Oracle Flashback Tableを使用すると、他のデータベース・オブジェクトに影響を与えることなく、1つ以上の表を過去のある時点の内容に戻すことができます。したがって、表の行を誤って追加または削除した場合のような論理的なデータ破損からのリカバリが可能です。Point-in-Timeリカバリとは異なり、データベースはフラッシュバック操作中も使用可能なままです。
この例では、hr
スキーマのemployees
表にあるフラッシュバック表を使用します。想定として、2005年10月23日15時30分00秒の直後の誤った更新により、すべての従業員のlastname
列が空の文字列に変更されたため、元のlastname
値を表に戻す必要があります。
この項の内容は次のとおりです。