Oracle® Solaris Studio 12.4: スレッドアナライザユーザーズガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

データの競合が誤検知であるかどうかをチェックする

誤検知のデータの競合は、スレッドアナライザで報告されるが、実際には起こっていないデータの競合です。つまり、「誤検出」です。スレッドアナライザは、報告する誤検知の数を減らそうと試みます。ただし、ツールが正確なジョブを行えずに、誤検知のデータの競合を報告する場合があります。

誤検知のデータの競合は本当のデータの競合ではなく、したがってプログラムの動作に影響しないので、このデータの競合は無視できます。

誤検知のデータの競合の例については、誤検知を参照してください。レポートから誤検知のデータの競合を削除する方法については、スレッドアナライザユーザー APIを参照してください。