会計逆仕訳の管理

トランザクションまたはトランザクション配分の会計逆仕訳を作成するには、トランザクション・オブジェクトに適切なヘッダーまたは明細レベルの会計逆仕訳オプションを含める必要があります。

会計逆仕訳を使用すると、以前に計上済のトランザクション配分、または特定のトランザクションについてのすべての既存の会計について、会計面での影響を反転させることができます。

会計逆仕訳用語には次のものが含まれます。

  • 逆仕訳(元の)配分

    • 計上が成功したトランザクション配分が不正確であったかまたは取り消されたことを指します。そのため、トランザクション配分が逆仕訳されます。

  • 逆仕訳配分

    • トランザクション残高に対する元の配分の影響を逆にするトランザクション配分を指します。通常、逆仕訳配分は、元の符号を反転させる入力(元帳の)金額以外のあらゆる面で、逆仕訳された配分と同様です。

  • 置換配分

    • 逆仕訳された配分を正しい値で置換するトランザクション配分を指します。

配分例

この表は、配分例を示しています。

請求書配分明細番号

請求書明細タイプ

会計日

金額

説明

1

品目

2013年1月10日

1000

逆仕訳済

2

品目

2013年1月12日

-1000

逆仕訳(明細1)

3

品目

2013年1月12日

2000

置換(明細1)

トランザクション合計

2000

元の補助元帳仕訳の生成後に、補助元帳仕訳の設定または会計構成が変更されても、逆仕訳済配分による会計への当初の影響は元に戻されます。