| Oracle® Fusion Middleware Oracle API Catalogインストレーション・ガイド 12cリリース1 (12.1.3) E59450-04 |
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この章では、Oracle API Catalogをアンインストールまたは再インストールする方法について説明します。
ソフトウェアをアンインストールするときは、この章で説明する手順に必ず従ってください。ソフトウェアを手動でアンインストールしようとすると、後でソフトウェアを再インストールする際に問題が発生する場合があります。この章の手順に従うと、ソフトウェアを適切にアンインストールできます。
この章の内容は次のとおりです。
Oracle Fusion Middlewareのアンインストーラは、ソフトウェアを起動したOracleホーム・ディレクトリからそのソフトウェアを削除します。表7-1に手順の概要をまとめ、関連するドキュメントへのリンクを示します。
表7-1 Oracle Fusion Middleware Infrastructureアンインストールのロードマップ
| タスク | 説明 | ドキュメント |
|---|---|---|
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アプリケーションの停止と削除 |
Oracle API Catalogアプリケーションを停止して削除します |
第7.2項を参照してください。 |
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管理対象サーバーの停止と削除 |
Oracle API Catalog管理対象サーバーを停止して削除します |
第7.3項を参照してください。 |
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データベース・スキーマを削除します。 |
Repository Creation Utilityを実行してデータベース・スキーマを削除します。 |
第7.4項を参照してください。 |
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Oracle API Catalogデータ・ソースの削除 |
データ・ソース接続を削除します |
第7.4項を参照してください。 |
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適用したパッチのロール・バック |
Oracle API Catalogに適用したすべてのパッチをロール・バックします |
第7.6項を参照してください。 |
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ソフトウェアのアンインストール |
製品のアンインストーラを実行し、Oracle Fusion Middleware Infrastructureを削除します。 |
第7.7項を参照してください。 |
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Windowsオペレーティング・システムからプログラム・ショートカットを削除します。 |
アンインストーラでは、Windowsオペレーティング・システムからプログラム・ショートカットは削除されません。 |
第7.8項を参照してください。 |
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ドメインとアプリケーション・データを削除します。 |
アンインストーラがOracleホーム内にある場合でも、ドメイン・ホーム・ディレクトリまたはアプリケーション・ホーム・ディレクトリに含まれるデータは削除されません。必要に応じて、これらのディレクトリを手動で削除する必要があります。 |
第7.9項を参照してください。 |
アンインストーラを実行するには、まず、アプリケーションを停止して削除する必要があります(これにより、デプロイメントも削除されます)。
アプリケーション・デプロイメントを停止して削除する手順:
WebLogic Server管理コンソールに移動します。「ドメイン構造」パネルで「デプロイメント」を選択し、「デプロイメント」ページを開きます。
oac_serverの横にあるチェック・ボックスを選択してから、「停止」ボタンをクリックします。「強制停止」オプションを選択します。
アプリケーションへのアクセスを試します。アクセスできないはずです。
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ヒント: アプリケーションのホーム・ページのキャッシュされたバージョンが表示されることがあります。ブラウザの「リフレッシュ」ボタンをクリックして、キャッシュされたページをバイパスします。 |
WebLogic Server管理コンソールの「デプロイメント」ページに戻ります。
「チェンジ・センター」で「ロックして編集」をクリックします。
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注意: 構成の編集が有効な場合には、このステップは不要です。 |
oac_serverの横にあるチェック・ボックスを選択してから、「削除」ボタンをクリックします。
「チェンジ・センター」で「変更のアクティブ化」をクリックします。
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注意: 構成の編集が有効な場合には、このステップは不要です。 |
アンインストーラを実行するには、まず、管理対象サーバーを停止して削除する必要があります。
管理対象サーバーの削除手順:
WebLogic Server管理コンソールに移動します。「ドメイン構造」パネルで「環境」を展開し、「サーバー」を選択してサーバー・ページを開きます。
「制御」タブでoac_server1の横にあるチェック・ボックスを選択してから、「停止」ボタンをクリックします。「ただちに強制停止」オプションを選択します。(クラスタ化環境などの場合)デプロイされた他の管理対象サーバーで、この手順を繰り返します。
「構成」タブの「チェンジ・センター」で、「ロックして編集」をクリックします。
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注意: 構成の編集が有効な場合には、このステップは不要です。 |
「構成」タブで、oac_server1の横にあるチェック・ボックスを選択してから、「削除」ボタンをクリックします。(クラスタ化環境などの場合)デプロイされた他の管理対象サーバーで、この手順を繰り返します。
「チェンジ・センター」で「変更のアクティブ化」をクリックします。
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注意: 構成の編集が有効な場合には、このステップは不要です。 |
Oracleホームを削除する前にRepository Creation Utilityを実行し、このドメインに関連付けられたデータベース・スキーマを削除する必要があります。各ドメインにはカスタム接頭辞によって一意に識別される独自のスキーマ・セットがあります(『Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成』のカスタム接頭辞の理解に関する項を参照してください)。これらのスキーマを他のドメインと共有することはできません(『Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成』のスキーマの作成計画に関する項を参照してください)。
データベースに複数のスキーマ・セットがある場合は、削除するドメインに関連付けられたスキーマ接頭辞を指定します。
スキーマの削除手順は、『Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成』のスキーマの削除に関する項を参照してください。
アンインストール・プロセスの一環として、Oracle API Catalogのデータ・ソース接続を削除する必要があります。
Oracle API Catalogデータ・ソースの削除手順:
WebLogic Server管理コンソールに移動します。「ドメイン構造」パネルで「サービス」を展開し、「データ・ソース」を選択して「データ・ソース」ページを開きます。
「チェンジ・センター」で「ロックして編集」をクリックします。
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注意: 構成の編集が有効な場合には、このステップは不要です。 |
OERDataSourceの横にあるチェック・ボックスを選択してから、「削除」ボタンをクリックします。
「チェンジ・センター」で「変更のアクティブ化」をクリックします。
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注意: 構成の編集が有効な場合には、このステップは不要です。 |
Oracle API Catalogインストールに適用したすべてのパッチをロール・バックしてから、アンインストール・プロセスを続行する必要があります。
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注意: 適用済のパッチをロール・バックしておかないと、ソフトウェアを再インストールすることになったとき、同じパッチを適用できない場合があります。 |
OPatchを使用して適用したパッチのロール・バックの詳細は、『Opatchによるパッチ適用』の適用したパッチのロールバックに関する項を参照してください。
この項の手順に従って製品のアンインストーラを起動し、ソフトウェアを削除します。
サイレント(コマンド行)のアンインストールを実行するには、Oracle Fusion MiddlewareのOracle Universal Installerを使用したソフトウェアのインストールに関するマニュアルのサイレント・アンインストールのためのOracle Universal Installerの実行の説明を参照してください。
Windowsオペレーティング・システムでアンインストーラを起動するには、次のいずれかを実行します。
ファイル・マネージャ・ウィンドウを使用してORACLE_HOME\oui\binディレクトリに移動して、deinstall.cmdをダブルクリックします。
コマンド行から、ORACLE_HOME\oui\binに移動して、次のコマンドを入力します。
deinstall.cmd
「スタート」メニューから、「すべてのプログラム」を選択し、「Oracle」、OracleHome、「Oracle Middlewareの削除」の順に選択します。
UNIXオペレーティング・システムでアンインストーラを起動するには、ORACLE_HOME/oui/binディレクトリに移動して、次のコマンドを入力します。
./deinstall.sh
アンインストール・プログラムでは、表7-2にリストした順序で一連の画面が表示されます。
アンインストール画面に関して詳細な情報が必要な場合は、画面名をクリックしてください。
Windowsオペレーティング・システムの場合は、プログラム・ショートカットを手動で削除する必要があります(アンインストーラでは、削除されません)。
今後、ドメインおよびアプリケーション・ファイルを使用しない場合は、次の手順を実行して削除します。
ドメインとアプリケーション・データを削除するには、次の手順を実行します。
ドメイン・ホーム・ディレクトリを手動で削除します。
たとえば、UNIXオペレーティング・システムでは、ドメイン・ホーム・ディレクトリが/home/Oracle_Home/user_projects/domains/oacの場合は、次のように実行します。
> cd /home/Oracle_Home/user_projects/domains > rm -rf oac
Windowsオペレーティング・システムでは、ドメイン・ホーム・ディレクトリがC:\Oracle_Home\user_projects\domains\oacの場合は、ファイル・マネージャ・ウィンドウを使用してC:\Oracle\Config\domainsディレクトリに移動し、oacフォルダを右クリックして「削除」を選択します。
アプリケーション・ホーム・ディレクトリを手動で削除します。
たとえば、UNIXオペレーティング・システムでは、アプリケーション・ホーム・ディレクトリが/home/Oracle_Home/oacの場合は、次のように実行します。
> cd /home/Oracle_Home/ > rm -rf oac
Windowsオペレーティング・システムでは、アプリケーション・ホーム・ディレクトリがC:\Oracle_Home\oacの場合は、ファイル・マネージャ・ウィンドウを使用してC:\Oracle_Homeディレクトリに移動し、oacフォルダを右クリックして「削除」を選択します。
Oracleホーム内にあるdomain_registry.xmlファイルをバックアップしてから、そのファイルを編集して、削除するドメインに関連付けられた行を削除します。たとえば、oac_domainを削除するには、次の行を検索して、その行を削除します。
<domain location="/home/Oracle_Home/user_projects/domains/oac"/>
完了したらファイルを保存して終了します。
この章の手順に従って(手動でのOracleホームディレクトリの削除も含めて)ソフトウェアをアンインストールした場合のみ、以前と同じOracleホームにソフトウェアを再インストールすることができます。再インストールするときに、前回のインストールと同じOracleホームを指定できます。
Oracleホームが空ではない場合、次の事項を考慮します。
同じ機能セットを含む既存のOracleホームへのインストール。
インストール時に指定したOracleホームには、インストールしようとしているソフトウェアと同じソフトウェアがすでに含まれている旨がインストーラによって警告されます。選択肢は次のとおりです。
別のインストール・タイプを選択します。この場合、Oracleホーム・ディレクトリに存在しない機能セットのみがインストールできます。
別のOracleホーム・ディレクトリを選択します。
空ではない既存のOracleホームへのインストール。
たとえば、ドメイン・ホームまたはアプリケーション・ホームを作成するために、既存のOracleホーム内のどこかを選択する必要があるとします。このデータはアンインストールのプロセス中は削除されないため、同じOracleホームに再インストールしようとしてもインストーラによって許可されません。選択肢は次のとおりです。
この章の説明のとおりにOracleホームからソフトウェアをアンインストールした後でOracleホーム・ディレクトリを削除します。これが完了した後に、第2章の手順を使用して同じOracleホームの場所を再インストールまたは再使用できます。そのOracleホームに存在したドメインやアプリケーション・データは再作成する必要があります。
別のOracleホーム・ディレクトリを選択します。
