Oracle® Solaris Studio 12.4: リリースノート

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更新: 2015 年 5 月
 
 

今回のリリースで削除された機能

次の機能は、Oracle Solaris Studio 12.4 ソフトウェアから削除されました。

DLight プロファイリングツール

DLight は、Oracle Solaris Studio 12.3 および 12.2 で提供されていたグラフィカルプロファイリングツールです。Oracle Solaris Studio IDE を使用すると、DLight の一部であったツールと同じいくつかのツールを使用してプロジェクトをプロファイルできます。

使いやすくなったパフォーマンスアナライザを使用して、アプリケーションをプロファイルすることもできます。

C++ Rogue Wave tools.h++ ライブラリ

tools.h++ は、Oracle Solaris Studio および Sun Studio ソフトウェアの以前のリリースで提供されていた C++ ファウンデーションクラスライブラリです。このライブラリは 1996 年にリリースされてから、大幅な更新は行われていません。時間や日付のクラスには、修正不可能な深刻なバグが含まれています。

tools.h++ の機能は、Oracle Solaris Studio で提供されている C++ 標準ライブラリ、およびオープンソースの BOOST ライブラリの別のプログラミングインタフェース (API) を使用して利用できます。BOOST ライブラリについては、http://www.boost.org を参照してください。

systent.h ヘッダーファイル

この C++ ヘッダーファイルは Cfront の名残であり、unistd.h よりも古いファイルです。代わりに unistd.h を使用してください。

Fortran の古いモジュール形式

Forte Developer 7 Fortran 95 7.0 以前のリリースで生成されたモジュール形式は、サポートされなくなりました。このリリースの Fortran コンパイラでは、これらの古いリリースで作成された .mod ファイルを読み取ることができません。

コンパイラオプション -xbinopt=prepare

–xbinopt=prepare オプションは廃止されました。代わりに、–xannotate=yes を使用してください。

コンパイラオプション -xcrossfile

-xcrossfile オプションは廃止されました。代わりに、-xipo オプションを使用してください。

アセンブラの -xarch オプション

Oracle Solaris x86 アセンブラの fbe コマンドのオプション –xarch=amd64 および –xarch=generic64 はサポートされなくなりました。

代わりに、–m64 オプションを使用してください。

登録機能

Sun Studio ユーザーが Sun Microsystems に登録することによって最新の製品情報を受け取ることができる登録機能は、2011 年に廃止されました。この機能は Oracle Solaris Studio 製品から削除されました。