スコアリング算式
スコアリング算式は、回収活動の基盤です。
スコアリング算式
Oracle Fusion Advanced Collectionsでは、次の2つの方法でスコアリングが使用されます。
-
トランザクション・ステータスを現行、延滞または事前延滞として決定します。Collectionsでは、Oracle Fusion Accounts Receivablesからの請求書およびデビット・メモがスコアリングされます。期日超過トランザクションがある場合、顧客は延滞となります。
-
顧客、アカウントまたは請求先サイト・レベルで各顧客の回収可能性を決定します。顧客に関するデータ・ポイントを使用して回収可能性を判断します。
スコアリング算式は次のもので構成されます。
-
高スコアと低スコア
-
1つ以上の加重データ・ポイントとして、合計が1になる必要があります
-
データ・ポイント詳細
-
トランザクションをスコアリングする場合にのみ使用されるステータス
-
データベースのサブセットまたはセグメントに対して実行できるセグメント
-
算式をテストできるレビュー
スコアリング算式を使用すると、回収リソースおよび戦略を効果的に管理できます。
Collectionsには、特定のビジネス・ニーズに適用したりコピーして変更できるスコアリング算式のセットが用意されています。
考慮事項と推奨事項
次の点を考慮してください。
-
本番環境のデータの一部または全部を使用して、すべてのデータ・ポイントとスコアリング算式をテスト環境でテストする必要があります。
-
スコアリング結果およびパフォーマンスに問題がなければ、テストしたスコアリング算式を本番環境に移行できます