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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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crsctl eval modify serverpool

システムを変更せずにサーバー・プールの変更の影響を予測するには、crsctl eval modify serverpoolコマンドを使用します。このコマンドはクラスタ管理者にとって役に立つ場合があります。

構文

crsctl eval modify serverpool server_pool_name {-file file_path
   | -attr "attr_name=attr_value [,attr_name=attr_value[, ...]]"}
   [-f] [-admin [-l level [-x] [-a]]

パラメータ

関連項目:

-attrパラメータの詳細は、「crsctl modify serverpool」を参照してください

表E-41 crsctl eval modify serverpoolコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
server_pool_name

変更するサーバー・プールの名前。

-f

このパラメータを指定する場合、CRSCTLではサーバー・プールを強制的に変更する影響が予測されます。

-admin [-l level] [-x] [-a]

このパラメータを指定する場合、CRSCTLではクラスタ管理者用に出力が表示されます。

-lパラメータを指定する場合、次の3つの出力レベルのいずれかを選択できます。

  • serverpools: 1つのサーバー・プールで実行されているサーバーに出力を制限します

  • resources: サーバー・プールのサーバーで実行されているリソースに出力を制限します

  • all: 利用可能なすべての出力が表示されます

-xパラメータを指定する場合、CRSCTLでは差異が表示されます。

-aパラメータを指定する場合、CRSCTLではすべてのリソースが表示されます。

注意: -l-x-aパラメータのいずれか、またはこの3つのなんらかの組合せを指定するには、-adminパラメータを指定する必要があります。

関連項目:

サーバー・プールおよびサーバー・プール属性の詳細は、サーバー・プールの動作方法を参照してください。

使用上の注意

  • server_pool_nameパラメータは必須です。

  • 属性名/値ペアの属性値にカンマが含まれる場合、値は一重引用符('')で囲む必要があります。次に例を示します。

    "START_DEPENDENCIES='hard(res1,res2,res3)'"
    
  • このコマンドを実行すると、新しい構成に適合するように、Oracle Clusterwareによって他のサーバーがサーバー・プール間で再配置されることがあります。

  • oraで始まる名前を持つサーバー・プールはOracleのサーバー・プールであるため、これらのサーバー・プールにはこのコマンドを使用しないでください。

  • このコマンドはどの環境でも使用できますが、Oracle RAC環境でのみ役立ちます。