クラスタ内の特定のノード上でOracle Automatic Storage Management(Oracle ASM)の整合性をチェックするには、cluvfy comp asm
コンポーネント検証コマンドを使用します。このチェックでは、指定ノードのOracle ASMインスタンスが同じOracleホームから実行されていること、およびasmlib
が存在する場合は、これが有効なバージョンであり、所有権を持つことが確認されます。
表A-4 cluvfy comp asmコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-n node_list
|
検証を行う非ドメイン修飾ノード名のカンマ区切りリストです。 このオプションを指定しない場合、CVUは、ローカル・ノードのみをチェックします。 |
-verbose |
CVUは詳細な出力を表示します。 |
すべてのノードのOracle ASMの整合性の検証
クラスタのすべてのノードのOracle ASMの整合性を検証するには、次のコマンドを使用します。
cluvfy comp asm –n all
このコマンドを実行すると、次のような出力が生成されます。
Verifying ASM Integrity Task ASM Integrity check started... Starting check to see if ASM is running on all cluster nodes... ASM Running check passed. ASM is running on all specified nodes Starting Disk Groups check to see if at least one Disk Group configured... Disk Group Check passed. At least one Disk Group configured Task ASM Integrity check passed... Verification of ASM Integrity was successful.