この章では、管理者が基本的な操作および特定の機能の構成に使用するOracle API Catalogのシステム設定について説明します。
この章には、次のセクションがあります。
システム設定にアクセスするには、次の手順を実行します。
「管理」ボタンをクリックし、Oracle API Catalogの「管理」ページを開きます。
「管理」ページのサイドバーにある「システム設定」をクリックします。
「システム設定」画面が表示されます。システム設定は、複数のカテゴリに編成されています。各カテゴリは、さらに機能グループに分割されています。
プラスのアイコンをクリックし、任意のカテゴリまたは機能グループの表示を拡張します。
マイナスのアイコンをクリックし、表示を縮小します。
特定の機能のためのシステム設定は、「システム設定」の「検索」を使用して検索できます。
「検索」フィールドに検索語を入力します。関連するカテゴリのセクションが拡張し、関連するシステム設定が表示されます。
「取消」をクリックし、検索結果をクリアします。
注意: このオプションを実行すると、プロパティ・ファイルに格納されているすべてのシステム設定がデータベースに移動します。このアクションは、元に戻すことはできません。 |
設定をデータベースに移動するをクリックします。すべてのシステム設定がデータベースに保存されます。これは、クラスタ環境のためのものです。これにより、クラスタ環境内のすべてのサーバーがシステム設定の1つのソースを持つことになります。
この項では、Oracle API Catalogで使用可能なすべてのシステム設定について説明します。
この項には次のトピックが含まれます:
この項には次のトピックが含まれます:
プロパティ
アセット検索結果の最大数
cmee.search.assets.maxresults
テキスト・ボックスに入力された数値により、検索によって戻されるアセットの最大数が決まります。0を入力すると、無制限に戻されます。
特定のフィールドを検索
cmee.search.specific.field
TrueとFalseのオプションにより、標準の検索時に「キーワード」テキスト・ボックス内の検索対象フィールドを識別して、特定のフィールドを検索する機能を切り替えます。
プロパティ
アセット・タイプにデフォルトのXSLTを使用
cmee.asset.pdf.xslt.default
TrueとFalseのオプションにより、PDFにアセットをエクスポートするとき、デフォルトのアセット・タイプを使用することを指定します。それが存在しない場合は、エラーが表示されます。
PDFアセットのエクスポート先
cmee.asset.xml.paths.export-destination
テキスト・ボックスに入力したテキストにより、PDFアセットのエクスポート先が識別されます。
PDFアセットのエクスポート先URL
cmee.asset.xml.paths.export-destination-url
テキスト・ボックスに入力したテキストにより、PDFアセットのエクスポート先URLが識別されます。
PDFアセットのXSLディレクトリ
cmee.asset.xml.paths.xsl-source
テキスト・ボックスに入力したテキストにより、PDFアセットのXSLディレクトリが識別されます。
PDFアセットの生成されたPDFの宛先
cmee.asset.xml.paths.out-destination
テキスト・ボックスに入力したテキストにより、PDFアセットの生成されたPDFの宛先が識別されます。
PDFアセットの生成されたPDFの宛先URL
cmee.asset.xml.paths.out-destination-url
テキスト・ボックスに入力したテキストにより、PDFアセットの生成されたPDFの宛先URLが識別されます。
PDFアセットのエクスポートWebApp URL
cmee.asset.xml.paths.webapp-url
テキスト・ボックスに入力したテキストにより、PDFアセットのエクスポートWebApp URLが識別されます。
この項には次のトピックが含まれます:
アセット・エディタは、アセットの説明に埋め込まれたHTMLを有効にします。
cmee.asseteditor.enable-embedded-html-asset-description
Trueにすると、APIの説明に埋込みHTMLを入力できるようになります。
この項には次のトピックが含まれます:
プロパティ
未承認ユーザーのログイン
enterprise.security.unapproveduser.allowlogin
TrueとFalseのオプションにより、承認されていないユーザーのシステムへのログインの可または不可を切り替えます。これは、LDAP認証またはコンテナ管理認証を使用する場合に役立ちます。
LDAPログインの有効化
enterprise.authentication.ldap.enabled
認証用のLDAPログイン・モジュールを有効にします。
プロパティ
プラグイン・ログイン・モジュールのクラス名
enterprise.loginmodules.pluggableloginmodule.classname
テキスト・ボックスに入力したテキストにより、プラグイン・ログイン・モジュールのクラス名が識別されます。
必要に応じて、「+追加」をクリックして、追加するプラグイン・ログイン・モジュールのクラス名を追加します。
プロパティ
LDAPサーバーのホスト名
ldap.host
LDAPサーバーのホスト名を入力します。これは必須フィールドです。
LDAPサーバーのポート番号
ldap.port
LDAPサーバー・ポート番号を入力します。デフォルトは389です。これはオプションのフィールドです。
LDAPマスク
ldap.mask
認証バインドまたは検索基準のいずれかのLDAPマスクを入力します。これは必須フィールドです。
未承認ユーザー・アカウントの作成
ldap.allow-user-creation
未承認ユーザーのアカウントの作成を可能とする場合は、Trueを選択します。デフォルト値はtrueです。これはオプションのフィールドです。
ユーザーへのデフォルト・ロールの割当て
ldap.assign-default-roles
ユーザーにデフォルトのロールを割り当てる場合は、trueを選択します。
欠落しているロールの自動作成
ldap.auto-create-missing-roles
欠落したロールの自動作成を有効にする場合は、trueを選択します。
欠落している部署の自動作成
ldap.auto-create-missing-depts
欠落した部署の自動作成を有効にする場合は、trueを選択します。
LDAPバージョン
ldap.version
使用するLDAPのバージョンは、2または3のいずれかです。デフォルト値は2です。これはオプションのフィールドです。
管理者アカウントの識別名
ldap.bindDN
管理者アカウントの識別名。これはオプションのフィールドです。
管理者アカウントのパスワード
ldap.bindPassword
管理者アカウントのパスワード。これはオプションのフィールドです。
SSL接続の使用
ldap.ssl.enabled
LDAP用のSSL接続を有効にします。デフォルトはfalseです。
照会先を追跡する
ldap.follow-referrals
trueの場合、照会先を追跡します。
管理者アカウントを使用してデータを取得する
ldap.retrieve-data-as-admin
trueの場合、bindDNを設定する必要があります。デフォルトはfalseです。
検索を開始する場所
ldap.baseDN
検索を定義するldap.maskおよびldap.scopeとともに使用する検索の開始場所。これはオプションのフィールドです。
検索範囲
ldap.scope
検索範囲を決定します。これはオプションのフィールドです。
検出したエントリを識別する属性名
ldap.uniqueIDAttrib
識別名の使用を超えて検出したエントリを識別する属性名で、指定されない場合、デフォルトはuidになります。これは必須フィールドです。
検出したエントリの電子メールの属性名
ldap.emailAttrib
検出したエントリの電子メールの属性名。これはオプションのフィールドです。
検出したエントリの名前の属性名
ldap.givennameAttrib
検出したエントリのファイル名の属性名。これはオプションのフィールドです。
検出したエントリのミドルネームの属性名
ldap.middlenameAttrib
検出したエントリのミドルネームの属性名。これはオプションのフィールドです。
検出したエントリの姓の属性名
ldap.surnameAttrib
検出したエントリの姓の属性名。これはオプションのフィールドです。
検出したエントリの電話番号の属性名
ldap.telephoneAttrib
検出したエントリの電話番号の属性名。これはオプションのフィールドです。
LDAPの部署を使用
ldap.enable-synch-depts
trueの場合、ユーザーの部署をLDAPログインの際に取得します。
部署属性
ldap.deptAttrib
検出したエントリの部署の属性名。
LDAPのロールを使用
ldap.enable-synch-roles
trueの場合、ユーザーのロールをLDAPログインの際に取得します。
ロール属性
ldap.rbac.roleAttrib
検出したエントリのロールの属性名。
第2レベルのルックアップ属性
ldap.redirectDnAttrib
ユーザー情報を取得するための第2レベルのルックアップを識別する属性で、dn(識別名)にする必要があります。これはオプションのフィールドです。
ブリッジのクラス名
ldap.bridge.classname
このフィールドは必須です。このプロパティのテキストは、使用するブリッジのクラス名を表します。
プロパティ
コンテナ・ログイン・モジュールの表示名
enterprise.loginmodules.containerloginmodule.displayname
テキスト・ボックスに入力したテキストが、コンテナ・ログイン・モジュールの表示名として表示されます。
コンテナ・ログイン・モジュール
enterprise.loginmodules.containerloginmodule.enabled
コンテナ・ログイン・モジュールを有効にする場合は、Trueオプションを選択します。
コンテナ・ログイン・モジュール - 内部チェック
enterprise.loginmodules.containerloginmodule.internalchecking
コンテナ・ログイン・モジュールの内部チェックを有効にする場合は、Trueオプションを選択します。
この項には次のトピックが含まれます:
プロパティ
インポート/エクスポート・ジョブ・モニター最大アイドル(ミリ秒)
cmee.extframework.impexp.monitor.maxidle
テキスト・フィールドに入力された値は、ジョブ・モニターによって自動的に強制終了されるまでの、インポート/エクスポート・ジョブのアイドル状態の最大時間(ミリ秒単位)を表します。
REXトランザクション用のインポート/エクスポート・ジョブ・モニター最大アイドル(ミリ秒)
cmee.extframework.impexp.monitor.rex.maxidle
テキスト・フィールドに入力された値は、ジョブ・モニターによって自動的に強制終了されるまでの、REXトランザクションのアイドル状態の最大時間(ミリ秒単位)を表します。
インポート/エクスポート・ジョブ・モニター最大実行時間(ミリ秒)
cmee.extframework.impexp.monitor.maxruntime
テキスト・フィールドに入力された値は、ジョブ・モニターによって自動的に強制終了されるまでの、インポート/エクスポート・ジョブの実行の最大時間(ミリ秒単位)を表します。
インポート/エクスポート・ジョブ・モニター期間(ミリ秒)
cmee.extframework.impexp.monitor.period
テキスト・フィールドに入力された値は、ジョブ・モニターのスキャン間隔(ミリ秒単位)を表します。
インポート/エクスポート・ジョブ・プロキシ期間(ミリ秒)
cmee.extframework.impexp.proxy.period
テキスト・フィールドに入力された値は、ジョブ・プロキシによる他のクラスタ・ノード上のジョブ・ステータスのチェック間隔(ミリ秒単位)を表します。
インポート/エクスポート・ジョブ・プロキシ・タイムアウト(ミリ秒)
cmee.extframework.impexp.proxy.timeout
テキスト・フィールドに入力された値は、ジョブ・プロキシが他のクラスタ・ノード上のリモート・ジョブのモニタリング・ステータスを停止するまでの時間(ミリ秒単位)を表します。