Oracle Enterprise SchedulerはOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlコンソール(Fusion Middleware Control)で管理します。スケジューリング・サービスのホームページでは、スケジューラ・コンポーネントのステータスの概要、上位実行中および完了済のスケジュール済ジョブ・リクエスト、およびスケジュール済ジョブ・リクエストのパフォーマンス・サマリーが表示されます。その他のスケジューリング・サービスのページには、この項で説明するタスクを含め、多数のタスクを実行できるユーザー・インタフェースが用意されています。
Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlコンソールによって、Oracle Enterprise Schedulerのアプリケーションを監視および管理するページにアクセシビリティ・オプションが提供されます。Fusion Middleware Controlは、スクリーン・リーダーをサポートしており、キーボード・ナビゲーションをサポートするための標準のショートカット・キーを提供しています。読みやすくするために、コンソール・ページを高コントラストで表示したり、大きなフォントで表示したりすることもできます。Fusion Middleware Controlにおけるアクセシビリティの構成の詳細と手順は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のOracle Fusion Middlewareのアクセシビリティ・オプションの使用に関する項を参照してください。
次の項では、Oracle Enterprise Schedulerを設定するために行う手順の概要を説明します。
システムを監視します。ジョブ・リクエスト、システム・パフォーマンスおよびシステム・ステータスを監視できます。ジョブ・リクエストおよびシステムのログも取得できます。「Oracle Enterprise Schedulerの監視」を参照してください。