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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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10.3.7.1 メモリー・アドバイザについて

十分な十分な物理メモリーがあるかどうかはOracle Databaseのパフォーマンスに重大な影響を与えます。Oracle Databaseは、自動メモリー管理機能により、SGAおよびPGAの各種コンポーネント間でメモリー配分を自動的に調整し、最適なパフォーマンスを維持します。この調整は、データベースに割り当てた合計メモリー容量の範囲内で行われます。

ADDMは、データベースのパフォーマンスを定期的に評価して、パフォーマンスの問題を特定します。現在の使用可能なメモリー容量が十分ではなく、パフォーマンスに悪影響を与えていることが判明した場合、ADDMはメモリー割当て量を増やすように推奨します。新しいメモリー割当て量はメモリー・アドバイザを使用して選択できます。

また、メモリー・アドバイザを使用して、次のことに関するwhat-if分析を実行できます。

メモリー・アドバイザを使用すると、メモリーのサイズ設定に関するアドバイスを次のように取得できます。