インスタンス管理者は「インスタンスの管理」の設定を使用して、Oracle Application Expressインスタンスを管理および構成します。
内容は次のとおりです。
「機能構成」ページを使用して、アプリケーション開発とSQLワークショップを構成したり、データベースの監視を制御します。
内容は次のとおりです。
デフォルトでは、開発者はオブジェクト・ブラウザでデータベースのプロシージャ、パッケージおよびファンクションを参照しているときに、PL/SQLソース・コードを変更およびコンパイルできます。インスタンス管理者の場合、「PL/SQLプログラム・ユニットの編集を許可」から選択することにより、インスタンス全体に対してPL/SQLプログラム・ユニットの編集を制御できます。
PL/SQLプログラム・ユニットの編集を無効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「機能構成」をクリックします。
「アプリケーション開発」セクションに移動します。
「PL/SQLプログラム・ユニットの編集を許可」で、「いいえ」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
インスタンス管理者が新しいワークスペースを作成すると、Oracle Application Expressによりワークスペース内に自動的にサンプル・アプリケーションが作成されます。
サンプル・アプリケーションの作成を無効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「機能構成」をクリックします。
「アプリケーション開発」セクションに移動します。
「新しいワークスペースにデモンストレーション・オブジェクトの作成」で、「いいえ」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
インスタンス管理者が新しいワークスペースを作成すると、Oracle Application Expressによりワークスペース内に自動的にサンプルWebシート・オブジェクトが作成されます。
サンプルWebシート・オブジェクトの作成を無効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「機能構成」をクリックします。
「アプリケーション開発」セクションに移動します。
「新しいワークスペースにWebシート・オブジェクトを作成」で、「いいえ」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
インスタンス管理者は、Application ExpressのWebシートでSQLタグを使用する機能およびSQLレポートを作成する機能を制御できます。無効にすると、インスタンス内のすべてのワークスペースのすべてのWebシート・アプリケーションでSQLタグを使用したりSQLレポートを作成することができなくなります。
WebシートでのSQLアクセスを制御するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「機能構成」をクリックします。
「アプリケーション開発」セクションに移動します。
「WebシートでのSQLとPL/SQLアクセスの有効化」で、「はい」または「いいえ」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
パッケージ・アプリケーションのインストール時に、インスタンス管理者は、インストール・オプションの数を指定できます。
参照: 『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のパッケージ・アプリケーションの使用率に関する説明 |
パッケージ・アプリケーションのインストール・オプションを構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「機能構成」をクリックします。
「パッケージ・アプリケーションのインストール・オプション」で、これらのオプションに対して「はい」または「いいえ」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
インスタンス管理者として、「SQLワークショップ」で属性を使用し、SQLワークショップの基本動作を構成できます。
SQLワークショップを構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」
を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「機能構成」をクリックします。
「SQLワークショップ」で、表2-1に示す属性を入力します。
表2-1 SQLワークショップの属性
属性 | 説明 |
---|---|
SQLコマンドの最大停止時間 |
SQLコマンド・プロセッサのトランザクション・コマンドがタイミング・アウトになるまで待機する最大時間を指定します。 |
SQLスクリプトの最大出力サイズ(バイト) |
1つのSQLスクリプトで生成できる出力の最大量を指定します。SQLスクリプトはSQLワークショップから実行されます。 |
SQLスクリプトのワークスペースの最大出力サイズ(バイト) |
ワークスペース内のすべてのスクリプトで使用できる領域の最大量を指定します。SQLスクリプトの結果は、スクリプト・エディタまたはSQLスクリプトのホームページからSQLスクリプトを実行した場合に生成される出力です。 |
SQLスクリプトの最大サイズ(バイト) |
SQLワークショップ内で使用されるSQLスクリプトの最大サイズを指定します。 |
トランザクションSQLコマンドの有効化 |
Oracle Application Expressインスタンス全体でトランザクションSQLコマンドを有効にするには、「はい」を選択します。この機能を有効にすると、SQLコマンド・プロセッサ・ユーザーが同じ物理データベース・トランザクション内で複数のSQLコマンドを発行できます。 「はい」を選択すると、SQLコマンド・プロセッサ・ページに「自動コミット」チェック・ボックスが表示されます。デフォルトでは、このオプションは「いいえ」に設定されています。 |
「変更の適用」をクリックします。
「データベース監視の有効化」を「はい」に設定すると、SQLワークショップでの監視が有効になります。ユーザーがデータベース監視ページにアクセス可能になる前に、インスタンス管理者はデータベースの監視を有効化する必要があります。
参照: 『Oracle Application Express SQLワークショップ・ガイド』のデータベースの監視に関するセクション |
データベースの監視を有効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「機能構成」をクリックします。
「監視」までスクロールします。
「データベース監視の有効化」で、「はい」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
注意: DBAロールを付与されたデータベース・ユーザー・アカウントを持つユーザーのみがこのページにアクセスできます。 |
「アプリケーション・アクティビティのロギング」では、このインスタンス上のすべてのアプリケーションに関してアプリケーション・アクティビティをロギングする方法が制御されます。
アプリケーション・アクティビティのロギングを構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「機能構成」をクリックします。
「監視」までスクロールします。
「アプリケーション・アクティビティのロギング」で、次のいずれかを選択します。
アプリケーションの設定を使用(デフォルト): 各アプリケーションのロギング属性を使用して、アクティビティをログするかどうかを決定します。
なし: インスタンス内のすべてのアプリケーションでアクティビティのロギングを無効にします。
常時: インスタンス内のすべてのアプリケーションでアクティビティのロギングを有効にします。
「変更の適用」をクリックします。
インスタンス管理者は、開発者またはユーザーがページを表示するときに、URL上で&p_trace=YES
を指定するだけでデータベース・トレース・ファイルを生成できるかどうかを制御できます。トレース・ファイルを生成する機能は、アプリケーションで「デバッグ」が有効化されている場合は、すでに制御されています。
インスタンス・レベルでアプリケーションのトレースを制御するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「機能構成」をクリックします。
「監視」までスクロールします。
「アプリケーション・トレースの有効化」から、次を選択します。
はい: 「デバッグ」が有効化されているすべてのアプリケーションでは、URLで&p_trace=YES
を使用したページに対するサーバー側のデータベース・トレース・ファイルを生成することもできます。詳細は、『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のSQLトレースの有効化とTKPROFの使用方法に関する説明を参照してください。
いいえ: インスタンス上のすべてのアプリケーションに対して、トレースは有効化できません。URLで&p_trace=YES
を使用してアプリケーションの実行を試みると、ページはレンダリングされますが、SQLトレース・ファイルの生成は警告なしで無視されます。
「変更の適用」をクリックします。
参照: TRACING_ENABLED パラメータの詳細は、『Oracle Application Express APIリファレンス』の使用可能なパラメータ値に関する説明を参照してください。 |
ワークスペース管理者がワークスペース管理からサービス・リクエストを行う機能を制御します。サービス・リクエストには、新規スキーマのリクエスト、記憶域のリクエスト、またはワークスペースの終了のリクエストを行う機能が含まれます。
サービス・リクエストを有効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「機能構成」をクリックします。
「ワークスペース管理」までスクロールします。
「サービス・リクエストを有効にする」で、「はい」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
インスタンス管理者は、Application Expressのログイン・フォームへの移入に使用するCookieの無効化、アカウントへのアクセスの制御、パスワード・ポリシーの設定などのセキュリティ設定を構成できます。
内容は次のとおりです。
インスタンス管理者は、開発者または管理者がApplication Expressのログイン・ページからワークスペースにログインするときにユーザーのコンピュータに便利なCookieを送信するかどうかを制御できます。
「ワークスペースCookieの設定」オプションが「はい」に設定されている場合、Oracle Application Expressは次のような永続Cookieを送信します。
最後に使用されたワークスペース名とユーザー名が組み合されます
6か月の存続期間があります
Application Expressのワークスペースログイン・フォーム(Oracle Application Express管理サービスのログイン・フォームではありません)への移入のために読み取られます
ログイン・フォームに移入するCookieを無効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
「セキュリティ」セクションに移動します。
「ワークスペースCookieの設定」で、「いいえ」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
注意: コンピュータがこのCookieを受信している場合は、ブラウザのツールまたはシステム・ユーティリティを使用して、ディスク上の永続位置から物理的に削除できます。このCookieはORA_WWV_REMEMBER_UN という名前です。以前のリリースのOracle Application Expressの場合、このCookieはORACLE_PLATFORM_REMEMBER_UN という名前です。これは、個別のホスト名およびパス・コンポーネントを持つ、アクセスされた各Oracle Application Expressサービスに存在します。 |
インスタンス管理者は、Oracle Application Express管理サービスへのユーザー・アクセスを制限して、ユーザーがOracle Application Express管理サービスにログインするのを防止できます。本番環境で管理者によるログインを無効にすると、権限のないユーザーによるApplication Express管理サービスへのログインおよびユーザー・ログイン資格証明の破損を防止できます。
Oracle Application Express管理サービスへのユーザー・アクセスを無効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
「セキュリティ」セクションに移動します。
「管理者ログインの無効化」で「はい」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
この値を設定してログアウトすると、すべてのユーザーがOracle Application Express管理サービスにログインできなくなります。
この設定を無効化し、管理者ログインを有効化するには、次の手順を実行します。
SQL*Plusに接続し、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続します。次に例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog SQL> CONNECT SYS as SYSDBA Enter password: SYS_password
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog
SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
Enter password: SYS_password
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_040200;
次の文を実行します。
BEGIN APEX_INSTANCE_ADMIN.SET_PARAMETER('DISABLE_ADMIN_LOGIN', 'N'); commit; END; /
開発者およびワークスペース管理者は、Oracle Application Express開発環境にログインして、アプリケーション・ビルダー、SQLワークショップ、チーム開発および管理にアクセスします。
これらのアプリケーションへのアクセスを制限するには、「ワークスペース・ログインの無効化」から「はい」を選択します。このオプションによって、ランタイムのみの環境が効果的に設定されますが、インスタンス管理者は引き続き「インスタンス管理」にログインできます。本番環境で「はい」を選択すると、開発者はアプリケーションまたはデータを変更できなくなります。
内部ワークスペースへのユーザー・アクセスを無効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
「セキュリティ」セクションに移動します。
「ワークスペースログインの無効化」で「はい」を選択します。
「はい」を選択すると、ユーザーが内部ワークスペースにログインできなくなります。
「変更の適用」をクリックします。
「パブリック・ファイルのアップロードを許可」属性を使用して、認証されていないユーザーがファイルのアップロード制御を提供するアプリケーションでファイルをアップロードできるかどうかを制御します。
ファイルのアップロードを制御するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
「セキュリティ」セクションに移動します。
「パブリック・ファイルのアップロードを許可」で、次のいずれかを選択します。
はい: 認証されていないユーザーが内部ワークスペースのアプリケーションでファイルをアップロードできます。
いいえ: 認証されていないユーザーが内部ワークスペースのアプリケーションでファイルをアップロードできません。
「変更の適用」をクリックします。
インスタンス管理者は、RESTRICT_IP_RANGE
というランタイム設定を作成して、Oracle Application Expressインスタンスへのユーザー・アクセスを制限できます。
IPアドレスでユーザー・アクセスを制限するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
「セキュリティ」セクションに移動します。
「管理者ログインの無効化」で、「いいえ」を選択します。
「IPアドレス別にアクセスを制限」に、カンマで区切られたIPアドレスのリストを入力します。ワイルドカードを指定するには、アスタリスク(*)を使用します。
1つから4つのレベルのIPアドレスを入力できます。次に例を示します。
141, 141.* ... 192.128.23.1 ...
注意: ワイルドカードを使用する場合は、ワイルドカードの後ろに数値を追加して入力しないでください。たとえば、138.*.41.2 とは入力できません。 |
「変更の適用」をクリックします。
Oracle Application Expressインスタンス全体で、すべてのアウトバウンドHTTPトラフィックに対してプロキシを使用するように構成できます。インスタンス・レベルでのプロキシの設定は、アプリケーション・レベルまたはWebサービス参照で定義されているすべてのプロキシより優先されます。プロキシが指定されている場合、URLタイプのリージョン、Webサービスおよびレポート出力で、そのプロキシが使用されます。
Oracle Application Expressインスタンスに対してプロキシを構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
「セキュリティ」セクションに移動します。
「インスタンス・プロキシ」で、インスタンス全体で使用するプロキシのアドレスを入力します。
「変更の適用」をクリックします。
Secure Socktets Layer(SSL)は、インターネット上で転送されるデータのセキュリティを管理するためのプロトコルです。Webアプリケーションでは、SSLはHTTPSプロトコルを使用して実装されます。機密データが暗号化されていない(クリアテキストの)通信チャネルに送信されないように、SSL (HTTPSプロトコル)を使用してOracle Application Expressアプリケーションを実行することをお薦めします。
「HTTPSが必要」属性および「アウトバウンドHTTPSが必要」属性を構成することで、Oracle Application Expressインスタンスとすべての関連アプリケーションでHTTPSを必要とするように構成できます。
内容は次のとおりです。
Oracle Application ExpressインスタンスでHTTPSを必要とするようにするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
「セキュリティ」セクションに移動します。
「HTTPSが必要」で、「はい」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
注意: 「HTTPSが必要」を「はい」に設定すると、HTTPSを介してのみOracle Application ExpressワークスペースまたはOracle Application Express管理サービスにログインできます。 |
アウトバウンド・トラフィックのみでHTTPSを必要とするようにするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
「セキュリティ」セクションに移動します。
「アウトバウンドHTTPSが必要」で、「はい」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
「HTTPSが必要」を無効化するには、次の手順を実行します。
現行スキーマとしてApplication Expressエンジン・スキーマを使用してSQL*PlusまたはSQL Developerに接続します。次の例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog SQL> CONNECT SYS as SYSDBA Enter password: SYS_password
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog
SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
Enter password: SYS_password
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_040200;
次の文を実行します。
BEGIN APEX_INSTANCE_ADMIN.SET_PARAMETER('REQUIRE_HTTPS', 'N'); commit; end; /
「アウトバウンドHTTPSが必要」を無効化するには、次の手順を実行します。
現行スキーマとしてApplication Expressエンジン・スキーマを使用してSQL*PlusまたはSQL Developerに接続します。次の例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog SQL> CONNECT SYS as SYSDBA Enter password: SYS_password
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog
SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
Enter password: SYS_password
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_040200;
次の文を実行します。
BEGIN APEX_INSTANCE_ADMIN.SET_PARAMETER('REQUIRE_OUT_HTTPS', 'N'); commit; end; /
「RESTfulアクセスを許可」属性を使用して、開発者がレポート・リージョンをRESTfulサービスとして公開できるかどうかを制御します。
参照: 『Oracle Application Express SQLワークショップ・ガイド』のRESTfulサービの使用方法に関する説明 |
RESTfulアクセスを有効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
「RESTfulアクセス」セクションを見つけます。
「RESTfulアクセスを許可」から、次のいずれかを選択します。
はい: 開発者はレポート・リージョンをRESTfulサービスとして公開できます。
いいえ: 開発者はレポート・リージョンをRESTfulサービスとして公開できません。
「変更の適用」をクリックします。
「セッション・タイムアウト」の属性を使用して、アプリケーション・レベルでWebブラウザが開いたまま放置されたコンピュータに対する公開を抑制します。
Oracle Application Expressインスタンスのセッション設定を管理するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
Application Expressの「セッション・タイムアウト」で、次の属性を指定します。
最大セッションの長さ: アプリケーション・セッションの存続期間(秒)を制御する正の整数を入力します。この設定よりもアプリケーション・レベルの設定が優先されます。値をデフォルトの8時間(28800秒)に戻すには、値をNULLのままにします。セッションを無期限に存続させるには、0を入力します。1時間ごとに実行され、12時間より前のセッションを削除するジョブ操作が、このセッション期間よりも優先されることがあります。
最大セッション・アイドル時間: Oracle Application Expressアプリケーションのためにセッションがアイドル状態で存続できる時間(秒)を制御する正の整数を入力します。この設定よりもアプリケーション・レベルの設定が優先されます。値をデフォルトの1時間(3600秒)に戻すには、値をNULLのままにします。セッションのアイドル時間のチェックが実行されないようにするには、0に設定します。
「変更の適用」をクリックします。
参照: 『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のセッション・タイムアウトに関するセクション |
Oracle Application Expressインスタンス全体に対してURLタイプのリージョンおよびWebサービスを制限できます。インスタンス管理者は除外するドメインおよびURLタイプのリージョンを定義します。Web参照またはURLタイプのリージョンに除外されたドメインが含まれる場合、制限されていることを通知するエラーがユーザーに表示されます。
URLタイプのリージョンおよびWebサービスからドメインを除外するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
「ドメインの使用禁止」で、次のような、除外するドメインのコロン区切りのリストを入力します。
mycompany.com:yourcompany.com:abccompany.com
「変更の適用」をクリックします。
インスタンス管理者は、Oracle Application Expressによる失敗したログイン試行に対する対応方法を構成できます。
一般ログイン制御を構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
「一般ログイン制御」までスクロールします。
「一般ログイン制御」では、次の項目を設定します。
ログイン試行失敗後の遅延時間: ログイン試行間の遅延秒数を正の整数値で入力します。カウントダウンを無効化して即時アクセスを有効化するには、ゼロ(0)を入力します。遅延が0より大きい場合、Oracle Application Expressは、最初のログイン失敗時にも常にカウントダウンを表示します。
遅延の計算方法: 失敗したログインに対する遅延を計算する方法を選択します。計算方法は、ログイン・アクセス・ログの最新のデータに基づきます。詳細は、アイテム・ヘルプを参照してください。
インバウンド・プロキシ・サーバー: リクエストを受信する既知のプロキシ・サーバーのIPアドレスのカンマ区切りのリストを入力します。Oracle Application Expressはこのリストを使用して、HTTPヘッダーX-Forwarded-For
およびREMOTE_ADDR
から実際のクライアント・アドレスを計算します。
「変更の適用」をクリックします。
デフォルトでは、Oracle Application Expressインスタンス間でログイン制御が有効です。インスタンス管理者はすべての開発インスタンス間のすべてのワークスペースのすべてのアカウントに対してログイン制御を有効にできます。アカウントのログイン制御には次が含まれます。
ユーザーのアカウント有効期限およびロックの要求
ログイン試行の失敗最大回数の設定
新しいパスワードを要求するプロンプトが表示されるまでのパスワードの存続期間の設定
インスタンス管理者がインスタンス全体でログイン制御を有効にしない場合は、各ワークスペース管理者がワークスペースごとに制御を有効にできます。「ワークスペースに対するアカウント・ログイン制御の有効化」を参照してください。
アカウント・ログイン制御が、Application Expressエンド・ユーザー・アカウント管理インタフェースを使用して作成されたエンド・ユーザー・アカウントに適用されることに注意してください。
すべてのワークスペースに対してログイン制御を有効にするには、次を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
「ワークスペース・ログイン制御」までスクロールします。
「ワークスペース・ログイン制御」では、次の項目を設定します。
ユーザー・アカウントの有効期限およびロックが必要: 「はい」を選択すると、インスタンス内のすべてのワークスペースに対してApplication Expressユーザー・アカウントの有効期限およびロックの機能が有効になります。この選択により、同じ機能をワークスペースレベルで無効にできなくなります。
「いいえ」を選択すると、各ワークスペース管理者に対して制御は行われません。
許可されるログイン失敗の最大回数: 開発者アカウントまたは管理者アカウントがロックされるまでに許可される認証の連続失敗の最大回数を整数で入力します。このフィールドの値を指定しない場合は、デフォルト値の4が設定されます。
この設定は管理者および開発者アカウントに適用されます。エンド・ユーザー・アカウントには適用されません。
ワークスペース管理者が値を指定しない場合は、ここで入力した値がワークスペースレベルの「許可されるログイン失敗の最大回数」プリファレンスのデフォルトとして使用されます。このプリファレンスは各ワークスペース内のエンド・ユーザー・アカウントで使用されます。
アカウント・パスワード・ライフタイム(日): アカウントの期限が切れるまでに開発者または管理者アカウント・パスワードを使用できる最大日数を入力します。このフィールドの値を指定しない場合は、デフォルト値の45日が設定されます。
この設定はApplication Express管理および開発環境へのアクセスに使用するアカウントにのみ適用されます。エンド・ユーザー・アカウントには適用されません。
ワークスペース管理者が値を指定しない場合は、ここで入力した値がワークスペースレベルのエンド・ユーザー・アカウント・ライフタイムのプリファレンスのデフォルトとして使用されます。このプリファレンスは各ワークスペース内のエンド・ユーザー・アカウントで使用されます。
「変更の適用」をクリックします。
ヒント: この機能は、Application Expressのユーザー作成および管理機能を使用して作成したアカウントにのみ適用されます。この機能は、追加的なアプリケーションの認証セキュリティを提供します。「Application Expressユーザーの管理」を参照してください。 |
インスタンス管理者は次に対してパスワード・ポリシーを有効にできます。
すべてのワークスペースにおけるすべてのユーザー(つまりワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザー)
インスタンス管理者は、パスワードの文字、長さ、単語、新旧パスワードの差分などの制限をすべてのユーザーに対して設定できます。
Oracle Application Express管理サービスにログインするユーザー
Oracle Application Expressで強力なパスワード要件を機能させると、ハッカーが管理者のパスワードを判別できないようセキュリティの層をさらに追加できます。このオプションを選択する場合、パスワードはこれらの要件を満たす必要があります。
6文字以上で構成されます
小文字および大文字のアルファベット、数字、記号を1つ以上含みます
ユーザー名は含めることができません
Internalという単語を含めることができません
このセクションの「ワークスペース名使用禁止」にある単語を含めることができません
パスワード・ポリシーを構成するには、次のようにします。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーに対してパスワード・ポリシーを設定するには、「ワークスペースのパスワード・ポリシー」までスクロールし、表2-2に示されている属性を指定します。
表2-2 ワークスペースのパスワード・ポリシーの属性
属性 | 説明 |
---|---|
パスワードの最小文字数 |
ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードの最小文字数を設定する数値を入力します。 |
パスワードの差分の最小値 |
正の整数または0を入力します。 ユーザーがパスワードを変更したとき、新しいパスワードは古いパスワードと文字数が異なる必要があります。新旧パスワードの同じ位置における各差分が、差分の最低要件を満たしているかどうかについて、新旧パスワードが1文字ずつ比較されます。 この設定は、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウントに適用されます。 |
アルファベット文字を最低1つ含める必要があります |
「はい」を選択した場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、「アルファベット」フィールドで指定したアルファベットを1つ以上使用する必要があります。 |
数値を最低1つ含める必要があります |
「はい」を選択した場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、アラビア数字(0、1、2、3、4、5、6、7、8、9など)を1つ以上使用する必要があります。 |
句読点を最低1つ含める必要があります |
「はい」を選択した場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、「記号」フィールドで指定した記号を1つ以上使用する必要があります。 |
大文字を最低1つ含める必要があります |
「はい」を選択した場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、大文字のアルファベットを1つ以上使用する必要があります。 |
小文字を最低1つ含める必要があります |
「はい」を選択した場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、小文字のアルファベットを1つ以上使用する必要があります。 |
ユーザー名使用禁止 |
「はい」を選択した場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、ユーザー名を使用できません。 |
ワークスペース名使用禁止 |
「はい」を選択した場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、大/小文字にかかわらずワークスペース名を使用できません。 |
使用禁止 |
ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードで使用不可にする単語を、コロンで区切って入力します。これらの単語は、大/小文字のどの組合せでもパスワードに使用できません。 この機能により、hello、guest、welcomeなどの単語に基づいて、単純な推測されやすいパスワードが作成できなくなるため、セキュリティが向上します。 |
アルファベット |
新しいアルファベットを入力するか、既存のアルファベットを編集します。これは、アルファベット文字に関するパスワード検証に使用される一連の文字です。 |
記号 |
新しい記号を入力するか、既存の記号を編集します。これは、記号に関するパスワード検証に使用される一連の文字です。 |
次に、Application Expressサービス管理者のパスワード・ポリシーを設定します。
「サービス管理者のパスワード・ポリシー」にスクロールし、次のいずれかを指定します。
「ワークスペースのパスワード・ポリシー」で指定したポリシーの使用: 「ワークスペースのパスワード・ポリシー」で指定したパスワード・ルールをサービス管理者のパスワードに適用します。
デフォルトの強力なパスワード・ポリシーの使用: デフォルトの強力なパスワード・ポリシーをサービス管理者のパスワードに適用します。詳細は、アイテム・ヘルプを参照してください。
「変更の適用」をクリックします。
mod_plsql
および埋込みPL/SQLゲートウェイでは、コールされるPL/SQLファンクションをHTTPリクエストごとに指定するためのディレクティブがサポートされています。この機能を使用すると、埋込みPL/SQLゲートウェイまたはmod_plsql
を介してコールされるプロシージャを制限できます。このファンクションは、リクエストで指定されたプロシージャが許可されていればTRUE
を戻し、許可されていなければFALSE
を戻します。このファンクションを使用すると、Oracle Application Expressに対するアクセス制限を、データベース・アクセス記述子(DAD)ベースで適用できます。
参照: Oracle Application Expressインストレーション・ガイド |
Oracle Application Expressには、wwv_flow_epg_include_modules.authorize
というリクエスト検証ファンクションが付属しています。このファンクションを使用すると、Oracle Application Expressに構成された標準的なDADに対して適切な制限が指定されます。
インストーラによるインストールでは、Oracle Application Express製品スキーマ(APEX_040200
)にPL/SQLファンクションも自動的に作成されます。アクセスを制限するには、このファンクションを変更して再コンパイルします。このファンクションのソース・コードは、ラッピングされておらず、Oracle Application Express製品コア・ディレクトリのファイルwwv_flow_epg_include_local.sql
にあります。ソース・コードは、次のとおりです。
CREATE OR REPLACE FUNCTION wwv_flow_epg_include_mod_local( PROCEDURE_NAME IN VARCHAR2) RETURN BOOLEAN IS BEGIN RETURN FALSE; -- remove this statement when you add procedure names to the "IN" list IF UPPER(procedure_name) IN ( '') THEN RETURN TRUE; ELSE RETURN FALSE; END IF; END wwv_flow_epg_include_mod_local; /
許可されるプロシージャの名前を追加するには、次の手順を実行します。
BEGIN
文のすぐ後ろのRETURN FALSE
文を削除するかコメント・アウトします。
... BEGIN RETURN FALSE; -- remove this statement when you add procedure names to the "IN" list ...
HTTPリクエストでの起動を許可するプロシージャの名前を表す句に、名前を追加します。たとえば、プロシージャPROC1
およびPROC2
をIN
リストで許可する場合は、IN ('PROC1', 'PROC2')
のように記述します。
このファンクションのソース・コードの変更後に、Oracle Application Express製品スキーマ(APEX_040200
)を変更し、そのスキーマのファンクションをコンパイルします。
製品スキーマAPEX_040200
を変更するには、次の手順を実行します。
SQLコマンドライン(SQL*Plus)にSYS
としてログインします。
次のコマンドを入力して、製品スキーマ(APEX_040200
)を変更します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA APEX_040200;
ファンクションwwv_flow_epg_include_local.sql
をコンパイルします。
wwv_flow_epg_include_mod_local
ファンクションは、埋込みPL/SQLゲートウェイまたはmod_plsqlからコールされるOracle Application Expressのリクエスト検証ファンクションからコールされます。このOracle Application Expressファンクションは、まずリクエストを評価し、プロシージャ名に基づいて承認するか、拒否するか、またはローカル・ファンクションwwv_flow_epg_include_mod_local
に渡します(このローカル・ファンクションは、独自ルールでリクエストを評価できます)。
Oracle Application Expressで使用するデータベース・アクセス記述子を新しく作成する際は、リクエスト検証ファンクションのディレクティブを指定する必要があります。具体的には、ファンクションwwv_flow_epg_include_modules.authorize
を、dads.conf
のデータベース・アクセス記述子エントリのディレクティブPlsqlRequestValidationFunction
で指定する必要があります。
wwv_flow_epg_include_modules.authorize
ファンクションで実装される以外の制限がない場合は、wwv_flow_epg_include_mod_local
ファンクションのソース・コードについて実行する処理はありません。
PL/SQLのリクエスト検証ファンクションのディレクティブは、Oracle Application Server 10gおよびOracle HTTP Server 11g以上でのみ使用できます(また、埋込みPL/SQLゲートウェイはOracle Database 11g以上でのみ使用できます)。このディレクティブは、Oracle HTTP Serverリリース9.0.3では使用できません。
以前のリリースのOracle Application Expressの場合、開発者は定義済URLにリダイレクトするOracle Application Expressプロシージャの引数としてURLを使用できます。例として、APEX_UTIL.COUNT_CLICK
(p_url
パラメータ)およびWWV_FLOW_CUSTOM_AUTH_STD.LOGOUT
(p_next_url
パラメータ)があります。
インスタンス管理者は、認可済URLのリストを定義できます。URLがこれらのプロシージャへの引数として指定されると、このリストをもとに内部的に検証されます。
認可済URLのリストを管理するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
「認可済URL」タブをクリックします。
新しいURLを追加するには、次の手順を実行します。
「作成」をクリックします。
認可済URL: 特定のApplication Expressプロシージャへのパラメータ値として使用できる認可済URLを入力します。
認可済URLの値全体が、Oracle Application ExpressプロシージャのURLパラメータ値と比較されます。認可済URL値全体の長さあるいは一部が完全一致する値があれば、そのURLパラメータ値は許可されます。
説明: URLの説明を入力します。
「変更の適用」をクリックします。
既存のURLを編集するには、次の手順を実行します。
URLの横の「編集」アイコンをクリックします。
「認可済URL」および「説明」フィールドを編集します。
「変更の適用」をクリックします。
既存のURLを削除するには、次の手順を実行します。
URLの横の「編集」アイコンをクリックします。
「削除」をクリックします。
参照: Oracle Application Express APIリファレンス |
インスタンス設定を使用して、Oracle Application Expressの構成を制御し、この設定は、現在のOracle Application Expressインスタンス内のすべてのワークスペースに適用されます。
内容は次のとおりです。
インスタンスの設定ページの「セルフ・サービス」セクションを使用して、Oracle Application Express開発インスタンスでのワークスペースの割当て(または作成)プロセスの動作方法を決定できます。
「手動」割当てモードでは、インスタンス管理者が新しいワークスペースを作成し、ワークスペース管理者にログイン情報を通知します。「リクエスト」または電子メールの検証割当てモードでは、ユーザーがセルフ・サービス方式でワークスペースを直接リクエストします。この方法では、ユーザーはログイン・ページ上のリンクを使用してリクエスト・フォームにアクセスします。ワークスペースリクエストが承認されると、該当するログイン情報が電子メールで自動的にユーザーに送信されます。
割当てモードを指定するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「セルフ・サービス」リージョンを特定します。
「プロビジョニング・ステータス」から次のいずれかを選択します。
手動: インスタンス管理者が新しいワークスペースを手動で作成し、ワークスペース管理者にログイン情報を通知します。
リクエスト: ユーザーがセルフ・サービス方式で直接ワークスペースをリクエストします。このオプションを選択することにより、ログイン・ページにユーザーがワークスペースをリクエストできるリンクが表示されます。ユーザーがワークスペースをリクエストすると、各リクエストは承認用のキューに送信されます。リクエストが承認されると、ユーザーにログイン資格証明(ワークスペース名、ユーザー名およびパスワード)を含む電子メールが送信されます。
電子メール検証でのリクエスト: 「リクエスト」と同様ですが、各ユーザーは検証リンクを含んだ電子メールを最初に受信します。このリンクをクリックすると、ユーザーの電子メール・アドレスが検証されてからリクエストが処理されます。次に、ログイン資格証明(ワークスペース名、ユーザー名およびパスワード)を含む別の電子メールがユーザーに送信されます。
「検証コードが必要」では、「はい」または「いいえ」を選択して、新しいワークスペースをリクエストするユーザーに対して、検証コードが表示されるか、検証コードが必要かどうかを指定します。
「電子メール検証でのリクエスト」を選択した場合、次の操作を行います。
検証コードが必要: リクエスト処理時に検証コードを表示して必要とするかどうかを決定します。「はい」または「いいえ」を選択します。
「通知の電子メール・アドレス」では、新しいワークスペース・リクエストとワークスペースの変更リクエストについて、通知の電子メール・メッセージを受信する電子メール・アドレスを入力します。指定しない場合、ワークスペースリクエストを通知する電子メール・メッセージは送信されません。
「変更の適用」をクリックします。
注意: ログイン・ページのリンクを使用してユーザーがワークスペースをリクエストできるようにするには、インスタンス管理者は、前の手順で説明した「リクエスト」または「電子メールの検証」の割当てステータスを選択する必要があります。割当てステータスが「手動」に設定されている場合、ログイン・ページにリンクが表示されません。 |
「電子メール・プロビジョニング」を使用すると、電子メールの検証で割当てを行う場合に、ワークスペースの割当てが無効になります。電子メール割当てを無効にした理由を示すメッセージをユーザーに表示するには、「メッセージ」フィールドを使用します。
電子メール割当てを無効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「電子メール・プロビジョニング」から、「無効」を選択します。
「無効」を選択すると、電子メールの検証で割当てを行う場合に、ワークスペースの割当てが完全に無効になります。
「メッセージ」に、電子メール割当てを無効にした理由を示すメッセージを入力します。
「変更の適用」をクリックします。
インスタンス管理者は、ワークスペースや自動拡張表領域をリクエストした際に新しいスキーマを要求したり、指定日数に達したアップロード済ファイルを削除する記憶域オプションを構成できます。
内容は次のとおりです。
ワークスペースの作成時に新しいスキーマを要求するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「記憶域」までスクロールします。
「新しいスキーマが必要」から、次のいずれかを選択します。
はい: ユーザーは新しいワークスペースをリクエストするときに、新しいスキーマをリクエストする必要があります。
いいえ: ユーザーは新しいワークスペースをリクエストするときに、既存のスキーマを選択できます。
「自動拡張表領域」で、「はい」または「いいえ」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
「自動拡張表領域」を有効にすると、Oracle Application Expressで割り当てられる表領域は、リクエストされたサイズの1/10のサイズのデータ・ファイルで作成されます。データ・ファイルは、リクエストされたサイズまで自動的に拡張します。たとえば、ユーザーが100MBのワークスペースをリクエストすると、データ・ファイルの初期サイズは10MBとなり、100MBの最大サイズまで自動的に拡張します。
「自動拡張表領域」を有効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「記憶域」までスクロールします。
「自動拡張表領域」を有効にするには、「はい」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
ワークスペースが割り当てられると、Oracle Application Expressは関連するデータベース・ユーザー、表領域およびデータファイルを作成します。「bigfile表領域」が有効な場合、Oracle Application Expressで割り当てられる表領域は、bigfileの表領域として作成されます。bigfile表領域は、単一で非常に大きいデータファイルを持つ表領域です。これに対して、従来の小型ファイル表領域には複数のデータファイルを格納できますが、各データファイルは大きくありません。
表領域の容量が制限される場合があるため、大規模なファイル・サイズをサポートしていないプラットフォームでbigfile表領域を使用することはお薦めしません。サポートされているファイルの最大サイズの詳細は、使用しているオペレーティング・システム固有のドキュメントを参照してください。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「記憶域」までスクロールします。
「bigfile表領域」で、「はい」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
参照: BIGFILE_TABLESPACES_ENABLED パラメータの詳細は、『Oracle Application Express APIリファレンス』の使用可能なパラメータ値に関する説明を参照してください。 |
「暗号化された表領域」が有効な場合、Oracle Application Expressで割り当てられる表領域は、Oracle Databaseの透過的データ暗号化(TDE)機能を使用して、暗号化された表領域として作成されます。TDEを使用すると、データ・ファイルに格納されている機密データを暗号化できます。許可なく復号化されるのを防止するため、暗号化鍵はデータベース外部のセキュリティ・モジュールに格納されます。
Application Expressでこの機能を利用するには、暗号化ウォレットを作成し、マスター暗号化鍵セットを使用する必要があります。また、暗号化ウォレットは、新しいApplication Expressワークスペースを割り当てる前に開く必要があります。
暗号化された表領域を有効化するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「記憶域」までスクロールします。
「暗号化された表領域」で、「はい」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
参照: ENCRYPTED_TABLESPACES_ENABLED パラメータの詳細は、『Oracle Application Express APIリファレンス』の使用可能なパラメータ値に関する説明を参照してください。 |
「アップロード済ファイルを次の日数後に削除」を使用して、Oracle Application Expressがアップロード済ファイルを自動的に削除するまでの日数を指定します。この自動削除処理がOracle Application Expressインスタンス内のすべてのワークスペースに適用されることに注意してください。削除されるファイルのタイプには次のものが含まれます。
アプリケーションのエクスポート
CSSのエクスポート
イメージのエクスポート
ページのエクスポート
プラグイン
スクリプトのエクスポート
スプレッドシート/テキスト・データのインポート
静的ファイルのエクスポート
テーマ
ユーザー・インタフェースのデフォルト値
ワークスペースのエクスポート
XMLデータのインポート
エクスポート・ファイルおよびインポート・ファイルを削除するタイミングを構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「記憶域」までスクロールします。
「アップロード済ファイルを次の日数後に削除」に、Oracle Application Expressがアップロード済ファイルを削除するまでの日数を入力します。正の整数を入力してください。この設定がNULLの場合、ファイルは自動的に削除されません。
「変更の適用」をクリックします。
Oracle Application Expressでメールを送信できるようにするには、インスタンス管理者が電子メール設定を構成する必要があります。
さらに、Oracle Database 11g以上でOracle Application Expressを実行している場合、アウトバウンド・メールを有効化する必要があります。Oracle Database 11gリリース1(11.1)以上では、ネットワーク・サービスと通信する機能がデフォルトで無効になっています。詳細は、『Oracle Application Expressインストレーション・ガイド』のご使用の構成のOracle Database 12cのネットワーク・サービスの有効化に関する説明を参照してください。
ヒント: 新しいワークスペースリクエストが承認されたときにユーザーにログイン資格証明が電子メールで自動的に送信されるように、Oracle Application Expressを構成できます。詳細は、「割当てモードの指定」を参照してください。 |
内容は次のとおりです。
完全開発環境でメールを送信するようにOracle Application Expressを構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「電子メール」で、次の入力を行います。
Application ExpressインスタンスのURL: Oracle Application ExpressインスタンスへのURLをDADと後続のスラッシュを含めて入力します。
Application ExpressのイメージURL: Oracle Application Expressイメージ・ディレクトリへのURLを後続のスラッシュを含めて入力します。
SMTPホスト・アドレス: SMTPサーバーのサーバー・アドレスを定義します。これは、インストール時のデフォルトではlocalhost
に設定されます。別のサーバーをSMTPリレーとして使用する場合は、このパラメータをそのサーバーのアドレスに変更します。
SMTPホスト・ポート: メール・リクエスト用にSMTPサーバーが待機するポートを定義します。デフォルトの設定では25です。
SMTP認証ユーザー名: ユーザー名を入力すると、Oracle Application Expressは電子メールの送信時にこれを認証します。Oracle Database gリリース2 (11.2.0.2)より前では、SMTPの認証スキーム「LOGIN」のみがサポートされています。それより新しいデータベースのバージョンでは、UTL_SMTP
のすべての認証スキームがサポートされています。
SMTP認証パスワード: パスワードを入力すると、Oracle Application Expressは電子メールの送信時にこれを認証します。Oracle Database gリリース2、リリース11.2.0.2より前では、SMTPの認証スキーム「LOGIN」のみがサポートされています。それより新しいデータベースのバージョンでは、UTL_SMTP
のすべての認証スキームがサポートされています。
SSL/TLSの使用: Oracle Database 11gリリース2 (11.2.0.2)以上では、Oracle Application Expressは保護されたSMTP接続をサポートしています。次のオプションがあります。
はい: SMTP通信の前にSSL/TLSによる保護された接続が確立されます。
接続の確立後: Oracle Application Expressは、接続が開かれた直後にSMTPのコマンドSTARTTLS
を送信します。
いいえ: 保護されていない接続が開かれます。
デフォルトの電子メール送信元アドレス: プロビジョニング・リクエストの承認や、パスワードのリセットなど、電子メールを作成するタスクに対する送信元
アドレスを定義します。
ワークスペースごとの最大の電子メール: 24時間ごとの各ワークスペースのAPEX_MAIL
APIで送信できる電子メール・メッセージの数を定義します。
「変更の適用」をクリックします。
ランタイム環境でメールを送信するようにOracle Application Expressを構成するには、次の手順を実行します。
SQL*Plusを起動して、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続します。次に例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog SQL> CONNECT SYS as SYSDBA Enter password: SYS_password
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog
SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
Enter password: SYS_password
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_040200
次の文を実行します。
BEGIN APEX_INSTANCE_ADMIN.SET_PARAMETER(PARAMETER_NAME, PARAMETER_VALUE); END;
電子メール・パラメータの説明は、「完全開発環境での電子メールの構成」を参照してください。
参照: 『Oracle Application Express APIリファレンス』のSET_PARAMETERプロシージャに関するセクション |
ランタイム環境での電子メール設定を決定するには、次の手順を実行します。
SQL*Plusを起動して、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続します。次に例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog SQL> CONNECT SYS as SYSDBA Enter password: SYS_password
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog
SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
Enter password: SYS_password
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_040200
次の文を実行します。
SELECT
APEX_INSTANCE_ADMIN.GET_PARAMETER(PARAMETER_NAME)
FROM DUAL;
電子メール・パラメータの説明は、「完全開発環境での電子メールの構成」を参照してください。
参照: 『Oracle Application Express APIリファレンス』のGET_PARAMETERファンクションに関するセクション |
Secure Sockets Layer(SSL)は、RSA公開鍵による暗号化と対称鍵による暗号化を使用して、認証、暗号化およびデータの整合性を実現する業界標準プロトコルです。SSLの有効時は、URLにhttps
と表示されます。
SSL有効URL(Webサービスの起動など)をコールする場合、またはSSL有効URLタイプのリージョンを作成する場合、ウォレットを作成する必要があります。ウォレットは、SSLに必要な認証および署名された資格証明(秘密鍵、証明書および信頼できる証明書)の格納に使用されるパスワード保護されたコンテナです。
内容は次のとおりです。
ウォレットを作成するには、次の手順を実行します。
データベース管理者はOracle Application Expressデータベース・インスタンスでウォレットを作成する必要があります。『Oracle Databaseエンタープライズ・ユーザー・セキュリティ管理者ガイド』のOracle Wallet Managerの使用に関する説明を参照してください。
インスタンス管理者は、インスタンスの設定ページの「ウォレット」セクションを構成して、ウォレットへのファイル・システム・パスおよび(必要に応じて)ウォレット・パスワードを指定します。
参照: 『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のSSL対応のWebサービスの使用に関する説明、および『Oracle Databaseエンタープライズ・ユーザー・セキュリティ管理者ガイド』のOracle Wallet Managerの使用に関する説明 |
完全開発環境でウォレット設定を指定するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「ウォレット」までスクロールします。
「ウォレット」で、次の形式でウォレットが格納されているファイルシステムでのパスを入力します。
file:directory-path
ウォレットをオープンにするためにパスワードが必要な場合、次の手順を実行します。
「ウォレット・パスワード」フィールドにパスワードを入力します。
「ウォレット・パスワードを変更するかどうかを確認する場合は選択」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
ランタイム環境でウォレット設定を指定するには、次の手順を実行します。
SQL*Plusを起動して、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続します。次に例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog SQL> CONNECT SYS as SYSDBA Enter password: SYS_password
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog
SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
Enter password: SYS_password
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_040200
次の文を実行します。
BEGIN APEX_INSTANCE_ADMIN.SET_PARAMETER(PARAMETER_NAME, PARAMETER_VALUE); END;
ウォレットのパラメータについては、表2-3を参照してください。
参照: 『Oracle Application Express APIリファレンス』のSET_PARAMETERプロシージャに関するセクション |
ランタイム環境でのウォレット設定を決定するには、次の手順を実行します。
SQL*Plusを起動して、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続します。次に例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog SQL> CONNECT SYS as SYSDBA Enter password: SYS_password
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog
SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
Enter password: SYS_password
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_040200
次の文を実行します。
SELECT
APEX_INSTANCE_ADMIN.GET_PARAMETER(PARAMETER_NAME)
FROM DUAL;
ウォレットのパラメータについては、表2-3を参照してください。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「GET_PARAMETERファンクション」 |
Oracle Application Expressにより、エンド・ユーザーがPDFを含む様々な形式でレポートをダウンロードおよび出力できる機能が提供されます。この機能を設定するには、各ユーザーは次の出力設定を構成する必要があります。
サイト・レベル: インスタンス管理者はこのセクションで説明するように、Oracle Application Expressインスタンス全体に対して機能のレベル(標準または拡張)を指定する必要があります。
アプリケーション・レベル: ワークスペース管理者および開発者は「レポート問合せ」と「レポート・レイアウト」を定義できます。「レポート問合せ」と「レポート・レイアウト」は「共有コンポーネント」に格納され、特定のページには関連がありません。
ページ/リージョン・レベル: 開発者は特定のページの「レポート」リージョンを編集し、レポート出力を有効化できます。つまり、エンド・ユーザーが様々な書式でリージョンを出力できるようになります。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「クラシック・レポート・リージョンの出力属性の構成」を参照してください。
ヒント: Oracle Application ExpressをOracle Database 11gリリース1 (11.1)以上で実行している場合は、レポート出力を使用するためにネットワーク・サービスを有効にする必要があります。『Oracle Application Expressインストレーション・ガイド』のご使用の構成のOracle Database 12cのネットワーク・サービスの有効化に関する説明を参照してください。 |
内容は次のとおりです。
完全開発環境でレポートの出力を構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「レポート出力」までスクロールします。
「プリンタ・サーバー」で次のようにします。
APEX Listener: APEX Listener 2.0以上を使用している場合は、このオプションを選択します。このオプションを使用すると、基本的な出力機能が使用できるようになり、この機能には、Application Expressによって提供されるデフォルトのテンプレートと独自にカスタマイズしたXSL-FOテンプレートを使用したレポート問合せの作成およびレポート・リージョンの出力が含まれます。
注意: APEX Listenerオプションには外部のプリント・サーバーは必要なく、かわりにレポート・データおよびスタイルシートはリスナーにダウンロードされ、リスナーによってPDF形式にレンダリングされてからクライアントに送信されます。この設定のPDFドキュメントはデータベースに戻されないため、APEX Listenerベースの構成を使用している場合、プリントAPIはサポートされません。 |
外部(Apache FOP): 外部J2EEサーバーでApache FOPを使用している場合、このオプションを選択してください。このオプションを使用すると、基本的な出力機能が使用できるようになり、この機能には、Application Expressによって提供されるデフォルトのテンプレートと独自にカスタマイズしたXSL-FOテンプレートを使用したレポート問合せの作成およびレポート・リージョンの出力が含まれます。
Oracle BI Publisher: このオプションには、Oracle BI Publisher (Oracle XML Publisherとも呼ばれる)の有効なライセンスが必要です。このオプションでは、Oracle BI Publisherを使用してレポート問合せの結果を取得したり、それらをXMLからRTF形式に変換することができます。Application Express内でのレポート出力用に、独自にカスタマイズしたRTFまたはXSL-FOのテンプレートをアップロードする場合、このオプションを選択してください。
参照: Oracle BI Publisherのインストールおよび構成の詳細は、「PDF Printing in Application Express」を参照してください。次のWebサイトにアクセスしてください。
|
「外部(Apache FOP)」および「Oracle BI Publisher」には次のオプションが適用されます。
「プリント・サーバーのプロトコル」で、プリント・サーバーが使用するプロトコルを選択します。
「プリント・サーバーのホスト・アドレス」で、プリント・サーバー・エンジンのホスト・アドレスを指定します。
「プリント・サーバー・ポート」で、プリント・サーバー・エンジンのポートを定義します。デフォルトでは、レポート・サーバーのインストール時に8888
に設定されています。
「変更の適用」をクリックします。
ランタイム環境でレポート出力の設定を構成するには、次の手順を実行します。
SQL*Plusを起動して、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続します。次に例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog SQL> CONNECT SYS as SYSDBA Enter password: SYS_password
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog
SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
Enter password: SYS_password
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_040200
次の文を実行します。
BEGIN APEX_INSTANCE_ADMIN.SET_PARAMETER(PARAMETER_NAME, PARAMETER_VALUE); END;
使用可能なパラメータについては、表2-4を参照してください。
表2-4 ランタイム環境でのレポート出力のパラメータ
パラメータ名 | 説明 |
---|---|
|
標準サポートまたは拡張サポートのいずれかを指定します。拡張サポートの場合は、Oracle BI Publisherの使用許諾が必要です。有効な値は、次のとおりです。
|
|
プリント・サーバー変換エンジンのホスト・アドレス( |
|
プリント・サーバー・エンジンのポート( |
|
有効な値は、次のとおりです。
|
|
プリント・サーバー・エンジンのスクリプトを定義します。次に例を示します。 /xmlpserver/convert |
参照: 『Oracle Application Express APIリファレンス』のSET_PARAMETERプロシージャに関するセクション |
ランタイム環境でのレポート出力設定を決定するには、次の手順を実行します。
SQL*Plusを起動して、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続します。次に例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog SQL> CONNECT SYS as SYSDBA Enter password: SYS_password
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog
SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
Enter password: SYS_password
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_040200
次の文を実行します。
SELECT
APEX_INSTANCE_ADMIN.GET_PARAMETER(PARAMETER_NAME)
FROM DUAL;
使用可能なパラメータについては、表2-4を参照してください。
参照: 『Oracle Application Express APIリファレンス』のGET_PARAMETERファンクションに関するセクション |
開発者は、Oracle Application Express開発環境の右上隅にある「ヘルプ」リンクをクリックしてOracle Application Expressのオンライン・ドキュメント・ライブラリにアクセスできます。インスタンス管理者は、「ヘルプのURL」属性を構成することによって、この「ヘルプ」リンクをリダイレクトできます。
Oracle Application Expressの「ヘルプ」リンクの場所を構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「ヘルプ」までスクロールします。
「ヘルプのURL」でURLを編集します。このURLは、ユーザーがOracle Application Express内から「ヘルプ」リンクをクリックすると表示されます。
「変更の適用」をクリックします。
参照: 『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のOracle Application Expressのドキュメントの概要に関する説明 |
インスタンス管理者は、ユーザーが次をリクエストする際に使用可能なワークスペースサイズを構成できます。
新規ワークスペースおよびスキーマ
既存のワークスペースに対する追加領域
ワークスペースサイズ・オプションを構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「新規ワークスペース・リクエスト・サイズ」および「ワークスペース変更リクエスト・サイズ」までスクロールします。次を指定します。
サイズ: サイズ・オプションを変更するデフォルト数を編集します。
表示: ワークスペースサイズの選択リストにすべてのサイズ・オプションを表示するために、「はい」を選択します。
デフォルト: ワークスペースの「記憶域」フィールドに表示するデフォルト値を選択して、リクエストを変更します。
「変更の適用」をクリックします。
インスタンス管理者は、新しいデータベースまたはWebシート・アプリケーションのIDの範囲を制御できます。大規模な複数インスタンスのインストールでID範囲を分けている場合、インスタンス間でワークスペースを容易に移動でき、アプリケーションIDを保持できます。ID範囲を有効化するには、少なくとも「最小ID」を指定する必要があります。
アプリケーションID範囲を構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「アプリケーションID範囲」までスクロールし、次を指定します。
最小ID: データベースIDおよびWebシート・アプリケーションIDの下限範囲を入力します。
最大ID: データベースIDおよびWebシート・アプリケーションIDの最大範囲を入力します。
「変更の適用」をクリックします。
インスタンス管理者は、ユーザーが新規サインアップ・ウィザードを実行するときに、同意書またはアンケートを作成して含めることもできます。
内容は次のとおりです。
ユーザーが新規サービス・サインアップ・ウィザードを実行した際に、インスタンス管理者は、ウィザードがサービス・リクエストを送信する前に、ユーザーが同意書を受諾するように義務づけることができます。
同意書を含めて定義するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「新規サービス・サインアップ・ウィザードの管理」をクリックします。
「同意書を有効化」には、次の項目があります。
はい: ユーザーが新規サインアップ・サービス・ウィザードを実行する際に、定義した同意書を含めます。
いいえ: ユーザーが新規サインアップ・サービス・ウィザードを実行する際に、定義した同意書を含めません。
「同意書テキスト」に同意書のテキストを入力します。
「変更の適用」をクリックします。
インスタンス管理者は、ユーザーが新規サービス・サインアップ・ウィザードの実行時に答えるアンケートの質問を含めることもできます。
アンケートを含めて定義するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「新規サービス・サインアップ・ウィザードの管理」をクリックします。
「アンケートの質問」までスクロールします。
「アンケートを有効化」には、次の項目があります。
はい: ユーザーが新規サインアップ・サービス・ウィザードを実行する際に、定義したアンケートの質問を含めます。
いいえ: ユーザーが新規サインアップ・サービス・ウィザードを実行する際に、定義したアンケートの質問を含めません。
「質問」の下に、質問および回答を入力します。
各質問に対してすべての回答を改行で区切って1つのフィールドに入力します。「前のテキスト」フィールドおよび「後のテキスト」フィールドを使用して、最初と最後のテキストを含めます。
「変更の適用」をクリックします。
アクティブでないワークスペースは、貴重な記憶領域を消費して、システム・パフォーマンスを低下させます。「ワークスペースの消去設定」を有効にすることによって、アクティブでないワークスペースを消去するようにOracle Application Expressを構成できます。
ワークスペースがアクティブでないとみなされると、通知電子メールが各ワークスペース管理者に送信され、特定の日数が経過するとワークスペースが消去されることが示されます。ワークスペース管理者は、組み込まれているリンクにアクセスし、オンラインでの指示に従うことによって、ワークスペースが消去されないようにすることができます。
ワークスペースの消去設定を構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「ワークスペースの消去設定」をクリックします。
「ワークスペースのパージ設定」で、次の設定を行います。
有効: 「はい」を選択すると、ワークスペースの消去プロセスが有効になります。「いいえ」を選択すると、ワークスペースの消去プロセスが無効になります。
言語: アクティブでないワークスペースのワークスペース管理者に送信される電子メール・テキストの言語を選択します。各インスタンスで選択できる言語は1つのみであることに注意してください。
管理電子メール・アドレスのパージ: ワークスペース管理者への電子メールの送信元となる電子メール・アドレス(「送信元」アドレス)を入力します。
サマリーの電子メールを次に送信: カンマ区切りの電子メール・アドレスのリストを入力します。受信者は、消去プロセスの日次電子メール・サマリーを受信します。
パージまでの日数: ワークスペースが物理的に消去されるまでの日数を入力します。たとえば、10
を入力すると、ワークスペースは非アクティブ・リストに追加されてから10日後に消去されます。
何日前にリマインダするか: 消去日の何日前にリマインダの電子メールをワークスペース管理者に送信するかを入力します。リマインダの電子メールの基準は、次のとおりです。
ワークスペースが非アクティブ・リストに存在する
ワークスペースにアクティビティが存在しない
ワークスペース管理者が、電子メール内のリンクにアクセスしてワークスペースが消去されないようにしていない
非アクティブ日: ワークスペースがアクティブでないと分類されるまでの非アクティブな状態の日数を入力します。非アクティブな状態には、ワークスペースへのログインがないこと、ワークスペースでアプリケーションのランタイム・アクティビティがないことが含まれます。
猶予期間(日数): 猶予期間の日数を入力します。猶予期間が開始されるのは、ワークスペース管理者が自身のワークスペースが消去されないように電子メールのリンクをクリックした後です。猶予期間中にアクティビティがないと、ワークスペースは非アクティブなワークスペースのリストに再び追加されます。
最大実行時間(時間): 消去プロセスが1回のワークスペース消去ジョブで実行できる時間を制限する時間数を入力します。
ワークスペースの最大数: 1回のワークスペース消去ジョブで消去されるワークスペースの最大数を入力します。
電子メールの最大数: ワークスペース消去ジョブの実行ごとに送信されるリマインダの電子メールとワークスペースの非アクティブ電子メールの最大数を入力します。
「変更の適用」をクリックします。
インスタンス管理者は、指定されたインスタンス上の指定されたパッケージ・データベース・アプリケーションおよびWebシート・アプリケーションの使用状況を表示できます。たとえば、サンプル・カレンダがインストールされているワークスペースがいくつあるかを確認できます。
内容は次のとおりです。
パッケージ・データベース・アプリケーションのサマリーを表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「共有コンポーネントの管理」で、「パッケージ・データベース・アプリケーション」をクリックします。
「パッケージ・データベース・アプリケーション」ページが表示されます。
ヒント: 「パッケージ・データベース・アプリケーション」ページは、対話モード・レポートとして表示されます。ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の対話モード・レポートのカスタマイズに関するセクションを参照してください。 |
パッケージWebシート・アプリケーションのサマリーを表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「共有コンポーネントの管理」で、「パッケージWebシート・アプリケーション」をクリックします。
「パッケージWebシート・アプリケーション」ページが表示されます。
レポートには、各パッケージ・アプリケーションをインストールするための合計経過時間が表示されます。パッケージ・アプリケーションのログは、最大60日しか保持されないことに注意してください。60日を超えたログは削除されます。
ヒント: 「パッケージWebシート・アプリケーション」ページは、対話モード・レポートとして表示されます。ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の対話モード・レポートのカスタマイズに関するセクションを参照してください。 |
インスタンス管理者は、パッケージ・アプリケーションのインストールの進行状況を表示することができます。
パッケージ・アプリケーションのインストールの進行状況を監視するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「共有コンポーネントの管理」で、「パッケージ・アプリケーションのインストールの監視」をクリックします。
「パッケージ・アプリケーションのインストール」ページが表示されます。上部の「検索」バーを使用して、ページをカスタマイズできます。『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の対話モード・レポートのカスタマイズに関するセクションを参照してください。
レポートには、各パッケージ・アプリケーションをインストールするための合計経過時間が表示されます。ログの詳細を確認するには、「イベント」列の番号をクリックします。
注意: パッケージ・アプリケーションのログは、最大60日間保持されます。60日を超えたログは削除されます。 |
Oracle Application Expressインスタンス全体のテーマ・リポジトリは、インスタンス管理者が管理します。リポジトリに対してテーマを追加または削除できるのは、インスタンス管理者のみです。
作成したパブリック・テーマは、テーマ・リポジトリに追加します。パブリック・テーマは、アプリケーションを作成するとき、または既存のアプリケーションのテーマを作成するときに使用できます。
内容は次のとおりです。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「ワークスペーステーマの管理」 |
テーマをテーマ・リポジトリに追加するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「共有コンポーネントの管理」で、「パブリック・テーマ」をクリックします。
パブリック・テーマ・ページが表示されます。
「作成」を選択します。
「ワークスペース」で、ワークスペースを選択し、「次へ」をクリックします。
「アプリケーション」で、アプリケーションを選択し、「次へ」をクリックします。
「テーマ」で、テーマを選択し、「次へ」をクリックします。
「名前」で、次の内容を指定します。
テーマ番号: ワークスペース内のテーマを一意に識別する番号を入力します。
テーマ名: ワークスペーステーマの名前を入力します。
説明: 説明を入力します。
「次へ」をクリックします。
「パブリック・テーマの作成」をクリックします。
パブリック・テーマを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「共有コンポーネントの管理」で、「パブリック・テーマ」をクリックします。
パブリック・テーマ・ページが表示されます。
削除するテーマを選択します。
「削除」をクリックします。
パブリック・テーマを直接編集することはできません。パブリック・テーマを編集するには、そのテーマを使用して新しいアプリケーションを作成し、それを変更して、テーマ・リポジトリに手動で追加します。
パブリック・テーマを変更するには、次の手順を実行します。
変更するテーマを使用して、アプリケーションを作成します。『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のデータベース・アプリケーションの作成に関する説明を参照してください。
テーマを変更します。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「テーマの編集」を参照してください。
既存のパブリック・テーマを削除します。「テンプレート・アプリケーションの削除」を参照してください。
テーマ・リポジトリに変更したテーマを追加します。「テンプレート・アプリケーション・リポジトリへのアプリケーションの追加」を参照してください。
テーマのエクスポートは、関連するアプリケーション・ファイルのエクスポートと同様の方法で行います。パブリック・テーマをエクスポートするには、次の手順を実行します。
変更するテーマを使用して、アプリケーションを作成します。『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のデータベース・アプリケーションの作成に関する説明を参照してください。
アプリケーションをエクスポートします。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションのエクスポート」を参照してください。
エクスポートされたファイルをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートします。『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のアプリケーション、ページまたはコンポーネント・エクスポートのインポートに関する説明を参照してください。
エクスポートされたファイルをエクスポート・リポジトリからインストールします。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「エクスポート・ファイルのインストール」を参照してください。
Oracle Application Express全体のテンプレート・アプリケーション・リポジトリは、インスタンス管理者が管理します。開発者は、アプリケーションの作成ウィザードを実行して強力なアプリケーションを迅速に作成するときに、テンプレート・アプリケーションを使用できます。
リポジトリに対するテンプレート・アプリケーションの追加または削除は、インスタンス管理者のみが実行できます。テンプレート・アプリケーションを作成するには、最初にアプリケーションをエクスポートしてからテンプレート・アプリケーション・リポジトリに追加する必要があります。
内容は次のとおりです。
参照: 『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のテンプレートからのデータベース・アプリケーションの作成に関するセクション |
テンプレート・アプリケーション・リポジトリにアプリケーションを追加するには、次の手順を実行します。
アプリケーションをエクスポートします。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションのエクスポート」を参照してください。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「共有コンポーネントの管理」で、「テンプレート・アプリケーション」をクリックします。
「テンプレート・アプリケーション」ページが表示されます。
「テンプレート・アプリケーションのロード」を選択します。
「ファイルの指定」で、次の項目を指定します。
ファイルのインポート: 「ファイルを選択」をクリックして、アプリケーションのエクスポート・ファイルを選択します。
ファイル・タイプ: インポートするアプリケーションのエクスポート・ファイルのタイプを選択します(「データベース・アプリケーションのエクスポート」または「Webシート・アプリケーションのエクスポート」)。
ファイルのキャラクタ・セット: インポートするアプリケーションのエクスポート・ファイルのキャラクタ・セットのエンコーディングを選択します。
「次へ」をクリックします。
「アプリケーション詳細」で、次の項目を指定します。
テンプレート・アプリケーション: アプリケーションを示す整数値を指定します。
アプリケーションIDはOracle Application Expressインスタンス内で一意である必要があります。3000から9000の間のアプリケーションIDは、Application Expressにより内部使用向けに予約されています。
名前: 開発者がアプリケーションを識別するための名前を入力します。
別名: 代替の英数字アプリケーション識別子を入力します。アプリケーションIDのかわりに、この識別子を使用できます。
「次へ」をクリックします。
「確認」ページが表示されます。
「作成」をクリックします。
パブリック・アプリケーション・テンプレートを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「共有コンポーネントの管理」で、「テンプレート・アプリケーション」をクリックします。
「テンプレート・アプリケーション」ページが表示されます。
削除するテンプレート・アプリケーションを選択します。
「プロパティの編集」ページが表示されます。
「削除」をクリックします。
「削除の確認」ページが表示されます。
「OK」をクリックします。
テンプレート・アプリケーションのページは直接編集できません。テンプレート・アプリケーションのページを編集するには、そのテンプレート・アプリケーションを使用して新しいアプリケーションを作成し、それを変更してエクスポートし、テンプレート・アプリケーション・リポジトリに手動で追加する必要があります。テンプレート・アプリケーションのプロパティを編集できます。
内容は次のとおりです。
テンプレート・アプリケーションのページを変更するには、次の手順を実行します。
アプリケーション・テンプレートを使用してアプリケーションを作成します。『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のテンプレートからのデータベース・アプリケーションの作成に関する説明を参照してください。
アプリケーションをエクスポートします。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションおよび関連ファイルのエクスポート」を参照してください。
エクスポートしたファイルをテンプレート・アプリケーション・リポジトリにアップロードします。「テンプレート・アプリケーション・リポジトリへのアプリケーションの追加」を参照してください。
テンプレート・アプリケーションのプロパティを変更するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「共有コンポーネントの管理」で、「テンプレート・アプリケーション」をクリックします。
「テンプレート・アプリケーション」ページが表示されます。
変更するアプリケーション・テンプレートを選択します。
「プロパティの編集」ページが表示されます。
テンプレート・アプリケーションのプロパティ(テンプレート・アプリケーション名など)を変更します。詳細は、アイテム・ヘルプを参照してください。
「変更の適用」をクリックします。
セッションは、ページ・ビュー間で永続性(またはステートフルな動作)を確立するために使用される論理的な構成体です。各セッションには、一意のIDが割り当てられ、Application Expressエンジンは、このセッションIDを使用して、各ページ・ビューの前後に、アプリケーションで作業中のデータ・セット(セッション・ステート)を格納および取得します。自動プロセスによって、8時間ごとに、経過時間が24時間を超えたセッションがクリアされます。インスタンス管理者は、セッションを手動で消去することもできます。
インスタンス管理者は、セッション・ステート・ページでセッション・ステートの統計を表示し、セッション・ステートを消去することができます。
内容は次のとおりです。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「セッション・ステートの管理」 |
インスタンス管理者は、セッションを消去する前に、最近のセッション・ページを使用して最近のセッションのリストを表示してから、セッションの詳細にドリルダウンすることができます。
最近のセッションのリストを表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メタデータの管理」で、「セッション・ステート」をクリックします。
セッション・ステート・ページが表示されます。
「最近のセッション(ドリルダウンで詳細を表示)」をクリックします。
最近のセッション・ページでは、次の操作を実行できます。
セッション番号をクリックして、追加の詳細情報を表示します。
「セッションの消去」をクリックして、表示されているセッションを削除します。
インスタンス管理者は、セッションの消去ページを使用して、経過時間別にセッションを消去できます。
経過時間別にセッションを消去するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メタデータの管理」で、「セッション・ステート」をクリックします。
セッション・ステート・ページが表示されます。
「経過時間別にセッションを消去」をクリックします。
セッションの消去ページで、次の項目を指定します。
消去するセッションの最大数
消去するセッションの経過時間
セッション統計のレポートを表示するには、「セッションをカウント」をクリックします。
選択したセッションを消去するには、「セッションの消去」をクリックします。
セッション・ステートの統計ページで、インスタンス管理者は消去前にカレント・セッションの統計を表示できます。
セッション・ステートの統計を表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メタデータの管理」で、「セッション・ステート」をクリックします。
セッション・ステート・ページが表示されます。
「セッション・ステートの統計」を選択します。
「セッションの消去」をクリックして、カレント・セッションを削除します。
インスタンス管理者は、メール・キュー内の電子メール・メッセージ、およびメール・ログを監視することで、アプリケーションから送信された電子メールを管理できます。
メール・キュー内のメッセージを管理するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メタデータの管理」で、「メール・キュー」をクリックします。
メール・キュー・ページが表示されます。
電子メールの送信に問題がある場合(間違った電子メール・アドレスや使用できないメール・サーバーなど)、メール・メッセージは最後に発生したエラーとともにメール・キューに保持されます。その後に試行される電子メールの送信では、送信を試みる間隔が長くなります(1分、2分、4分、8分、16分など)。
次のボタンを使用して、メール・キュー内のメッセージを管理します。
すべてのメールの送信: キュー内のメッセージを送信します。エラーが発生したメッセージに対する計算された遅延が監視されます。
すべてのメールの送信の強制: エラーが発生したメッセージに対する計算された遅延が無視され、キュー内のすべてのメッセージの送信が試行されます。
削除: 選択したメッセージが削除されます。
リセット: ページ区切りがリセットされます。
インスタンス管理者は、現行の開発インスタンス内にインストールされた翻訳言語を表示するページを表示できます。
インストール済の翻訳のリストを表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メタデータの管理」で、「インストール済の翻訳」をクリックします。
インストール済の翻訳ページが表示されます。このページには、言語のリストが表示され、翻訳がロードされたかどうかが示されます。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションのグローバリゼーションの管理」 |
インスタンス管理者は、現在の開発インスタンス内にある対話モード・レポートのサブスクリプションを管理できます。
対話モード・サポートのサブスクリプションを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メタデータの管理」で、「対話モード・レポートのサブスクリプション」をクリックします。
「対話モード・レポートのサブスクリプション」ページが表示されます。
ヒント: 「対話モード・レポートのサブスクリプション」ページは、対話モード・レポートとして表示されます。ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の対話モード・レポートのカスタマイズに関するセクションを参照してください。 |
削除するサブスクリプションを選択して、左にあるチェック・ボックスを選択します。
「チェックした項目の削除」をクリックします。
参照: 『Oracle Application Express APIリファレンス』のREMOVE_SUBSCRIPTIONプロシージャに関する説明 |
インスタンス管理者は、ログ・エントリを削除できます。
内容は次のとおりです。
SQLワークショップ・ログには、SQLコマンドで最近実行されたコマンドおよびスクリプトの履歴が保存されます。
ログ・ファイルのエントリを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「ログとファイルの管理」で、「SQLワークショップ・ログ」をクリックします。
次のいずれかをクリックします。
スクリプト・ファイルの実行ログ・エントリ
SQLコマンド・プロセッサの履歴エントリ
ログをクリーンアップ・ページで、次の操作を実行します。
経過時間ごとにエントリを削除するには、削除するエントリの経過時間を指定して「エントリの削除」をクリックします。
すべてのエントリを削除するには、「ログを切捨て」をクリックします。
参照: 『Oracle Application Express SQLワークショップ・ガイド』のコマンド履歴からのコマンドへのアクセスに関するセクション |
ページ・ビュー・アクティビティ・ログは、アプリケーションでのユーザー・アクティビティを追跡します。開発者は、アプリケーション定義の編集ページの「ロギング」属性を使用してアプリケーション内のロギングを有効にできます。
参照: 『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のアプリケーション定義の編集に関するセクション |
Application Expressエンジンは、2つのログを使用してユーザー・アクティビティを追跡します。いずれの時点でも、いずれかのログがカレントとして指定されています。レンダリングされたページ・ビューごとに、Application Expressエンジンによってログ・ファイルに1つの行が挿入されます。ログの切替えは、ページ・ビュー・アクティビティ・ログ・ページに示された間隔で実行されます。その時点で、Application Expressエンジンによって非カレントのログのすべてのエントリが削除され、そのログがカレントに指定されます。
アクティビティ・ログを手動で切り捨てるには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「ログとファイルの管理」で、「ページ・ビュー・アクティビティ・ログ(切捨てオプションを指定)」をクリックします。
ページ・ビュー・アクティビティ・ログ・ページが表示されます。
「ログを切捨て」をクリックします。
「ログ1を切捨て」または「ログ2を切捨て」をクリックします。
開発者アクティビティ・ログは、個々のワークスペース内のアプリケーションに対する変更を追跡します。経過時間が1か月を超えるログ・エントリは自動的に削除されます。
開発者アクティビティ・ログのエントリを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「ログとファイルの管理」で、「開発者アクティビティ・ログ(エントリの削除オプションを指定)」をクリックします。
開発者アクティビティ・ログ・ページが表示されます。
開発者アクティビティ・ログ・ページで、「管理」をクリックします。
削除するエントリの経過時間を指定して、「エントリの削除」をクリックします。
外部アクセス・ログは、Oracle Application Expressアプリケーションから外部サイトへのアクセスを集計します。この機能は、APEX_UTIL.COUNT_CLICK
プロシージャを使用して実装できます。
アクセス・カウント・ログのエントリを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「ログとファイルの管理」で、「外部アクセス・カウント・ログ(切捨てオプションを指定)」をクリックします。
外部アクセス・カウント・ログ・ページが表示されます。
外部アクセス・カウント・ログ・ページで、「管理」をクリックします。
削除するエントリの経過時間を指定して、「エントリの削除」をクリックします。
参照: Oracle Application Express APIリファレンスの「COUNT_CLICKプロシージャ」 |
この表により、Oracle Application Express環境にアクセスする開発者および管理者と、開発者が利用できる組込みログインAPIを使用しているOracle Application Expressアプリケーションのエンド・ユーザーによる認証イベントが記録されます。古いログ・エントリは、定期的にログ表から削除されます。
ログイン・アクセス・ログを切り捨てるには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「ログとファイルの管理」で、「ログイン・アクセス・ログ」をクリックします。
ログイン・アクセス・ログ・ページが表示されます。
「管理」をクリックします。
ログイン・アクセス・ログの管理ページで、「エントリの削除」をクリックします。
「ログ間隔の管理」ページを使用して、ログ・ファイルのログ情報を保持する最小日数を設定します。
ログ間隔を管理するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「ログとファイルの管理」で、「ログ間隔の管理」をクリックします。
「ログ間隔の管理」ページが表示されます。
ログのタイプごとに、間隔の期間を日数で入力します。
指定可能な最大値は180日で、デフォルトは14日です。ログ情報を長い期間保持することによって、ランタイム・パフォーマンスが低下する場合があります。
「変更の適用」をクリックします。
参照: 『Oracle Application Express APIリファレンス』のSET_LOG_SWITCH_INTERVALプロシージャに関する説明 |
Oracle Application Expressランタイム環境では、本番アプリケーションは実行できますが、管理用のWebインタフェースは提供されません。ランタイム環境にはアプリケーションの実行に必要なパッケージのみしか含まれていないため、ランタイム環境は外部からの攻撃に対して強い環境になります。SQL*PlusおよびAPEX_INSTANCE_ADMIN
APIを使用して、Oracle Application Expressランタイム環境を管理できます。詳細は、『Oracle Application Express APIリファレンス』の「APEX_INSTANCE_ADMIN」を参照してください。
ヒント: Webシートは、Oracle Application Expressランタイム環境ではサポートされていません。 |
エクスポートされたアプリケーションをランタイム環境にインストールするには、次の手順を実行する必要があります。
「ワークスペースのエクスポートおよびインポート」の説明に従って、アプリケーションが開発されたApplication Expressインスタンスからワークスペースをエクスポートします。
SQL*Plusを使用して、ワークスペースをランタイム環境にインポートします。
APEX_040200
、SYS
、SYSTEM
、またはロールAPEX_ADMINISTRATOR_ROLE
が付与されているスキーマとして接続します。
ヒント: APEX_ADMINISTRATOR_ROLE は、別のデータベース・ロールを介さずに、ユーザーに直接付与する必要があります。 |
ワークスペースのインポート・ファイルを実行します。
ワークスペースのエクスポート・ファイルがOracle Application Express 3.2より前のバージョンで作成されている場合、APEX_040200
として接続する必要があります。
SQL*Plusを使用して、アプリケーションをエクスポートし、ランタイム環境にインポートします。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションおよび関連ファイルのエクスポート」を参照してください。
インスタンス管理者は、ログイン・メッセージおよびシステム・メッセージを作成することで、Oracle Application Expressインスタンス内のすべてのユーザーに連絡できます。通常、管理者はログイン・メッセージとシステム・メッセージ(プライバシに関する通知やアクセス制限など)を併用して、すべてのシステム・ユーザーに連絡できます。
内容は次のとおりです。
ログイン・メッセージは、Oracle Application Expressのログイン・ページに表示されます。インスタンス管理者は、メッセージ・ページの「ログイン・メッセージ」セクションを使用して、ログイン・メッセージを作成できます。
ログイン・メッセージを作成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メッセージ」で、「ログイン・メッセージの定義」をクリックします。
「メッセージ」にメッセージを入力します。メッセージには任意のテキストおよびHTML形式(オプション)を含めることができます。
「変更の適用」をクリックします。
ログイン・メッセージを無効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メッセージ」で、「ログイン・メッセージの定義」をクリックします。
「ログイン・メッセージ」で、「メッセージはありません」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
システム・メッセージは、ワークスペースのホームページ、アプリケーション・ビルダーのホームページ、アプリケーションのホームページ、SQLワークショップのホームページおよびOracle Application Expressのユーティリティ・ページで表示されます。
インスタンス管理者は、メッセージ・ページの「システム・メッセージ」セクションを使用してシステム・メッセージを作成できます。
ヒント: システム・メッセージの設定ページには、「インスタンス管理」ホームページで「システム・メッセージの編集」アイコンをクリックすることでもアクセスできます。 |
システム・メッセージを作成するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メッセージ」で、「システム・メッセージの定義」をクリックします。
「システム・メッセージ」で「カスタム・メッセージ」を選択します。
「メッセージ」にメッセージを入力します。メッセージには任意のテキストおよびHTML形式(オプション)を含めることができます。
「変更の適用」をクリックします。
システム・メッセージを無効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メッセージ」で、「システム・メッセージの定義」をクリックします。
「システム・メッセージ」で「メッセージはありません」を選択します。
「変更の適用」をクリックします。
「サイト固有のタスク」リストはワークスペースのホームページまたはログイン・ページに表示されるリンクのリストです。リンクが定義されている場合、「サイト固有のタスク」リージョンが表示されます。サイト固有のタスクが定義されていない場合、このリージョンは表示されません。この機能を使用して、インスタンス管理者は開発インスタンス全体に対して、ワークスペースのホームページをカスタマイズできます。一般的に「サイト固有のタスク」リストは、トレーニング、ディスカッション・フォーラム、ユーザー・フィードバックなどに関するアプリケーションへのリンクに使用されます。
内容は次のとおりです。
「サイト固有のタスク」リストに新しいタスクを追加するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メッセージ」で、「サイト固有のタスク」をクリックします。
「サイト固有のタスク」ページが表示されます。
新しいリンクを作成するには、「作成」をクリックします。
サイト固有のタスクの作成/編集ページでは、次を指定できます。
表示順序: リスト内でのこのタスクの相対順序を指定します。
表示位置: このタスクが表示されるページ(ワークスペースログイン・ページまたはワークスペースホームページ)を指定します。
タスク名: このタスクの名前を入力します。
タスク・リンク: 相対URL(f?p
構文の使用など)または絶対URL(http://otn.oracle.com
など)を使用して、このタスクのリンク・ターゲットを入力します。
表示: 「タスク・リンク」を表示するには、「はい」を選択します。
「作成」をクリックします。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「f?p構文を使用したページのリンク」 |
既存のタスクを編集するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メッセージ」で、「サイト固有のタスク」をクリックします。
「サイト固有のタスク」ページが表示されます。
タスク名を選択します。
サイト固有のタスクの作成/編集ページで、該当する属性を編集します。
「変更の適用」をクリックします。
既存のタスクを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メッセージ」で、「サイト固有のタスク」をクリックします。
「サイト固有のタスク」ページが表示されます。
タスク名を選択します。
「削除」をクリックします。
インスタンス管理者は、サインアップ・ウィザードにサインアップ同意書およびアンケートの質問と回答を表示するかどうかを指定できます。
内容は次のとおりです。
インスタンス管理者として、新規サービス・サインアップ・ウィザードがリクエストを送信する前に、ユーザーが同意書を受諾するように要求することができます。また、ユーザーが新規サービス・サインアップ・ウィザードを実行する際に、アンケートを含むこともできます。
新規サービス・サインアップ・ウィザードを管理するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「セルフ・サービス・サインアップ」で、「新規サービス・サインアップ・ウィザードの管理」をクリックします。
「アンケートをサインアップ」ページが表示されます。
「同意書」で、次の選択を行います。
同意書を有効化: 「はい」を選択すると、新規サービス・サインアップ・ウィザードで表示された同意書が表示されます。それ以外の場合は、「いいえ」を選択します。
同意書テキスト: 同意書のテキストを入力します。
「アンケートの質問」で、次の選択を行います。
アンケートを有効化: 「はい」を選択すると、新規サービス・サインアップ・ウィザードで表示されたアンケートの質問が表示されます。それ以外の場合は、「いいえ」を選択します。
質問: アンケートのテキストを入力します。
回答: 各質問に対するすべての回答を(改行で区切って)同じフィールドに入力します。各質問に対して、任意の数の回答することができます。
前のテキスト: アンケートの質問の前に表示するテキストを入力します。
後のテキスト: アンケートの質問の後に表示するテキストを入力します。
「変更の適用」をクリックします。
新規サービス・サインアップ・ウィザードを実行するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「セルフ・サービス・サインアップ」で、「新規サービス・サインアップ・ウィザードの実行」をクリックします。
「セルフ・サービス・サインアップ」ウィザードの最初のページが表示されます。