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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル、Release 2013.1.3.0

ZS4-4、ZS3-x、7x20 コントローラ、および DE2-24、Sun Disk Shelf 用

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ドキュメント情報

概要

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コントローラ

拡張ストレージ

プロトコル

主な機能

データサービス

可用性

ブラウザユーザーインタフェース (BUI)

コマンド行インタフェース (CLI)

ハードウェア

ハードウェアビュー

BUI

システムの概要

システムシャーシ

ディスクシェルフ

シャーシの詳細

ディスク

SSD 耐久性

InfiniBand Host Controller Adapter

サービスプロセッサ

CLI

コンポーネントのプロパティー

残りの SSD 耐用時間の表示

SSD 耐久性のしきい値警告の設定

CPU の詳細の表示

アプライアンスの再起動

診断リブートの実行

タスク

障害の発生したコンポーネントを特定する方法 (BUI)

障害の発生したコンポーネントを特定する方法 (CLI)

ハードウェアの保守

システム保守

シャーシの詳細

シャーシの詳細を表示するには、右矢印アイコン image: (または、上記で説明した代替フォームのいずれか) をクリックします。このビューには、左上に同じコントロールの一部 (state、name、locate、reset、power off) と、シャーシ内のすべてのコンポーネントの一覧表示が含まれています。

左側には、シャーシを説明する一連の画像があります。複数のビューがある場合、画像の上のビューの名前をクリックして、ビューを切り替えることができます。

各ビューで、障害が発生したコンポーネントは赤色で強調表示されます。また、現在選択されているコンポーネントは画像内で強調表示されます。画像内のコンポーネントをクリックすると、対応するコンポーネントが右の一覧から選択されます。

次の一覧に示す各コンポーネントタイプについて、タブが表示されます。各コンポーネントタイプには状態アイコンがあり、障害が発生した特定タイプのコンポーネントがある場合はオレンジになります。

コンポーネントタイプをクリックすると、コンポーネントが存在する可能性があるシャーシ内のすべての物理的な位置が一覧表示されます。一覧からコンポーネントをクリックすると、該当するシャーシ画像内でコンポーネントが強調表示されます。情報アイコン image: をクリックするか、行をダブルクリックすると、コンポーネントに関する詳細情報を示すダイアログが開きます。一覧に表示される情報はコンポーネントタイプによって異なりますが、これはコンポーネントの詳細で表示できる情報のサブセットです。ディスクおよびサービスプロセッサは、次に示す追加の操作をサポートします。各コンポーネントは、次のいずれかまたはすべてのプロパティーを報告できます。

表 1-4  シャーシコンポーネントのプロパティー
プロパティー
説明
ラベル
シャーシ内のこのコンポーネントに対する、人間が読み取り可能な識別子。これは通常、物理シャーシに印字されているラベルと同じですが、必ずしもそうでない場合もあります。
FMRI
コンポーネントの障害管理リソース識別子 (FMRI)。これは障害内でコンポーネントを特定するために使用される内部識別子で、サービス担当者向けのものです。
アクティブな問題
障害が発生したコンポーネントの場合、コンポーネントに影響しているアクティブな問題にリンクします。
メーカー
コンポーネントメーカー。
モデル
コンポーネントモデル。
ビルド
製造ビルド識別子。これはコンポーネントが製造された特定の場所またはバッチを識別するために使用します。
パーツ
コンポーネントパーツ番号、またはコアファクトリパーツ番号。注文可能なパーツ番号は、コンポーネントが交換用か拡張用か、およびコンポーネントが大きな構成部品の一部かどうかによって異なる場合があります。該当する注文可能パーツについては、ご利用のサービスプロバイダから指示を受けられます。パーツ番号がないコンポーネントの場合、代わりにモデル番号を使用します。
シリアル
コンポーネントのシリアル番号。
リビジョン
コンポーネントのファームウェアまたはハードウェアリビジョン。
サイズ
バイト単位の合計メモリーまたはストレージ。
タイプ
ディスクタイプ。「システム」、「データ」、「ログ」、「キャッシュ」、「スペア」のいずれかが可能です。スペアがアクティブの場合、「スペア [A]」と表示されます。
速度
GHz 単位のプロセッサ速度。
コア
CPU コアの数。
GUID
ハードウェアのグローバル固有 ID。
耐久性
SSD に残された耐用時間の割合。耐用時間は 100% から始まり、ディスクを使用するにつれて減少します。
最終更新日時
SSD 耐久性を最後に読み取った日時。

ディスク

ディスクでは、追加のオプションがサポートされます。

表 1-5  ディスクの追加オプション
アクション
説明
位置特定 image:項目がハードウェア上の点滅するロケータ LED を表示できることを示すアイコン
ディスクのロケータインジケータを切り替えます。LED が現在オンの場合、このアイコンは点滅します。
オフライン image:項目が無効またはオフラインになっていることを示すアイコン
ディスクをオフラインにします。このオプションは、構成されたストレージプール (システムプールを含む) に含まれているディスクでのみ使用できます。ディスクをオフラインにすると、システムからディスクに読み書きできません。障害が発生したデバイスはすでに回避されているため、このオプションが必要なのは、ディスクがパフォーマンス上の問題を示しているが、問題が障害に至らない場合に限られます。データへのアクセスを妨げるようなディスクのオフライン化 (ミラーの両方の片側をオフラインにすること) は実行できません。デバイスがアクティブなホットスペアの場合、ホットスペアを完全に切り離すオプションも与えることになります。ホットスペアが切り離されると、別の障害またはホットプラグイベントがないかぎりホットスペアをアクティブ化することはできません。
オンライン image:項目がオンラインであるか、またはクラスタを再度参加していることを示すアイコン
ディスクをオンラインにします。上記の操作を逆にします。

SSD 耐久性

SSD 耐久性は、SSD の残りの推定耐用時間として報告されます。耐久性プロパティーは、BUI の「保守」 > 「ハードウェア」のシャーシの詳細ページと、CLI の maintenance chassis disk コンテキストで報告されます。SSD が指定された割合を超えたときに行うしきい値警告を設定できます。たとえば、1 つ以上の SSD デバイスが 95% のしきい値を超えたときに警告を行うように設定します。詳細は、Oracle ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release 2013.1.3.0 のしきい値警告を参照してください。

この機能を使用すると、SSD の推定耐用時間をモニターできます。たとえば、SSD 耐久性が 2 年後に 50% と報告された場合、ワークロードが安定していれば、その SSD はあと 2 年間持続すると評価されます。


注 -  報告された SSD 耐久性の割合を、SSD を交換する目安として使用しないでください。保証による SSD の交換は、障害が報告された場合にのみ行われます。

InfiniBand Host Controller Adapter

InfiniBand Host Controller Adapter (HCA) は使用可能なポートの一覧について、次の追加のプロパティーを報告します。

表 1-6  InfiniBand Host Controller Adapter の追加プロパティー
アクション
説明
状態
「active」の場合は、アクティブポートアイコン image: が表示されます。その他の有効なポート状態 (「down」、「init」、および「arm」) は、非アクティブなポートアイコン image: によって示されます。ポートアイコンの上にマウスを合わせると、現在のポート状態のヒントがポップアップで表示されます。
GUID
ハードウェア割り当てされたポート GUID。
速度
現在有効なポート速度: Single Data Rate (SDR)、Dual Data Rate (DDR)、または Quad Data Rate (QDR)

サービスプロセッサ

サービスプロセッサは、ほかのコンポーネントノードと動作が異なります。コンポーネントの一覧を提供する代わりに、ストレージアプライアンスから構成できるネットワークプロパティーのセットを提供します。次のプロパティーは、サービスプロセッサのネットワーク管理ポートの動作を制御します。

表 1-7  サービスプロセッサのネットワーク管理ポートのプロパティー
プロパティー
説明
MAC アドレス
ハードウェア MAC アドレス。これは読み取り専用です
IP アドレスソース
「DHCP」または「静的」です。インタフェースで DHCP を使用するべきかどうかを制御します。
IP アドレス
静的 IP 構成を使用する場合の IPv4 アドレス。IPv6 はサポートされません。
サブネット
静的 IP 構成を使用する場合の小数点付き 10 進数サブネット。
デフォルトゲートウェイ
IPv4 のデフォルトゲートウェイアドレス。

矛盾した方法で複数の値を変更する (たとえば DHCP モードで静的 IP 割り当てを変更する) と、未定義の動作が実行されます。