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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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9.8.4 データベースのリストアおよびリカバリ

この項では、Oracle Recovery Manager (RMAN)を使用してデータベース全体をリストアおよびリカバリする方法を示します。この例では、1つ以上のデータファイルを損失した後、なお使用可能なサーバー・パラメータ・ファイルと制御ファイルがある場合にデータベースをリストアおよびリカバリすることを想定します。RMANを使用して、損失したサーバー・パラメータ・ファイルまたは制御ファイルをリストアすることもできます。

データベース全体をリストアおよびリカバリするには、次の手順を実行します。

  1. RMANを使用したターゲット・データベースへの接続で説明されているとおりに、RMANをターゲット・データベースに接続します。
  2. データベースがマウントされ、オープンしていないことを確認します。
    SHUTDOWN IMMEDIATE;
    STARTUP MOUNT;
    
  3. 次のコマンドを使用して、データベースをリストアします。
    RESTORE DATABASE;
    

    RMANバックアップのデータファイルは、デフォルトの場所にリストアされます。

  4. RECOVERコマンドを使用して、データベースをリカバリします。
    RECOVER DATABASE;
    
  5. 次のコマンドを使用して、データベースをオープンします。
    ALTER DATABASE OPEN;
    

関連項目:

  • マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)およびプラガブル・データベース(PDB)のリカバリの詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください

  • 制御ファイルおよびサーバー・パラメータ・ファイルがバックアップでのみ使用可能な場合のデータベースのリカバリ方法については、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

  • デフォルトの場所とは異なる場所へのデータファイルのリストアについては、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。