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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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crsctl start testdns

指定したIPアドレスおよびポートでリスニングするテストDNSサーバーを起動するには、crsctl start testdnsコマンドを使用します。テストDNSサーバーは、受信したパケットを表示しますが、受信パケットに応答することはありません。通常、このコマンドは、ドメイン転送がGNSドメイン用に正しく設定されていることを確認するために使用します。

構文

crsctl start testdns [-address address [-port port]] [-once] [-v]

パラメータ

表E-63 crsctl start testdnsコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
-address address

サーバー・アドレスをIP_address/netmask [/interface_name]の書式で指定します。

-port port

サーバーがリスニングするポート。ポートを指定しないと、デフォルトのポート53が使用されます。

-once

DNSサーバーが1つのDNS問合せパケットを受信した後に終了する必要がある場合、このフラグを指定します。

-v

詳細な出力。

ローカル・サーバーでテストDNSサーバーを起動するには、次のようなコマンドを実行します。

$ crsctl start testdns -address 192.168.29.218 -port 63 -v