バックアップ計画の一部として、バックアップが正常でありリカバリ可能オブジェクトを満たしているかを定期的にチェックする必要があります。バックアップは次の方法で検証できます。
Oracle Recovery Manager (RMAN)で特定のバックアップ・セットまたはイメージ・コピーを選択し、検証します。この手法では、バックアップが存在し、リストア可能であるかどうかを確認できます。この形式の検証には、「選択したバックアップの検証」に記載されている手順を使用します。
データベース・ファイルを指定し、実際のリストア操作を行う場合のように、そのファイルのリストアに使用するバックアップをRMANで自動的に選択します。この手法では、使用可能なバックアップがデータベースのリストアに十分であることを確認できます。この形式の検証には、「リストア操作のためのバックアップの検証」に記載されている手順を使用します。
注意:
テープに保存されたバックアップの検証は、バックアップ全体がテープから読み取られるため、時間がかかる場合があります。
いずれの検証形式も、RMANを使用して実行できます。検証の形式をバックアップ計画に両方組み込み、使用可能なバックアップが常にリカバリ可能な目的を満たしていることを確認します。
関連項目:
マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)およびプラガブル・データベース(PDB)のバックアップの検証の詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください