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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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crsctl eval add serverpool

システムを変更せずにサーバー・プールの追加の影響を予測するには、crsctl eval add serverpoolコマンドを使用します。このコマンドはクラスタ管理者にとって役に立つ場合があります。

関連項目:

サーバー・プールおよびサーバー・プール属性の詳細は、サーバー・プールの動作方法を参照してください。

構文

crsctl eval add serverpool server_pool_name [-file file_path | -attr "attr_name=attr_value
    [,attr_name=attr_value[,...]]" [-admin [-l level [-x] [-a]] [-f]

パラメータ

表E-38 crsctl eval add serverpoolコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
server_pool_name

短く、わかりやすいサーバー・プール名。

-file file_path

サーバー・プールを定義する属性ファイルへの完全修飾されたパス。

attribute_name

サーバー・プールを管理するのにOracle Clusterwareが使用するサーバー・プール属性の名前で、前に-attrフラグを付けます。使用可能な属性名は次のとおりです。

  • IMPORTANCE

  • MIN_SIZE

  • MAX_SIZE

  • SERVER_NAMES

  • PARENT_POOLS

  • EXCLUSIVE_POOLS

  • ACL

attribute_value

サーバー・プール属性の値。

注意: attribute_nameパラメータおよびattribute_valueパラメータは、カンマで区切って二重引用符("")で囲む必要があります。次に例を示します。

-attr "MAX_SIZE=30,IMPORTANCE=3"
-admin [-l level] [-x] [-a]

このパラメータを指定する場合、CRSCTLではクラスタ管理者用に出力が表示されます。

-lパラメータを指定する場合、次の3つの出力レベルのいずれかを選択できます。

  • serverpools: 1つのサーバー・プールで実行されているサーバーに出力を制限します

  • resources: サーバー・プールのサーバーで実行されているリソースに出力を制限します

  • all: 利用可能なすべての出力が表示されます

-xパラメータを指定する場合、CRSCTLでは差異が表示されます。

-aパラメータを指定する場合、CRSCTLではすべてのリソースが表示されます。

注意: -l-x-aパラメータのいずれか、またはこの3つのなんらかの組合せを指定するには、-adminパラメータを指定する必要があります。

-f

このパラメータを指定する場合、CRSCTLではサーバー・プールを強制的に追加する影響が予測されます。