22 製品およびサービス除・売却の管理: 製品およびサービスの廃止
この章の内容は次のとおりです。
製品およびサービスの廃止: 概要
製品マネージャは、ライフサイクルが終了してパージする必要がある製品およびサービスを識別する削除グループを定義および保持することで、製品およびサービスを廃止できます。
待ち状態のトランザクションがパージ中に影響を受けないように、制約によりデータの整合性を維持します。事前定義済制約とともに、カスタム制約を定義してパージが完了する前にチェックできます。
次のオブジェクトを削除グループに追加できます。
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品目
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品目組織
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品目サプライヤ・サイト組織
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変更オーダー
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新規品目要求
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品目構成およびコンポーネント
削除グループは、「タスク」メニューの「品目」の下の「削除グループの管理」リンクを使用して作成および保持できます。
このリンクを使用して、オブジェクトを削除グループに直接追加できます。
別のオブジェクトをそれぞれの管理ページから削除グループに追加することもできます。品目、品目組織、新規品目要求、変更オーダーなどのオブジェクトを検索します。オブジェクトを強調表示し、「処理」メニューから「削除」を選択します。既存のグループにオブジェクトを追加するか、新しいグループを作成するように要求されます。
グループ削除: 説明
品目、構成、新規品目要求および変更オーダーの削除は、削除グループ・タスクを通じて制御されます。削除グループは、「製品情報管理」作業領域の「タスク」メニューの「品目」にある「削除グループの管理」リンクを使用して作成および保守できます。
「削除グループの管理」ページでは、既存の削除グループを検索してアクセスできます。このページからは、正常に発行して完了した削除グループを削除することもできます。
「削除グループの編集」ページで、削除対象としてオブジェクトを追加および削除し、制約をチェックして、処理対象として削除グループを発行できます。
制約のチェック
待ち状態のトランザクションがパージ中に影響を受けないように、制約によりデータの整合性を維持します。
削除グループを保存した後、「削除グループの編集」ページで「制約のチェック」を選択して、オブジェクトを発行対象として安全に発行できるようにします。
事前定義済制約とともに、パージが完了する前にチェックされる顧客制約を定義できます。制約は、サービス指向アーキテクチャ(SOA)ビジネス・プロセス実行言語(BPEL)を使用して定義されます。
詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA SuiteでのSOAアプリケーションの開発』を参照してください。
削除グループの品目
「削除グループの編集」ページの「品目」タブで、「処理」メニューから「選択および追加」を選択して、「選択および追加」ページで「エンティティ」ドロップダウン・リストから次のオブジェクトを削除対象として選択できます。
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品目
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品目組織
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品目サプライヤ・サイト組織
組織、サプライヤおよびサプライヤ割当が異なる同様の多数のオブジェクトを追加するときには、この機能を「処理」メニューの「複製」処理と組み合わせて使用できます。「複製」機能を使用すると、前のレコードをコピーして、別の値に変更できるため、クリック数を減らせます。
削除グループの品目構成
「削除グループの編集」ページの「品目構成」タブで、「処理」メニューから「選択および追加」を選択した後、「選択および追加」ページで「エンティティ」ドロップダウン・リストから選択することで、次のオブジェクトを削除対象として指定できます。
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構成
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コンポーネント
組織、構成およびコンポーネント割当が異なる同様の多数のオブジェクトを追加するときには、この機能を「処理」メニューの「複製」処理と組み合わせて使用できます。
変更オーダーと削除グループ
「削除グループの編集」ページの「変更オーダー」タブで、「処理」メニューから「選択および追加」を選択することで、変更オーダーを削除対象として指定できます。
組織が異なる同様の多数の変更オーダーを追加するときに、この機能を「処理」メニューの「複製」と組み合わせて使用できます。
新規品目要求と削除グループ
「削除グループの編集」ページの「新規品目要求」タブで、「処理」メニューから「選択および追加」を選択することで、新規品目要求を削除対象として指定できます。
削除グループの発行
オブジェクトをアプリケーションからパージするために発行するには、「削除グループの編集」ページで「発行」をクリックします。
品目の代替: 説明
代替品目、代替品、優待品目など、事前定義済関連タイプを使用して2つの内部品目間の品目関連を定義することで、品目を代替できます。
ユーザー定義関連を使用して2つの内部品目間の品目関連を定義することもできます。
関連を定義するときに、関連をさらに適格化する属性および関連が有効な日付範囲を指定できます。