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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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5.4.6 手動共有メモリー管理を使用可能にする方法

手動共有メモリー管理を有効化するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Enterprise Manager Database Express (EM Express)の「構成」メニューから「初期化パラメータ」を選択します。

    「初期化パラメータ」ページが表示されます。

  2. 「検索」フィールドにSGA_TARGETと入力します。
  3. SGA_TARGETを選択して、「設定」をクリックします。

    初期化パラメータの設定ページが表示されます。

  4. 「値」フィールドに0と入力し、「メモリー」「有効範囲」を指定し、「OK」をクリックします。

    確認メッセージが表示されます。

    注意:

    この手順では、現在のセッションのSGA_TARGETを0に設定します。SGA_TARGETを0に設定し、データベースの再起動後も有効に保つには、次を実行します。

    • データベースでサーバー・パラメータ・ファイルが使用されている場合は、「初期化パラメータの設定」ページでSPFileの「有効範囲」およびメモリーの「有効範囲」を指定します。

    • データベースでテキストの初期化パラメータ・ファイルが使用されている場合は、そのファイルのSGA_TARGETの値を手動で0 (ゼロ)に設定します。

  5. 「検索」フィールドにMEMORY_TARGETと入力します。
  6. MEMORY_TARGETを選択して、「設定」をクリックします。

    初期化パラメータの設定ページが表示されます。

  7. 「値」フィールドに0と入力し、「メモリー」の「有効範囲」を指定し、「OK」をクリックします。

    確認メッセージが表示されます。

    注意:

    この手順で、現在のセッションのMEMORY_TARGETが0に設定されます。MEMORY_TARGETを0に設定し、データベースの再起動後も有効に保つには、次を実行します。

    • データベースでサーバー・パラメータ・ファイルが使用されている場合は、「初期化パラメータの設定」ページでSPFileの「有効範囲」およびメモリーの「有効範囲」を指定します。

    • データベースでテキストの初期化パラメータ・ファイルが使用されている場合は、そのファイルのMEMORY_TARGETの値を手動で0 (ゼロ)に設定します。

  8. 「構成」メニューから「メモリー」を選択します。

    「SGAメモリー」セクションで、「管理モード」の現在の値が「手動」であることに注意してください。これは、手動共有メモリー管理が有効であることを示しています。

  9. 様々なSGAコンポーネントの値の設定の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。