この項では、EM Expressを使用してCDB内のPDBをオープンする方法について説明します。
注意:
PDBをオープンする前に:
オープンするPDBがCDB内に存在する必要があります。
SYSDBA
、SYSOPER
、SYSBACKUP
またはSYSDG
管理権限があり、その権限は共通に付与されているか、PDBでローカルに付与されている必要があります。接続時にAS SYSDBA
、AS SYSOPER
、AS SYSBACKUP
またはAS SYSDG
をそれぞれ使用して、権限を行使する必要があります。
PDBをオープンする手順:
EM Expressで、オープンするPDBが含まれるCDBの「コンテナ」ページに移動します。
詳細は、「「コンテナ」ページへのアクセス」を参照してください。
「コンテナ」ページの「コンテナ」セクションで、オープンするPDBをクリックし、次に「アクション」メニューから「オープン」を選択します。PDBのオープン・モード(「読取り/書込み」、「読取り専用」または「移行」)の指定を求め、PDBを制限モードでオープンするかどうかを尋ねる、PDBのオープン・ウィザードが表示されます。
関連項目:
PDBのオープン・モードの詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
無制限モードでオープンしたPDBには、すべてのユーザーがアクセスできますが、制限モードでオープンしたPDBにアクセスできるのはPDB管理者のみです。
PDBのオープン・モードを選択し、制限モードでオープンするかどうかを指定します。
注意:
すでにオープンしているPDBを選択すると、そのPDBは即時モードでクローズされ、その後でPDBのオープン・ウィザードで指定したオープン・モードおよび制限モードで再オープンします。
PDBが即時にクローズされると、PDBに現在接続しているユーザーは切断され、アクティブなトランザクションは暗黙的にロールバックされます。
即時モードを使用した停止の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
「OK」をクリックします。
PDBがオープンします。「確認」ボックスに、PDBが正常にオープンしたことを示すメッセージが表示されます。「コンテナ」ページの「コンテナ」セクションで、PDBの「オープン・モード」列に上矢印アイコンが表示されます。
関連項目: