このリリースの新機能は次のとおりです。
関連項目:
Oracle Database 12cの機能の詳細は、『Oracle Database新機能ガイド』を参照してください。
高速ホーム・プロビジョニング
高速ホーム・プロビジョニングでは、事前作成済のソフトウェア・ホームのカタログに格納されたイメージに基づいてOracleホームをデプロイできます。
関連項目:
詳細は、「高速ホーム・プロビジョニング」を参照してください。
Oracle Database QoS管理をアクティブにする必要がないメモリー・ガード
このリリースでは、Oracle Databaseサービスのクオリティ管理(Oracle Database QoS管理)を使用するかどうかに関係なく、メモリー・ガードがデフォルトで有効化されています。メモリー・ガードはノードのメモリー不足を検出し、既存のワークロードが縮小してメモリーが解放されるまで、新しいセッションを他のインスタンスに送ります。ノードの空きメモリーが増えると、自動的にサービスが再び新しい接続を受け入れられるようになります。
Oracle Clusterwareでの診断能力フレームワークのサポート
診断能力フレームワークによって、Oracle製品が診断データの格納と分析に際して標準化かつ簡易化された方法を使用できるようになります。
関連項目:
詳細は、「Oracle Clusterwareの診断およびアラート・ログ・データ」を参照してください。
Oracleトレース・ファイル・アナライザ・コレクタ
Oracleトレース・ファイル・アナライザ(TFA)コレクタは、Oracle Clusterware、Oracle Grid InfrastructureおよびOracle Real Application Clusters (Oracle RAC)システムの診断データ収集を簡素化し、診断を収集するためのユーティリティです。
関連項目:
詳細は、「Oracleトレース・ファイル・アナライザ・コレクタ」を参照してください
グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリの自動インストール
グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリは、Oracle Grid Infrastructure 12cリリース1 (12.1.0.2)では自動的にインストールされます。グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリによって、クラスタ状態モニター、Oracle Database QoS管理、高速ホーム・プロビジョニングなどの機能が有効化され、過去のパフォーマンスや問題の診断を簡単に表示できる履歴メトリック・リポジトリが提供されます。この機能はOracle Enterprise Manager Cloud Controlに完全に組み込まれており、シームレスに管理できます。