Oracle Databaseでは、次のツールを使用してネットワーク構成を管理できます。
Net Configuration Assistant
データベースの標準インストールでは、Net Configuration Assistantによって、TCP/IPリスニング・プロトコル・アドレスを持つLISTENER
と呼ばれるリスナーがデータベースに対して自動的に構成されます。カスタム・インストールを実行する場合は、選択したリスナー名およびプロトコル・アドレスを構成するよう求められます。
データベースのインストール後の初期ネットワーク構成にはNet Configuration Assistantを使用します。その後、Oracle Net Managerをネットワークの構成および管理に使用できます。
Oracle Net Manager
Oracle Net Managerは、プロファイルの構成を含む様々なネットワーク構成機能を提供します。
注意:
Microsoft Windowsオペレーティング・システムでのみ、データベースのインストール時に、管理者ではない、権限の低いWindowsユーザー・アカウントをOracleホーム・ユーザーとして指定した場合、Net Configuration AssistantおよびOracle Net Managerにアクセスすると、Oracleホームのユーザー・パスワードの入力を求められます。
関連項目:
Oracle Database Net Services管理者ガイド
Windows機能でのOracleホーム・ユーザーの詳細は、『Oracle Databaseプラットフォーム・ガイドfor Microsoft Windows』を参照してください。