制御ファイルではデータベースの物理コンポーネントが追跡されます。これはデータベースを使用してデータベースが使用したすべての他のファイルを検索するルート・ファイルです。制御ファイルは重要であるため、制御ファイルを多重化すること、つまり、制御ファイルの同一コピーを複数個作成することをお薦めします。Oracle Database Configuration Assistant (DBCA)で作成されたデータベースの場合、制御ファイルの2つのコピーが自動的に作成され、互いに同期化されます。
任意の制御ファイルに問題が発生した場合、データベースは使用できなくなります。ただし、制御ファイルのコピーがあれば、データベースを停止して、問題が発生した制御ファイルをコピーから再作成し、データベースを再起動できます。他のオプションとして、CONTROL_FILES
初期化パラメータから問題が発生した制御ファイルを削除し、残っている制御ファイルを使用してデータベースを再起動する方法があります。
関連項目:
制御ファイルの概要は、『Oracle Database概要』を参照してください。
制御ファイルの詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。