この章の内容は次のとおりです。
Oracle Application Expressリリース4.2の『Oracle Application Expressエンド・ユーザー・ガイド』の変更点は次のとおりです。
このリリースの新機能は次のとおりです。
Webシート
ツールバー・メニューの拡張
既存のツールバー・メニュー・オプションが移動され、レポート用に新しいオプションが追加されました。これらの変更は、ユーザーがWebシート内でのナビゲートをより簡単、効率的、直観的に行うことができるように設計されています。
「Webシートの使用」を参照してください。
データ・グリッドへの直接リンク
より簡単にアクセスできるように公開したり、電子メールで送信できるデータ・グリッドまたはデータ・グリッド行(フォーム・ビュー)を編集するためにリンクを直接利用する機能をユーザーに提供します。
「データ・グリッドへのブックマーク・リンクの作成」を参照してください。
対話モード・レポート
最新の対話モード・レポート
すべての対話モード・レポートで、使いやすさが向上するよう最新のユーザー・インタフェースが使用されています。
日付列で使用可能な等号(=)演算子
ユーザーは、等号(=)演算子を使用して特定の日付でフィルタ処理できます。
「対話モード・レポートの使用」を参照してください。
データのアップロード
列の別名の指定
エンド・ユーザーが表の列名を把握している必要がなくなるように、開発者はアップロードする列に別名を定義できます。表の列名は、エンド・ユーザーが誤解したり混乱することがあります(特に参照が定義されている列の場合、たとえば、DEPTNO
ではなく、ユーザーが部門名をアップロードする必要がある場合など)。
参照キーの改善
1つの列の参照のみを許可して数値を戻すのではなく、3つの列を指定して任意のデータ型の参照値を特定できるように改善されました。これは、参照表に複数の部分キーが含まれる場合に、値を一意に識別するために必要です。
トランスフォーメーション・ルールの拡張
様々なキャラクタ・セットでデータをアップロードするユーザーに対して、ファイルの作成に使用するキャラクタ・セットを指定して、ファイルを正しく更新できるようになりました。
同時実行性の確保
開発者は、同時実行用の列を定義できます(これは、エンド・ユーザーがアップロード・プロセスを開始してから、更新中のデータが変更されていないことを保証するために使用されます)。この機能は、定期的に更新される表にエンド・ユーザーがレコードをアップロードする場合に重要です。
「データのアップロードについて」を参照してください。
このリリースでの追加変更は次のとおりです。
すべての内容は、新機能に合わせて更新されました。
Oracle Application Expressリリース4.2のユーザー・インタフェースの機能拡張に対応するように、スクリーン・キャプチャおよびグラフィックが追加されています。