各Oracle Application Expressアプリケーションには、ビルド・ステータスというアプリケーション・レベルの属性があります。この属性を使用して、他の開発者によってアプリケーションが変更されないようにできます。ビルド・ステータスには2つの設定があります。
アプリケーションの実行および構築: 開発者は、アプリケーションを実行および編集できます。
アプリケーションの実行のみ: 開発者は、アプリケーションの実行のみができます。
ビルド・ステータスを「アプリケーションの実行のみ」に設定することは、他の開発者によってアプリケーションが変更されないようにするために有効な方法です。
アプリケーションのビルド・ステータスは、次のようにして変更できます。
開発者および管理者は、アプリケーションの編集ページでビルド・ステータス属性を変更できます。『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の「可用性」を参照してください。
ワークスペース管理者は、このセクションで説明したように、現行のワークスペース内にあるアプリケーションのビルド・ステータスを変更できます。「ワークスペース管理でのビルド・ステータスの管理」を参照してください。
インスタンス管理者は、ビルド・ステータス・ページでアプリケーションのビルド・ステータスを変更できます。「デプロイ時のアプリケーションのビルド・ステータス設定の変更」を参照してください。
ワークスペース管理でのビルド・ステータスの管理
ワークスペース管理でビルド・ステータスを管理するには、次の手順を実行します。
「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
「管理」アイコンをクリックします。
管理ページで、「サービスの管理」をクリックします。
「メタデータの管理」で「アプリケーション・ビルド・ステータス」をクリックします。
次に、ステータスを選択します。ステータスは、アプリケーションが使用可能または使用不可であることを指定します。
「ステータス」には、次のいずれかの項目を選択します。
使用可能: アプリケーションは制限なしで使用可能です。
編集リンクで使用可能: アプリケーションは使用可能です。開発者に対して、各ページの下部に開発者ツールバーが表示されます。開発者は同じブラウザ・セッションでアプリケーション・ビルダーにログインする必要があります。
開発者のみ使用可能: 開発者権限を持つユーザーがアプリケーションを使用できます。
制限されたアクセス: 「カンマ区切りのユーザー・リスト限定」に指定された開発者がアプリケーションを使用できます。
使用不可: アプリケーションを実行または編集できません。ユーザーがアプリケーションへのアクセスを試みると、「使用できないアプリケーションに対するメッセージ」内のメッセージが表示されます。
使用不可(PL/SQLで表示されるステータス): アプリケーションは実行も編集もできません。
使用不可(URLにリダイレクト): アプリケーションは実行または編集できません。
「ビルド・ステータス」から、次のいずれかを選択します。
アプリケーションの実行および構築: 開発者は、アプリケーションを実行および編集できます。
アプリケーションの実行のみ: 開発者は、アプリケーションの実行のみができます。
「変更の適用」をクリックします。