スコアリング算式の作成

この例では、スコアリング算式を作成する方法を示します。

次のデータ・ポイントに基づいて単純なスコアリング算式を作成します。

  1. アカウント・レベル延滞件数

  2. 延滞の計上済金額

ノート: これらが存在しない場合は、スコアリング算式を作成する前に作成しておく必要があります。

スコアリング算式の作成

ナビゲーション: 「設定および保守」→「すべてのタスク」→「回収の定義」→「回収スコアリングの管理」→「タスクに進む」アイコン→「スコアリング算式の管理」

  1. 「スコアリング算式の管理」ページで、「作成」アイコンをクリックします。

  2. 次の表を使用して、記載されている情報を入力します。

    フィールド

    名前: 必須

    Simple Scoring Formula

    タイプ: 必須

    アカウント: 算式に追加できるデータ・ポイントのタイプを決定します。

    摘要: オプション

    延滞の数および金額。

    スコア: 自: 必須

    1: 算式で計算される最も低いスコア。

    スコア: 至: 必須

    100: 算式で計算される最も高いスコア。

    使用可能: 算式をアクティブ化します

    選択

  3. 「データ・ポイント」セクションから、データ・ポイントを算式に追加します。各データ・ポイントは、スコアリング算式の上限と下限の範囲内でマップされる必要があります。

  4. 「行の追加」アイコンをクリックします。

  5. 「名前」フィールドで、「アカウント・レベル延滞件数」データ・ポイントを検索します。

  6. データ・ポイントを強調表示して、「OK」をクリックします。

  7. 「加重」フィールドに値1を入力します。

  8. 次の表を使用して、記載されている情報をデータ・ポイント詳細セクションに入力し、4つの行を設定します。

    範囲: 自

    範囲: 至

    0

    10

    100

    11

    50

    75

    51

    100

    50

    101

    999,999,999

    1

  9. 「保存」をクリックします。

  10. 「行の追加」アイコンをクリックします。

  11. 「名前」フィールドで、「延滞の計上済金額」データ・ポイントを検索します。

  12. データ・ポイントを強調表示して、「OK」をクリックします。

  13. 次の表を使用して、記載されている情報をデータ・ポイント詳細セクションに入力し、4つの行を設定します。

    範囲: 自

    範囲: 至

    0

    5,000.00

    100

    5,000.01

    25,000.00

    75

    25,000.01

    50,000.00

    50

    50,000.01

    999,999,999.00

    1

  14. 次の表を使用して、2つのデータ・ポイントの加重を調整します。

    データ・ポイント

    加重

    アカウント・レベル延滞件数

    0.25

    延滞の計上済金額

    0.75

    合計

    1.00

  15. 「保存」ボタンをクリックします。

  16. 「次」ボタンをクリックします。次の表を使用して、記載されている情報をスコアリング算式セグメント・ページに入力します。

    セグメント

    ビュー名: スコアリング算式に適用する顧客、アカウント、サイトまたはトランザクションのグループを選択します。

    IEX_F_ACCOUNTS_V

    識別子: それぞれの顧客、アカウント、サイトまたはトランザクションを識別する一意の属性を選択します。

    CUST_ACCOUNT_ID

  17. 「次」ボタンをクリックします。

  18. 「保存」ボタンをクリックします。

  19. スコアリング算式レビュー・ページに移動します。

  20. 「サンプル・スコア」セクションで、次の表に記載されている情報を使用して算式をテストします。

    フィールド

    アカウント番号: 延滞または現行トランザクションがあるアカウントを選択します。

    有効なアカウント番号

    ビジネス・ユニット: それらのトランザクションが含まれるビジネス・ユニットを選択します。

    有効なビジネス・ユニット

  21. 「スコア」ボタンをクリックします。

スコアリング算式の結果

「データ・ポイント」表には、次の内容が表示されます。

  1. コンポーネント・スコア: テスト・アカウントに関する延滞の実際の数と延滞の合計金額。

  2. マップされたコンポーネント・スコア: その数値がそれぞれのデータ・ポイント詳細にどのように換算されるか。

  3. 加重スコア: 「マップされたコンポーネント・スコア」にデータ・ポイント加重を乗算した値。

    スコア合計には、すべてのデータ・ポイントの加重スコアの合計が表示されます。これが、アカウントに割り当てられるスコアです。

算式の適用

算式がアクティブ化されたので、ジョブとしての回収スコアリング・プログラムを発行して適用します。

ナビゲーション: 「ナビゲータ」→「スケジュール済プロセス」→ジョブとしての回収スコアリング

  1. 「新規プロセスのスケジュール」ボタンをクリックします。

  2. 値リストからジョブとしての回収スコアリングを選択します。

  3. 次の表に従ってパラメータを入力します。

    パラメータ

    ビジネス・ユニット: 必須

    アカウントを含むビジネス・ユニットを選択します。

    スコアリング算式: 必須

    Simple Scoring Formula

  4. 「発行」ボタンをクリックします。

  5. 「回収」作業領域にナビゲートして検証します。顧客、アカウントまたは請求先サイトの問合せを実行してレビューします。「顧客階層」タスク・ペインにスコアが表示されます。