5福利厚生適格プロファイルの適格基準
この章の内容は次のとおりです。
他のオブジェクトと適格の連携方法
適格プロファイルに適格基準を追加した後、適格を制限するオブジェクトにそのプロファイルを関連付けます。
次の図は、適格コンポーネント間の関係を表しています。

適格基準
適格プロファイルには、様々なタイプの適格基準を追加できます。性別や雇用ステータスなど、共通基準の多くについては、事前定義済の基準値のリストから選択できます。しかし、これらを適格プロファイルに追加できるようにするには、まず、ユーザー定義の基準と導出要因を作成する必要があります。
適格プロファイル
適格基準をプロファイルに追加するときには、これをどのように使用して適格性を判断するかを定義します。たとえば、基準として性別を追加するときには、性別の値(男性または女性)とその値に一致する個人を含めるのか、除外するのかを指定する必要があります。
プロファイルとオブジェクトの関連付け
以下に示すのは、適格プロファイルとそれに関連付けられるオブジェクトの種類、および複数のプロファイルを関連付けられるかどうかを一覧にまとめた表です。
適格プロファイルを使用するオブジェクト | 目的 | 複数のプロファイルを添付できるか? |
---|---|---|
変動レートまたは変動補償範囲プロファイル |
そのレートまたは補償範囲を認定するために必要な基準を確立します |
いいえ |
チェックリスト・タスク |
そのタスクが割り当てられたチェックリストに表示されるかどうかを制御します |
いいえ |
総合報酬文書 |
文書生成移入パラメータの後、追加の適格基準を適用します |
いいえ |
福利厚生オブジェクト |
特定のプログラム、プラン、およびオプションで使用される適格基準を確立します |
はい |
報酬オブジェクト |
特定のプラン、およびオプションで使用される適格性を確立します |
はい |
パフォーマンス文書 |
パフォーマンス文書の適格性を確立します |
はい |
目標プランまたは目標の一括アサイメント |
目標の適格性を確立します |
はい |
欠勤休暇プラン |
そのプランに属する欠勤休暇を記録する資格を持つ就業者を決定します |
はい |
導出要因
導出要因は、個人の年齢や勤続期間など、時間の経過に伴って変化する適格基準の計算方法を定義します。適格プロファイルに導出要因を追加して、適格性を制限するオブジェクトをこのプロファイルと関連付けます。
導出要因タイプ
「導出要因の管理」タスクを使用して、次の6種類の導出要因を作成できます。
-
年齢
-
勤続期間
-
年齢と勤続期間の組合せ
-
報酬
-
勤務時間
-
常勤換算
決定ルールおよびその他の設定
作成する要因それぞれについて、適格性の決定方法を表すルールを1つ以上指定します。次の表に、2つの要因の設定例を示します。
要因 | 設定例 |
---|---|
年齢導出 |
決定ルールを選択し、適格について個人の計算済年齢を評価する日付を指定します。 例: 決定ルールが1月1日に設定されている場合、1月1日時点の年齢が適格性の決定に使用されます。 |
常勤換算 |
常勤換算の最小パーセントと最大パーセントを指定したうえで、適格の評価時にプライマリ・アサイメントを使用するか、すべてのアサイメントの合計を使用するかを指定します。 例: 全アサイメント率の合計の範囲が90~100%である場合、2件のアサイメントで50%ずつ常勤している人は適格とみなされます。 |
時間および金額に関連する導出要因では、次のルールも設定できます。
-
単位
-
端数処理ルール
-
時間または金額の最小値と最大値
導出要因の例
次のシナリオでは、様々なタイプの導出要因を定義する方法について説明します。
年齢
福利厚生管理者は、年齢を要因として次の内容を決定することがよくあります。
-
扶養家族適格
-
生命保険料
年齢要因は、通常、年齢の範囲(年齢区分)、および個人の年齢を評価するルールで定義されます。次の表は、年齢によって変化する生命保険料に対する適格性を判断するために使用される年齢区分を表しています。
導出要因名 | 最低年齢の値 | 最高年齢の値 |
---|---|---|
年齢25歳未満 |
1 |
25 |
年齢25~34歳 |
25 |
35 |
年齢35~44歳 |
35 |
45 |
年齢45~54歳 |
45 |
55 |
年齢55~64歳 |
55 |
65 |
年齢64歳以上 |
65 |
75 |
次の表に示すように、各年齢区分の決定ルールとその他の設定には同じ値を使用できます。
フィールド | 値 |
---|---|
決定ルール |
カレンダ年の初日 |
使用する年齢 |
個人 |
ユニット |
年 |
端数処理 |
なし |
勤続期間
勤続期間の導出要因は、従業員の勤続期間に基づいた適格性を判断するために使用します。たとえば、従業員が10年間の勤続を完了したかどうかを判断するための導出要因を作成できます。「期間開始日ルール」リストのルールを使用して、勤続期間の開始日を指定できます。
-
調整勤務日
-
採用日
-
元の採用日
-
年功起算日
「年功起算日」を選択した場合は、「年功起算日」リストを使用して等級年功起算日などの特定の構成ルールを選択し、日付を指定します。勤続期間を計算するにあたって他に特別な要件がある場合は、Formulaを使用できます。勤続期間の終了を指定するには、決定ルール(月の最終日、月の初日、イベント日現在、給与期間の最終日など)を使用します。次の表は、勤続期間区分の例です。
勤続期間の導出要因は、値の範囲と、従業員の勤続期間の計算ルールを定義します。次の表は、勤続期間区分の例です。勤続期間区分を使用して、賞与や退職手当などの「報酬」オブジェクトに対する適格性を判断することができます。
導出要因名 | 最低勤続期間の値 | 最高勤続期間の値 |
---|---|---|
勤続1年未満 |
0 |
1 |
勤続1~4年 |
1 |
5 |
勤続5~9年 |
5 |
10 |
勤続10~14年 |
10 |
15 |
勤続15~19年 |
15 |
20 |
勤続20~24年 |
20 |
25 |
勤続25~29年 |
25 |
30 |
勤続30年以上 |
30 |
999 |
各勤続期間区分の決定ルールとその他の設定は同じで、次のとおりです。
フィールド | 値 |
---|---|
期間開始日ルール |
採用日 これは期間の先頭を設定します。 |
決定ルール |
年度の最終日 これは期間の末尾を設定します。 |
使用する年齢 |
個人 |
ユニット |
年 |
端数処理 |
なし |
報酬
報酬の導出要因は、値の範囲と、従業員の報酬額の計算ルールを定義します。次の表は、報酬区分の例です。報酬区分を使用して、賞与やストック・オプションなどの「報酬」オブジェクトに対する適格性を判断することができます。
導出要因名 | 最低報酬の値 | 最高報酬の値 |
---|---|---|
20000未満 |
0 |
20,000 |
給与20~34000 |
20,000 |
35,000 |
給与35~49000 |
35,000 |
50,000 |
給与50~75000 |
50,000 |
75,000 |
給与75~99000 |
75,000 |
100,000 |
給与100~200000 |
100,000 |
200,000 |
給与200000以上 |
200,000 |
999,999,999 |
各報酬区分の決定ルールとその他の設定は同じで、次のとおりです。
フィールド | 値 |
---|---|
決定ルール |
年度の初日 |
単位 |
USドル |
ソース |
定期報酬 |
端数処理 |
百の位に丸める |
年齢を使用した適格性の決定のオプション
年齢導出要因に対して選択した「使用する年齢」の値は、導出年齢の計算に誰の生年月日が使用されるかを決定します。もっとも一般的な値は、「個人」です。
年齢導出要因は、「導出要因の管理」タスクを使用して構成します。
個人の年齢
通常は、「使用する年齢」設定として「個人」を使用します。この設定を使用すると、次の表に示すように、適格評価の年齢計算に各個人の生年月日が使用されます。
シナリオ | 結果 |
---|---|
「使用する年齢」の値として「個人」を選択し、年齢導出要因を扶養家族適格プロファイルに関連付けたとします。 |
各扶養家族の適格は、その扶養家族の生年月日から計算された年齢に基づいて評価されます。 |
その他の使用する年齢
加入者または扶養家族の適格やレートを、別の個人(配偶者、子など)の年齢に基づいて評価するには、「個人」以外の値を選択します。
次の表に例を示します。
シナリオ | 結果 |
---|---|
「使用する年齢」の値として「個人の長子」を選択し、この導出要因を扶養家族適格プロファイルに関連付けたとします。 |
すべての扶養家族の適格は、加入者の長子の年齢に基づきます。たとえば、すべての扶養家族は、長子が適格の最大年齢に達した時点で不適格になります。 |
「使用する年齢」の値として「引継ぎ年齢」を選択し、この導出要因を扶養家族適格プロファイルに関連付けたとします。 |
すべての扶養家族の適格は、「個人その他情報」フレックスフィールドに定義された生年月日に基づきます。 |
ユーザー定義基準の例
次のシナリオは、福利厚生オブジェクトと報酬オブジェクトに関連付けられた適格プロファイルで使用する、複数タイプのユーザー定義基準を作成する方法について説明したものです。各例では、次のことを行う必要があります。
-
「プラン構成」作業領域の「ユーザー定義基準の管理」タスクを使用して、ユーザー定義基準を作成します。
-
「適格プロファイルの管理」タスクを使用して、適格プロファイルにユーザー定義基準を追加します。
-
基準値を適格プロファイルで使用するように設定します。
-
適格プロファイルを、関連する福利厚生または報酬オブジェクトに関連付けます。
ユーザー定義属性を適格のベースにする
あなたが勤める民間潜水会社が、330フィート以上深く潜水する従業員に異なる福利厚生レートを提供したいと考えています。
-
ユーザー定義基準の作成ページまたは編集ページで、次の値を設定します。
フィールド 値 表
個人属性
列
BEN_DIVE_DEPTH
参照
BEN_DIVE_DEPTH
範囲検証1使用可能
選択済
-
適格プロファイルの作成ページまたは編集ページで、適格プロファイルにユーザー定義基準を追加します。
-
「その他」タブの「ユーザー定義基準」サブタブで、次の値を設定します。
場合によっては、目的の選択肢を表示する前に、「内容」リストをリフレッシュする必要があります。これを行うには、別のサブタブ(Formulaなど)をクリックした後、「ユーザー定義基準」タブを再度クリックします。
フィールド 値 セット1内容
330
セット1内容:至
9999
除外
オフ
-
適格プロファイルを、福利厚生変動レート・プロファイルに関連付けます。
Formulaを適格のベースにする
あなたの会社が、3か月間の予定済シフト時間を100パーセント就業した時給従業員に、スポット・インセンティブ賞与を提供するように考えています。そこであなたは、「設定および保守」作業領域の「FastFormulaの管理」タスクを使用して、過去3か月の各週の予定済時間から勤務時間を差し引くFormulaを作成しました。一連の計算の結果がゼロ以下である場合、このFormulaでは「はい」の結果が返されます。
-
ユーザー定義基準の作成ページまたは編集ページで、次の値を入力します。
フィールド 値 1つのFormulaにアクセス
Worked_Sched_Hours_Percent
範囲検証1使用可能
オフ
-
適格プロファイルの作成ページまたは編集ページで、適格プロファイルにユーザー定義基準を追加します。
-
「その他」タブの「ユーザー定義基準」サブタブで、次の値を設定します。
場合によっては、目的の選択肢を表示する前に、「内容」リストをリフレッシュする必要があります。これを行うには、別のサブタブ(Formulaなど)をクリックした後、「ユーザー定義基準」タブを再度クリックします。
フィールド 値 セット1内容
はい
除外
オフ
-
適格プロファイルを、賞与報酬オブジェクトに関連付けます。
適格を使用して除外する
あなたの組織が、在宅勤務アサイメントのある就業者を通勤手当から除外したいと考えています。
-
ユーザー定義基準の作成ページまたは編集ページで、次の値を設定します。
フィールド 値 表
アサイメント
列
Work_at_home
参照
YES_NO
範囲検証1使用可能
オフ
-
適格プロファイルの作成ページまたは編集ページで、適格プロファイルにユーザー定義基準を追加します。
-
「その他」タブの「ユーザー定義基準」サブタブで、次の値を設定します。
場合によっては、目的の選択肢を表示する前に、「内容」リストをリフレッシュする必要があります。これを行うには、別のサブタブ(Formulaなど)をクリックした後、「ユーザー定義基準」タブを再度クリックします。
フィールド 値 セット1内容
はい
除外
選択済
-
適格プロファイルを、通勤手当報酬オブジェクトに関連付けます。
ユーザー定義基準
組織の特別な要件に応じて、自分専用の適格基準を定義できます。基準を適格プロファイルに関連付けます。
このトピックでは、ユーザー定義基準の作成と使用について、例を示しながら説明します。
例
あなたの組織が、在宅勤務アサイメントを電気通信手当の適格基準として使用したいと考えています。表と列はすでにありますが、「適格プロファイルの作成」ページの既存の適格基準タブからデータを利用することができません。そのため、まず在宅勤務基準を作成して、それを適格プロファイルとともに使用できるようにする必要があります。
基準の作成
「プラン構成」作業領域の「ユーザー定義基準の管理」タスクを使用します。作成する適格基準用のデータは、アプリケーションからアクセスできる表に保存する必要があります。手順は表によって異なります。
データ表 | 手順 |
---|---|
個人属性またはアサイメント表 |
|
その他の表 |
|
基準の使用
「ユーザー定義基準の作成」ページでは、1つまたは2つの基準セットを定義できます。加入者は、適格または不適格と見なされるために、いずれかのセットで定義された基準を満たす必要があります。
ユーザー定義基準を作成したら、それを「その他」カテゴリの「ユーザー定義基準」タブで適格プロファイルに追加できます。
予定時間数の範囲の使用例
この例では、指定された期間内での就業者の勤務予定時間数に基づいて、適格基準を定義する方法について説明します。
週次範囲と月次範囲
勤務予定時間が次のいずれかの範囲であった就業者に、福利厚生サービスの適格を限定することを考えています。両方とも前四半期の末時点での範囲です。
-
各週の勤務予定が30~40時間
-
各月の勤務予定が130~160時間
そのためには、「適格プロファイルの作成」または「適格プロファイルの編集」ページの「雇用」タブにある「予定時間数の範囲」サブタブで、2つの範囲を追加する必要があります。次の表に示すように、週次範囲の値を設定します。
フィールド | 値 |
---|---|
順序 |
1 |
最小時間数 |
30 |
最大時間数 |
40 |
予定登録期間 |
週次 |
決定ルール |
前四半期の最終日 |
月次範囲の値を設定します(値は次の表のとおりです)。
フィールド | 値 |
---|---|
順序 |
2 |
最小時間数 |
130 |
最大時間数 |
160 |
予定登録期間 |
月次 |
決定ルール |
前四半期の最終日 |
参照およびフレックスフィールドに基づく独自の基準の構成
この例では、ユーザー定義参照に基づくユーザー定義基準を作成し、そのユーザー定義基準を福利厚生適格プロファイルに関連付ける方法について説明します。
シナリオ: ある民間潜水会社が、330フィート以上深く潜水するダイバーに、異なる福利厚生レートを提供したいと考えています。
タスクの概要
福利厚生適格プロファイル用に参照ベースのユーザー定義基準を作成するには、まず「設定および保守」作業領域で次のタスクを実行する必要があります。
-
福利厚生参照を作成します。
-
福利厚生値セットを作成します。
-
付加フレックスフィールドに追加のグローバル・セグメントを作成します。
-
変更した付加フレックスフィールドをデプロイします。
次に、「プラン構成」作業領域で次のタスクを実行します。
-
参照ベースのユーザー定義基準を作成します。
-
適格プロファイルを作成し、新しいユーザー定義基準を関連付けます。
福利厚生参照の作成
「福利厚生参照の管理」タスクを使用して既存の福利厚生参照を編集できますが、「設定および保守」作業領域で「共通参照の管理」タスクを使用して福利厚生参照を作成する必要があります。
-
次の表に示すように、参照タイプを作成します。「参照タイプ」の値は、検索しやすいようにBEN_で開始します。これにより、「福利厚生参照の管理」タスクでもこの参照を利用できるようになります。
フィールド 値 参照タイプ
BEN_DIVE_DEPTH
内容
潜水深度
摘要
ダイバーが330フィート以上潜水するかどうかを識別します
モジュール
適格プロファイル
-
「保存」をクリックします。
参照タイプは、参照コードを追加する前に作成する必要があります。
-
「参照コード」セクションで、参照に使用する参照コードを追加し、有効化します(フィールドの値は次の表のとおりです)。
フィールド コード1の値 コード2の値 参照コード
SHALLOW
DEEP
表示順序
1
2
使用可能
選択
選択
開始日
1/1/2000
1/1/2000
内容
浅い
深い
摘要
潜水深度は330フィート以下です
330フィートより深く潜水します
-
「保存してクローズ」をクリックして、「概要」ページに戻ります。
福利厚生値セットの作成
「設定および保守」作業領域の「値セットの管理」タスクを使用して、ステップで他の値を指定しないかぎり、フィールドのデフォルト値でこのタスクを完了します。
-
初期フィールドに値を入力します(値は次の表のとおりです)。
フィールド 値 値セット・コード
BEN_DIVE_DEPTH
モジュール
適格プロファイル
検証タイプ
Table
値データ型
文字
-
検証タイプを選択した後に表示される「定義」フィールドに値を入力します(フィールドの値は次の表のとおりです)。
フィールド 値 FROM句
HCM_LOOKUPS
値列名
MEANING
ID列名
LOOKUP_CODE
WHERE句
LOOKUP_TYPE='BEN_DIVE_DEPTH'
グローバル・セグメントの作成
「設定および保守」作業領域で「付加フレックスフィールドの管理」タスクを使用します。ステップで他の値が指定されていないかぎり、各フィールドにはデフォルト値を使用します。
-
個人属性付加フレックスフィールドを検索します。「アサイメント」表にさらに属性を追加するには、「アサイメント属性」付加フレックスフィールドを検索し、編集します。
-
「検索結果」セクションで、「個人属性」行を選択します。
-
「検索結果」ツールバーで、「編集」ボタンをクリックします。
-
「グローバル・セグメント」ツールバーで、「作成」ボタンをクリックします。
-
次の表に示すように、一般フィールドを設定します。
フィールド 値 名前
潜水深度
コード
BEN_DIVE_DEPTH
-
列アサイメント・フィールドに値を入力します(値は次の表のとおりです)。
フィールド 値 データ型
文字
表列
次に利用可能な属性(ATTRIBUTE1など)
-
「検証」セクションの「値セット」フィールドで、「BEN_DIVE_DEPTH」を選択します。
-
「プロパティの表示」セクションの「表示タイプ」フィールドで、「ドロップダウン・リスト」を選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックして、付加フレックスフィールドの編集ページに戻ります。
-
「保存してクローズ」をクリックして、「付加フレックスフィールドの管理」ページに戻ります。
変更した付加フレックスフィールドのデプロイ
編集した付加フレックスフィールドをデプロイしてフィールドをアプリケーションに公開し、ユーザー定義基準の作成時に使用できるようにします。
-
「検索結果」ツールバーで、「フレックスフィールドのデプロイ」をクリックします。
-
「完了」をクリックして「概要」ページに戻ります。
参照ベースのユーザー定義基準の作成
このタスクは「プラン構成」作業領域を使用して実行します。ステップで値が指定されている場合を除き、フィールドにはデフォルト値を使用します。
-
「タスク」パネル・ドロワーで、「ユーザー定義基準の管理」をクリックして「ユーザー定義基準の管理」ページを開きます。
-
「検索結果」ツールバーで、「作成」をクリックします。
-
ユーザー定義基準フィールドに値を入力します(値は次の表のとおりです)。
フィールド 値 名前
Ben Dive Depth
短縮コード
BEN_DIVE_DEPTH
-
セット1フィールドに値を入力します(値は次の表のとおりです)。
フィールド 値 表
個人属性
列
グローバル・セグメント用に選択した属性(たとえば、ATTRIBUTE1)
参照
BEN_DIVE_DEPTH
-
「保存してクローズ」をクリックして、「ユーザー定義基準の管理」ページに戻ります。
適格プロファイルを作成し、ユーザー定義基準を関連付ける
このタスクは「プラン構成」作業領域を使用して実行します。ステップで値が指定されている場合を除き、フィールドにはデフォルト値を使用します。
-
「タスク」パネル・ドロワーで、「適格プロファイルの管理」をクリックして「適格プロファイルの管理」ページを開きます。
-
「検索結果」ツールバーの「作成」メニューで、「加入者プロファイルの作成」を選択します。
-
「適格プロファイル定義」セクションの「名前」フィールドに、「Ben Dive Depth」と入力します。
-
「ユーザー定義基準」タブの「適格基準」セクションで、ユーザー定義基準を追加します(値は次の表のとおりです)。
フィールド 値 順序
1
ユーザー定義基準
Ben Dive Depth
除外
オフ
セット1内容
深い
-
必ず、セット1内容フィールドで値を選択します。
場合によっては、目的の選択肢を表示する前に、リストをリフレッシュする必要があります。
-
別のタブを選択します(Formulaなど)。
-
「ユーザー定義基準」タブを再度選択します。
-
-
「保存してクローズ」をクリックして、「適格プロファイルの管理」ページに戻ります。
統合ワークブックでの福利厚生導出要因の管理
「導出要因の管理」ページで使用可能な統合Microsoft Excelワークブックを使用して、複数の導出要因を同時に作成、編集および削除します。
ワークブックには次のタブがあり、各タブでは特定のタイプに属する導出要因を構成できます。
-
年齢
-
勤続期間
-
年齢および勤続期間
-
報酬
-
勤務時間
-
常勤換算
ワークブックを使用して導出要因を構成するには、次の基本ステップを実行します。
-
ワークブックを生成して移入します。
-
複数のタブで導出要因を作成、編集または削除します。
-
編集結果をアップロードします。
-
必要に応じてエラーを解決します。
このステップを必要な回数繰り返して、改訂に対応します。
ワークブックの生成および移入
次のステップを実行します。
-
「プラン構成」作業領域の「導出要因の管理」ページにナビゲートします。
-
「ワークブックで準備」をクリックします。
導出要因の作成
たとえば、年齢の導出要因を入力する場合は、次の手順を実行します。
-
「年齢」ワークシートを選択します。
-
Excelのリボン・ツールバーの一部として使用できる「導出要因」タブで、「検索」をクリックします。
-
検索結果の最後に行を挿入し、新しい導出要因のデータを入力します。
-
「アップロード」をクリックします。複数のワークブックでデータを入力できます。
既存の導出要因の変更
たとえば、報酬導出要因を変更するには、次の手順を実行します。
-
必要なワークシートを選択し、変更を加える特定の導出要因の名前を入力します。
-
「検索」をクリックします。
-
導出要因に必要な変更を行います。
-
「アップロード」をクリックします。
エラーの解決
アップロード・プロセスによって、各ワークブック行の「ステータス」フィールドが自動的に更新されます。レビューを必要とするエラーが存在する場合、プロセスでは次のことが実行されます。
-
アプリケーション・データベースの変更をロールバックします。
-
ワークブック行のステータスを「アップロードに失敗しました」に設定します
-
次のワークブック行に進みます。
エラーを表示して解決するには、次の手順を実行します。
-
「ステータス」フィールドの「更新失敗」をダブルクリックします。
-
ワークブックのデータ問題を修正します。
-
最新の変更をアップロードします。
適格基準に関するFAQ
適格プロファイルに複数の基準を入れたらどうなりますか?
2つの郵便番号域など、同じ基準タイプに複数の値を定義する場合、適格とみなされるには、この基準の少なくとも1つを満足させる必要があります。たとえば、どちらかの郵便番号域に居住している個人は適格です。
性別や年齢など、異なるタイプの基準を複数含める場合、各基準タイプに定義された基準のうち、少なくとも1つを満たす必要があります。
適格プロファイルをオブジェクトに追加したときに、「必須」オプションを選択しなかった場合、どうなりますか?
オブジェクトに適格プロファイルを1つのみ追加した場合、そのプロファイル内の基準は「必須」オプションが選択されていなくても満たされます。
適格プロファイルを複数追加した場合は、次のルールが適用されます。
-
すべてのプロファイルが任意である場合は、少なくとも1つのプロファイルを満足させる必要があります。
-
すべてのプロファイルが必須である場合は、すべてのプロファイルを満足させる必要があります。
-
全部ではないが、複数のプロファイルが必須である場合は、必須プロファイルすべてと、必須ではないプロファイルのうち、少なくとも1つを満足させる必要があります。
ワークブックを使用して、加入者の適格プロファイルを福利厚生サービスとリンクするにはどうすればよいですか。
プログラムまたはプランを作成または編集する場合、「適格」ステップで「ワークブックで準備」をクリックします。表示されるスプレッドシートで、オファリングに関連付ける各加入者適格プロファイルの行を作成します。
オファリングに関連付けられている既存の加入者適格プロファイルを削除できます。削除する加入者適格プロファイル行の「削除用にマーク」列をダブルクリックし、ワークブックをアップロードします。
アップロード、検索、終了日設定および削除など、すべてのワークブック処理をスプレッドシート・ツールバーの「適格プロファイルの管理」リボン・タブで検索できます。