32総合報酬の実例
この章の内容は次のとおりです。
賞与カテゴリを作成します
この例では、利益分配賞与、新規採用賞与、四半期賞与を含む賞与カテゴリの作成方法を説明します。「新規採用賞与」項目と「四半期賞与」項目はすでに存在し、このカテゴリで再利用されます。
次の表は、このシナリオの「利益分配」報酬項目での重要な決定事項をまとめたものです。
考慮すべき決定事項 | この例の項目 |
---|---|
この項目はどの報酬を表すか? |
利益分配賞与 |
ソース・タイプは何か? |
給与エレメント |
国別仕様データ・グループは何か? |
米国 |
次の表に、このシナリオのカテゴリでの重要な決定事項の要約を示します。
考慮すべき決定事項 | この例のカテゴリ |
---|---|
カテゴリ・タイプは何か? |
現金報酬 |
文書にはカテゴリの詳細をどのレベルで表示するか? |
すべての詳細を1ページに表示。 |
項目を追加するか? |
はい。利益分配賞与、新規採用賞与、四半期賞与。 |
グラフを表示するか?個数は?タイプは? |
はい。2個: 棒グラフと積み重ね棒グラフ。 |
カテゴリで列を非表示にするか? また、編集するか? |
就業者拠出金は現金報酬カテゴリなので非表示にする。会社拠出金の列名は、就業者にとってなじみのある名前になるよう編集する。 |
タスクの要約
賞与カテゴリを作成するには、次のタスクを実行します。指定されている箇所以外はデフォルト値を使用します。
-
利益分配賞与項目を作成します。
-
賞与カテゴリを作成します。
-
作成した項目を、既存のその他の賞与項目に添付します。
-
表示オプションを構成します。
前提条件
-
国別仕様データ・グループ「米国」を使用して、「利益分配賞与」という名前の給与エレメントを作成します。
-
給与エレメントを使用して、国別仕様データ・グループ「米国」に次の報酬項目を作成します。
-
新規採用賞与
-
四半期賞与
-
報酬項目の作成
報酬項目を作成します。
-
「報酬項目の管理」タスクをクリックします。
-
「作成」をクリックします。
-
次の表に示すように、フィールドに情報を入力します。
フィールド 値 項目名
利益分配賞与
ソース・タイプ
エレメント・エントリ
国別仕様データ・グループ
米国
給与エレメント
利益分配賞与
入力パラメータ
支払値
-
「保存して閉じる」をクリックします。
カテゴリ詳細の入力と項目の追加
-
「報酬カテゴリの管理」タスクをクリックします。
-
「作成」をクリックします。
-
次の表のように、各フィールドに値を入力します。
フィールド 値 名前
賞与
カテゴリ・タイプ
現金報酬
-
「続行」をクリックします。
-
「詳細のレベル」フィールドで「すべての詳細を1ページに表示」を選択します。
-
「項目の追加」を3回クリックし、新しい行を3つ追加します。
-
次の表に示すように、新しい行それぞれのフィールドを入力します。
名前 摘要 会社拠出金(項目) 利益分配
利益分配賞与
利益分配賞与
新規採用
新規採用賞与
新規採用賞与
四半期
四半期賞与
四半期賞与
-
「列プロパティの編集」をクリックし、「自分の拠出金」列を選択します。
-
「文書への表示不可」を選択します。
-
「OK」をクリックします。
-
「列プロパティの編集」をクリックし、「会社拠出金」列を選択します。
-
「列ラベル」フィールドに「金額」を入力します。
-
「OK」をクリックします。
表示オプションの構成。
-
「グラフ」タブを選択します。
-
次の表に示すように、2つのグラフのフィールドを入力します。
フィールド 1つ目のグラフの値 2つ目のグラフの値 グラフ・タイトル
各種賞与
各種賞与がどのように積み上げられるか
グラフ・タイプ
棒
棒 - 積上げ
グラフ項目
金額
金額
-
「保存」をクリックします。
-
「OK」をクリックして確認します。
-
「摘要テキスト」タブを選択します。
-
ここには、このカテゴリに含まれるもの、ポリシーの詳細などを説明するテキストを自由に入力し、適宜、書式を設定します。
-
ページ最上部にある「コンポーネントの順序変更」をクリックします。
-
「摘要テキスト」を選択し、「グラフ」の下に「摘要テキスト」が表示されるまで、下矢印をクリックします。
-
「OK」をクリックします。
-
「保存して閉じる」をクリックします。
福利厚生カテゴリの作成
この例では、医療、歯科、眼科、身体障害保険、生命保険を含む福利厚生カテゴリの作成方法を示します。次の表に、このシナリオの報酬項目での重要な決定事項の要約を示します。
考慮すべき決定事項 | 1つ目の項目 | 2つ目の項目 |
---|---|---|
この項目はどの報酬を表すか? |
医療給付に対する就業者拠出金 |
医療給付に対する会社拠出金 |
ソース・タイプは何か? |
給与エレメント |
給与エレメント |
国別仕様データ・グループは何か? |
米国 |
米国 |
次の表に、このシナリオのカテゴリでの重要な決定事項の要約を示します。
考慮すべき決定事項 | この例のカテゴリ |
---|---|
カテゴリ・タイプは何か? |
福利厚生 |
文書にはカテゴリの詳細をどのレベルで表示するか? |
項目行の詳細を別のページに表示し、詳細にドリルダウンできるようにする。 |
項目を追加するか?(説明) |
はい。医療、歯科、眼科、身体障害保険、生命保険に対する就業者拠出金と会社拠出金。 |
サブカテゴリとしてその他のカテゴリを追加するか?(説明) |
いいえ |
グラフを表示するか?(「はい」または「いいえ」)1個か、2個か?タイプは? |
はい。2個: 積上げ棒グラフと円グラフ。 |
カテゴリで列を非表示にするか? また、編集するか? |
いいえ |
期間内の値がゼロである場合に行を表示するか? |
いいえ |
医療保険の項目を作成し、次に福利厚生カテゴリを作成して、作成した項目を既存の8個の福利厚生項目に添付し、表示オプションを構成します。指定されている箇所以外はデフォルト値を使用します。
前提条件
-
国別仕様データ・グループ「米国」を使用して、次の給与エレメントを作成します。
-
就業者拠出金 - 医療
-
会社拠出金 - 医療
-
-
給与エレメントを使用して、国別仕様データ・グループ「米国」に次の報酬項目を作成します。
-
就業者拠出金 - 歯科
-
会社拠出金 - 歯科
-
就業者拠出金 - 眼科
-
会社拠出金 - 眼科
-
就業者拠出金 - 障害
-
会社拠出金 - 障害
-
就業者拠出金 ― 生命保険
-
会社拠出金 ― 生命保険
-
報酬項目の作成
指定がある場合を除き、デフォルト値を使用します。
-
「報酬」作業領域で、「報酬項目の管理」をクリックし、「報酬項目の管理」ページを開きます。
-
「作成」をクリックします。
-
「報酬項目の作成」ページで、次の表に示すようにフィールドを入力します。
フィールド 値 項目名
就業者拠出金 - 医療
ソース・タイプ
エレメント・エントリ
国別仕様データ・グループ
米国
給与エレメント
就業者拠出金 - 医療
入力パラメータ
支払値
-
「保存して別の作成」をクリックします。
-
「報酬項目の作成」ページで、次の表に示すようにフィールドを入力します。
フィールド 値 項目名
会社拠出金 - 医療
ソース・タイプ
エレメント・エントリ
国別仕様データ・グループ
米国
給与エレメント
会社拠出金 - 医療
入力パラメータ
支払値
-
「保存して閉じる」をクリックします。
カテゴリ詳細の入力と項目の追加
-
「報酬」作業領域で、「報酬カテゴリの管理」をクリックし、「報酬カテゴリの管理」ページを開きます。
-
「作成」をクリックします。
-
「報酬カテゴリの作成」ページで、次の表に示すようにフィールドを入力します。
フィールド 値 名前
福利厚生
カテゴリ・タイプ
福利厚生
-
「続行」をクリックします。
-
「カテゴリの作成」ページの「表」タブで、「詳細のレベル」フィールドの「明細項目までドリルダウンして詳細」を選択します。
-
「項目の追加」を5回クリックし、新しい行を5つ追加します。
-
次の表に示すように、フィールドにカテゴリ行の名前と説明を入力し、カテゴリの各拠出金列について報酬項目を選択します。
名前 摘要 自分の拠出金(項目) 会社拠出金(項目) 医療
補償範囲を反映した金額。
就業者拠出金 - 医療
会社拠出金 - 医療
歯科
補償範囲を反映した金額。
就業者拠出金 - 歯科
会社拠出金 - 歯科
眼科
補償範囲を反映した金額。
就業者拠出金 - 眼科
会社拠出金 - 眼科
身体障害保険
LTDは収入保障を提供。
就業者拠出金 - 障害
会社拠出金 - 障害
生命保険
生命保険は福利厚生の中心である。
就業者拠出金 ― 生命保険
会社拠出金 ― 生命保険
表示オプションの構成。
-
「グラフ」タブを選択します。
-
次の表に示すように、2つのグラフのフィールドを入力します。
フィールド 1つ目のグラフの値 2つ目のグラフの値 グラフ・タイトル
就業者拠出金と会社拠出金の比較
合計拠出金の比較
グラフ・タイプ
棒
円
グラフ項目
自分の拠出金、会社拠出金
自分の拠出金、会社拠出金
-
「保存」をクリックします。
-
「OK」をクリックして確認します。
-
「摘要テキスト」タブを選択します。
-
ここには、このカテゴリに含まれるもの、ポリシーの詳細などを説明するテキストを自由に入力し、適宜、書式を設定します。
-
ページ最上部にある「コンポーネントの順序変更」をクリックします。
-
「摘要テキスト」を選択し、「グラフ」の下に「摘要テキスト」が表示されるまで、下矢印をクリックします。
-
「OK」をクリックします。
-
「保存して閉じる」をクリックします。
コミッション用ユーザー定義カテゴリの作成
この例では、ユーザー定義カテゴリ・タイプを使用して、コミッション・カテゴリを作成する方法を説明します。次の表に、このシナリオのカテゴリでの重要な決定事項の要約を示します。
考慮すべき決定事項 | この例のカテゴリ |
---|---|
カテゴリ・タイプは何か? |
ユーザー定義 |
文書にはカテゴリの詳細をどのレベルで表示するか? |
すべての詳細を1ページに表示。 |
項目を追加するか? |
はい。年度末の販売ターゲット、販売売上、コミッション項目。 |
グラフを表示するか?個数は?タイプは? |
はい。棒グラフ2個(生み出された収益用と得られたコミッション用)。 |
カテゴリで列を非表示にするか? また、編集するか? |
列ラベルを編集する |
タスクの要約
コミッションのユーザー定義カテゴリを作成するには、次のタスクを実行します。指定されている箇所以外はデフォルト値を使用します。
-
ユーザー定義カテゴリを作成します。
-
既存の報酬項目を添付します。
-
表示オプションを構成します。
前提条件
-
次の報酬項目を作成します。
-
年度末の販売ターゲット
-
年度末の販売売上
-
年度末のコミッション
-
カテゴリ詳細の入力と項目の追加
-
「報酬カテゴリの管理」タスクをクリックします。
-
「作成」をクリックします。
-
次の表のように、各フィールドに値を入力します。
フィールド 値 名前
コミッション
カテゴリ・タイプ
ユーザー定義
項目列数
3
-
「続行」をクリックします。
-
「詳細のレベル」フィールドで「すべての詳細を1ページに表示」を選択します。
-
「列プロパティの編集」をクリックし、「自分の拠出金」列を選択します。
-
「列ラベル」フィールドに「販売ターゲット」を入力します。
-
「OK」をクリックします。
-
「列プロパティの編集」をクリックし、「会社拠出金」列を選択します。
-
「列ラベル」フィールドに「販売売上」を入力します。
-
「OK」をクリックします。
-
「列プロパティの編集」をクリックし、「ユーザー定義列 3」列を選択します。
-
「列ラベル」フィールドに「コミッション」を入力します。
-
「OK」をクリックします。
-
「項目の追加」をクリックします。
-
次の表に示すように、新しい行のフィールドを入力します。
名前 摘要 販売ターゲット(項目) 販売売上(項目) コミッション(項目) 行1
年度末のアクティビティ
年度末の販売ターゲット
年度末の販売売上
年度末のコミッション
すべての詳細を1ページに表示するよう詳細のレベルが構成されている場合、「名前」列は文書に表示されません。
表示オプションの構成。
-
「グラフ」タブを選択します。
-
次の表に示すように、2つのグラフのフィールドを入力します。
フィールド 1つ目のグラフの値 2つ目のグラフの値 グラフ・タイトル
生み出された収益
得られたコミッション
グラフ・タイプ
棒
棒
グラフ項目
販売売上
コミッション
-
「保存」をクリックします。
-
「OK」をクリックして確認します。
-
「摘要テキスト」タブを選択します。
-
ここには、このカテゴリに含まれるもの、ポリシーの詳細などを説明するテキストを自由に入力し、適宜、書式を設定します。
-
ページ最上部にある「コンポーネントの順序変更」をクリックします。
-
「摘要テキスト」を選択し、「グラフ」の下に「摘要テキスト」が表示されるまで、下矢印をクリックします。
-
「OK」をクリックします。
-
「保存して閉じる」をクリックします。
株式履歴カテゴリの作成
この例では、非適格ストック・オプションと受給権付与情報の株式履歴カテゴリを作成する方法を説明します。株式履歴カテゴリを作成し、列の可視性とグラフを構成します。
次の表に、このシナリオのカテゴリでの重要な決定事項の要約を示します。
考慮すべき決定事項 | この例のカテゴリ |
---|---|
カテゴリ・タイプは何か? |
株式履歴 |
文書にはカテゴリの詳細をどのレベルで表示するか? |
すべての詳細を1ページに表示。 |
グラフを表示するか?個数は?タイプは? |
はい。1個: 棒。 |
カテゴリで列を非表示にするか? また、編集するか? |
列可視性のデフォルト設定の大半を受け入れる。確定株式列の可視性と付与番号を調整する。文書に表示するために、列ラベルの一部を編集する。 |
タスクの要約
株式履歴カテゴリを作成するには、次のタスクを実行します。
-
株式履歴カテゴリを作成し、列を構成します。
-
表示オプションを構成します。
「株式詳細」表には、株式データを含める必要があります。指定されている箇所以外はデフォルト値を使用します。
カテゴリ詳細の入力と列の構成
-
「報酬カテゴリの管理」タスクをクリックします。
-
「作成」をクリックします。
-
次の表のように、各フィールドに値を入力します。
フィールド 値 名前
株式履歴
カテゴリ・タイプ
株式履歴
-
「続行」をクリックします。
-
「付与タイプ」フィールドで「非適格ストック・オプション」を選択します。
-
次の表に示すように、リストされていない列のデフォルト値を使用して、列ラベルと列タイプの可用性を編集します。
順序 列タイプ 列ラベル 表示可能 1
元の付与日
付与日
(デフォルトを使用)
3
付与番号
(デフォルトを使用)
選択
10
元の付与時の価値
付与値
(デフォルトを使用)
16
合計株式の見積市場価格
見積市場価格
(デフォルトを使用)
17
確定株式数
(デフォルトを使用)
選択
18
権利行使した株式数
(デフォルトを使用)
選択
20
確定株式の見積利益
(デフォルトを使用)
選択解除
表示オプションの構成。
-
「グラフ」タブを選択します。
-
次の表のように、各フィールドに値を入力します。
フィールド 1つ目のグラフの値 グラフ・タイトル
確定株式と未確定株式の比較
グラフ・タイプ
棒
非通貨グラフ項目
確定株式、未確定株式
-
「保存」をクリックします。
-
「OK」をクリックして確認します。
-
「摘要テキスト」タブを選択します。
-
ここには、このカテゴリに含まれるもの、ポリシーの詳細などを説明するテキストを自由に入力し、適宜、書式を設定します。
-
ページ最上部にある「コンポーネントの順序変更」をクリックします。
-
「摘要テキスト」を選択し、「グラフ」の下に「摘要テキスト」が表示されるまで、下矢印をクリックします。
-
「OK」をクリックします。
-
「保存して閉じる」をクリックします。
文書の作成: 作業例
この例では、最上位レベルのカテゴリを2つ(現金報酬に1つと株式に1つ)を含む総合報酬文書を作成、生成、表示する方法を示します。この文書定義は、給与が年次ベースで値付けされる個別拠出者用です。サブカテゴリとして追加されたカテゴリは、他の文書定義で作成されたもので、この定義で再利用されます。次の表に、このシナリオの報酬項目での重要な決定事項の要約を示します。
考慮すべき決定事項 | この例の項目 |
---|---|
この項目はどの報酬を表すか? |
年俸制の労働基準法対象外就業者の基本給 |
ソース・タイプは何か? |
給与エレメント |
国別仕様データ・グループは何か? |
米国 |
次の表に、このシナリオのカテゴリでの重要な決定事項の要約を示します。
考慮すべき決定事項 | 現金報酬カテゴリ | 株式カテゴリ |
---|---|---|
カテゴリ・タイプは何か? |
現金報酬 |
その他 |
文書にはカテゴリの詳細をどのレベルで表示するか? |
項目行とサブカテゴリ行の詳細を別のページに表示し、詳細にドリルダウンできるようにする。 |
項目行とサブカテゴリ行の詳細を別のページに表示し、詳細にドリルダウンできるようにする。 |
項目を追加するか? |
はい。労働基準法対象外就業者の基本給 |
直接ではなく、サブカテゴリを通じてのみ。 |
サブカテゴリとしてその他のカテゴリを追加するか? |
はい。1個: 賞与対象外 |
はい。2個: ESPP対象外と株式履歴対象外 |
グラフを表示するか?個数は?タイプは? |
はい。2個: 棒グラフと積み重ね棒グラフ。 |
いいえ |
カテゴリで列を非表示にするか? また、編集するか? |
就業者拠出金は現金報酬カテゴリなので非表示にする。サブカテゴリ名は、就業者にとってなじみのある名前になるよう編集する。 |
サブカテゴリ名は、就業者にとってなじみのある名前になるよう編集する。 |
期間内の値がゼロである、または存在しない場合に行を表示するか? |
いいえ |
「従業員株式購入プラン」行を表示するが、詳細へのドリルダウンは阻止する。 |
次の表に、このシナリオの文書定義での重要な決定事項の要約を示します。
考慮すべき決定事項 | この例での文書定義 |
---|---|
どの最上位レベルのカテゴリを含めるか? |
現金報酬と株式 |
文書期間は? |
カレンダ年の2015年 また、次の年に備えて、第2年次期間も作成する。 |
「ようこそ」メッセージを含めるか? |
はい。受信者をファーストネームで呼ぶ。 |
要約ページを含めるか? |
はい |
この文書に適格な対象者は? |
給与が年次ベースで値付けされる個別拠出者 |
どのような団体のために文書を生成するのか? |
法的雇用主: Infusion USA |
タスクの要約
総合報酬文書を作成、生成、表示するには、次のタスクを実行します。指定されている箇所以外はデフォルト値を使用します。
-
報酬項目を作成します。
-
現金報酬カテゴリを作成し、項目とサブカテゴリを追加します。
-
株式カテゴリを作成し、サブカテゴリを追加します。
-
文書定義を作成します。
-
オプションの適格性と文書要約ページを構成します。
-
文書を生成して、表示します。
前提条件
-
国別仕様データ・グループ「米国」の労働基準法対象外固定給就業者の基本給収入を表す「基本給対象外」という名前の給与エレメントを作成します。
-
次の報酬カテゴリと項目を作成します。
-
賞与対象外
-
ESPP対象外
-
株式履歴
-
-
年次ベースで給与が支給されている個別拠出者を表す「IC年棒」という適格プロファイルを作成します。
報酬項目の作成
報酬項目を作成します。
-
「報酬項目の管理」タスクをクリックします。
-
「作成」をクリックします。
-
次の表に示すように、フィールドに情報を入力します。
フィールド 値 項目名
基本給対象外
ソース・タイプ
エレメント・エントリ
国別仕様データ・グループ
米国
給与エレメント
基本給対象外
入力パラメータ
支払値
-
「保存して閉じる」をクリックします。
現金報酬カテゴリの作成
現金報酬カテゴリを作成し、作成した基本給項目に既存の現金カテゴリ2つと項目を添付します。
-
カテゴリ詳細を入力し、項目を追加します。
-
サブカテゴリを追加し、構成します。
-
表示オプションを構成します。
1. カテゴリ詳細を入力し、項目を追加します。
-
「報酬カテゴリの管理」タスクをクリックします。
-
「作成」をクリックします。
-
次の表のように、各フィールドに値を入力します。
フィールド 値 名前
現金報酬
カテゴリ・タイプ
現金報酬
-
「続行」をクリックします。
-
「詳細のレベル」フィールドの「明細項目までドリルダウンして詳細」を選択します。
-
「項目の追加」をクリックします。
-
次の表に示すように、新しい行の列フィールドを入力します。
列 値 名前
給与
摘要
基本給額
会社拠出金
基本給対象外
-
「列プロパティの編集」をクリックし、「自分の拠出金」列を選択します。
-
「文書への表示不可」を選択します。
-
「OK」をクリックします。
-
「列プロパティの編集」をクリックし、「会社拠出金」列を選択します。
-
「列ラベル」フィールドに「金額」を入力します。
-
「OK」をクリックします。
2. サブカテゴリを追加し、構成します。
-
「サブカテゴリの追加」をクリックします。
-
「賞与対象外」を選択します。
-
「適用」をクリックします。
-
「完了」をクリックします。
-
次の表に示すように、新しいカテゴリ行のフィールドを入力します。
列 値 名前
賞与
摘要
一時報酬額
-
「保存」をクリックします。
-
「OK」をクリックします。
3. 表示オプションを構成します。
-
「グラフ」タブを選択します。
-
次の表に示すように、2つのグラフのフィールドを入力します。
フィールド グラフ1の値 グラフ2の値 グラフ・タイトル
現金報酬
現金報酬合計
グラフ・タイプ
棒
棒 - 積上げ
グラフ項目
金額
金額
-
「保存」をクリックします。
-
「OK」をクリックします。
-
「摘要テキスト」タブを選択します。
-
ここには、このカテゴリに含まれるもの、報酬ポリシーの詳細などを説明するテキストを自由に入力し、適宜、書式を設定します。
-
ページ最上部にある「コンポーネントの順序変更」をクリックします。
-
「摘要テキスト」を選択し、「グラフ」の下に「摘要テキスト」が表示されるまで、下矢印をクリックします。
-
「OK」をクリックします。
-
「保存して閉じる」をクリックします。
株式カテゴリの作成
株式カテゴリを作成し、既存の株式カテゴリ2つに項目を添付します。
-
カテゴリ詳細を入力します。
-
サブカテゴリを追加し、構成します。
-
表示オプションを構成します。
1. カテゴリ詳細を入力します。
-
「作成」をクリックします。
-
次の表に示すように、フィールドに情報を入力します。
フィールド 値 カテゴリ名
株式報酬
カテゴリ・タイプ
その他
-
「続行」をクリックします。
-
「詳細のレベル」フィールドの「明細項目までドリルダウンして詳細」を選択します。
2. サブカテゴリを追加し、構成します。
-
「サブカテゴリの追加」をクリックします。
-
「ESPP対象外」の行を選択します。
-
[Control]キーを押したまま、「株式履歴対象外」行を選択します。
-
「完了」をクリックします。
3. 表示オプションを構成します。
-
次の表に示すように、サブカテゴリ名を編集します。
列 株式履歴カテゴリ ESPPカテゴリ 名前
ストック・オプション
従業員株式購入プラン
-
「列プロパティの編集」をクリックし、「会社拠出金」列を選択します。
-
列のラベルを「株式報酬」に変更します。
-
「OK」をクリックします。
-
「従業員株式購入プラン」行を選択します。
-
「処理」メニューで「行のゼロ値または値なし動作の構成」を選択します。
-
次の表に示すように、フィールドに情報を入力します。
フィールド 値 0(ゼロ)拠出金表示
常に行を表示
アラート・メッセージ
就業者が表示する株式を持っていないときに表示するテキストを入力します。
-
「OK」をクリックします。
-
「保存して閉じる」をクリックします。
文書定義の作成
文書定義を作成し、取引明細表の表示、期間、「ようこそ」メッセージを構成します。
-
文書の詳細を入力し、最上位レベルのカテゴリを追加します。
-
表の表示オプションを構成します。
-
文書期間と「ようこそ」メッセージを定義します。
1. 文書の詳細を入力し、最上位レベルのカテゴリを追加します。
-
「文定義の管理」タスクをクリックします。
-
「作成」をクリックします。
-
「2015年度年間取引明細表」のように、文書の名前を入力します。
-
「続行」をクリックします。
-
文書の説明を入力します。
-
「カテゴリの追加」をクリックします。
-
作成した2つのカテゴリ、「現金報酬」と「株式」を選択します。
-
「適用」をクリックします。
-
「完了」をクリックします。
2. 表の表示オプションを構成します。
-
「詳細」タブで、「表示名」列にある最上位カテゴリの名前を編集して、就業者にとってなじみのある名前にします。
-
「摘要」列に、必要に応じて、文書に表示する説明を追加します。
-
「処理」メニューの「文書内の最上位レベル・カテゴリの順序変更」を選択します。
-
1つ目のカテゴリを選択し、下矢印を使用して、もう1つのカテゴリの後に配置します。
-
「OK」をクリックします。
-
「保存」をクリックします。
-
「OK」をクリックします。
3. 文書期間と「ようこそ」メッセージを定義します。
-
「文書期間」タブを選択します。
-
「追加」をクリックします。
-
次の表に示すように、フィールドを入力し、2つの年次期間を作成します。
フィールド 値 開始日
2015年1月1日
終了日
2015年12月31日
就業者の使用可能日
2015年3月1日
通貨換算日
2015年12月31日
期間数
2
-
「OK」をクリックします。
-
「表示名」列に、各期間の表示名を、たとえば、「2015年度年間取引明細表」や「2016年度年間取引明細表」のように追加します。
-
「ようこそ」メッセージ列のボタンをクリックして、就業者に向けて、文書の先頭ページに表示される「ようこそ」メッセージを作成します。
-
「こんにちは」、スペースの順に入力します。
-
「名前の挿入」をクリックします。
-
「名」行で、「セグメントの挿入」ボタンをクリックします。
-
「完了」をクリックします。
-
「ようこそ」メッセージで、「名」プレースホルダの後にカンマを入力します。
-
リッチ・テキスト・エディタを使用して、「ようこそ」メッセージを完成させます。
-
「保存して閉じる」をクリックします。
オプションの適格性と文書要約ページの構成
-
「文書オプション」タブを選択します。
-
「適格プロファイル」フィールドで、「IC年俸」を選択します。
-
「要約ページの構成」をクリックします。
-
「通貨報酬」セクションで「表」タブを選択し、表の内容を確認します。
-
「グラフ」タブを選択します。
-
次の表のように、各フィールドに値を入力します。
フィールド 1つ目のグラフの値 2つ目のグラフの値 グラフ・タイトル
自分の報酬合計
報酬はどのように積み上げられるか
グラフ・タイプ
棒
棒 - 積上げ
グラフ項目
会社拠出金
会社拠出金
-
「保存」をクリックします。
-
「OK」をクリックします。
-
「摘要テキスト」タブを選択します。
-
要約ページに表示したい通貨報酬に関係したテキストを入力します。
-
下方向にスクロールして、要約ページの「摘要テキスト」セクションに移動し、展開します。
-
テキストを入力します。たとえば、「要約では、報酬パッケージの概要を説明します。カテゴリ名をクリックすると、詳細が表示されます。」のように指定します。
-
「保存して閉じる」をクリックします。
-
「OK」をクリックします。
-
「終了」をクリックして、文を検証します。
文書の生成と表示
グローバル設定を更新し、プロセスを実行して、文書を生成し、プロセス・レポートを確認して、生成された就業者の文書を表示します。
-
文書を生成します。
-
プロセスをモニターします。
-
文書を表示します。
1. 文書を生成します。
-
「グローバル設定の構成」タスクをクリックします。
-
次の表に示すように、デフォルトの株式見積に使用されるフィールドを完成させます。
フィールド 値 デフォルト株価
35
通貨
USドル
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「文書の生成」タスクをクリックして、「プロセス詳細」ページにアクセスします。
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次の表のように、各フィールドに値を入力します。
フィールド 値 文書定義名
2015年度年間取引明細表
文書期間
2015年度年間取引明細表
雇用主
Infusion USA
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「送信」をクリックします。
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「OK」をクリックします。
2. プロセスをモニターします。
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「プロセスのモニター」タスクをクリックします。
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表から目的のプロセスを見つけます。
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ステータスが「処理中」の場合、「リフレッシュ」をクリックします。
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ステータスが「完了」の場合はプロセスIDに対応する「レポート」列のボタンをクリックします。
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要約詳細を分析します。
3. 文書を表示します。
文書を表示するには、報酬マネージャ・ロールが必要です。
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「詳細」タブをクリックして、文書が生成された就業者を表示します。
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就業者の「文書の表示」列にあるボタンをクリックします。
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文書の内容と書式設定を検証します。
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タスク・パネル・タブの「処理レポート」をクリックして、レポートの「詳細」タブに戻ります。
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必要に応じて、その他の文書を表示し、検証します。
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「サイン・アウト」をクリックします。
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ブラウザを閉じます。