Oracle® Solaris Studio 12.4: 分散メイク (dmake)

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更新: 2014 年 10 月
 
 

-j dmake_max_jobs

実行時構成ファイル内で指定された構築サーバーのグループに対して分散される最大のジョブ総数を指定します。

ジョブの最大数のデフォルトは、構築サーバーグループ内で指定されたすべてのジョブの合計です。

ジョブは、ホストが実行時構成ファイル内で表示される順に、ホストから 1 つずつ減算または加算されます。

たとえば、実行時構成ファイル内で指定されるすべてのジョブの合計が、次のように 8 つだとします。

host earth { jobs = 3 }
host mars  { jobs = 5 }

ここで、dmake_max_jobs が 11 に指定された場合、dmake は次のようにして、現在のジョブの総数の最大値 (8 つ) にジョブをあと 3 つ追加します。

host earth { jobs = 5 }
host mars  { jobs = 6 }

また、dmake_max_jobs が 4 に指定された場合、dmake は次のようにして 4 つのジョブを (元の 8 から) 減算します。

host earth { jobs = 1 }
host mars  { jobs = 3 }