プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

11.9.2 EM Expressを使用したCDB内のすべてのPDBのオープン

この項では、EM Expressを使用してCDB内のすべてのPDBをオープンする方法について説明します。

注意:

CDB内のすべてのPDBをオープンする前に:

  • CDB内のすべてのPDBをオープンする必要があることを確認してください。

  • SYSDBASYSOPERSYSBACKUPまたはSYSDG管理権限があり、その権限は共通に付与されているか、PDBでローカルに付与されている必要があります。接続時にAS SYSDBAAS SYSOPERAS SYSBACKUPまたはAS SYSDGをそれぞれ使用して、権限を行使する必要があります。

CDB内のすべてのPDBをオープンする手順:

  1. EM Expressで、オープンするPDBが含まれるCDBの「コンテナ」ページに移動します。

    詳細は、「コンテナ」ページへのアクセスを参照してください。

  2. 「コンテナ」ページの「コンテナ」セクションで、「アクション」メニューから「すべてを開く」を選択します。PDBをすべてオープンしますウィザードが表示され、すべてのPDBに使用するオープン・モード(「読取り/書込み」「読取り専用」または「移行」)の指定を求められ、PDBを制限モードでオープンするかどうかを尋ねられます。

    関連項目:

    PDBのオープン・モードの詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

    無制限モードでオープンしたPDBには、すべてのユーザーがアクセスできますが、制限モードでオープンしたPDBにアクセスできるのはPDB管理者のみです。

    PDBのオープン・モードを選択し、制限モードでオープンするかどうかを指定します。

    注意:

    CDB内のすべてのPDBをオープンすることを選択すると、すでにオープンしているPDBがCDB内にあった場合は、それらのPDBがその時点でクローズされ、その後、PDBをすべてオープンしますウィザードで指定したオープン・モードおよび制限モードで再オープンされます。

    PDBが即時にクローズされると、PDBに現在接続しているユーザーは切断され、アクティブなトランザクションは暗黙的にロールバックされます。

    即時モードを使用した停止の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

  3. 「OK」をクリックします。

    CDB内のすべてのPDBがオープンします。「確認」ボックスに、すべてのPDBが正常にオープンしたことを示すメッセージが表示されます。「コンテナ」ページの「コンテナ」セクションで、すべてのPDBの「オープン・モード」列に上矢印アイコンが表示され、それらのPDBが制限モードでオープンされた場合は、各PDBの「制限付き」列にチェック・マークが表示されます。