次の各トピックでは、Oracle Business Activity Monitoring (Oracle BAM)の新機能および変更された機能と、このガイドで説明するその他の主な変更について紹介し、追加情報へのリンクを示します。
このドキュメントは、以前のタイトル『Oracle Business Activity Monitoringユーザーズ・ガイド』の新版です。『Oracle SOA SuiteでのSOAアプリケーションの開発』および『Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteの管理』に記載されていたOracle BAM関連の情報は、このドキュメントに移動しました。
Oracle Business Activity Monitoring 12c (12.1.3)には、このドキュメントに関連して、次の新機能と変更された機能が含まれています。
リリース12cでは、Oracle BAMが全面的に再構築されています。変更内容は4つのカテゴリまたはテーマに分類されます。
「イベント・ストリームの分析およびアラート」を参照してください。
「プロセスの分析およびダッシュボード」を参照してください。
「ビジネスに適したチャート」を参照してください。
「企業グレードのインフラストラクチャ」を参照してください。
アクティブ・ビューアが「ホーム」ページに、アクティブ・スタジオが「デザイナ」ページになり、アーキテクトと管理者が「管理者」ページに結合されました。「BAMのメイン・ページおよびユーザー・タスクのサマリー」を参照してください。
日時処理が簡略化されました。「言語、タイムゾーンおよびアクセシビリティ・プリファレンスの設定」を参照してください。
BAMビューア(ホームページ)のルック・アンド・フィールが変更されました。「ビューアとしてのOracle Business Activity Monitoringの使用」を参照してください。
フォルダがプロジェクトになり、その中にすべての設計エンティティが作成されます。「プロジェクトの計画および作成」を参照してください。
問合せの作成が、アーキテクト・タスクではなく、デザイナ・タスクになりました。「ビジネス問合せの作成」を参照してください。
キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)は、独立したデータ分析エンティティです。「KPIの作成」を参照してください。
ビジネス・ビュー
チャート・ビューのバリエーションが増えました。「チャート・ビジネス・ビューの作成」を参照してください。
リスト・ビューおよびクロス集計ビューが表ビューになりました。「表ビジネス・ビューの作成」を参照してください。
KPIビューがゲージ・ビューになりました。「ゲージ・ビジネス・ビューの作成」を参照してください。
KPIウォッチリスト、散布、バブルおよびツリーマップのビューがサポートされます。「KPIウォッチリストのビジネス・ビューの作成」、「散布図ビジネス・ビューおよびバブル・ビジネス・ビューの作成」および「ツリーマップ・ビジネス・ビューの作成」を参照してください。
ジオマップ・ビューが、プレビュー機能としてサポートされます。「ジオマップ・ビジネス・ビューの作成」を参照してください。
ダッシュボード・ビューがダッシュボードになりました。「ダッシュボードの作成」を参照してください。
グループ・ビューがタブ付きダッシュボードになりました。「タブ付きダッシュボードの作成」を参照してください。
外部コンテンツ・ビューがダッシュボードの機能になりました。「セルへのその他のコンテンツの追加」を参照してください。
サーフェス・プロンプトがダッシュボードの機能になりました。「ダッシュボードでのプロンプトの使用」を参照してください。
コンテナ、行グループおよび列グループ・ビューが、ダッシュボードのフォーマットに必要なくなりました。「ダッシュボードのセルのフォーマット」を参照してください。
Excelビューはサポートされなくなりましたが、データをCSV書式でエクスポートすることは可能です。「データ・オブジェクトからのデータのエクスポート」を参照してください。
レポートがダッシュボードになりました。「ダッシュボードの作成」を参照してください。
コラム・レポートはサポートされなくなり、タブ付きダッシュボードに置き換えられました。「タブ付きダッシュボードの作成」を参照してください。
アラートが簡略化されました。テンプレートがなくなり、アクションが失敗した場合や別のユーザーにエスカレートされた場合に、アラートを起動できなくなりました。「アラートの作成」を参照してください。
電子メール・アラートでは、Oracle User Messaging Serviceが使用されます。「外部電子メール・アカウントへのアラートの送信」を参照してください。
パラメータは独立して作成され、問合せで参照され、ダッシュボードに表示されます。「パラメータの作成」を参照してください。
アクション・ボタンが、ビューの機能であるアクションになりました。「ビジネス・ビューでのアクションの使用」を参照してください。
BPMプロセスとの統合がサポートされます。「Oracle Business Process Managementとの統合」を参照してください。
SOAコンポジット・アプリケーションとの統合が簡略化されました。「Oracle SOA Suiteとの統合」を参照してください。
データ・オブジェクト
2つの章でデータ・オブジェクトについて説明しており、1つはデザイナ向けで、もう1つはアーキテクトおよび管理者向けになっています。「データ・オブジェクトの使用」および「Oracle BAMデータ・オブジェクトの作成と管理」を参照してください。
単純、導出、論理および外部の4つのデータ・オブジェクト・タイプがサポートされます。「データ・オブジェクト・タイプ」を参照してください。
自動増加整数データ・フィールドはサポートされません。「列のデータ型」を参照してください。
ブール・データ・フィールドは整数として実装されます。「列のデータ型」を参照してください。
日時データ・フィールドとタイムスタンプ・データ・フィールドが統合されました。「列のデータ型」を参照してください。
行セキュリティがサポートされます。「データ・オブジェクトに対する行セキュリティの設定」を参照してください。
計算フィールドで、Ago
、DateDiff
、FirstInGroup
、LastInGroup
、Log10
、Median
、Noop
、Rank
、StdDev
、StdDevsFromMean
、Variance
、VariancesFromMean
などの追加の関数がサポートされます。「計算フィールドの演算子と関数」を参照してください。
Oracle BAM 11gからのデータ・オブジェクト・メタデータおよびデータのインポートがサポートされます。「インポート」を参照してください。
エンタープライズ・メッセージ・ソースに、自己記述ペイロードを設定できます。「エンタープライズ・メッセージ・ソースの作成: 手順」を参照してください。
監視およびサーバー構成が簡略化されました。「Oracle BAMの監視および管理」を参照してください。
診断が拡張されました。「BAM診断フレームワークの使用」を参照してください。
プロジェクト全体または個々の問合せ、ビジネス・ビューおよびプロジェクトのその他の部分にセキュリティを適用できます。「Oracle BAMの保護」を参照してください。
ICommandがBamCommandになり、構文が変更されました。「BAMCommandの使用」を参照してください。
Oracle BAMでのloadgenの使用がサポートされます。「Loadgenユーティリティの使用」を参照してください。
DataObjectOperations10131およびDataObjectDefinition Webサーバーはサポートされなくなり、DOOperationsおよびDODefinitionの2つの新しいWebサービスが実装されています。「Oracle BAM Webサービスの使用」を参照してください。
データ・コントロールは必要なくなり、サポートされなくなりました。