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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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9.8.2.2 削除された表の取得

この項では、「表の削除の説明に従ってreg_hist表を作成して削除したと想定しています。次の手順でごみ箱からreg_histを取得します。

フラッシュバック・ドロップ操作を実行するには、次の手順を実行します。

  1. SQL*Plusをhrスキーマに接続し、ごみ箱内の削除された表の名前を取得します。
    SHOW RECYCLEBIN;
    
    ORIGINAL NAME  RECYCLEBIN NAME                OBJECT TYPE   DROP TIME
    -------------- ------------------------------ ------------  -----------
    REG_HIST       BIN$ANbliLHaSiu02xI+zbvDvQ==$0  TABLE      2012-03-26:16:51:54
    
  2. FLASHBACK TABLE … TO BEFORE DROPコマンドを使用して、削除された表を取得します。

    次のコマンドは、HR.REG_HIST表のフラッシュバックを実行します。

    FLASHBACK TABLE HR.REG_HIST TO BEFORE DROP;
    

    注意:

    表をごみ箱から取り出すと、ごみ箱に入っているその表の依存オブジェクトもすべて取り出されます。依存オブジェクトを単独で取り出すことはできません。

  3. 取得された表に、ごみ箱に配置される前に参照制約が含まれていた場合は、その参照制約を再作成します。

    ごみ箱では表に対する参照制約が保存されないため、この手順は手動で実行する必要があります。