ユーザー主導リカバリでは、フラッシュバック機能を使用してリストア操作およびリカバリ手順を実行できます。たとえば、次の操作を実行できます。
論理的なフラッシュバック機能によるデータベース・オブジェクトへの不要な変更の修復
Oracle Flashback Databaseを使用したデータベース全体の巻戻し
データベースの完全なリストアおよびリカバリ
データベースまたは選択した表領域のPoint-in-Timeリカバリの実行
破損ブロックを含むデータファイルのブロック・メディア・リカバリの実行
データベース操作に影響を与える前に、破損したデータベース・ファイルがあるなどの状況の検出を含め、データベースのどの部分をリストアおよびリカバリする必要があるかを決定できます。
この項には、いくつかの一般的なリカバリの例が含まれているため、Oracle Recovery Manager (RMAN)を使用したデータベース全体またはオブジェクトレベルのリカバリの実行の理解を深めることができます。データベース全体またはオブジェクトレベルのリカバリを実行するには、RESTORE
およびRECOVER
コマンドを使用します。
この項の内容は次のとおりです。