された場合でも、バッチ内の検証に合格したすべての入金を振り替えます。

非関連請求書支払の許可

  • はい: 未関連顧客の借方品目に入金を消し込みます。

  • いいえ: アカウント関係がある顧客アカウントの借方品目にのみ入金を消し込みます。

無効なトランザクション参照を持つ入金を未消込として転記

  • はい: 1つ以上のトランザクションが無効である場合でも、複数のトランザクションに消し込まれた入金のインポートを許可します。入金の未消込部分は、未消込金額として振り替えられます。

    後から、未消込金額をトランザクションに手動で消し込むことができます。

  • いいえ: すべてのトランザクションが有効である場合にのみ、複数のトランザクションに消し込まれた入金のインポートを許可します。

  • はい(要求あり): 無効な送金額からチャネル収益管理要求調査を作成します。

    1つ以上のトランザクションが無効な場合でも、複数のトランザクションに消し込まれた入金のインポートを許可します。無効な消込済送金額が非請求書関連の要求調査として作成されます。

入金転記の発行

  • はい: ロックボックス伝送の入金を消し込み、顧客残高を更新します。

  • いいえ: 入金をトランザクションに消し込まずに処理します。このオプションを選択するのは、入金を顧客の未回収借方品目に消し込む前にその入金をレビューおよび編集する場合です。

自動適用を処理するインスタンス数

ロックボックス検証で未解決の参照があった場合、ロックボックスから発行された自動照合ワーカーの数を入力します。

レポート出力

レポートは、次の2つのセクションに分かれています。

  • インポート: インタフェース表に正常にインポートされたレコードの合計数が表示されます。

  • 検証: 各レコードの詳細、および各ロックボックス伝送の合計金額と入金数が示されます。

レポートの「インポート」セクションは、ロックボックス・インポート・ステップを発行した場合に生成されます。レポートでは、「インポート」セクションの最後に、拒否済レコードを通知する行が出力されます。

レポートの「検証」セクションは、「検証の発行」パラメータを「はい」に設定した場合に生成されます。レポートのこのセクションを使用して、検証に合格または失敗したレコードの数を確認します。各ロックボックス伝送の合計金額と入金数を確認することもできます。

ノート: 「ロックボックス伝送の管理」ページを使用して、対応するFBDIテンプレートで検証に失敗したレコードをレビューします。
レコード件数要約

この伝送のレコード数および対応するステータス。

伝送

預入日、銀行採番番号、預入時刻、入金先口座および次の伝送情報:

  • 伝送レコード件数

  • 転送済レコード累計

  • この実行で転送されたレコード

  • 伝送金額

  • 転送済金額累計

  • この実行で転送された金額

ロックボックス・レコード

処理された各レコードのロックボックス・レコード情報。ロックボックス情報には、各カテゴリの基準を満たしたロックボックス内の入金の数が含まれます。

バッチ・レコード

銀行ファイル内の各バッチの入金バッチ情報(伝送フォーマットの一部としてバッチを含めた場合)。ロックボックスには、複数の入金バッチを含めることができます。入金バッチ情報には、入金バッチ名、バッチ内の入金の合計数、合計入金額、通貨および入金バッチの預入日と会計日が含まれます。

レコード詳細

各レコードの詳細および当該レコードのステータス。

ノート: 「拒否のみ」の「検証」レポートを実行した場合、レポートには、エラーのレコードおよび対応するエラー・ステータスのみが含まれます。