プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

10.3.4 自動SQLチューニング・アドバイザの構成

自動SQLチューニング・アドバイザに対して実行する構成タスクは次のとおりです。

  • SQLプロファイルの推奨の自動実装を有効にします。

    自動実装はデフォルトでは無効になっています。

  • SQLチューニング・アドバイザの1回実行時に実装されるSQLプロファイルの最大数を変更します。

    SQLプロファイルの推奨の自動実装が有効になっている場合は、デフォルトで、SQLチューニング・アドバイザの1回実行時に20個のSQLプロファイルが実装されます。

  • 全体で実装可能なSQLプロファイルの最大数を変更します。

    SQLプロファイルの推奨の自動実装が有効になっている場合は、デフォルトで、合計10000個のSQLプロファイルをSQLチューニング・アドバイザで実装できます。

自動SQLチューニング・アドバイザを構成するには、次の手順を実行します。

  1. EM_EXPRESS_ALLロールを持つユーザーとしてEM Expressにログインします。

    EM_EXPRESS_ALLロールの詳細は、非管理ユーザーのEM Expressへのアクセス権の付与を参照してください。

  2. EM Expressの「パフォーマンス」メニューから「SQLチューニング・アドバイザ」を選択します。

    「自動」タブを含むSQLチューニング・アドバイザ・ページが表示されます。

    「自動」タブに表示されるSQLチューニング・タスクはSYS_AUTO_SQL_TUNING_TASKです。このチューニング・タスクは、自動SQLチューニング・アドバイザによって毎日作成されます。タスクには、自動SQLチューニング・アドバイザによってチューニング推奨が生成された、高負荷のSQL問合せが含まれます。

  3. 「構成」ボタンをクリックします。

    「SQLチューニング設定」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  4. (オプション)自動SQLチューニング・アドバイザを無効にするには、「自動SQLチューニング」オプションのチェックマークを外します。

    注意:

    「自動SQLチューニング」オプションを無効にすると、「SQLチューニング設定」ダイアログ・ボックスの他のオプションは無効になります。

  5. (オプション)「文ごとの時間制限」(秒)フィールドに、SQLチューニング・アドバイザが単一SQL文のチューニングにかかる最大時間(秒)を入力します。
  6. (オプション)「SQLプロファイルの自動実装」フィールドで、SQLプロファイルの自動実装を有効にする場合はチェックマークを付け、無効にする場合はチェックマークを外します。

    注意:

    「SQLプロファイルの自動実装」オプションを無効にすると、「1実行当たりに実装されたSQLプロファイルの最大数」および「実装されたSQLプロファイルの最大数(全体)」オプションの設定は無効になります。

  7. (オプション)「1実行当たりに実装されたSQLプロファイルの最大数」フィールドで、1日1回のSQLチューニング・アドバイザの実行時に実装できるSQLプロファイルの合計数を入力します。デフォルト値は20です。
  8. (オプション)「実装されたSQLプロファイルの最大数(全体)」フィールドで、全体で実装できるSQLプロファイルの合計数を入力します。デフォルト値は10000です。
  9. 「OK」をクリックします。

    「確認」ページが表示されます。

関連項目:

SQLプロファイルの詳細は、自動SQLチューニング・アドバイザについてを参照してください