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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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9.8.2.1 表の削除

フラッシュバック・ドロップについて学習するため、reg_histという表を新しく作成して、後で削除します。フラッシュバック・ドロップ機能で取得できるように、表はごみ箱に配置されます。

表を作成して削除するには、次の手順を実行します。

  1. SQL*Plusをhrスキーマに接続します。
  2. 次のコマンドを使用して、hrスキーマ内の既存のREGIONS表に基づいて、表reg_histを作成します。
    CREATE TABLE reg_hist as SELECT * FROM REGIONS;
    
  3. 次のコマンドを使用して、reg_hist表を削除します。
    DROP TABLE REG_HIST;
    

    フラッシュバックがデータベースに対して有効になっているため、削除された表はごみ箱に格納されます。

  4. hrスキーマ内の表を表示します。
    SELECT * FROM TAB;
    
    TNAME                          TABTYPE  CLUSTERID
    ------------------------------ ------- ----------
    BIN$ANbliLHaSiu02xI+zbvDvQ==$0  TABLE
    COUNTRIES                       TABLE
    DEPARTMENTS                     TABLE
    EMPLOYEES                       TABLE
    EMP_DETAILS_VIEW                VIEW
    JOBS                            TABLE
    JOB_HISTORY                     TABLE
    LOCATIONS                       TABLE
    REGIONS                         TABLE
    
    9 rows selected.
    

    コマンド出力に表示されるBINで始まる最初の名前が、削除したばかりの表です。フラッシュバック・データベースが有効になっているため、削除された表はまだごみ箱に存在するので、コマンド出力に表示されます。