これらのオプションには、グローバル・データベース名およびシステム識別子(SID)が含まれます。SIDとは、このインスタンスと、後で作成しシステムで同時に実行する可能性がある他のOracle Databaseインスタンスを区別するために使用する一意の識別子です。
グローバル・データベース名は、その他のデータベースと一意に識別されるデータベースの完全名です。グローバル・データベース名は、database_name.database_domain
の形式、たとえばsales.example.com
のようになります。データベース名の部分sales
は、データベースを呼び出すときに使用する単純な名前です。データベースのドメインの部分example.com
は、データベースが配置されるデータベース・ドメインを表します。このように、データベース名とドメインの組合せでグローバル・データベース名が構成されます。