Oracle Enterprise Schedulerジョブのメタデータは、スケジュール済ジョブ・リクエストを構成するコンポーネントです。
次のような要因があります。
ジョブ定義: ジョブ定義は、ジョブを実行するアプリケーションのコンテキストで実行される、最小単位の作業です。ジョブ定義は、JavaまたはSQLジョブ・タイプなどのジョブ・タイプによって定義されます。
ジョブ・セット: ジョブ・セットは、ジョブ・ステップの順次的または並行的なセットです。ジョブ・ステップは、それ自体が単体のジョブである場合と、さらに別のジョブ・セットである場合があります。ジョブ・セットとそのジョブ・セット・ステップのそれぞれにパラメータを追加できます。このパラメータの値は、ジョブまたはジョブ・セットがジョブ・リクエストとして送信されたときに指定されます。
非互換性: 同時に実行できないジョブ定義またはジョブ・セットを指定できます。
注意:
メタデータの検索にOracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlまたはWLSTのコマンドを使用する場合は、表示名ではなく、必ず、ジョブ定義、ジョブ・セットまたは非互換性の実際の名前を検索してください。表示名は、検索では見つかりません。
この項では、次の項目について説明します。
Fusion Middleware Controlの「ジョブ定義」ページでは、ジョブ定義の表示、作成、編集、削除および検索を実行できます。
この項では、次の項目について説明します。
注意:
Webサービス・ジョブのジョブ定義を作成するためのOracle JDeveloperおよびOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlの使用方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Enterprise Scheduler開発者ガイド』のOracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlまたはOracle JDeveloperを使用したジョブ定義の作成に関する項を参照してください。
特定のアプリケーション用に作成されたジョブ定義を表示できます。ジョブ定義の表には、ジョブ定義名、ジョブ定義の保存先の完全パス、ジョブ・タイプなど、アプリケーションに関連するジョブの詳細が表示されます。
ジョブ定義を定義するには:
ジョブ定義を作成または編集することができます。作成したジョブ定義を使用して、特定のアプリケーションに対するジョブ・リクエストを作成できます。ジョブ定義には、実行するジョブのディレクトリ・パス、ジョブ定義を関連付けるアプリケーションの名前、ジョブ定義に使用するジョブ・タイプが含まれています。そのジョブがWebサービス・タイプの1つである場合、WSDL URLも指定できます。
ジョブ定義に次のような追加プロパティを定義できます。
パラメータ。編集可能または読取り専用のパラメータを構成し、ジョブ・リクエストに送信できます。
ユーザー・プロパティ。ブール値、数値、文字列など、エンド・ユーザーが実行時に入力するプロパティを構成できます。
この項では、次の項目について説明します。
ジョブ定義を作成または編集するには:
ジョブ・リクエストにデータを渡すにはパラメータを使用します。ジョブ送信のユーザー・インタフェースでは、テキスト・ボックス、日付ピッカー、選択リスト、値のリストなど、様々な表示コントロールを使用して、パラメータを渡すことができます。
ジョブ定義のパラメータを構成するには:
システム・プロパティは、システムが認識できるパラメータで、システムによって使用されます。特定のシステム・プロパティをメタデータで使用することを指定できます。
注意:
システム・プロパティの値を変更する場合は、変更後の値が正しいことを確認してください。間違ったシステム・プロパティの値により、ジョブ定義が予期したとおりに機能しないことがあります。
ジョブ定義のシステム・プロパティを構成するには:
「ジョブ定義の作成」ページで、「システム・プロパティ」セクションを展開します。
「追加」ボタンをクリックします。
「システム・プロパティの追加」ダイアログ・ボックスが表示されます。
「名前」ドロップダウン・リストから、指定するシステム・プロパティを選択します。表5-1に、指定できるシステム・プロパティを示します。
「初期値」テキスト・フィールドに、システム・プロパティに割り当てる値を入力します。
このプロパティをユーザーに対して読取り専用にするには、「読取り専用」チェック・ボックスを選択します。
「OK」をクリックします。
表5-1 システム・プロパティ
システム・プロパティ | 説明 |
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|
プロセス・ジョブ・タイプ用です。UNIXのコマンドライン・コマンドを表す文字列を指定します。 SYS_cmdLineプロパティが定義されている場合、このプロパティは無視されます。 |
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プロセス・ジョブ・タイプ用です。Windowsのコマンドライン・コマンドを表す文字列を指定します。 SYS_cmdLineプロパティが定義されている場合、このプロパティは無視されます。 |
[ |
EJBジョブではオプションです。適切なビジネス・メソッドに分岐するEJBの実装で使用されるパス・スルー・パラメータを指定します。 例: |
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プロセス・ジョブ用です。プロセス実行可能ファイルがあるUNIX上のディレクトリを指定します。 |
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プロセス・ジョブ用です。プロセス実行可能ファイルがあるWindows上のディレクトリを指定します。 |
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プロセス・ジョブ用です。プロセス実行可能ファイルの名前を指定します。 |
|
Unix上のSYS_EXT_executableNameの接尾辞を指定します。デフォルトは".sh"です。 |
|
Windows上のSYS_EXT_executableNameの接尾辞を指定します。デフォルトは".cmd"です。 |
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プロセス・ジョブおよびJavaジョブ・タイプ用です。実行ステージの開始時に、以前にインポートされた出力ファイルを、リクエストの出力ディレクトリに自動的にエクスポートするようOracle Enterprise Schedulerに要求するための値を指定します。このプロパティを使用する場合は、リクエストのSYS_EXT_supportOutputFilesプロパティが"output"、SYS_EXT_executeAutoExportプロパティが"true"に設定されていることが前提です。 RequestFileDirectoryがローカル・ディレクトリにあり、実行ステージで、プリプロセッサまたは前の実行中に作成された出力ファイルにアクセスする必要がある場合(再試行時)に便利です。 |
|
現在のジョブがFusion Applications CPジョブ・タイプであることを示すには、これを"true"に設定します。 |
|
Webサービスの呼出しに使用されるXMLの発行メッセージ |
[ |
EJBジョブでは、ホスティング・アプリケーションで定義され、Oracle Enterprise SchedulerサーバーのJNDIツリーにバインドされている、Oracle Enterprise SchedulerのAsyncRequest BeanのJNDIマップ済の名前を指定します。 このプロパティは、次の場合にのみ必須です。
|
[ |
EJBジョブではオプションです。認証済Oracle Enterprise SchedulerサーバーのCSFキーの別名を指定します。このプロパティは、Oracle Enterprise SchedulerのJNDIツリーが認証済の場合にのみ必須です。 例: |
[ |
EJBジョブでは、ホスティング・アプリケーションで定義され、Oracle Enterprise SchedulerサーバーのJNDIツリーにバインドされている、Oracle Enterprise SchedulerのMetadataService BeanのJNDIマップ済の名前を指定します。 このプロパティは、 |
[ |
EJBジョブでは、ホスティング・アプリケーションで定義され、Oracle Enterprise SchedulerサーバーのJNDIツリーにバインドされている、Oracle Enterprise SchedulerのRuntimeService BeanのJNDIマップ済の名前を指定します。 このプロパティは、 |
[ |
EJBジョブで、EJBサーバーのJNDIツリーが保護されている場合にのみ必須です。キーストア内のユーザー名とパスワードにマップされ、CSFの別名を指します。この特定のユーザー名/パスワードのペアは、JndiMappedNameルックアップのための、保護されたJNDIへのアクセスに必要な資格証明です。 このプロパティは、RequestParametersオブジェクトのいずれか、またはホスティング・アプリケーションのOracle Enterprise Scheduler構成に追加できます。 |
[ |
EJBジョブではオプションです。リモート・サーバーのURLを指定します。EJBがリモートに配置されている場合にのみ必須です。 |
[ |
EJBジョブでは必須です。リモートEJB実装のJNDIルックアップ名を指定します。 例: |
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プロセス・ジョブ用です。引数を指定します。 |
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JavaおよびPL/SQLリクエストのログ出力のログ・レベルを指定します。デフォルトは"INFO"です。 |
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プロセス・ジョブ・タイプ用です。このプロパティは、ジョブが正常に開始した後にOracle Enterprise Schedulerで実際のコマンドラインを保存する場所を提供します(置換が実行されます)。このプロパティは診断用にのみ使用されます。Oracle Enterprise Schedulerでのみ使用され、その他の値がこのサービスによって上書きされることがあります。 |
|
ジョブがファイル・システムにファイルを作成するかどうかを示す文字列を指定します。サポートされている値は次のとおりです。
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Oracle Enterprise Schedulerでコンテンツ・ストア内のリクエスト・ログと出力ファイルを別のリポジトリ(UCM)にアップロードする場合は、これを"copy"に設定します。リクエスト・ログおよび出力コンテンツはコンテンツ・ストアに残りますが、ログ/出力がUCMにあることが必要なユーザー・インタフェースやツールでも使用できるようになります。 |
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Fusion Applicationsスタイルのファイルから環境プロパティを取得するには、これを"true"に設定します。デフォルトは"false"です。 |
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Oracle Enterprise Schedulerで、ApplSessionなどの拡張機能が使用可能なときに、リクエストの各ステージでその機能を設定する場合は、これを"true"に設定します。 |
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ファイル・システムにファイルを作成するプロセス・ジョブ・タイプおよびJavaジョブ・タイプ用です。Oracle Enterprise Schedulerに、ess-config.xmlファイルから構成されたRequestFileDirectoryおよびRequestFileDirectorySharedをリクエストに保存することを要求します。これらの値は、SYS_userFileDirおよびSYS_EXT_userFileDirSharedプロパティとしてそれぞれ保存されます。Oracle Enterprise Schedulerはこれらのプロパティを使用し、SYS_EXT_supportOutputFilesに応じてリクエストの作業ディレクトリと出力ディレクトリを作成します。 Oracle Enterprise Schedulerでのみ使用され、その他の値がこのサービスによって上書きされることがあります。 |
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オプション。Webサービスの取消操作のためのXMLメッセージ。 |
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オプション。取消操作名。 |
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WSDL URLのベースURLの一部。 |
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WebサービスのWSDL URLの相対的な部分(具体的なWSDL URLである必要があります)。 |
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エンドポイントURLのベースURLの一部。 |
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そのWebサービスのエンドポイントURL。また、 |
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操作名。 |
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ポート名。 |
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サービス名。 |
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ターゲットのネームスペース。 |
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同じジョブ定義の複数のリクエストの保留を許可するかどうかを指定します。このプロパティはジョブ・セット・ステップには影響しません。trueまたはfalse。 |
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リクエスト処理に使用するJ2EEアプリケーションの論理名を指定します。このプロパティは、リクエスト送信時にOracle Enterprise Schedulerによって自動的に設定されます。 |
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実行ビジネス・エラーを示すプロセス・ジョブ・リクエストのプロセス終了コードを指定します。このプロパティが指定されていない場合、プロセス終了コード4は実行ビジネス・エラーとして処理されます。 このプロパティはプロセス・ジョブ・タイプのオプションのプロパティです。他のジョブ・タイプでは使用されません。 ビジネス・エラーの詳細は、「拡張検索機能を使用したジョブ・リクエストの検索」を参照してください |
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Javaジョブ・リクエストのJava実行可能ファイルを指定します。これは、 |
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プロセス・ジョブ・リクエストに対して外部プログラムを起動するために使用されるコマンド行を指定します。 このプロパティはプロセス・ジョブ・タイプの必須プロパティです。他のジョブ・タイプでは使用されません。 |
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リクエストを処理するときに有効なアプリケーションとなるJ2EEアプリケーションの論理名を指定します。 |
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プロセス・ジョブ・リクエストの生成されたプロセスを設定するための環境変数を指定します。プロパティの値は、設定する環境変数を表す、カンマで区切られた名前と値のペア(名前=値)のリストである必要があります。 このプロパティはプロセス・ジョブ・タイプではオプションです。他のジョブ・タイプでは使用されません。 |
|
実行時間が過去である繰返しリクエストのインスタンスを生成するかどうかを指定します。インスタンスは、リクエストされた開始時間より前、またはリクエストされた終了時間より後には生成されません。過去のインスタンスが生成されるようにするには、このプロパティをTRUEに設定し、リクエスト開始時間をインスタンス生成を開始する最初の時間として指定する必要があります。リクエスト開始時間がnullである場合、現在の時間にデフォルト設定されます。 このプロパティの値は次のとおりです。
このプロパティが指定されていない場合、 |
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内部使用のみに対応しています。 |
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非同期Javaジョブの外部部分の識別子を指定します。たとえば、非同期Javaジョブでは通常リモート・プロセスを起動してから、Oracle Enterprise Schedulerに制御を戻します。このプロパティはリモート・プロセスの識別に使用されます。このプロパティは、識別子の判明時に非同期Javaジョブのジョブ実装によって設定されます。Oracle Enterprise Schedulerによっては設定されません。 |
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オプション。サポートされている値は、ADFBC、OSBまたはSOAです。その他の値は無効です。 |
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このリクエストがバインドされるOracle Enterprise Scheduler分離グループの名前を指定します。このプロパティは、リクエスト送信時にOracle Enterprise Schedulerによって自動的に設定されます。 |
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ジョブ・リクエストへの入力を指定します。シリアル・ジョブ・セットへの入力は、最初のステップのみへの入力として転送されます。パラレル・ジョブ・セットへの入力は、すべてのパラレル・ステップへの入力として転送されます。 Oracle Enterprise Schedulerによって、このプロパティの値に指定される形式はありません。 |
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ジョブ・リクエストの処理中に入力ファイルに使用する作業ディレクトリを指定します。Oracle Enterprise Schedulerはジョブ・リクエストの処理中にこのプロパティの値を設定します。 |
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リクエストに関連付けられるイベント・リスナー・クラスを指定します。これは、 |
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ジョブに適用する言語コードを指定します。 |
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Oracle Enterprise Schedulerでは、EJBおよびWebサービスのジョブに抽象的なジョブの場所を定義できる手段が提供されています。ジョブの場所は、Oracle Enterprise Schedulerの 「ジョブ定義」→「ジョブ定義の詳細」ページで、 「論理クラスタ」および「ジョブの場所」という用語は、同じ意味で使用できます。 |
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ロギング作業ディレクトリを指定します。Oracle Enterprise Schedulerでのみ使用され、その他の値がこのサービスによって上書きされることがあります。 |
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リクエストからの出力を指定します。 シリアル・ジョブ・セットの出力は、最後のステップの |
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ジョブ・リクエストの処理中に出力ファイルに使用する作業ディレクトリを指定します。Oracle Enterprise Schedulerはジョブ・リクエストの処理中にこのプロパティの値を設定します。Oracle Enterprise Schedulerでのみ使用され、その他の値がこのサービスによって上書きされることがあります。 |
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後処理コールアウト・ハンドラ・クラスを指定します。これは、 |
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前処理コールアウト・ハンドラ・クラスを指定します。これは、 |
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リクエスト処理の優先度を指定します。優先度は[0...9]で指定し、最も低い優先度が0、最も高い優先度が9です。 デフォルト: このプロパティが指定されていない場合、システムのデフォルト値は4です。 |
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SQLジョブ・リクエストでコールされるPL/SQLストアド・プロシージャの名前を指定します。ストアド・プロシージャは、schema.nameの形式で指定する必要があります。 このプロパティはSQLジョブ・タイプの必須プロパティです。他のジョブ・タイプでは使用されません。 |
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リクエストを送信したアプリケーション内の製品を指定します。 |
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プロセス・ジョブ・リクエストに対して標準出力およびエラー・ストリームがリダイレクトされるファイルを指定します。リクエストの実行時に標準出力およびエラー・ストリームのリダイレクト先となるログ・ファイルの完全パスを示します。 Oracle Enterprise Schedulerでのみ使用され、その他の値がこのサービスによって上書きされることがあります。 |
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コールアウト・ハンドラの処理遅延時間を指定します。コールバック・ハンドラによって遅延がリクエストされたときに、リクエスト処理を遅延させる時間を分単位で示します。 デフォルト: このプロパティが指定されていない場合、使用されるシステムのデフォルトは5です。整数型。 |
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プロセス・ジョブ・リクエストに関連付けられた有効なエンコーディングを指定します。
有効なエンコーディングは、プロセスが生成される前に計算され、このプロパティに格納されます。これは、後に、リクエストのログおよび出力のエンコーディングを決定するために使用されます。 |
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ジョブ・リクエストをタイムアウトさせることを指定します。 |
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リクエストのアプリケーション固有ラベルを指定します。アプリケーションまたはシステムの管理者が定義したラベルを指定することで、管理者は独自の要件に応じてジョブ・リクエストをグループ化できます。 |
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リクエストを処理するリクエスト・プロセッサ・ノードを指定します。ジョブ・リクエストとプロセッサの親和性を指定できます。このプロパティが指定されていない場合、使用可能な任意のリクエスト・プロセッサ・ノードでリクエストを実行できます。通常、このプロパティは指定しません。 リクエストに対してこのプロパティが指定された場合、リクエスト・プロセッサの作業割当て |
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リクエストの有効期限を指定します。これは、リクエストの有効期限が切れる時間を、スケジュールされた実行時間からの分数で表します。有効期限値のゼロ(0)は、リクエストが期限切れにならないことを意味します。このプロパティが指定されていない場合、システムのデフォルト値は0です。 リクエストの有効期限は実行待機中のリクエストにのみ適用されます。指定された有効期限よりも待機時間が長いリクエストは実行されません。リクエストの実行が開始された後は、リクエストの有効期限は適用されません。 |
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失敗したリクエストの再試行上限を指定します。リクエストの実行が失敗した場合、リクエストが成功するまで、このプロパティにより指定された回数までリクエストが再試行されます。再試行制限がゼロ(0)の場合、失敗したリクエストは再試行されません。 このプロパティが指定されていない場合、使用されるシステムのデフォルトは0です。 |
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このプロパティは、スケジュール済ジョブを完了するためアクセス権限の昇格を許可します。 通常、リクエストは発行元ユーザーとして実行されます。ただし、このプロパティがリクエストに関連付けられているジョブのメタデータで設定されている場合、リクエストはこのプロパティで指定されるユーザーとして実行されます。このプロパティはメタデータでのみ指定できます。送信パラメータでは指定できません。 |
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ジョブ・セット・ステップの結果状態がその親ジョブ・セットの最終的な状態に影響するかどうかを指定します。ジョブ・セットの状態を決定するときに、ジョブ・セット・ステップの状態が考慮されるようにするには、 |
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SQLジョブ・リクエストの実行に使用されるOracle Enterprise Schedulerジョブに割り当てる、Oracle Enterprise Schedulerジョブ・クラスを指定します。ジョブ・リクエストに使用されるジョブが特定のOracle Databaseリソース・コンシューマ・グループに関連付けられている、またはデータベース・サービスへの親和性があるという場合は、このプロパティは指定する必要がありません。 このプロパティが指定されていない場合、SQLリクエストを実行するジョブにデフォルトのOracle Enterprise Schedulerジョブ・クラスが使用されます。そのジョブ・クラスはデフォルトのリソース・コンシューマ・グループに関連付けられます。これはデフォルト・サービスに属し、サービス・アフィニティがなく、Oracle RAC環境内で、クラスタ内のデータベース・インスタンスのいずれかがジョブを実行します。Oracle Enterprise Scheduler SQLジョブ・リクエストがそのデフォルト・ジョブ・クラスを使用するのに、追加の権限は要求されません。 このプロパティはSQLジョブ・タイプのオプションのプロパティです。他のジョブ・タイプでは使用されません。 |
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送信された(絶対的な親)リクエストのJ2EEアプリケーションの論理名を指定します。このプロパティは、リクエスト送信時にOracle Enterprise Schedulerによって自動的に設定されます。 |
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このプロパティは非推奨です。 |
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実行の成功を表す、プロセス・ジョブ・リクエストのプロセス終了コードを指定します。このプロパティが指定されていない場合、システムは、プロセス終了コード0を実行の成功と見なして処理します。 このプロパティはプロセス・ジョブ・タイプのオプションのプロパティです。他のジョブ・タイプでは使用されません。 |
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入力ファイルや出力ファイルなどリクエストの実行可能ファイルで使用されるファイルが保存される、ファイル・システム上のベース・ディレクトリを指定します。 Oracle Enterprise Schedulerでは、リクエストによりファイルを保存できるファイル・ディレクトリを指定する構成パラメータがサポートされます。構成パラメータが現在設定されていて、 Oracle Enterprise Schedulerでのみ使用され、その他の値がこのサービスによって上書きされることがあります。このプロパティが削除された場合、その値はデフォルトであるシステム定義値<server log path>/ess_request/に設定され、SYS_EXT_userFileDirSharedプロパティの値はfalseであると想定されます。 |
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リクエストを実行するために使用されるユーザーの名前を指定します。 |
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実行の警告を表す、プロセス・ジョブ・リクエストのプロセス終了コードを指定します。このプロパティが指定されていない場合、システムは、プロセス終了コード3を実行の警告と見なして処理します。 このプロパティはプロセス・ジョブ・タイプのオプションのプロパティです。他のジョブ・タイプでは使用されません。 |
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プロセス・ジョブ・リクエストのプロセス用の作業ディレクトリを指定します。 Oracle Enterprise Schedulerでのみ使用され、その他の値がこのサービスによって上書きされることがあります。 |
ジョブ定義を削除することができます。
ジョブ定義を削除するには:
ジョブ・セットを表示、作成、編集、削除および検索できます。ジョブ・セットとは、ジョブ・リクエストを1つのユニットとして実行できるようにグループ化したジョブ・リクエストの集合です。ジョブ・セットをネスト構造にして、ジョブ・リクエストのコレクションまたは1つ以上の子ジョブ・セットを格納できます。ジョブ・セットに格納された各ジョブ・リクエストまたはジョブ・セットを、ジョブ・セット・ステップと呼びます。
注意:
循環依存が作成されるのを避けるため、ジョブ・セットをそれを含むジョブ・セットに追加しないでください。たとえば、JobSet2
にJobSet1
が含まれている場合、JobSet2
をJobSet1
に追加しないでください。.
ジョブ・セットはFusion Middleware Controlの「ジョブ・セット」ページで管理します。
この項では、次の項目について説明します。
特定のアプリケーション用に作成されたジョブ・セットを表示できます。
ジョブ・セットを表示するには:
図5-1に「ジョブ・セット」ページの「結果」表を示します。「結果」表には、ジョブ・セットが、名前、パッケージ、実行モード、説明などの属性とともに表示されます。
ジョブ・セットはシリアルまたはパラレルのいずれかとして定義します。実行時、Oracle Enterprise Schedulerではパラレル・ジョブ・セット・ステップを並行して実行します。一方、シリアルのジョブ・セット・ステップは、1つずつ指定された順序で実行されます。シリアルのジョブ・セットの場合、前のステップの実行ステータスに基づく、ステップ間の条件分岐がサポートされます。
ジョブ・セット内の各ステップには、ステップの完了時にステップの状態に基づいて実行するアクションを構成できます。特定のジョブ・リクエストを完了するためのアクセス権限の昇格や、エラーが発生した場合に許可するジョブの再試行回数の指定など、ジョブ・セットにはパラメータとシステム・プロパティも構成できます。
ジョブ・セットを作成または編集するには:
ナビゲーション・ペインで、「スケジューリング・サービス」フォルダを展開し、Oracle Enterprise Schedulerアプリケーションを選択します。
「スケジューリング・サービス」メニューから、「ジョブ・メタデータ」→「ジョブ・セット」を選択します。
「ジョブ・セット」ページが表示されます。
「アプリケーション」ドロップダウン・リストで、ジョブ・セットを作成または編集するアプリケーション名を選択します。
「作成」をクリックして新規のジョブ・セットを定義するか、または「編集」をクリックして既存のジョブ・セットを変更します。
「名前」フィールドに、ジョブ・セットの名前を入力します。「表示名」フィールドに、ユーザーに表示される名前を入力します。オプションで、「説明」テキスト・フィールドに説明を入力し、「パッケージ」テキスト・フィールドに関連するジョブ・セットJavaパッケージの名前を入力します。
「ジョブ・セット・ステップ」セクションで、「シリアル」または「パラレル」を選択し、シリアルまたはパラレルのジョブ・セットを作成します。
必要に応じて、「追加」ボタンをクリックしてステップを追加します。各ステップを定義します。
「ステップ」タブの「ステップID」フィールドで、ステップに適したIDを入力します。ステップIDは、このジョブ・セット内のすべてのステップで一意である必要があります。
「ジョブ」フィールドで検索ボタンをクリックします。表示されたウィンドウで、このステップに使用するジョブまたはジョブ・セットを選択し、「OK」をクリックします。
「メイン・ダイアグラムへの挿入」または「使用可能なステップのリストへの追加」を選択します。使用可能なステップのリストにステップを追加することを選択した場合は、表示されたドロップダウン・リストを使用して、ジョブの結果(「成功時」、「エラー発生時」および「警告時」)に対するアクションを選択します。
アプリケーション定義のプロパティ・タブで、「追加」ボタンをクリックして必要なパラメータを定義し、表示されるフィールドにその初期値を入力します。パラメータの定義の詳細は、「アプリケーション定義のプロパティの構成」を参照してください。
「システム・プロパティ」タブで、「追加」ボタンをクリックしてシステム・プロパティを選択し、表示されるフィールドにその初期値を入力します。システム・プロパティの選択の詳細は、「システム・プロパティの構成」を参照してください。
「OK」をクリックします。
シリアル・ステップとして構成する場合は、ステップがジョブ・セット・フロー・ダイアグラムに表示されます。エラーおよび警告状態になったときに実行するアクションをそれぞれ構成します。エラーおよび警告アイコンのドロップダウン・リストから、「停止」を選択するか、エラーまたは警告の状態になったときに実行するジョブ定義の名前を選択します。
引き続き、必要に応じてジョブ・セットのステップを定義します。
ジョブ・セットに必要な場合、アプリケーション定義のプロパティおよびシステム・プロパティを、「ジョブ・セット」ウィンドウの下の方にあるセクションで定義します。
ジョブ・セットのアクセス制御を構成します。アクセス制御の定義の詳細は、「アクセス制御の構成」を参照してください。
「ジョブ・セットの作成」ページで、「OK」をクリックしてジョブ・セットを保存します。
ジョブ・セットを削除できます。
ジョブ・セットを削除するには:
Oracle Enterprise Schedulerの非互換性では、同時実行できないジョブ定義を指定します。
グローバル非互換性、またはドメイン固有のプロパティベースの非互換性を定義します。
この項では、次の項目について説明します。
非互換性は、非互換として構成された1つ以上のジョブ定義と、非互換の対象とする必要があるオプションのリソースで構成されます。グローバルの非互換性にリソースは指定しません。
ドメインの非互換性では、リソースは非互換性を形成するプロパティ名によって表現されます。プロパティ名はジョブ定義によって異なることがあります。たとえば、2つのジョブ定義JobAとJobBが非互換として設定された場合に、非互換として識別されるプロパティの名前がJobAとJobBで違う場合があります。
ドメインの非互換性とグローバルの非互換性の違いについて、詳しく説明します。
ドメイン固有: ドメインの非互換性では、非互換のジョブまたはジョブ・セットで、同じプロパティ値を持つものは、同時に実行されません。
2つ以上のジョブ定義をリソースの範囲内で非互換であるとして追加します。リソースはシステム・プロパティ名またはパラメータ名で特定されます。各エンティティに同じプロパティ名を使用することも、別のプロパティ名を使用することもできます。プロパティベースの非互換性では、ジョブ定義またはジョブ・セットと、各エンティティのプロパティ名を指定する必要があります。
グローバル: グローバルな非互換性では、Oracle Enterprise Schedulerによって、非互換なジョブまたはジョブ・セットに対するリクエストが同時に実行されないことが保証されます。
2つ以上のジョブ定義は一緒に実行できません。グローバルの非互換性は、プロパティに関係なく非互換のエンティティを同時に実行しないようにする場合に使用します。グローバルの非互換性では、各エンティティにジョブ定義またはジョブ・セットのみを指定します。
非互換性は、通常、2つ以上のジョブまたはジョブ・セットのエンティティを使用して定義されます。エンティティが自己非互換としてマークされていれば、その1つのエンティティの非互換性を定義できます。自己非互換とは、そのジョブまたはジョブ・セットに関連付けられる複数のジョブ・リクエストを同時に実行できないことを意味します。
非互換性の定義には、次が含まれます。
パッケージおよび範囲: 非互換性に使用するJavaパッケージを選択し、非互換性の範囲を設定します(グローバルまたはドメインのみ)。
ジョブ: 非互換のジョブを選択します。
パラメータおよびプロパティ: 必要に応じてパラメータとプロパティを定義します。
アクセス制御: 必要に応じてアクセス制御を定義します。
非互換性を作成または編集するには:
非互換性を削除すると、非互換だったジョブ・リクエストまたはジョブ・セットが再び互換性を持つようになります。
非互換性を削除するには:
通常、既存のOracle Enterprise Schedulerジョブのカスタマイズには、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlまたはOracle JDeveloperを使用する、ジョブ・プロパティの編集が含まれます。ジョブ・プロパティの一括更新を行いたい顧客には、このアプローチは制限があり、反復的です。システムMBeanブラウザおよび一括カスタマイズAPIにより、基本のメタデータを変更することなく、多数のジョブのメタデータの一部のプロパティを一括してカスタマイズできます。
表5-2に、一括して更新およびカスタマイズできるプロパティを示します。
表5-2 一括して更新およびカスタマイズできるプロパティ
プロパティ |
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APIの一括カスタマイズは、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlのシステムMBeanブラウザから簡単に起動できます。このプロセスには2つの手順があります。
次の例は、システムMBeanブラウザを使用してジョブ定義のプロパティをエクスポートおよびカスタマイズする方法を示します。
図5-2に示すように、「WebLogicドメイン」メニューから選択し、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlのシステムMBeanブラウザを起動します。
図5-2 Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlのシステムMBeanブラウザの起動
システムMBeanブラウザで、アプリケーションのMetadataServiceエントリに移動します。図5-3に例を示します。サーバーとアプリケーションの名前が異なる場合があることに注意してください。
図5-4に示すように、「操作」タブをクリックします。
exportESSJobMetadataBulkアイテム(図5-4)をクリックして「操作: exportESSJobMetadatBulk」ページを表示します。
「操作: exportESSJobMetadatBulk」ページで、表5-3にリストするパラメータを「値」列のフィールドに入力し、「呼出し」をクリックします。図5-5に例を示します。
図5-5 「操作: exportESSJobMetadataBulk」ページ
次の表に、「操作: exportESSJobMetadataBulk」ページで使用されるパラメータと値の追加の例を示します。
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「戻る」をクリックして「MetadataService」ページに戻り、customizeJobDefinitionBulkアイテムをクリックして「操作: customizeJobDefinitionBulk」ページを表示します。
図5-7に示すように、「値」列のフィールドに入力します。xmlInputFileエントリは、以前にパラメータをエクスポートしたファイルの名前です。「呼出し」ボタンをクリックしてカスタマイズを完了します。
図5-7 「操作: customizeJobDefinition」ページ
一括カスタマイズのAPIには、2つのメソッド、exportESSJobMetadataBulk
およびcustomizeJobDefinitionBulk
があります。
このメソッドは、カスタマイズできるジョブ定義のプロパティのリストをエクスポートします。このメソッドは、Oracle Enterprise Schedulerのホスティング・アプリケーションのMDSリポジトリ内の指定されたフィルタ基準に一致するジョブ定義を問い合せます。
管理者は、生成されるXML出力ファイルを編集できます。「customizeJobDefinitionBulkメソッド」の説明のとおり、このファイルはcustomizeJobDefinitionBulk
メソッドの入力となります。
void exportESSJobMetadataBulk (java.lang.String xmlOutputFile, java.lang.String filterQueryField, java.lang.String filterComparator, java.lang.String filterValue, java.lang.String application) throws java.io.IOException, javax.management.RuntimeOperationsException
表5-3 exportESSJobMetadataBulkのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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ジョブ定義のカスタマイズ可能なプロパティのリストがエクスポートされる出力XMLファイルの絶対パス。 |
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フィルタする問合せフィールドの名前。サポートされる問合せフィールドを次に示します。
これらの問合せフィールドは、パッケージ |
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フィルタの比較演算子の名前。サポートされるコンパレータを次に示します。
これらのコンパレータは、パッケージ |
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フィルタの問合せフィールドと比較する値。 |
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メタデータ・リポジトリが使用される、Oracle Enterprise Schedulerのホスティング・アプリケーションの名前。 |
表5-4 exportESSJobMetadataBulkの例外
例外 | 説明 |
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プロトコル・エラーが発生した場合にスローされます。 |
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メタデータ・サブシステムにより障害が検出された場合にスローされます。 |
このメソッドでは、基本メタデータを変更せずに、exportESSJobMetadataBulk
メソッドで生成された入力XMLファイルに定義されているジョブ定義プロパティのメタデータ定義をカスタマイズします。MDSのメタデータ・カスタマイズ機能が使用され、プロパティがMetadataService.CustomizableProperty
列挙のメンバーの1つでない場合は、例外がスローされます。
このメソッドでは、カスタム・ネームスペース/oracle/apps/ess/custom
に属するジョブ定義のプロパティの基本メタデータが変更されます。
注意:
この機能を正常に動作させるためには、アプリケーションで、そのadf-config.xml
ファイルにカスタマイズ・クラスを定義する必要があります。詳細は、MDSのドキュメントを参照してください。
void customizeJobDefinitionBulk (java.lang.String xmlInputFile, java.lang.String application) throws java.io.IOException, javax.management.InstanceNotFoundException, javax.management.OperationsException, javax.management.InvalidAttributeValueException, javax.management.RuntimeOperationsException
表5-5 customizeJobDefinitionBulkのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
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エクスポートされたジョブ定義のリストを含む入力XMLファイルのパス。ファイルの形式は、 |
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メタデータ・リポジトリが使用されるアプリケーションの名前。 |
表5-6 customizeJobDefinitionBulkの例外
例外 | 説明 |
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プロトコル・エラーが発生した場合にスローされます。 |
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定義の検証に失敗した場合にスローされます。 |
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メタデータ・サブシステムにより障害が検出された場合にスローされます。 |
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指定されたMBeanがリポジトリに存在しない場合にスローされます。 |
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MBeanのオペレーションの実行時に、MBeanサーバー内でスローされる例外を表します。 |